2015 弥生賞

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弥生賞(2015)見解

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春のトライアルがメインの開催初週はドエライことが連発したが、今週は今週で、先週に引き続き雨予報の週末。
土曜日の雨量もさることながら、それに左右されそうな3歳馬の本質的な雨馬場適性を見極めるのはとても難しい作業になる。

当日は降るかどうか微妙らしいが、中間も降っているし、軽い馬場状態は期待できない。その点を加味して取捨選択していった結果、重賞馬は重賞馬でも、近10年で一定数のクラシックホースを送り込んでいるレースの勝ち馬に着目することになった。
ブライトエンブレムと、名は変わったが、その本質はより皐月賞に近づいたホープフルSの勝者・シャイニングレイの少なくとも見えている雨馬場への適応力を重視する。

本命はブライトエンブレム。ある意味で、ここでの見せ場の作り方が、今後への可能性を大きく左右する「メンバー屈指の重巧者」としての立ち位置も含めて、鞍上の今後も考えるとここで惨敗してはいられないように思う。
札幌2歳Sの勝者は、10年で2勝3着1回。勝った2頭は、その後大舞台で強烈なパフォーマンスを見せている。
その上、弥生賞に出てきた札幌2歳Sの勝ち馬が4頭いて、消えたのがオールアズワン(8着)のみというのも優秀。季節柄、ほとんど北海道の洋芝と似たような馬場の作りになるから、レースレベルとそれとの間隔が恐らくは絶妙なのだろうと想像できる。

加えて、父と母双方がGⅠ馬であり、東京2400戦がたまたま時計を要する馬場で、共にそこでは好走しているのはかなり強気になれる要素である。
父ネオユニヴァース産駒の渋った馬場への適応力を今更疑うことはないのだが、母ブライトエンブレムにしても、ローズSが休み明けの重馬場で大分走らなかった印象があるから、息仔の阪神戦での内容と合わせて先入観を増幅させてしまう部分は仕方ないにしても、恐らく不適だったろう稍重のオークスで、母は4着と好走している。
東京の新馬勝ちの時も、結局悪い馬場だった。少なくとも…、これだけは間違いないが、論拠を補強する材料はいっぱいあるということだ。

対抗にしたシャイニングレイも、両親ともこの時期の重賞で好走しているし、まずよほどの馬場にならない限りは問題なしだろう。そもそも、先行馬というのはあまり馬場差を考慮しなくてもいい場合が多い。
ただし、これだけはわからない。
「2000Mの鬼」

重賞馬7頭という組み合わせで、ある程度トライアルからガッツリ叩き合うと、案外本番並みの底力を求められて、本質的な部分が露わになることが想定される。
ジャストフォーユーが逃げて、シャイニングレイが続き、誰かがそれに鈴をつけに行く流れは想定できても、本当に底力の要求される2000M戦で、思わぬ才能の目覚めをみる未完の男の走りに、実力馬たちが翻弄されることはよくある。
それはサトノクラウンかトーセンバジルか、はたまたマイル重賞の勝ち馬なのか…。
個人的には、シャイニングレイと同じクロフネの血を持つクラリティスカイには可能性を感じるが、3番手は素直にトーセンバジルにして、サトノクラウンはまだよくわからないから、あえて完全に消しの方向で、レース後の分析対象としたい。



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