2015ラジオNIKKEI賞

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ラジオNIKKEI賞(2015)見解

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最初から判っていたことだが、このレースのハンデキャップは、明らかに実力を反映していない。
上がり馬が必ず勝つわけではないが、上のハンデより、下の方に評価された2勝以内の馬がやたらと軽い斤量で出てこれるから、簡単に重賞を勝てる仕組みになっている。
理屈は、凱旋門賞と同じと言えば同じ。
おかげで、実績馬のためのレースにならないから、その連対実績でさえ斤量増の理由になってしまうので、06年以降のこのレースを制した馬に、中距離オープン3着以内の実績があった者は1頭もいない。

キャンベルジュニア。堀厩舎。実質斤量1kgもらいも、ロックドゥカンブの時のように、完全なる南半球産馬へのアドヴァンテージではなく、3歳戦でのみ走っている馬に平等に課せられる最低の負担重量。
だから、特別に買えるものがあるというほど、どうしても推したくなる馬ではない。様子見くらいに押さえておく必要はあるだろうが。

アンビシャス。3勝馬、斤量56.5。
どう見ても格上だから、異常に人気を集めない限りは、簡単に負ける理由が見つけられない以上、切るわけにはいかない。
小回りは?気持ち渋った馬場は?
高速馬場になっても不思議じゃない開幕週の競馬だから、昨年のような雨予報が少しでも外れる展開だと、今年は良馬場になりそうな状況でもあるわけで、ディープも前に勝っているし…。
罠がないことの方が罠なのか。無視しようがない分、始末が悪い、とは言いすぎか。
ちなみに、ソングオブウインドもスクリーンヒーローも、ストロングリターンまでもが、あとからして思えば、格では少なくとも同等以下の馬に完敗している。

昔はここから出世した馬や、ここでダービーの後始末をきっちりつける実績馬もいたが、今はそうも簡単にはいかない。
普通の斤量なら買える。中距離以上の競馬は充実しているこの世代のこと。例年通りに上がり馬に期待するのが常道と言える。

妙に2歳世代で元気なダイワメジャー産駒のロジチャリスは、初の古馬のレースに休み明けで出てきて、2番人気の評価以上に強い内容で2勝目を挙げているので前2者と同等以上の評価は与えられるだろう。

前走比28kgの激増で、初のマイル戦で圧勝。
デビューはアヴニールマルシェが勝った6月の東京1800戦。
2戦目勝ち上がりから、オープンで茶を濁して、一息入れた後のこの流れ。ここも勝ち切ってしまえば、それこそドゥラメンテにも見倣ってほしい姿となるのだが。

ブラックホークの一族で、母父はロックオブジブラルタル。総じて、2000M以下で底力を発揮するタイプだろう。まあ、負けても次があるし…。
ちょっと元気さを取り戻してほしい大野騎手へのエールを込めて、国枝厩舎のプライドもここらで見せてもらいたい。
ロジチャリスは厩舎の期待馬だったはず。潮目が変わった競馬界の流れを、いち早くつかめれば、このダービーと縁の深い勝負服は、通行手形として大いに使える。



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