産経大阪杯 GⅠ昇格

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期待と不安

読了までの目安時間:約 3分

 

メジロライアンの大往生の知らせの後、今後の日本競馬界のGⅠの在り方に、想像以上の変質も推測される産経大阪杯の来季からのGⅠ昇格検討中の報が入った。

高松宮記念とクラシック第一弾の桜花賞の間に空白があって、それを埋め合わせるには十分な超GⅡ戦が変化することの意味。
レース名はともかく、今後世界へと羽ばたく日本のエース級古馬にとっての前哨戦的意味合いが、より色濃く、適度に勝負気配が増すことによるハイレベルなマッチアップが、毎年繰り広げられることくらいは誰にでも想像がつく。

でも、正直言って、前哨戦としての位置づけがあるから、産経大阪杯を使う陣営が多いというのが本音だろう。
これが本番となれば、ローテーションが変わる。

幸運なことに、いや、再整備と同時に、元あった格に相応しいレースレベルになりやすい、多元化された海外を含めた目標競走の選定により、また各陣営の選択肢が増えたという面の長所は、間違いなく認められるところだろう。

ただし、夏に使わない馬は多くても、冬は全てオーバーフォールに充てるという陣営は、ほとんどいない。
そのため、一時期様々物議を醸して、結局、みんな前哨戦を使ってから出るようになった春秋のスプリントGⅠような展開というよりは、路線の性質上、秋天的扱いになると思われる。
毎日王冠、京都大賞典と実質同格の扱いになるという意味で、京都記念や中山記念のようなポジションで、かつ、ソフトな仕上げでも、どんな脚質の馬であっても走りやすい競走だから、頭数は揃うはず。

これで一つ確信を持ったのは、暮れの中山の2歳2000M重賞・ホープフルSのGⅠ格上げもほぼ同質の検討事項となり、それと繋がる東スポ杯や京都2歳Sの格上げも近いということ。

現段階では、日本最高賞金のスーパーGⅡとしてのマイナーチェンジが妥当で、多方面に向けた優先出走権の枠を、上位3頭ほどに与え、その中で、海外のレースに向けた足慣らしになる点に変化はないように思う。
新潟大賞典の格上げ&別定戦化か春天の直後くらいの京都に新設重賞でも作れば、全体のバランスも整う。
主催者の采配はいかに。
 
 

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