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地盤沈下<秋GⅠの懸念>

読了までの目安時間:約 3分

 

時計<06~15年の前半5F最速/最遅/平均>
天皇賞(秋) 11・56.5秒/13・60.7秒/Av.59.0秒
ジャパンC  14・59.6秒/13・62.4秒/Av.60.6秒
有馬記念  09・58.4秒/11・63.6秒/Av.60.9秒
レースの上がりは、押しなべて34秒台が平均だから、この辺りの数的分野の変遷は、昔の馬より必然的にスピード能力が増しているので、結局は今の馬の方が強いということになる。

でも、何となく弱くなった印象がある。
秋天のここ3年のテンの流れは、平均より1秒以上遅い。
今や長距離カテゴリーのあとの2戦は、ハイペースの減少傾向が顕著で、軽い競馬が増えた。

騎手<前年までの上位3着までの騎手を、着順に合わせ3、2、1点をつけ、トップスリーを列挙>
天皇賞(秋) 武豊8 (安藤勝)7 横山典5
ジャパンC 岩田康12 武豊7 スミヨン・ムーア・池添5
有馬記念 池添9 (安藤勝)6 デムーロ4

いい馬に跨る機会の多かった岩田、池添両騎手が、キャリアに伴う技量に見合った結果を残し、あとは、相変わらずのメンバー。
この辺で大きな変化はないと言える。

GⅠ未勝利馬
格の順に、最低の実績で制した近10年のある意味ワーストの馬を挙げると、
天皇賞(秋) スピルバーグ<メイS(OP)>
ジャパンC スクリーンヒーロー<アルゼンチン共和国杯(GⅡ)>
有馬記念 ゴールドアクター<アルゼンチン共和国杯(GⅡ)>

秋の天皇賞は、ジャスタウェイ(アーリントンC)、カンパニー(GⅡ4勝)などGⅠ未勝利馬が昔からよく勝つ印象はあるが、JC、有馬で近年の非GⅠ馬の制覇は、あとはマツリダゴッホ(GⅡ2勝)だけ。
JCが門戸の狭いGⅠであることは、しっかりと国際競走と機能していた20世紀から変わらない。
有馬記念にメンバーが集まるのも昔から変わらないし、変化は少ないように思うが、GⅠ非連対馬勝利は、過去20年でもここに挙げた馬のみ。

尻すぼみになってきたのだろうか。
最初は強い馬が減ったが、今は変に格下の馬が減って、本当にどの馬にもチャンスがある。
東京2戦は、特にその傾向だ。


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