血統コラム

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色違いの個性

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先週までの中央競馬で重賞レースは13戦行われ、直系<父系>という概念を用いてレース結果を分析すると、サンデーサイレンス、ミスタープロスペクターら大種牡馬2頭だけで、ほぼ全ての説明が可能だ。
ただ、それでは各々の個性を血統からは証明できない。

そこで、
・エアスピネル、ライジングリーズン、マキシマムドパリ、グレンツェント、タンタアレグリア、ダンスディレクター、アメリカズカップ<SSとMPの組み合わせ>
・キョウヘイ、カフジテイク<同系配合>
・ツクバアズマオー<サンプル多数のサンデー×ND系>
らを除外したのだが、もう3頭だけになってしまった。

彼らの走りの理由は、ちょっと複雑なものがあるようで、案外一点突破できる確たる勝因があった。

コマノインパルス
バゴ×フジキセキ<ヘイロー5×4等>
父はアルマームード系で、孫のヘイローも含まれる特異な血統だから、ヘイローのクロスの持つ強さのイメージは、見た目以上に強い。
コマノインパルス自身はリンデンリリーが3代母という、オグリキャップと同じシュリリー系の出身。
京成杯のような競馬が似合う、豪快な競馬ができるバックボーンがある。

ミッキーロケット
キングカメハメハ×ピヴォタル<MP3×5等>
ノーザンダンサー系とミスプロ系の単純な組み合わせが4代続いている。
サンデーがなくてもスピードは足りるが、モタモタする印象は戦績を見るまでもない。
サンデーの入っていないミスプロ系らしく、鋭さの不足を露呈するように、高速決着の皐月賞惨敗、道悪4戦パーフェクト連対という結果は、いかにもである。

ブラックスピネル
タニノギムレット×アグネスデジタル<ヘイルT4×5>
瞬発力の源は、母モルガナイトの母父サンデーサイレンス。ギムレットもBTでは反応がいい方の馬で、ヘイルクロスは外国で言うところのNDクロスと同義。
スピード能力をどう繰り出すかという時に、この馬の場合は決め手比べの超瞬発力で能力全開になるようだ。
今年好調のサンデー×MPの影響もあって、東京新聞杯はその2頭がブラックスピネルに続いて入線した。


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