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ディープとサマー2000シリーズ

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大跳びの馬が多いディープ産駒だからなのか、得意とする阪神や京都の外回りとは求められる能力がかなり異なるローカル2000Mは、ちょっと鬼門である。

新潟や高速決着の多い小倉では、それ相応の結果を残してきたが、北海道の2場や福島では、あまりパッとしない。
まあ、A級馬があまり出てこないことも影響しているのだろう。
札幌記念はハープスターとディサイファで既に勝っている。
昨年の七夕賞で、アルバートドックが厳しい条件を覆す快走で初勝利を挙げたら、早速連勝である。

近年では、トニービンやサンデーサイレンスしか達成していない「夏の2000重賞完全制覇」は、同一馬ではハンディキャップ競走ばかりなので不可能に近いミッションとなるが、同じように、実質兄弟馬の同一産駒でもそれは難しいのである。
詰まる所、サマーシリーズの開始された12年間で、ようやくリーチを賭けた種牡馬が、満を持して登場のディープインパクトだった。

芝のGⅠで産駒がまだ制していないのは、一番長い春の天皇賞<2着1回、3着1回>と、出走頭数そのものが限られる1200Mの春秋タイトルの3つだけ。
あとはNHKマイルC以外全て、複数回勝利しているという記録がある。
真ん中も真ん中の2000M重賞に関しては、産駒デビュー8年で年5勝ペース。
取りこぼしがあるのは、中京2レースと中山、福島と函館記念なのだ。
ひと癖あるとされるコースばかりで、こちらも複数勝利の記録が目立つが、もしかすると、1800Mなんかより、適性のある馬が少ないのかとも思ったが、傾向は似たようなもの。

ただ、3着以内好走率が異常に低い函館記念は、9場2000M重賞制覇を達成している産駒成績に対して、2、3着1回ずつだけの脅威の逆噴射状態。
今年、洋芝実績のある2頭が登場し、期待もあったものの生憎の大雨で、5、6着に止まった。
斤量面にアドヴァンテージがあったことで、雨が降らなければ…、という言い訳はできそうなものだが、一方はGⅠ馬なのだから、何とかしなければいけなかった。
高速馬場で最大のチャンスを逃してしまったから、今後も…。



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