2017年古馬王道路線総括

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2017年 古馬王道路線総括

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寝ても覚めてもキタサンブラック。最初と最後はキタサンブラック。

天皇賞はキタサンブラック。

宝塚以外はみんなキタサンブラックのレースであった。

例外の2戦は、同期の成長ゆっくりだった馬の勝利。

ねじ伏せられたり、つつかれたり。

やはり、そこにはいつもキタサンブラックがいた。

大阪杯以来の競馬も、雨馬場濃厚で相手が疲れていることも必至の宝塚記念は、世界のムーアを屈服させたアジア育ちの英愛パワフル配合馬・サトノクラウンのミルコマジック炸裂の一戦。

抵抗される前に、抵抗を受け入れていたよう鞍上の判断があったブラックは、騎手の言ううとおりに大人しく、今後のための準備に早くも入ったレースになった。

もう一つは、自分が得意な舞台は長い距離だと思っていたシュヴァルグランが、初めて真っ向東京の2400で、豪州のハンサムガイ・ボウマンを背に完璧すぎる対抗馬の競馬で、不良のダメージ残る、体も余裕残しの本命馬を叩いたジャパンC。

自分の流れは作り出せたようで、万全もなければ、思ったより鞍上が手掛けた意外と距離をこなせるディープ・ディサイファのマークのなどが厳しく、乗り切ることまではできなかった。

ただし、このJCに関しては、牡馬が2年連続で連対はほぼほぼ不可能の傾向において、しっかりと正攻法で2年連続人気で好走しているから、もはや、結果を受け入れるのも容易い状況であった。

落鉄という敗因には関係なさそうな要素も、返って、それもツキが残っていることの証だったか。

番手から抜け出し

4角手前、流れ無視の先頭

出遅れ→内々追走→誰も取らない内から直線入り口先頭

楽々マイペースの逃げ切り

そのどれもが、キタサンブラックのリズムだったあとの4戦。

最後が一番楽というのは、それだけライバルがパワーアップしながら、一発で自分を出し切ったことの証明ともなる。

何度も負かした馬に負けるのは、先行型特有の特徴。

故に、最も流れと出る枠が全ての結果の理由になる有馬記念で、自分らしさを出し切ったことは、馬自身が成長して、ラストランを終えたことを示している。

最後まで異質な才能を放ち、キタサンブラックはターフを去った。


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