2018年 牝馬クラシック春総括

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牝馬クラシック 2018年 春総括

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ラッキーライラックのためのクラシックは、4月8日の夕刻手前、アーモンドアイのためのクラシックに変化した。

末の爆発力もさることながら、オークスで魅せた普通の競馬での強さ、双方、展開面の優位性がなかったように思える状況で、結果が3年前の牡馬二冠馬・ドゥラメンテと似たような快時計での春両獲りだったので、何一つ、そのパフォーマンスをけなす要素が見当たらない。

強いて挙げるならば、ドゥラメンテの反省をどうここで活かすか、ということか。

客観視した中で、ドゥラメンテの父でありアーモンドアイの祖父であるキングカメハメハから続く負のスパイラルは、今のところ、何も断ち切れる要素が見当たらない点で、現在までの最大の不安材料である。

完璧に近い最初のGⅠ制覇が、非王道路線からの強奪のような面があり、相手も強力だったということが、その不安点をより強調している。

ドゥラメンテのライバルはキタサンブラックとリアルスティール。

キンカメもハーツクライとメイショウボーラーである。

その他負けた馬も後に大成していることが、妙にリンクする中、今回の牝馬の中では別格評価を、例年の主力組たるJFから続く高水準ライバルのクラシック前までのハイパフォーマンスにより、殊更アシストしている状況は、危なさを秘めることを暗示している。

オークスは恐らく、血統の印象通りに、守備範囲であったとしても得意条件ではなかったのだろう。

それは、キングカメハメハ親仔も同じ。

皆が似たような結果を残しているから、秋のレース、ドゥラメンテは翌春だったが、ややガツガツ感が消えたレースをした後に、脚を痛めた。

アーモンドアイは大丈夫だろうか。

両親は丈夫なサラブレッドであった。古馬になっても強かった。

古馬になって強くなる血統なのは、キングカメハメハ産駒が証明しているが、ドゥラメンテは違った。

彼もまた晩成血統の二冠馬。

オークスの内へのモタれ方が、日を追うごとに、気掛かりになっている。

ここ20年を見ただけでも、そういう走りをした馬は高確率で故障している。

頑張らない凌ぎ方が望ましい。


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