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血視点・ゼンノロブロイ

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レーヴデトワールが、不良馬場の紫苑Sを制した。

良馬場限定で末脚が爆発するレーヴドスカー兄弟。フランス血統らしい姿を今回初めて見た気もする。

兄姉の父はアグネスタキオン・シンボリクリスエス・スペシャルウィークなど。ゼンノロブロイだけ特別ではないはずだが。

 

ゼンノロブロイ産駒は、父に似て2000Mでかなりの適性を示す。

他のサンデー系と比べると、決め手はやはり鈍い。同厩のサングレアルも本質は同じ。新馬や1勝クラスまではよくても、昇級した途端キレ負けする。

 

ロブロイの一族には、種牡馬のディアブロ、ロフティーエイム・メーデイア姉妹など遠縁に活躍馬はいるものの、あまり著名な牝系ではない。

母ローミンレイチェルが古馬になってから、サラトガ7FのGⅠを勝てたのは、単に早熟ではなかったからか。

ただ、その父マイニングはダートがいいというほどの偏りはない。日本の代表産駒はほとんど全て芝の短距離型なので、そこだけ受け継いだと言える。

 

突き詰めていけば、やはりアメリカ血脈の権化と結論付けられるゼンノロブロイ。

産駒の重馬場適性は、一般的に見ると根幹距離が合う性質を反映したものだろう。渋った馬場を不得手にする傾向を示した場合、まず例外なくGⅠには縁がない。

 

配合相手に悩まない特性は、アウトブリードの功罪を暗示している。インブリードよりも、雑味は受け継ぎやすい。

勝ち味の遅さもそっくりになってしまうのはそのせいか。まあ、母方に共通の血が入っていても、さして変化はないのだが。

でも、こういう血筋ほど直系で行き残っていくもの。ネオやステイゴールドもそう。違いは才能だ。

 



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