血統予想・コラム

JUST競馬予想ブログ

新馬回顧<2/27・28>

読了までの目安時間:約 3分

 

実質、3月の開催の始まり。引退する調教師のラストファイトが、この時期の恒例となっていること以外では、もう春の大一番に向けた始動の意味合いの強い競馬が盛り沢山だ。
出会いと別れの季節とはよくいうもので、土曜日までは、まだ冬らしい寒空の下で競馬が行われた。

そんな感傷的な空気感を察知したが、午前中からJRAにしては?大盤振る舞いの配当が出て盛り上がりのあった阪神では、その午前最後のレースであったダート1400の新馬戦を、やっと日本のダートを理解して勝ちまくるデムーロ騎手鞍上の3番人気・ダンツペンダントが制した。
芝で軽快な走りを見せたサンデー系の父を持つ馬の上位独占は、その血筋のダート適性を感じさせる結果となった。

この時期のせいなのか、牝馬が上位人気独占の中山2000Mは、牝馬のワンツースリーも、1番人気ミスドバウィが不完全燃焼の5着。
一方、続く人気だったシークザフューチャは迫力ある差し脚で抜け出しで快勝。名前からして人気しそうなツボミも、上々の好位抜け出しでの2着だから、未勝利脱出は早いか。
前者はゼンノロブロイ、後者はスペシャルウィーク。2分4秒の時計通りのスピード能力を示した内容で、どれだけ縮めていけるかが課題だ。

暖かかった日曜日は、阪神で似たような構図の2000M戦が行われ、2番人気のブレッシングテレサがお行儀のいい競馬で断然人気のエイシンティンクルを抑え込んだ。
前者は父マンハッタン替わりのAラクティの妹、後者はエイシンヒカリの全妹と国際派の血縁者。
まあ、逃げる気にさせなかった分、エイシンが負けたという展開なのだが、鞍上の判断は正しかったように感じる。
自分で行こうとしてから逃げさせるのが、この血統の場合はいいと思う。

中山ダ1200は、前に行った3頭の競馬。
ゴール前抜け出したのは、3番人気のヒカリトップメモリ。
ハービンジャーだから、最後にエンジンがかかったのだろうが、勝ちタイムが1分12秒台なので、速い競馬は合うのだろう。
在来牝系の良血馬を負かして、鼻高々である。
 
 

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レース回顧

中山記念 -回顧-

読了までの目安時間:約 5分

 

パドック気配から察するに、
「フォルムは完成形に近づいていたが、仕上りそのものはギリギリOKくらい」
といった感じのドゥラメンテ。

脚を叩きつける前肢の謎の動きは、後肢の踏み込みの深さを示す力がついてきた証なのか。
昨春のそれより、より明確にこう歩くのが自分なのだという自己顕示の側面がより色濃く出てきたようにも感じる。
ここまでは、総評する前の段階の、各方面のスペシャリストのコメントをまとめたもの。

唯一、出てくれないと騎手ととしても、危ない性格を知ってしまったから、どうしても慎重にならないといけないがために、じっくり後ろから構えないといけない危うさを秘めていたがための2倍前後の支持であったのだが、休み明けのマイネルラクリマが内の方からポンと出て、前半の速さならこの中で一番の大外枠からの発走だったカオスモスが先行したことで、望外の平均パースとなった。

ちゃんと出てくれた上に、このペースメーカーの存在は、ミルコの勝ち気をより引き出すことになった。
中山は好き。
でも、必ずしもうまく乗って勝ったという重賞は、それほど多くはない彼にとって、実力知ったる同期4歳の完璧なポジショニングは、正攻法という選択肢しか残されていなかったがために、気持ち早めの仕掛けでも、実戦勘の回復と体調良化を兼ねたハード調教の側面があったレースという位置づけに最もふさわしい競馬をすることができ、結果は至極当然の1着となった。

4角の鋭い反応。
本来の2割くらいしか出せていないだろうそれは、一緒の位置を回ってきたリアルスティールに対する最後通告であり、勝負の溜めを利かせた差し切りを狙ったC.ルメール×アンビシャスにとっても、決定的な差を直線半ばでつけられてしまう結果に、追い上げながらも気づく、切ないへの2着猛追となった。

2000年代半ばの高速化著しい中山の1分45秒台ではない。
力を出して、かつ、一定以上の流れを作ってもらわないとこの領域には達しない馬場状態。
中間の天候からして、重い馬場ではないが、素軽い動きでちょこっとゴール前だけ脚を使えば勝負になるような甘い競馬とはならない。

単勝の支持とほとんど同じような結果。
ファンの支持は間違っていなかったが、ファンの見立ては大きくいい方向で裏切られた。
みんな、秋より、もちろん春の頃よりは強くなっている。

積極的な好位抜け出しを図ろうとしたが、直線お釣りをなくしたラストインパクト。
どうにも、スタートに変な癖がついて、本質小回り向きではない性質が、挽回の足かせとなったイスラボニータ。
言い訳はいかようにできる厳しい展開だったが、詰まる所、4歳勢には完敗である。
無論、4歳の2、3着馬も、彼の日、東京1800Mで未来に再戦することの約束を果たしながら、スケールの差では、もうどうにもドゥラメンテに敵わないと認めざるを得なくなった。

ダービーの頃より、体がふた周りほど増えていたはずなのに、背が伸びたせいか、ヘンテコなお腹ぼってりの体形にはならなかったドゥラメンテ。
しかし、超一流馬というのは、いい意味で成長しないとされる。
晩成型の牝系の影響で、フォルムの概要は母にそっくりだったのだが、キングカメハメハの秘める古馬になってからの成長力が体現されたのならば、彼はもう少しがっちり体型の部分が出てくるように感じる。

見るからに仕上がり途上の作りでありながら、いつまでも成長しそうな可能性を示すこの馬は、もう誰も知らない世界を見てきた、未来型のサラブレッドのサンプルであろう。
であるから、勝負付けの済んでいる連中に、後ろ指差されるような無様な姿は、絶対に見せないのだ。
素晴らしい。
 
 

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レース回顧

中山記念 -予想-

読了までの目安時間:約 5分

 

さて、今年も春競馬の訪れを告げる中山記念の開催週がやってきた。

「斤量の問題より休養明けの影響の方が問題」
「わざわざ中山を使わず賞金加算をして皐月賞に挑んだ馬が、少頭数ながら、本当に中山で彼本来の能力を発揮できるのか」

悪いことばかり考えたくなる状況で、堀厩舎の馬にM.デムーロというコンビで、それも昨春のヒーロー候補だったサトノクラウンとのコンビネーションが、最高の結果で理想の形として現れたことは、少なからずファンの食指もドゥラメンテに向くという流れにはなる。

でも、やっぱり危ない説にかけようと思う。
本番ではない。
そして、他の10頭に比べ、明らかにレース内容にムラが出るタイプ。
鞍上も、最近重賞とそうじゃないレースとの気持ちの入り方にかなり差があるようだし…。

どう狙おうと俺の勝手だよ。
散々好きなことをやってきた彼らに、今回も翻弄されることを承知の上で、軽めにお断りの挨拶をしておく。
様子を見させてください。

こういうレースは、他にも買いたい馬に事欠かないのがいい。
木を見てみ森を見ずの典型的な失敗パターンにはなりかねないが、常道の斤量利、意味のある休養、乗り替わりなし、安定したレース内容に一日の長があると考え、ごくごく平凡ながら、自信をもってリアルスティールを推したいと考える。

言っても、こちらだって休み明けなのだから、1年勝っていないことを含めても、意外と危ない2、3番人気の対抗株ではあるのだが、調教過程にしか現状を把握する術を知らないファンとしても、逆転の余地が十分にある舞台で、それも、出られれば即古馬GⅠの覇者にもなれたかもしれないという、実はライバルでなくなったかつてのライバルに先んじた大きな一手を差さずに待ったことの判断が、結果的にではあるが、乗り替わりなく次のステップに進める状況で、かつ、日本の代表馬になれそうなアイツに、少なからず自分を意識させるだけのレースにできる可能性があるのなら…。

判官贔屓。
いや、屈辱的な惜敗の連続とダービーで見せつけられた決定的な能力差は、普通の舞台では逆転不可能。
同じ休み明けでも、成長を促す期間に費やした時間そのものは、結局は大差ない。
むしろ、秋のレースを使っていないほうがいいくらい。

でも、骨折を乗り越えたことが判然としているリアルスティールには、古馬初対戦で同列の4歳馬ながら、長い距離の競馬で泥にまみれた経験がある。

本当は、最後に勝った東京1800Mのようなフェアな舞台が合うタイプ。
がしかし、そこで能力全開でやりあっていたのなら、少なからず、キャリアの差ということだけではなく、スケールの違いでの評価の差も厳然とあった下馬評は、そっくりそのまま、クラシックでの結果として現れてしまった。

戦う前に見えているものは、意外と少ない。
ただ、押圧される苦しみと似たような軽い骨折の経験から先に立ち直る機会を得ている者とこれからそれを経験する者との差は、このような微差が大差になるコースでは、意外なほど大きく、そして、複雑な理由もついて、結果として現れるのではないかと思う。

馬は順調である。
リアルスティールが普通に走れれば、血統の印象通りの距離適性を示す絶好の舞台となるはずだ。
何分の一かでも、お返しをしておきたい。また戦う時のためにも。

相手筆頭は言わずもがなとして、アンビシャス、イスラボニータ、フルーキーも当然押さえて、そこにちょい足しするなら、今年はおとなしいベリー騎手鞍上のラストインパクトか。
そこまで人気にはならないだろうし、何だかんだで小回り向きの印象が人馬双方にあるから、妙味はある。
 
 

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レース予想

クラシック展望③

読了までの目安時間:約 3分

 

まず、牝馬戦線の方から。
クイーンCの前に、出世レースの一つであるエルフィンSが行われ、京都の未勝利戦を勝ったばかりのレッドアヴァンセが人気に応え、楽しみも少しは増えたなと喜ばしく思っていたのだが。

翌週。嵐の前の東京競馬場で、信じられないような光景を我々は目撃するのであった。
「12.3-10.8-11.3-11.7-11.7-11.2-11.6-11.9」
???
困ったものである。(笑)
そもそも、東京でも外回りコース敷設後の阪神でも、3F通過から、34.4-46.1-57.8で逃げる先行馬がいるのかという話なのだ。

このラップを、他の陣営が真っ正直に捉えた時点で、ほぼギブアップであろう。
2歳女王・メジャーエンブレム。
皐月賞参戦を願う声は、ファンからだけではないように思う。
ちなみに、先述のラップ。
位置取りはともかく、1:32.4でヴィクトリアマイルを圧勝した5歳時のウオッカと双璧。流し方も同じ。
一体、彼女はどんな馬に育っていくのだろうか。
感心するばかりだ。

きさらぎ賞と共同通信杯は、勝ち馬の本質面の差異を顕在化させた。
馬場差はあったとはいえ、勝ち時計できさらぎ賞の方が0.5秒速かったのに、1600M通過は推定サトノダイヤモンドが先頭に入って独走し始めたポイントで、共同通信杯2着のイモータルは、勝手な互換ではあるが、その0.5秒前を走っていたことになる。
が、ディーマジェスティがその後ぐいぐい伸びて…。

最終ラップは、11.3と12.3秒。
無論、馬場状態の影響は考慮しないといけない。

でも、終いの脚を見る限りでは、その能力差は1秒ではなく、ディーマジェスティのラスト推定12.2秒とサトノダイヤモンドの1600通過1:35.6を足した1:47.8と実際の走破時計の差0.4秒を加えた1.4秒とすべきなのではないだろうか。
各重賞の勝ち馬に、展開上の利点が生じるような勝負の綾が、結果として味方につけられるかどうかの方が、皐月賞攻略の当面の重要事項である。

この感じだと、芝の急進勢力はなかなか推せない。。
今月は、ヒヤシンスS快勝のゴールドドリームを推しておく。相当な器だ。

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コラム

一年して思う・哀悼

読了までの目安時間:約 3分

 

エンターテイナー・後藤浩輝騎手の自死は、空虚感を生み出すブラックホールのようなものを作り出した。

彼の重賞ラストライドとなったダイヤモンドSは、ファンにとっても思い出が多い。
自爆覚悟の大捲りからの押し切り勝ちで、賛否を巻き起こしたユーセイトップランの時は2000年。
錘の代わりに?身に着けたアブトロニックと共に、CMを兼ねた騎手インタビューに応じたのは、その2年後のキングザファクトでの優勝時。

落馬翌日の裏開催で活躍した時、ふとその日のことを思い出して気を紛らわせていたのか。
急に辛くなったのは、パートナーの死をふと思い出し、気を張って我慢していた自分から、一気に力が抜けていってしまい、すると今度は急に恐怖が襲ってきたからなのか…。

誰にも分らないその真実も、日曜の重要競走のメモリアルの中に溶かし入れて、永久保存しようではないか。
キングザファクトの初重賞制覇2週前、泥田の東京競馬場で白い馬が久々の勝利の美酒を味わう。2週後は、今度こその完全復活を裏付ける阪神での圧勝劇。
中山記念にだって、栗毛の愛しき相棒との楽しい記憶が刻まれている。

アドマイヤコジーンとローエングリン。
ラストランでは乗れなかった2頭のファイナルウインのパートナーが、何を隠そう後藤浩輝だ。
そして、その勝利によって、彼の輝かしい戦歴の中で、主戦騎手のイメージを確定させる仕事を成した。

決して易しい馬ではなかった。
負けたレースもまた、彼の糧になった。

プライベートなことなのだろうが、後藤騎手には誰もが憧れ、また羨む素晴らしい家庭があった。
それなのに…。

同時に感じる。
大好きなお馬さんに囲まれた生活に、もしも怖気づいて、結果自ら幕を下ろすことになるとしたら…。
天秤の両皿に、とても大きな幸せの重しが乗っかっていた。
そのちょっと危ういバランスを保つために、砂を噛みながら、補助なしで岩を登るようなリハビリをした末に展開された悲劇。

1年して、思う。
孤立の打開には、周囲の人のデリカシーのない無粋な親切心が必要だということを。
老婆心で闇からの解放が叶った後は、幸せな世界の生活の中で不遇も自己処理できたろうに…。
合掌。

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コラム

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