2019年フェアリーS レース回顧

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フィリアプーラが力で差し切る フェアリーS 回顧

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例年通りに、あまり速い展開にはならず、そういう時ほど前がうまくスパートできずに、スムーズに外に出した馬の方が伸びる。

クイーンCにこれくらいのメンバーが集まれば、上がりの脚がもっと必要になるから、ある程度人気に則した結果になるものだが、3歳牝馬に中山マイルで強烈な決め手を求めるのはあまりにも酷。

経験値がある上に、東京の1800でも中身のある3着でデビューをしていたフィリアプーラが、やや時計を要したレースを、力で差し切った。

父はハービンジャーであり、東京の上がり最速の記録はまやかしなどではなく、前走の中山マイルで適性そのものが合うという見事な追い込みの末脚を繰り出し、1:34.4の好タイムで快勝。

一族にはサクラバクシンオーとアンバーシャダイがいる、それらを頂点とした社台牝系でもパワー自慢のクリアアンバー系の出身。

後から見れば、買い材料ばかりの1番枠の馬だったが、アクアミラビリスの前走の内容や好馬体を誇ったエフティイーリスなどもいて、評価が言うほど上がらなかったのは、丸山騎手としても気楽に乗れる要因に繋がったのだろう。

鮮やかに前の壁を外への回避ですり抜け、結果だけ見れば、上位5番人気以内の馬同士による力勝負で、最も有利な位置にいた。

ホウオウカトリーヌ、グレイスアンは例年の好走パターンにハメた印象も、歴代の明け開催になったフェアリーS勝者の中でも秀逸のフィリアプーラの末脚の前に、どうにも敵わなかった。

エフティとアクアは、恐らくは東京の方が合うタイプ。

人気上位3頭は、今後もきっと活躍してくれるだろう。

ちなみに、直前10Rまでミルコは【0111】、クリストフも【0204】と、いきなりの寒すぎる環境で、本来の力は出せず。

ルメール騎手はメインに乗っていないし、アクアの2.2倍は、少し割り引かないといけなかったか。



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