函館記念 レース回顧(2019) - 田中勝「後続を離す逃げ」という選択

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函館記念 レース回顧(2019) – 田中勝「後続を離す逃げ」という選択

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皐月賞でこんなことがあったな。

もう12年も前のこと。

途轍もなく気難しい超良血のヴィクトリーに初めて騎乗する田中勝春騎手は、記者会見でいつものカッチースマイルを封印しつつ、その4年前に、絶対にクラシックでいい勝負なるはずのサクラプレジデントに乗って、ネオユニヴァースとの至極の叩き合いに競り負けた、あの日の屈辱を晴らそうと密かに策を練っていた。

果たして、伏兵でユタカ・アンカツの馬に人気が集まったクラシック初戦。

気持ちよく走らせるために、同時に折り合わせるために…。

色々と思案したようだが、結局、行きっぷりがいいことと伏兵のサンツェッペリンの勢いもあって、前に行くことにした。

サンツェッペリンに終始突かれ、直線では完全に並ばれ、一度は交わされたように見えたが、もう一度差し返して並んで、ゴール板を通過。

結果、ハナの差で接戦を制し、これにより本当のGⅠジョッキーと認識されることになった。

並ばれたマイスタイルが最後は差し返す圧勝

格も舞台もまるで違う函館記念で、それと似た展開。

今回好敵手となったマイネルファンロンの充実度合いがよく見て取れる積極策が、前回のような惨めな競馬だけはさせたくないという気持ちも込みで、カッチーはしっかりとリズムをとって、後続を離す逃げという選択をとらせた。

最後はデジャヴそのものの展開になったものの、2走前のダービー卿CTで一時コンビ復帰となった横山騎手が、マイルのスピード戦の戦い方を、ある程度差すという形で教え込んだ効果か、それほどは軽い競馬ではないはずの流れでも、先行残しの展開に底力で持ち込み、マイネルファンロンをしっかりと差し返して抜け出した。

正直言って、ここでは相手が楽だったのかもしれない。

3番手がステイフーリッシュとドレッドノータスとで入れ替わっただけ。

それでも、極端にBコースだからといって内が残れるような馬場質でもなかった。

勝ったマイスタイルが力を出し切った結果が、1:59.6での、差し返しこみの逃げ切りだったのだ。

内の方の前に行きたそうな面々も、かなり行く気になっていたとはいえ、マイスタイルにほぼ進路カットされるくらいの切れ込まれ方をされながら、ブラックバゴ以外残っている。

恵まれた斤量の馬は今回少なかったから、外で58のエアスピネルにまるで抵抗できないトラックバイアスがあったとは言えないものの、出来がそういう感じの休み明けの古馬という作りとなれば、大敗の結果も致し方なしだったか。

昨年函館で連勝のマイスタイルと札幌でモレイラのセットで無敵だったとはいえ圧勝の経験のあるマイネルファンロンの先行残り。

1番人気が10年表で1度しか馬券に絡んでないことに気を留めず、丹内祐次だって函館記念を勝っているだろうとイメージの補正さえできていれば、お互い、巴賞の悲劇から本番で一矢報いようと躍起になる図は、容易に想像できたことだろう。

先週に引き続き、本線の方に近い買い目をしっかり押さえて当ててはいるものの、どうにも、真芯に入らない感覚にとらわれるのは、ただ筆者が下手なだけではないというがよくわかった。

単純な力勝負ではないから、普通に高配当が出る。

ハーツクライからステイゴールド2頭に流す馬券など、春の天皇賞でも有効なのは皆が知るところだが、その観点を函館記念に落とし込むことが難しいのだ。

面白いとは、こういうことを指す形容の言葉なのだろう。



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※2019年6月の3連単的中例より
06/29 中京03R  63,010円 的中
06/29 福島12R 124,470円 的中
06/29 函館01R  47,670円 的中
06/23 阪神05R  82,270円 的中
06/23 東京08R 440,140円 的中
06/22 東京01R  40,950円 的中
06/02 阪神12R 103,850円 的中
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