2016年 東京大賞典

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新王者誕生

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6歳馬のワンツーでフェブラリーSとは一転、元の木阿弥と化したチャンピンズCを経て、29日夕刻、第62回東京大賞典は行われた。
6歳トップスリーに人気は集中したが、望外の超スローをコパノリッキーが作った影響で、ノンコノユメもサウンドトゥルーでさえ好位につける競馬となり、無理のない位置での競馬できた人気の中心・アウォーディーとチャンピオンズC5着の一騎打ちは、外からゆったりスパートした内田博幸騎手騎乗のアポロケンタッキーに凱歌が上がり、今年の交流GⅠは上り調子の4歳の初GⅠ制覇で締められた。

アポロケンタッキーは、ダンチヒ系のスピード競馬向きの性質が遺憾なく発揮できるだろう560kgを超える巨体が売り物で、休み明けのシリウスSがハイレベル決着となったものの、3着と善戦し、その後にみやこSを優勝。
父ラングフールはもっと短いところに向く馬だったが、何の因果か、この馬はタフさが持続力に出るダートの中距離型として、大成を遂げた。

こういうゴツイ馬には、いかにもウチパクさんが合う。
強引に行って、たとえ差されても仕方ない。
ごくごく自然な位置取りではあったが、大野騎手がスローを察知して位置を取りに行ったくらいだから、他の騎手では気後れして、この結果は望めなかったのかもしれない。

重馬場ながら、勝ち時計は2:05.8。
厳しい言い方をすれば、内田騎手は本領発揮となったが、では戸崎騎手の方はというと…。
勝負所で被されるとまだ脆さがあるアウォーディーは、キャリアからこれは仕方ないし、サウンドトゥルーに交わされなかったのは収穫。
後方勢のモズライジン、カゼノコに出番はなかった。



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