2011年【ジャパンカップ】予想見解

東京「ジャパンカップ」3歳上G1 芝2400メートル

前回も書きましたが、ヨーロッパの超A級馬が日本で勝てないパター ンはいままでたくさん例があって、これは海外からの長距離輸送や 検疫以外に、日本の高速馬場という点があります。

オーストラリアや香港の速い馬場で走った実績がある馬以外は、 実際に日本の馬場でレースを使うまで、つまりゲートを出るまでは 適正など分からないのです。

これは単に、「時計が速い馬場に対応できるかどうか」ではなく 「固い馬場に適応できるかどうか」でもあります。馬はデリケート です。とくに若い牝馬には気になる点ですが…。

前置きが長くなりましたが、フランスから現役バリバリ、世界最高 峰の凱旋門賞をレコードでブッちぎったデインドリームが参戦。

斤量で恵まれる3歳馬に有利なレースではありますが、2着馬に0秒8 の差を付け、芝2400メートルを2分24秒4で圧勝。いつもは時計のか かるロンシャンですが、このときは他のレースでも異常に速い時計 が出ていたのも確か。

なのであのレコードを過剰評価するべきではありませんが、逆に そこそこ固い馬場であったこと、そしてその固い馬場を気にせず適 応していたと判断。デインドリームを中心に考えたいと思います。

海外からの長距離輸送や検疫というハンデはありますが、それ以上 に凱旋門賞54.5キロ→ジャパンカップ53キロは、はっきり言って反 則。小柄な牝馬にとってこれはなによりのメリットです。

1着賞金とボーナスを合わせると3億5000万円。しかも超円高。中間 の状況は不透明ですが、テンションは緩めていないだろうと予想で きます(半分は日本人所有ですが)。凱旋門賞馬がジャパンカップ で何度も負けているのは承知のうえで狙いたいと思います。

相手はブエナビスタ。春はヴィクトリアマイル(G1)、宝塚記念(G1) と連続2着。ヴィクトリアマイルは距離的に忙しすぎたし、宝塚記 念はやや太かったように思えます。

4ヶ月ぶりの天皇賞・秋(G1)もやや仕上がり途上。それでも4コー ナーと直線で窮屈になる不利がなければ際どかったはず。前走の 仕上がり具合、そして今回は予定通りのデキ上昇。間違いなくこ のジャパンカップが今秋一番の目標だと感じます。

天皇賞・秋で6着だったエイシンフラッシュ。超ハイペースを3番手 で追走したのだから敗因はハッキリ。ダービーで上がり32秒7の脚 を見せた舞台で、末脚を引き出す名手・池添騎手の手腕に期待。 逆転があるならこの馬。

◎デインドリーム
○ブエナビスタ
▲エイシンフラッシュ
△ローズキングダム・トゥザグローリー・ペルーサ・シャレータ

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