血統予想・コラム

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七夕賞(G3)予想

読了までの目安時間:約 5分

 

逃げ馬がとっても多いことと、その中にマルターズアポジーがいること。

雨が降らないという予報の時ほど、スコールなどが怖い時期だということ。

何より、7月7日に七夕賞を行うということ。

波乱を生むために競馬をしているようなところがある夏の福島だけあって、オールハンディキャップレース状態のトラックバイアス付きフルセットで、難儀な16頭の競馬に、ファンの検討課題はとても多い。

57をつけられた面々は、軒並み重賞馬。

が、ハンデ頭は57.5のミッキースワローで、54が底の5頭全て4勝以上か重賞連対実績があるから、別定戦とも言えなくはない。

背負わされるだけ損というわけでもフレッシュだから特別有利という感じでもないし、先週のラジオNIKKEI賞よりも取っ付きにくいか。

重賞実績が少しでもあれば重くなるような組み合わせではない。

それなりのオープンキャリアのある者が、下級条件から上がってきた面々をどう抑え込むか。

そうなると、展開利や馬場適性などもかなり重要な要素になりそうだ。

逃げるのはマルターズアポジーだが、いい意味で枯れて、神経までズブとくなったという7歳馬ではない。

まるで競馬をできなかった小倉の翌週に、豪華メンバーの中山記念で見せた逃げは、決して、古豪のそれではない。

その後マイルで、半マイル45秒のラップを刻んでいる。

より気難しくなったという意味では、人間とさほど差はないのかもしれない。

行かせても単純に残るわけではないし、そもそも、早めのスパートに活路を見出したい面々が揃った。

ただし、どんなに厳しい流れになっても、大概は前の方が残るのが福島の重賞。

中距離重賞で差し馬決着になることは、馬場に関係なく、高速化が進行したからほどんどない。

何せ、今は2週目開催の七夕賞だ。

そこで、阪神大賞典の無理な先手奪いから、何とかバテつつも3着まで粘り込んだロードヴァンドールのタフさに期待してみることにした。

この実績馬が55。オープン馬になって最初の小倉大賞典で54だった時以来の56未満は嬉しい。

スローなら粘れるという印象だが、自身がペースを握ったからという前残りの展開で、いつも差されてきた馬。

ただ、昨年の日経賞はキセキが異常な逃げ方をした中で、ごちゃごちゃがあったにもかかわらず、僅差の4着であった。

以降、順調に使えず、気分転換なども兼ねて初めて3000Mを使って結果は成功だったが、大型の先行型で父ダイワメジャー。

伯父が著名なタバスコキャットとなれば、タフさはそこからの影響と思えるが、ストームキャットは往々にして、ある条件から距離が少しでも長くなると、急にだらしなくなる。

それがあまり感じないというのは、横山騎手独特の感性から嗅ぎ取ったものはあるにしても、6歳まで重賞を勝てないとすると、ダートか中距離しか選択肢はない。

3代母からの分岐で、そちらは4代目にあたるレディアルバローザとキャトルフィーユが近親にはいる。

中央場所ではちょっと足りないが、いいところまでいくけど、やっぱりローカルで…。

ストームキャットとダイワメジャーの掛け合わせだと、ノーザンダンサーだけではなく、クリムゾンサタンもクロスする。

ヒムヤー系のクロスに今どれほどの効果があるかはともかく、トップサイアーの産駒に母方にヒムヤーのラインが入った馬がちょくちょく活躍している。

それが芝のこういう距離であるから、その辺りも、馬場や展開も絶妙に味方してくれる可能性はある。

揉まれ弱いが、決して、ガッツが足らない馬ではない。

気持ちを長続きさせるためのブリンカーを再度着用し、勝負の夏を迎えるベテランコンビは侮れない。

これなら酷斤とはならないミッキーを相手筆頭にするが、前走力づくで抜け出そうとしたクレッシェンドラヴ、昨夏同時期に準オープン勝ちのエンジニアや良馬場なら平坦巧者のストロングタイタンも押さえたい。

◎ロードヴァンドール

○ミッキースワロー

▲クレッシェンドラヴ

注ストロングタイタン

△エンジニア、タニノフランケル、ロシュフォール

 

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レース予想

セントライト記念(2017)検証

読了までの目安時間:約 2分

 

セントライト記念としては、極めて妥当な決着。
神戸新聞杯のダービー直結度合いの実に濃密なことは、もはや、誰も逆らうことのできないところまで行ってしまった感もあるから、こちらはせめて…。

穴党衆目の一致の本命馬は、大本命アルアインとその他とで、あまりにも実績も能力も差を感じるところがあったから、これまで右回りの瞬発力勝負で上々の結果を残していたミッキースワローに集中してしまった。
それはそれで、よくある本命圧勝のヒモ荒れのパターンになりがちな流れではあったのだが、そこはルメールと横山である。
スローになることは分かっていて、アルアインはともかく格好のつくように中団前目の本命ポジション、それをうちでマークするミッキースワローは、菊というよりはまずここで結果を出そうという決め手勝負での台頭を狙った位置取りとなった。

結果、ダービー不完全燃焼のアルアインは、休み明けの仕上げでも中身ある2着となり、ミッキーは直線でグイグイ伸びて、最後は独走の1着ゴール。
ミッキースワローは窮屈な競馬を強いられた京都新聞杯を除き、常にメンバー中断トツの上がりを使ってきた馬。
それをどう活かすか。

大ベテランに手綱を託した陣営の判断に、ファンはクラシックホースの次点評価という高い支持を示した。
サンデームーティエの逃げ脚など高が知れているし、アルアインもパワー型のキレる方ではないディープ。
位置取り然り、仕上がりでも勝ち馬は勝負気配の鋭さを増したフォルムに全てが現れているように、お膳立てはすべて整っていた4角までの争いだったとさえ感じさせる直線だった。

3着サトノクロニクルも、今回は位置を取って、距離相応の競馬に徹して、ジリでも最後まで粘って、後続の追撃は凌ぎきった。
本来は消えているような手応えだったはずだが…。
平均ペースの本番で台頭するのは、この馬かもしれない。
ツキが出てきた気もする。

 

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レース回顧