2017年 サマーシリーズ

JUST競馬予想ブログ

サマーシリーズ中間経過

読了までの目安時間:約 3分

 

スプリント 10pt
ジューヌエコール
シャイニングレイ
ラインミーティア
ダイアナヘイロー
勝った馬でさえ2戦目に挑めない状況にあって、波乱の連続ではちょっと低調過ぎる気もする。
消極的な理由でセントウルSの勝者に軍配が上がりそうな状況は、路線の再整備後では初めてである。
勝ち馬は結構見どころがあるのだが、2着以下の馬が専門家のような走りで好走していて掴みづらい。

2000
①サクラアンプルール 13pt
ただ、実質的には11ptのタツゴウゲキとそれに僅差のルミナスウォリアーの新潟記念の内容次第だろう。
これがどちらも広々コースの2000Mに向いていなさそうな勝ち方を前走でしていた渋めの血統の馬なので、サクラにチャンスがあるのはもちろんのこと、マイネルフロストやサンマルティン辺りも集合すれば、例年通りの最終戦決着になるのは間違いなし。
個人的には、本州戦フル出場のタツゴウゲキに優勝してもらいたいところだが。

マイル
①ウインガニオン 15pt
ライバル候補
マルターズアポジー
中山にはある程度実績があるマルターズアポジーは、一応、斤量面での死角は生じても、京成杯AHに登録してくる見込み。
久々に自分より前の馬に先着を許したウインガニオンの充実ぶりは、史上初の中京-関屋記念の連続好走にも表れているが、同時に重賞でガッツを見せても、マルターズアポジーのような必殺技がないことが判明した。
どちらもマイルで頂点を極める馬ではないのかもしれない。

騎手
①北村友一 29pt
②戸崎圭太 17pt
もう3週しかないから、大ベテランが札幌・北九州記念を制したとはいえ、先手を取って押し切りたい北村友騎手と戸崎騎手の追撃という構図になりそうだ。
というのも、今年は馬も騎手も連チャンがあまり期待できない状況なので、名手であっても、なかなか出番がない状況。
中堅以上の相応の実績のある騎手による争いだから、一番の見どころはこの部門だろう。
でも…、ユタカ騎手は普通だが、エビショーさんはちょっと乗れてきた印象がある。

 

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海外名馬情報

読了までの目安時間:約 2分

 

豪女傑・ウィンクスが18連勝達成
6歳シーズン初戦は、スリリングなものになった。
4月のクイーンエリザベスS以来の実戦に挑んだウィンクスは、芝1400MのGⅡワーウィックSで1.1倍の支持を受けたものの、ゴールドシップ級の逆噴射で大出遅れ。
ボウマン騎手は落ち着いて進出し、早めの競馬で逃げ込みを図ったフォックスプレイを、推定上がり3F31.88秒の急追で、最後に捉えきった。
次はマイルのGⅡに挑む予定のウィンクス。
6歳牝馬でもっと大事に使えばいいのに…、という北半球の競馬観は通用しないようである。

アロゲート連敗
デルマー・ダ2000Mで行われたパシフィッククラシックは、今度はちゃんと好位につけていたアロゲートが、同じB.バファート厩舎所属のコレクテッドの逃げを半馬身捉えきれず、生涯初の連敗を喫した。
これで4連勝とした僚馬と共に、同じくデルマー競馬場で行われるBCクラシックに向かう見込みとのことだが、先行きは不透明と言わざるを得ない。

サトノダイヤモンド・ノブレス、シャンティイに到着
池江厩舎のサトノダイヤモンドとノブレスが、無事シャンティイで滞在予定の小林智厩舎に到着した。
「20時間以上の長距離輸送でしたが、2頭とも異状なく無事に到着してホッとしています」<池江調教師>
2頭は予定通り、現地時間の20日には曳き運動をこなし、陣営も順調さをアピールしている。

三者三様、似たような距離適性を示しつつ、各地で次のタイトルを目指しているが、競馬は難しいものだと思い知らされる結果が続いている。
アロゲートに起こったことは、誰にでも起こり得るということを肝に銘じておきたい。

 

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新馬回顧<8/19・20>

読了までの目安時間:約 3分

 

土曜は短距離戦に見どころあり。
人気勢が外に振られることなく上手に運び、人気のミカリーニョを馬群から伸びてきたダノングレースが内から差し切るといった内容で、人気の牝馬が完成度の高さを示したのが札幌1500戦。
勝ち馬はディープ、2着はハーツクライが父であり、今後も注目となる。

(外)ワンツーの小倉1200は逃げた1番人気のスペイツタウン牝駒・モズスーパーフレアが好時計勝ちで、豊かなスピードを披露。2着の武豊騎手が勝ち馬の力を引き出した部分もある。
新潟1400も人気のキンシャサ牝駒マイティーワークスが、ゴール前楽に抜け出して快勝。
下げない勝負に徹していきたい。

新潟内回り2000は、今年は凡戦。
人気勢ほぼ総崩れで、11番人気のノーブルバルカンが番手から抜け出して勝利。メイショウサムソン産駒。
目立ったのは3着ワセダインブルーの末脚だったが、人気馬の凡走も影響してのことだろうから、過信できない。

日曜小1800、新1600では、オルフェーヴル産駒が躍動した。
小倉は父が宝塚記念を勝った時のようなインからの抜け出しで、レゲンダアウレアが快勝。
2着馬の父がナカヤマフェスタだから、少し出来過ぎ。血統馬は少なかった。
新潟の方は東京の皐月賞の直線を思い出すような走りで、ラッキーライラックが突き抜けた。
上がり勝負でそこそこの血統の馬を完封したこの牝馬は、現状路線のトップクラスに置くべき存在だ。
半姉のラルクよりもスケール感が大きい。
小倉1200はニシノフラワー一族のオーロスターキスが勝ったのだが、相手がちょっと走らなさ過ぎで、評価しづらい。

札幌1800戦は、それこそTTG決戦の趣で人気馬が叩き合う構図も、終始後方から自分のリズムを崩さなかったモレイラのルーカスの走りのみが、最後は一際目立つ結果に。
全てにおいてミニモーリスといった気配も、血統の印象通りに、こちらはミドルディスタンス以上に向く馬か。
故に、決め手勝負の中で頭打ちになる可能性がある。慎重に見極めていきたい。
今の時代、決め手を信用できるのは牝馬の方だろう。

 

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北九州記念 -回顧-

読了までの目安時間:約 3分

 

ダイアナヘイローが武豊騎手騎乗なら、【4312】という圧倒的な好成績を味方に、万全の先行押し切りで初重賞制覇を達成した。

4歳勢は短距離路線になると、数は多いから隙間隙間でいい馬を送り込んでは重賞を勝ってきたが、セイウンコウセイに明と暗が分かれたように、あまり信用できるレベルの馬は出てこなかった。
それが人気上位3頭を独占で、穴馬券が発生すると思っていたのだが、世代間比較で特別強いという印象のなかった牝馬の方が粘り込んだ。

キングヘイロー×グラスワンダーというのは、ちょうど20年前にターフを賑わせたトップホース同士の配合であり、常にそのライバルに騎乗していた武豊騎手にとっては因縁のある血筋の馬。
しかし、敵を知らなければ己の勝利もないということを体現していた彼にとって、強気に攻めるタイプの逃げ馬ではないということをよく心得ているかのような騎乗は、何度も対戦する中で感じてきた相手の死角と強みを全て理解したものだったように思う。

その次にはフジキセキというスキーキャプテンで負かし切れなかった名馬が入り、一族の根幹を形成するステイゴールドの存在は、自分にとっては常に味方だったというのも、ダイアナヘイローは実に縁の深い血統の持ち主と言える。

強気の出し方は、本番でこそ全力で。
まだ試していないのは、武豊騎手の十八番である後方一気。
サンデー系が闊歩する日本競馬において、こうした日本産の配合から生まれた馬が目立った存在になることはないが、どうにも1:07.5という勝ちタイムに限界点のようなものを感じる。
このままでは、少なくともGⅠでは足らない。

際どく迫るも3着を外した4歳牡馬陣には力の差を示したが、極端な穴馬が台頭のこのレースは、決してハイレベルだったとは言えない。
もっと速く走らせるために、名手が次なる一手を繰り出すことは間違いないだろう。

 

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札幌記念 -回顧-

読了までの目安時間:約 4分

 

平均ペースで何の問題もない展開に思えたが、直線の有力馬、楽をしていると思えた先行勢の動きは案外だった。
いや、走れていなかった。

2分を切ることは間違いないと思われた組み合わせで、それを切れなかった。
時計には不安があるこちらのキングカメハメハ・サクラアンプルールが、蛯名騎手の得意とする小回りでの必殺のわずかしか使えないキレ味を最大限引き出す至極の好騎乗に応え、最高の末脚を炸裂。
最近また芝を使われ出したナリタハリケーンがそれを追い詰めて、これもキングカメハメハで…。

もう17年も前になるが、やや体調面に不安のあるファレノプシスが前年2着の実績を買われて結構な人気になったことがあった。
こちらもまだ進路に迷っていたアドマイヤコジーンなどがいて、重賞実績のあるメンバーがちょっと物足りないレベルの組み合わせとなり、良血エアギャングスターは2着に入るも、ダイワカーリアンの逃げ切りという意外な展開で、皆呆然としたことをよく覚えている。
その翌年、ジャングルポケットが伸びきれず、エアエミネムが楽勝するというシーンを目撃したのとは別の次元で、これはどう見たらいいのかよくわからない結果に終わった残念な札幌記念の記憶が、今年の直線の攻防で思い起こされたのである。

仕掛けが絶妙で…。
ローカル重賞ではよくある結果。
が、これは定量戦であり、有力馬もそれなりの状態にあったはずである。
おまけに、皮肉にもキングカメハメハの人気馬の方は理想の位置取りで万全の態勢でレースをしていたのに、人気のない方が主役になる有様。

考えてみたら、こういう理想の展開で力を出してもダメだったから、今もまだGⅠを勝っていないのだろう。
とすれば、この結果をあえて、前向きに捉えるための材料としないといけない。

はっきり言って、エアスピネルは自滅もあったのかもしれないが、両者ともこれで前に行ってはダメだと言うことがはっきりした。
ヤマカツは距離延長に若干の伸びしろがあるから、有馬記念で内枠を引いたら好位付けでもいいのかもしれないが、エアはもうマイルでさえも前に行けないのだろうと、これで証明してしまったようなところがある。

17年前の例に倣えば、GⅠの実績は違っても、2000Mでなければどうにかなるという成功のパターンは、毎年好メンバーが集う札幌記念だから、ないわけではない。
右回り平坦でなくても、最近は左回りでも惜しい競馬が増えたサウンズオブアースには、さすがに太目残りで騎手も少々自重していたところもあるから、これもまだ見限れないところはあるだろう。

ただし、決め手はサクラアンプルールのそれにずっと劣っていたことは事実なので、あくまでも好走の可能性はあるというだけのこと。
このレース。期待だけは一流だったマウントロブソン&モレイラの案外普通の差し損ねは、ある意味一番のショックな材料なのかもしれない。

キレないけど競馬が器用というほど前向きさがあるわけではない彼のことを信頼した騎乗ではなかったように映ったが、それでも1、2着馬より見劣る決め手というほどのズブでもなかったはずなのだが。
小回りでスピードに乗せるテクニックがある騎手が乗った時に、たとえ得意でなかったとしても、あまり惜しくない上がり上位の末脚を見せたところで、次にどこに繋げればいいのか難しい選択を陣営は迫られることになってしまった。

実績上位の馬が不発になった時の保険は機能せず、内枠を利した強かな穴馬の競馬が得意な騎手が目立った札幌記念は、結局のところ、負けた組の巻き返しに望みをかけるより楽しみはないのが、残念が結果しか見出せない。

 

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札幌記念 -予想-

読了までの目安時間:約 4分

 

GⅡに出てくる馬が、GⅠではちょっと足らないタイプに向くレースと本番想定のレースとである程度振り分けられるとすれば、ここで必要なスキルは充実度と勝負強さとなる。

エアスピネル-ルメール
サウンズオブアース-横山典
ヤマカツエース-池添
主役級に相応しいコンビとなっている一方、
マイネルミラノ-丹内
マウンドロブソン-モレイラ
という、この辺りの条件であれば侮れない人馬がいるのも事実。

正直、隔年ごとにメンバーの質に差が出る近年の傾向もあるから、今年は外れ…、いやいや、ここで結果を出せれば次があるという組み合わせなのだから、後からどう言われようとも、まずは札幌記念を勝たないといけない面々なのである。

そういう組み合わせだと、GⅠを展望して絞る狙い方はできないが、距離実績だとかこの路線の立ち位置でだいたいの方向性が見出せる。
今年に関しては、すでに2度このレースを使っているヤマカツエースを軸とするのが妥当だろう。
圧倒的な才能の差はなくても、2000M重賞4勝の実績は、今回予想される展開に最も相応しい直線での末脚比べに適していることを既に証明している。

加えて、ずっと使ってきて疲れてから休むというローテが、先述の実績の積み重ねにより、狙いを絞ったものに変わってきたから、これまであまり休み明けの成績が良くなかったこの馬でも、上がりの末脚がかなり安定してきた近走の内容なら十分に勝負になるはずだ。
勝っていても負けていても使われる立場が不安定なリリーフ投手に比べて、週に多くても2度の先発投手であれば、一度に使えるエネルギーも多くなる。
理屈は単純でも、GⅡ以上のレースで4度続けて掲示板に載っているわけだから、強ち筋違いな見解ではないだろう。

相手はどうしようか…。
ここは武器を大切にしたい。

◎ヤマカツエース
○マイネルミラノ
▲ロードヴァンドール
注マウントロブソン
△サウンズオブアース、エアスピネル、ツクバアズマオー

逃げ馬は両方粘ることは滅多にないのが小回り重賞ではあるが、共に今年になって厳しい流れの小回りコースで追い込み馬台頭のシーンでも粘っていた2頭だから、いくら勝ちたいと言っても動きづらいタイプの有力馬が、見事に差し損ねて不思議はない組み合わせ。
エアは長いし、サウンズは少々短い札幌2000M。
伏兵は決まって1800重賞の好走馬ということも多いローカルでは、マウントロブソンの実績不足も、ここでは十分通用の可能性がある。

それにしても、ネオリアリズムに本来乗る予定だったのだろうモレイラ騎手は、堀厩舎の馬に実に縁が深い。
昨年のモーリスは、何だか変なところでつかえてしまっている状態で、道悪も重なり、自慢の末脚を引き出すことにだけ傾注したので、ネオの走りを邪魔することさえできなかっただけのこと。
マウントロブソンにしてみれば渡りに船だろうが、それはモレイラも同じだ。
後から振り返れば…、は今年も繰り返されるかもしれない。

 

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北九州記念 -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 

夏の1200路線で今のところ一番ハイレベルだったのが、ぶっちぎりのコースレコードが出た函館スプリントS。
そこから2頭出てくる異様な組み合わせになったのも、本州組のスケール感が勝ち馬とその他でやや差があった結果に映ったせいなのかもしれない。

あえて、ここでまだ若い鮫島克駿騎手にテン乗りでのスイッチとなったエイシンブルズアイから狙いたい。
前走は評価が実は一番難しい函館SSで、いい内容とも言えない6着だった。
参考にすべきは、昨年のオーシャンSだろうが、イケイケドンドン型になりかけているアクティブミノルが元気に今回も登場となったとして、その時のハイペースが再現されることまではなさそう。
一時期とんでもないペースが頻発していたレースだけに、それを理由に台頭の根拠とするのが正論のようで、1800重賞でも好走歴のあるこの馬だけに、ここは昨年のバクシンテイオーのような無欲の一発に期待するのが正解だろう。

高速決着での実績はそれなりにあるが、安定して走らないこの馬は、前走の1:07.4でスイッチが入る可能性がある。
サイフォンの影響か、いつも似たような景色を見ているとすぐに飽きてしまう癖があり、最近は血統のイメージに合ったダートを使って、芝1200をこれで2度続けて走ることになった。
2度目で変わるケースはこれまでも多く、これまで実績のない57以上のダート2戦も度外視となると、結果だけみれば、昨年の叩き3戦目だったバクシンテイオーのリズムと同じ。

◎エイシンブルズアイ
○ファインニードル
▲アクティブミノル
注ダイアナヘイロー
△キングハート、ツィンクルソード、バクシンテイオー、プレイズエターナル

競馬の常道で言えば、上がり馬のファイン、ダイアナの2頭が復調したアクティブミノルとどうやりあうかという見立てになるわけだが、ここ最近まともに決まっていない重賞の流れがあるから、みんなの考えと違うところにいる馬の方がもっと勝機がある気がしてしまう。
乗り遅れることはよくあるけれど…。

 

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札幌記念の因縁

読了までの目安時間:約 3分

 

牝馬と牡馬タイトルホルダー
札幌記念が8月開催になると同時に、GⅡ格上げされた後、いきなり連覇してしまったのがエアグルーヴだった。
動きの悪いジェニュインを置き去りにし、エリモシックに自信をつけさせる盾制覇に向け、復帰後2連勝を決めたのがちょうど20年前。
以後、牝馬の大物食いが頻発することになる。

後のマイルCS優勝馬トウカイポイントを子供扱いしたテイエムオーシャン。
GⅡでは手強いバランスオブゲーム、ローエングリンらにGⅠ馬としての底力を見せつけたファインモーション。
インフル禍による変則開催でマツリダゴッホらをねじ伏せたフサイチパンドラ。
ブエナビスタ、レッドディザイアらと同期の遅れてきた大物フミノイマージン。
芦毛の二冠馬をキレで封じ込めたハープスター。
人気になってもならなくても、ファレノプシスやブエナビスタは1番人気で力を出し切れなかったように、洋芝適性は重要である。

GⅠ馬が勝てない
札幌2歳Sを勝つと翌年は札幌記念で来る。
ジャングルポケットは不発に終わったが、
サクラプレジデント
アドマイヤムーン
は3歳馬の身で、しっかりデビューの地でご恩返ししてみせた。

マツリダゴッホ
ロゴタイプ
ゴールドシップ
札幌2歳Sで縁のなかった彼らは、3歳の時点で高いポテンシャルを示すものの、あまりいい結果を札幌で残すことはできなかった。
ちょっとズレもあったのか、適性の面で、しっかりと振り返ると結局は、洋芝適性で人気になったわけではなく、力の違いで才能の一端を見せたことが評価されただけで、ジャングルポケットもそうなのかもしれないが、血統などでは測り切れないものもあったのかもしれない。

もうひとつ、2分を切るのが当たり前になった近年、1番人気の信頼が揺らいでいる。
ここ10年で2分を切った年は5度あるが、1番人気は宝塚を1年後に制す10年のアーネストリーが勝っただけで、これがレコードと1秒近く遅れるタイムで勝っている。
トーセンジョーダンもネオリアリズムも2分超えのタイムで、ほとんどハンデ重賞みたいな状況。
昨年のように、負けた後活躍する馬もいるから、評価の方が重要なのかもしれない。

 

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デッドライン<菊花賞2か月前展望・路線回顧>

読了までの目安時間:約 3分

 

北海道の上がり馬は狙い目だが…。
レジェンドセラー 横津岳①500 ルーラシップ×スペシャルウィーク<木村厩舎>
バルデス 松前①500 ハービンジャー×ディアデラノビア<木村厩舎>
マイネルヴンシュ 北辰①500 ステイゴールド×コマンダーインチーフ<水野厩舎>
ローリングスター 知床①500 ハービンジャー×ダンスインザダーク<伊藤伸厩舎>
血統は足りても、関東馬の上がり馬は決まってトライアル好走組しか買えない。

じゃあこいつか!
キセキ ルーラシップ×ディープインパクト
中京2000①500-信濃川①1000
しかし、菊には向かわないようでして…。

スワーヴリチャード
カデナ

いないぞ、いない!!

思い起こせば、2歳戦の頃からこの世代は、皐月賞辺りに向きそうな馬は沢山いても、ダービーに合いそうな馬はいないという雰囲気にあった。
ヴァナヘイムが故障して以降、レイデオロという期待馬が登場した以外、カデナは少し華奢な印象があったし、連勝できる馬が少なかったから、札幌2歳S楽勝の元地方馬・トラストでも十分足りると思っていた。
が、彼自身の成長が足らず、血統の割に道悪を苦にする傾向が出ていたから、脚質面からいって、穴快走以外の出番は考えにくかった。

毎日杯がハイレベル決着とされ、牝馬も登場した皐月賞は、馬場は何だか変化感じの作りになってしまって、正直よくわからないまま、波乱の結果を受け入れることになった。
よく考えたら、ダービーも正直、レベルは不明のまま。
早仕掛けは当然の流れでも、先行残りほとんどなしで、皐月賞上位組はほぼ壊滅という結果は、異常と言わざるを得ない。
皐月賞組がワンツーで、連対馬はアルアインが5着止まり。

適距離の幅やGⅠで通用する条件が狭すぎる馬同士の争いでは、総合力の高さはそのまま高い評価に繋がる。
ナリタブライアンと遠縁のセダブリランテスがセントライト記念に挑むが、ほとんどロックドゥカンブみたいなパワー型で、ドタドタ馬場でも3分5秒で走れる菊に向くとは思えない。
ロックは本番で不利もあったが、正攻法で距離に適応できるような感じはない。
困った。

 

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課題山積の堅実派

読了までの目安時間:約 2分

 

「いいレースができなかった」
なかなか勝ち切れない馬の切なさが全て詰め込まれた、安田記念後の武豊騎手のコメントである。
八方塞がりのレースと言えば、8年前のウオッカの奇跡を思い起こすわけだが、エアスピネルはまだGⅠには縁がない。唯一最初に挑んだ舞台が最大のチャンスであったわけだが、それを逃したこのコンビもこれで見納めとなってしまうのだろうか。

「折り合いは少し難しいが2000Mは大丈夫」
元主戦が手こずってきた部分に、ルメール騎手は慎重な言い回しでも、素直に課題はあるということを認めている。
函館での調整もうまくいき、昨年大物斬りを成した鞍上に勝ち気を注入してもらわんと、否、勝利への渇望を馬自身から感じさせるものがないといけないから、陣営が逡巡した上での乗り替わりなのは、誰の目にも明らかだ。

「徐々に大人になってきている」
陣営の青写真は、ここを勝った後に秋の天皇賞とマイルCSを両獲りしようというもの。
そこで問題になってくるのが、セイウンコウセイが異常な人気になった原因を作った賞金半減問題の克服である。
3歳時に賞金加算はついにできずじまいで、今年も上半期に加算した分がそっくり半減だから、馬肥ゆる秋を前にして貰えるものをしっかり貰っておかないと、そんな最低限のハードルさえもクリアできない。

同じ馬に何度も負けたのは、距離を超えたところで戦ったクラシック戦線でのことであり、今期敗れた8頭は全て別の馬。
ただ、目標がずっとこの中距離路線にあった馬との対決で、騎手が替わったことがそのまま勝因に繋がるほど単純ではない。
己が設けた壁をどう乗り越えていくのか。
ラストチャンスである。

 

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