競馬予想ブログ

競馬予想ブログ JUST

アーモンドアイ「有馬記念の敗因」と「芝問題・スピード化と薄いスタミナ」

読了までの目安時間:約 3分

 

全く重厚さが出てこない。それを引き出されると、時計勝負で燃え尽きるか故障する。

競走能力があまりにも有能であるが故、フレッシュさが結果にモロに影響するアーモンドアイの有馬惨敗は、衝撃的であったと同時に、自分で動いていくことに慣れている馬ではなかったはずが、巧みにレースを運ぶことに興味を持つようになってきたところでの、特殊過ぎる展開とコースレイアウトが、全ての敗因となる要素を引き出した。

断じて、優劣におけるリスグラシューとの力量の面に差が現れた結果ではない。

同時に、リスグラシューはいつの間にか、アーモンドアイと似たような適性を持つ馬だったものが、エリザベス女王杯を勝つと同時に、単に瞬発力を武器とするひ弱な牝馬ではなくなったのである。

むしろ、揉まれてガッツも求められるような展開を好むトニービンの一流馬らしい姿。

ハーツクライの産駒だからなのか、両グランプリに勝負の綾もあり、縁が生まれたのかもしれないが、その2戦は彼女を語る上での全てとなった。

相変わらず、晩成型しか世界に通用しないのだ。

若き才能が燃え尽きる。燃え尽きるとは何か。

必要以上にクラシックで消耗する原因が、時計と同時に、似た者同士の争いでの叩き合いも影響しているのではないのか。

スタミナを補うためのスピード能力の発揮の仕方にパターンがあって、脚質とは別に、必要以上に速くなる時計で、その究極の持ち味を出し合うことで、ダメージを負うことになるのでは。

距離が延びれば、純粋な底力勝負になるという幻影を追いかけられなくなった今、馬群を抜け出すために必要なスタミナが求められている。

一時期それはメジロマックイーンだったが、今それは、本格的なドイツ血統になりそうだ。

マイルでレコード勝ちした馬の全弟が、時期は若干ズレたというもの、同じく若葉Sを経て、クラシック本番で好走した者同士。

それが明暗くっきりなのだから、血統による影響はかなり大きかったと思う。

ある意味、ワールドプレミアは選ばれし者なのである。

 

コラム

スマートファルコンの復習 – 血統・ドバイ遠征など

読了までの目安時間:約 3分

 

理想のダートチャンピオンが墜ちたあのAWでの躓きについて、明確な理由を示しておきたい。
あのトランセンドやヴィクトワールピサよりも、本来は輝けたはずの馬。
トゥザヴィクトリーなんかよりももっと…。

戦績 34戦23勝【23 416】 <芝【1003】>

スマートファルコンの主な勝ち鞍

GⅠ 6勝
A:JBCクラシック<10船橋・11大井>
B:10 11東京大賞典
C:11帝王賞
D:12川崎記念

・GⅡ4勝
E:0810浦和記念
F:11ダイオライト記念、日本テレビ盃

・GⅢ9勝
G:08白山大賞典、兵庫ゴールドT
H:09佐賀記念、名古屋大賞典、かきつばた記念、さきたま杯、ブリーダーズGC
Ⅰ:10かきつばた記念、さきたま杯

スマートファルコンの血統

父ゴールドアリュール<サンデーサイレンス×ヌレイエフ>
母ケイシュウハーブ<ミシシッピアン×クラウンドプリンス>
クロス:ヴェイグリーノーブル5×3
半兄ワールドクリーク<父マジックミラー/99東京大賞典①>
6代母マーイランの従姉弟ナスルーラ
<マムタズマハル系>

スマートファルコン ドバイ遠征経緯

直前まで交流重賞9連勝、うちGⅠ格6勝で勇躍遠征。
ところが、オールウェザーも合わなかったのか、スタートで大きくバランスを崩して後方からの競馬。
捲ってみようと試みるも、勝ったモンテロッソから大差をつけられて13頭立ての10着。
日本調教馬最先着は6着のエイシンフラッシュ。
中距離での逃げ戦略を確立した武豊騎手の恩恵は大いに受けてはいるものの、元より、小技が利く舞台に適した才能の持ち主。
それを地方で活かす手に出たが、暮れの大井の良馬場で2000Mを2:00.4で走っているのだ。
晩年での挑戦には違いないが、ホクトベガよりは、真っ向から強豪に立ち向かうだけのスタミナはあったように思う。
ダートであれば、結果は違ったかもしれないが…。

勝利騎手

武豊【9011】 ABCD E10 F
岩田康誠【12 402】  E08 GHI
その他
後藤浩輝<2勝目・中山ダ1800>、横山典弘<3勝目・ジュニアC>

勝利競馬場

東京1勝
中山(芝/ダ)1勝ずつ
小倉1勝
金沢1勝
浦和5勝
門別1勝
園田1勝
佐賀1勝
名古屋3勝
船橋3勝
大井3勝
川崎1勝

 

コラム

アジア初の勝利は3歳世代から?! – 凱旋門賞候補・BCクラシック候補を探せ

読了までの目安時間:約 3分

 

一昨年のアーモンドアイの世代が今頃の季節に、我々にワクワク感を与えてくれたこと以上に、今年の3歳にはワールドクラスの活躍馬の出現が望めるような状況である。

ならばと、勝手に妄想をおっぱじめる筆者なのであった。

凱旋門賞

有力の牡馬が多い上に、様々な配合の馬が活躍する世代。

ステイゴールドの孫が元気な世代だけに、色々な見極め方がある現3歳世代の強みは、そのまま、凱旋門賞制覇の可能性と直結する。

候補:活躍中のハーツクライ産駒

道悪適性でステイゴールドと比肩しうる中長距離型が出るのは、もうハーツクライだけであろう。

一通り出切って、もう一度未来を見つめ直そうという時に、2歳主要重賞計4勝の20クラシック世代の登場。

機は熟した。適性を示していきたい。

BCクラシック

速くてバテない馬を作れ。

スタミナ不足も顕著なら、スピード能力のイマイチ感でも、芝とのコントラストがあまりにもはっきりと出ている現状が由々しいとしない、我々の見解の方が問題だったりもする。

候補:コントレイル

本気でスピード型として極めんと、走れば時計がついてくる日本の馬場ではなく、勝ち時計の幅広さも実証しながら、オールウェザードバイWCウインのヴィクトワールピサより速いと示した彼ならば、3歳秋の戴冠も夢ではない。

ジャパニーズダービーでの連対が必須条件となるが、この手の馬は案外、持続型で根幹距離への適性が素晴らしいこともあり得る。

ドバイゴールデンシャヒーン

あと、ちょっと意味合いは異なるが…。

BCスプリントを狙う以上、一応、ワールドCは曲がりなりにも勝っているから、BCクラシックは狙えると思うが、スプリントはまず、アジア圏の大レースから制さないといけない。

芝は何だかんだ、香港でもオーストラリアでも通用したスプリンター。

さて、今後はどうなるか。

候補:アイオライト

リファール×サドラーでほとんどメイショウサムソンである上に、ニジンスキークロスもある華麗なる一族。

適正な時計のターゲットが芝よりダートにあるのかもしれないが、血統の印象よりずっと速い馬だ。

 

コラム

キングカメハメハ・ハーツクライ同盟の軌跡【04クラシック世代】

読了までの目安時間:約 3分

 

04クラシック世代では、ダイワメジャーもスズカマンボもいる。

世代2強の歴史はその年のダービーから始まる因縁とも言える。

そして、もうその続きは孫の世代にまで波及している。

キングカメハメハ 8戦7勝

東京優駿/NHKマイルC

・主な産駒

牝馬三冠 アパパネ

他 レッツゴードンキ

春二冠 ドゥラメンテ

他 レイデオロ

ダートGⅠ10勝 ホッコータルマエ

他 ベルシャザール、チュウワウィザード

古馬タイトルホルダー

ラブリーデイ、ミッキーロケット<アパパネ、レイデオロ>

孫世代

<ルーラーシップ>

クイーンエリザベスⅡ世Cなど重賞5勝

・主な産駒

キセキ

メールドグラース

<ロードカナロア>

19戦13勝/出走GⅠ6連勝/顕彰馬

アーモンドアイ

ステルヴィオ

サートゥルナーリア

<母父>

ブラストワンピース、ワグネリアン、インディチャンプ

ハーツクライ 19戦5勝

有馬記念/ドバイシーマクラシック

牝馬2大エース

ヌーヴォレコルト

リスグラシュー

唯一の牡馬クラシックウイナー ワンアンドオンリー

<2歳>タイムフライヤー、サリオス

国外GⅠウイナー

ジャスタウェイ、アドマイヤラクティ<リスグラシュー>

<古馬タイトルホルダー>

シュヴァルグラン、スワーヴリチャード<ジャスタウェイ、リスグラシュー>

*孫世代でのGⅠウイナーはなし

主な活躍馬は、

<ジャスタウェイ>

出走GⅠ3連勝/中距離部門WR1位

ヴェロックス

マスターフェンサー

<母父>

トロワゼトワル

ケイデンスコール

サンデーサイレンスもキングマンボも、代わりになる違う血が多くある中で、彼らの血脈が事実上ナンバーワンになった。

経緯は色々あるが、淘汰されるのが一番遅い系統と位置付けられるのは間違いない。

その中で、キングマンボのサイクルの早さとサンデー系の意外なほどの遅さは、いい意味のマッチングを果たしている一方、2強には多様な血が混じっていないという死角もある。

さて、来年はどうなっているのか。それだ一番大切なのだ。

 

コラム

実直な成功者 – 北村友一、矢作芳人、飛野牧場・ノースヒルズ

読了までの目安時間:約 3分

 

昨年活躍の競馬人に関し、3部門、4つの勝負の一手に対する、再度の評価を行いたい。

無論、成功者だからこそ語られる立場になったことを、改めて称賛する意味合いが強い。

北村友一 GⅠ3勝

1つ勝つごとに、勝負師になっていった新たな名手の可能性

大阪杯

秋華賞

阪神JF

技巧が際立った19年シーズンの北村友一のハイライトは、何と言っても、暮れの阪神JFでの衝撃的快走。

女傑ウオッカを超える快時計は、今までの彼らしさを超越した積極型GⅠ的戦略に基づく、正しい満点越えを狙った好騎乗。最高を超える意味を体感しか直後だからこそ、スピード自慢のレシステンシアはそれに応えてくれたのである。

クロノジェネシスと紡いだクラシックの戦略とアルアインに教えられたGⅠの勝ち方。

降ろされた馬も確かにいるが、彼だけが特別低評価というのが理由ではない。

まだ巧くなる男だ。

矢作芳人 名牝2頭と天才2歳王者

好機を見逃さない強かさ

リスグラシュー

ラヴズオンリーユー

正直言えば、アーモンドアイやグランアレグリアといったルメールのお手馬の方が、ライバル関係になりつつも、序列では劣るという自覚があることは、有馬前の師へのインタビューで十分に見て取れた。

しかし、総合結果ということでその実績を見比べた時、矢作厩舎の2トップは世代やその部門のナンバーワンホースである。

勝つべくして勝ったわけだが、勝つために全てを尽くしたという自信が、結果と伴ったのは間違いない。

もっと称賛されるべきだ。

飛野牧場・ノースヒルズ 日高の生産者にできること

ディープでノーザンファーム斬り

ロードカナロアのスペシャルワンと自身が1番人気で好敵手のハーツクライやらステイゴールド系をねじ伏せた日高のディープ。

ロジャーバローズ

コントレイル

前者はジェンティルドンナの従姉弟、後者はダノンプラチナと同配合でハートレーとも似た配合。

インティや海外の血統の2頭らと違い、土着した配合の妙が勝利を呼び寄せたのかもしれない。

戦略があるようでなくなりかけている凱旋門賞とその他沢山のGⅠ奪取作戦の成否は、こうした結果からも学べるはずだが、ノーザンファームはこの敗戦から、何を得たのだろうか。

 

コラム

2020年 クラシック展望① – レシステンシア、サリオス、コントレイルほか

読了までの目安時間:約 3分

 

ざっくり、勢力図の整理。

レシステンシア

やたらと速い2歳女王が、久々に登場。

それがテイエムオーシャンやウオッカのような感じではなく、偏ったスペックで総合力を凌駕する競馬は、圧巻だ。

対抗馬

クラヴァシュドール

そうなってくると、総合力で勝負する差し馬が対抗一番手。

東京や新潟で輝いた女王は、もっと専門的な部門に特化した特性を持つ。

消耗戦を利して、豪快な競馬が合うマルターズディオサが2着だった結果からも、中距離的なスタミナが求められなかったことが分かる。

サリオス

豪快でかつ繊細。大型馬らしい特性。

それでいて、負けず嫌い。意外と珍しい。

対抗馬

グランレイかアブソルティスモ

速さではちょっと敵わないかもしれないが、サリオスの武骨さとは対極の位置にいる、競馬がスマートなタイプ。

でいて、多少の不利なら難なく乗り越えられる馬は、何だかんだで魅力的。

コントレイル

現状、サリオスやダノンプレミアム、古くはグラスワンダー、マルゼンスキーなどといった往年の2歳王者や、アグネスタキオン、サートゥルナーリア、ヴィクトワールピサなどの勝ち続けられるギニーホースらと、肩を並べているという感じでさえない。

まだ本気を出していないけれども、まともに戦うチャンスを他に与えない強さは、そう簡単に失われないだろう。

対抗馬・なし

先行できることを証明し、それをGⅠで体現した時点で、スピード競馬への対応力が見えているからには、もっと速い馬かもっと瞬発力がある馬でないと敵わない。

自分から崩れる展開上の不利や不慮の事故・故障でもない限り、アグネスタキオン的進軍が目に見えている。

位置取りを下げさせるより、対抗する術はないか。

その他の注目馬

強烈な12月下級条件組では、

カフェファラオ<中ダ1800新馬圧勝>

故障はしてしまったが、

グランアマーレ<葉牡丹賞勝ちで2戦2勝>

といった、中山においてワンダフルな競馬で魅せた2頭が注目。

負けていない馬から狙うしか、今年は挑戦権を得る術が見当たらない。

言わずもがな、敗者復活が叶うのはホープフルS組。

距離別で優劣に差が出るハイレベルクラシックとなる。

 

コラム

ドバイ・香港・イギリス【国外GⅠ 8勝の真実】遠征の成功に課題を見つけよ 

読了までの目安時間:約 3分

 

ドバイ

ターフ:アーモンドアイ<ロードカナロア>

香港

QEⅡC/カップ:ウインブライト<ステイゴールド>

ヴァーズ:グローリーヴェイズ<ディープインパクト>

マイル:アドマイヤマーズ<ダイワメジャー>

・オーストラリア

コックスプレート:リスグラシュー<ハーツクライ>

コーフィールドC:メールドグラース<ルーラーシップ>

イギリス

ナッソーS:ディアドラ<ハービンジャー>

経緯はともかく、実力でアジア圏のパワーゲームを優位に運び、昨年全く勝てなかった国外タイトルをこれだけ奪ってみせた日本産の日本調教馬に対しては、一定の敬意を示したい。

それはともかく、ややせこい勝ち方でも、今後の本格的な欧州戦略に展望が開けそうなディアドラに隠れ、凱旋門賞で殲滅状態だった自称長距離砲の不甲斐ない結果も考えると、北米ダート同様、奥深き歴史に常に圧倒され続けてきた日本調教馬のファイターとしてのスタンスは、まだまだなのだ思い知らされた。

枠が限られる「マイルを超える距離で活躍するオセアニアンスター」が実質枯渇状態のオーストラリアで、関西馬の上り調子のスターやその候補だった馬が快勝したことそのものは、輸送をこなした点のみ評価。

リスグラシューは内容的には両グランプリの方が上だったが、わけのわからない勝ち方をしたコックスプレートに、その充実度合いが現れていた。

問題は、香港で牛耳ったという結果に囚われ過ぎない覚悟があるか、ということ。

層の厚さを踏まえれば、沙田の高速化は、日本馬にちょうどいい湯温の大浴場が再オープンしたようなもの。

格で全く別次元のドバイのアーモンドアイなど、有馬のそれと別物であり、負けてはいけないレースを制したことを、冷静に捉えるべきか。

斜行をやんや咎められた松岡騎手こそ、真のチャレンジャーであった。

良くも悪くも、ギリギリの無理の仕方が日本の騎手には物足りない。

スミヨンほど派手でなくても、ビュイックくらいの立ち回りはすぐにでも吸収したい。

と、問題は今年も、人間側の準備であると、しっかりと出ていることを学ばないといけない。

 

コラム

コントレイル、サリオスほか 2019年2歳牡馬路線総括

読了までの目安時間:約 3分

 

朝日杯の終了時点で思ったことは、時計の持つ意味合いは、牡牝で若干異なる場合があるということ。

思えば、時計を持っていたアストンマーチャンは、まだ速い競馬で目覚める前のウオッカに差し切られた。

中山時代から、朝日杯は速い時計を持っていた馬が、そのまま速く走る歴史があって、阪神移設直後にはその傾向は薄まったが、本質でホープフルSとの棲み分けが果たされた今、マイルの実績であったり、チャンピオンコースで結果を残した明らかに強い馬が、そのまま走る傾向がはっきりと戻ってきたと言える。

鈍重さが少しずつ磨かれ、シャープさには程遠い一方、自慢の成長力を加速度的に証明するサリオスの才覚を、今更疑う余地などない。

ホープフルSが終了し、コントレイルの芸術的な2000M走に感嘆の声を上げる間もなく、驚異的なツートップと、上がり目で見劣らないその他同期生の手駒の豊富さに、改めて、恐れのようなものを覚えた。

コントレイルはある意味、3歳春完成を目的に作り上げられた期待馬。

既に、ワンターンのスピード競馬にも対応し、同時に、こうやって中山の高速決着ではないクラシックトライアル的一戦も楽勝である。

サリオスは天才的なようでいて、豊かな成長力を秘めるトニービンやドイツ血統のズルムーの存在を一時忘れさせる、ニジンスキーやデインヒルといった欧州型の3歳チャンピオンにフィットした血の効果が今のところ出ているだけで、本質は完成待ちの段階だろう。

そもそも、出来上がり間近のディープの一流馬で、キャリアの積み上げ方がハイセンスなほど、どんどんチャンスを得ていけるコントレイルの配合には、完成を遅らせる要素が見当たらない。

しかし、今は同じくらい強い。

さて、どう挑んでいくのかが、他馬の照準になってくるわけだが、何もせず結果を出した順から、好機に恵まれるのではないだろうか。

ステークスウイナーは、大体GⅠどちらかに挑戦していたから、その再戦となっていくのだろうが、全容の掴めないホープフルS参戦予定だった骨折休養中のグランデマーレやまだいるハーツクライ・マイラプソディらが、未対戦でGⅠ登場は怖い。

自力走行型は侮れない。

 

コラム

フェブラリーS、チャンピオンズC、そして藤田菜七子騎手 ~ ダート路線総括

読了までの目安時間:約 3分

 

まずは中央GⅠから。

例年、暮れのビッグレースからの直行組が幅を利かせ、ドバイへのステップにできた時にハイレベルになるフェブラリーSが、5歳の上がり馬の登場で、違う形で盛り上がりを見せた。

インティ。ネイティヴダンサー継続クロスのサンデー潰しに成功した快速馬の出現である。

スタートで全ての死角を振り切り、スター騎手の巧みなリードに最高の結果で応えた。

中京のチャンピオンズCも構図は同じか。

余裕ローテで負けないことを一番とするクリソベリルの臨戦過程は死角が大いにあったが、我々の側が細かいことを気にした2番人気だったか。

フェブラリーの2大スターを跳ね飛ばすがごとき直線の進出で、天才馬は面目を保った。

そう、このゴールドドリームとインティにプラスアルファがなかったことが、オメガパフュームやら何やらの台頭を許した面は大いにある。

もうケイティブレイブだけでは何も変化をつけられない長距離部門の川崎記念は、ミツバの圧勝。

マイルのかしわ記念は、船橋の特性込みでゴールドドリームの強かな競馬が光った。

それらが左回りで台頭なら、右回りはオメガパフューム。

誰よりも瞬発力があるわけではないが、450kg前後の馬格とは思えないタフな末脚で、勝負所を占めた。

ゴールドドリームの刺客は彼だけでなく、盛岡で動き一変のサンライズノヴァもいた。

ベストローテの場面でも若くて速い馬が台頭。

小回りすぎて出番なしの浦和JBC覇者・チュウワウィザードが、諸々の穴埋めを今後していきそうで、何か、周到な事後処理が着々と進行していた1年にも思えた。

藤田菜七子騎手とコパノキッキングの物語も続く。

異常速力のゴールドクイーンもタフだから、短距離戦線は女の時代が続くかもしれない。

ブルドックボスの一撃に面食らったことや本当は鮫島良太騎手のお手馬・ヤマニンアンプリメも確かに強いが、得意分野が皆違うので、変な消耗はなく、どの馬も長く活躍するだろう。

 

コラム

ホープフルS 令和になっても傾向は不変か

読了までの目安時間:約 3分

 

百聞は一見に如かず、とはいえ、再調査の意味合いはあった。

熱い気持ちを時計勝負にならない舞台で、静かに燃やせ、ということか。

 

【ホープフルS】

GⅠ

18①サートゥルナーリア<皐>

GⅡ

16①レイデオロ<ダ・秋天>

15消ディーマジェスティ<皐>

オープン特別

11⑦フェノーメノ<春天2回>

10①ベルシャザール<JCD>

08①トーセンジョーダン<秋天>

01④ゴールドアリュール<JDD・DGP・東大・フェブ>

99①エアシャカール<皐・菊>

94⑥サクラキャンドル<旧女王杯>

92①ウイニングチケット<ダ>

ラジオNIKKEI杯・たんぱ杯 91~13

13①ワンアンドオンリー<ダ>③サトノアラジン<安田>

12①エピファネイア<菊・JC>③キズナ<ダ>

11②ゴールドシップ<皐・菊・有馬・宝塚2・春天>⑮ハタノヴァンクール<JDD・川崎>

09①ヴィクトワールピサ<皐・有馬・DWC>③ダノンシャンティ<NHK>④ヒルノダムール<春天>

08①ロジユニヴァース<ダ>

06②ヴィクトリー<皐>⑤アサクサキングス<菊>

05②アドマイヤムーン<DDF・宝塚・JC>

04①ヴァーミリアン<川崎2・JBCC3・JCD・東大・フェブ・帝王>

03①コスモバルク<SALC>

02①ザッツザプレンティ<菊>

01③アドマイヤマックス<高松宮>

00①アグネスタキオン<皐>②ジャングルポケット<ダ・JC>③クロフネ<NHK・JCD>

98①アドマイヤベガ<ダ>

97②キングヘイロー<高松宮>

96①メジロブライト<春天>

95②イシノサンデー<皐・DGP>③ダンスインザダーク<菊>⑪タイキフォーチュン<NHK>

94①タヤスツヨシ<ダ>

92①ナリタタイシン<皐>

*シクラメンS

90①トウカイテイオー<皐・ダ・JC・有馬>

89①ハクタイセイ<皐>

総計

皐月賞 11

89 90 92 95 99 00 06 09 11 15 18

東京優駿 9

90 92 94 98 00 08 12 13 16

菊花賞 7

92 95 99 02 06 11 12

参考・朝日杯

皐月賞 91・93・07・12<堂々表ローテ>

東京優駿 89・91・93<ベテラン騎手>

菊花賞 92・93<パシフィカス兄弟>

 

コラム

1 2 3 21