血統予想・コラム

JUST競馬予想ブログ

平成の出世レース・そんなもんかねの重要前哨戦

読了までの目安時間:約 3分

 


中山記念

<17⑤ヴィブロス>

14③15②16③リアルスティール<⑦ロゴタイプ>

14<①ジャスタウェイ>

<12③13⑧リアルインパクト>

<11①ヴィクトワールピサ>

10③ショウワモダン

05②06④0809①カンパニー

<09②ドリームジャーニー>

98①サイレンススズカ

96①サクラローレル

 
阪急杯

18②モズアスコット

<15②16①ミッキーアイル>

14①コパノリチャード⑨ダノンシャーク

<13①ロードカナロア>

11①エーシンフォワード

08①09②ローレルゲレイロ

04①サニングデール

 
ここからGⅠ初制覇に繋げた面々は、

リアルスティール

ショウワモダン

カンパニー

サイレンススズカ

サクラローレル

モズアスコット

コパノリチャード

ダノンシャーク

エーシンフォワード

ローレルゲレイロ

サニングデール

 
すでにGⅠを勝っていた馬の場合、

ヴィブロス

ロゴタイプ

ジャスタウェイ

ヴィクトワールピサ

ドリームジャーニー

ミッキーアイル

ロードカナロア

何となく、レースの格と求められる資質に関係するものが影響しているのか、今後を展望するためには、すでに大きな舞台における好走実績があった馬が、足慣らしに使ってくるレースという雰囲気になってきた。

いずれ、大阪杯の重要ステップに今後は落ち着くだろう金鯱賞も、そうなっていく。

それは阪神大賞典であり日経賞という、重鎮のための前哨戦群から連なるレース傾向に同じである。

そうではなかった馬を探っていくと、中山記念では、道悪3着のショウワモダンや才能開花直後のサイレンススズカ。

阪急杯はエーシンフォワードと若さと勢いで拙いレース内容をカバーしていったモズアスコットなどがそう。

彼らは、早い段階で期待されていた馬だから、関東のオープン大将だったショウワモダンは除き、初めてオープンに上がった段階ですでに人気になっていたか、好走している。

才能の再確認という意味では、完成度を優先する実績馬のためのレースだから、快走する伏兵の未来に過度の期待はできないと言える。

 

コラム

クラシック展望③

読了までの目安時間:約 3分

 


主要重賞をしっかりと回顧する。

 
きさらぎ賞 ダノンチェイサー

好位抜け出しでディープが勝ったという点以上に、母系のヨーロピアン配合に対し、例年よりもタフなコンディションでありながら、人気によりなったヴァンドギャルドよりも、柔軟な対応力を示したことが、最大の強調材料。

その他が案外だった面は否めないが、潰しが利くレースだから、見せ場を作れなくても、ダービーを目指すための準備を始めたい。

 
共同通信杯 ダノンキングリー

現時点における、クラシック直結の最高レベルのレースだったが、ダノンキングリーのキャリアから見て、1馬身と1/4という着差は、アドマイヤマーズに展開面における距離への順応性の限界もはっきりした印象で、脚質的な死角は展開によるものは大きいとしても、皐月賞の重要戦という近年位置づけから考えると、高速馬場への適応力がアドマイヤマーズにそこまで見られなかったから、サートゥルナーリアの2番手は、キレのダノンキングリーという評価が固定されるように思う。

 
クイーンC クロノジェネシス

結果は大方の予想通りだったが、脚の使い方がイメージと真逆。

結果がイメージ通りだったのだから、脚質面での差異は、パフォーマンスダウンに繋がらず。

2番手グループながら、血統がほとんど同じだから、これからも仲良しのはずだ。

 
エルフィンS

スローで出負けの後方一気。同父ジュエラーのような形は、若き日の姉・クイーンズリングそのものだったアクアミラビリスが、35秒台中盤の時計を作っての差し切りで、力が違った印象。

 
クロッカスS

ジュニアCの反省を活かしたマーフィーが、総まとめのような週末にディキシーナイトを駆って、見事に抜け出し。過剰人気の中の勝利には一定の価値はあった。

 
ヒヤシンスS

勝ったオーヴァルエースは…、どこかでタイトルを獲ると思います。2、3着も強力。

 
その他

春菜賞で好時計勝ちのココフィーユは、東京1400では相当な能力を秘めるロードカナロア。

新馬勝ちでは、ジャスタウェイのアイワナビリーヴなど、相変わらず牝馬が良質に候補となっている状況。

牡馬勢は…。力はあっても、成長途上の印象。キレが今一つ。

 

コラム

平成の出世レース・ハンデGⅢをなめるなよ!

読了までの目安時間:約 3分

 


共同通信杯

17①スワーヴリチャード

16①ディーマジェスティ

15①リアルスティール②ドゥラメンテ

14①イスラボニータ③サトノアラジン

12①ゴールドシップ②ディープブリランテ③スピルバーグ

10②ダノンシャンティ

09②トーセンジョーダン

01①ジャングルポケット

 
京都記念

<17③レイデオロ>

16④17⑦ミッキーロケット

16、17①サトノクラウン

15①ラブリーデイ

13①14②トーセンラー

11③ヒルノダムール

10<①ブエナビスタ>②ジャガーメイル

 
☆ダイヤモンドS

13①アドマイヤラクティ

11④12⑥ビートブラック

03(中山)①イングランディーレ

 
京都牝馬S

16①クイーンズリング

13①ハナズゴール

08④ブルーメンブラット

94①ノースフライト

 
☆小倉大賞典

16③ネオリアリズム

98(中京)①サイレンススズカ
 
 
 
【フェブラリーS】
 
根岸S組

18①→①ノンコノユメ

17②→②ベストウォーリア①→③カフジテイク

16①→①モーニン

12③→①テスタマッタ

 
平安S・東海S組

15①→①コパノリッキー③→②インカンテーション

13①→①グレープブランデー

 
その他の勝ち馬

JCダート・チャンピオンズC組

17⑫→①ゴールドドリーム

11①→①トランセンド

10①→①エスポワールシチー

14フェアウェルS⑨→①コパノリッキー

09川崎記念③→①サクセスブロッケン

 
フェブラリーSに関しては、前走左回りでの結果と合わせて、スピード傾向が顕著な特性として見られる。

その裏でハンデGⅢが同週に多く組まれるようになったわけだが、似たカテゴリーの別の舞台でで大激走する馬が、ときたま登場する。

ビートブラックがダイヤモンドSに挑むと、決まって立ち遅れた上に、決め手比べになってしまい、出番なしだった。

アドマイヤラクティは豪快な競馬でダイヤモンドSを制した時は、すでにGⅠ馬となっていたジャガーメイル相手の完勝。

ネオリアリズムは消耗戦の小倉大賞典で、出負けをカバーする早仕掛けも最後は競り合いで3着まで。

ただ、オープン2戦目で初の小倉なら、上々の結果。

イングランディーレになぞられるように、ここはあくまでステップだった。

 

コラム

フェブラリーS・レースレコード史<レコードクロニクル>

読了までの目安時間:約 3分

 


芝とダートの狭間で

達成年 達成馬 レコードタイム(馬場)<備考>

父・ダート重賞勝利数<芝は全戦での勝利数>

91 ナリタハヤブサ 1:34.9(重)<日本競馬史上初の1分34秒台での決着・ハンディキャップ競走>

ナグルスキー・4勝

05 メイショウボーラー 1:34.6(不)

タイキシャトル・3勝<芝は3勝>

09 サクセスブロッケン 1:34.6(稍)

シンボリクリスエス・3勝

16 モーニン 1:34.0(重)

ヘニーヒューズ・3勝

 
 
良馬場ベストタイム

92 ラシアンゴールド 1:35.4<ハンデGⅢ時代ベストタイム>

ラシアンルーブル・3勝

00 ウイングアロー 1:35.6<GⅠ昇格後初の1分35秒での決着>

アサティス・8勝

02 アグネスデジタル 1:35.1

クラフティプロスペクター・6勝<芝は4勝・GⅠのみで全4勝>

06 カネヒキリ 1:34.9

フジキセキ・9勝

10 エスポワールシチー<タイレコード>

ゴールドアリュール・12勝

 
 
近5年の勝ちタイム

18 1:36.0(良)<45.8-50.2>

17 1:35.1(良)<46.2-48.9>

16  上記参照  (重)<46.1-47.9>

15 1:36.3(良)<34.3-12.6-13.1-36.3>

14 1:36.0(良)<48.0-48.0>

マイルという距離もあり、一定以上の流れにならないとハイレベルの時計にならないのは、芝のレコードの発生理由とほとんど同じ。

ただ、総じて上がりは12-12ラップ以上にならないので、平均ペースでは速い時計は出ない。

が、近年何故だか、流れているのに時計が出なかったり、やけに速かったりとまちまち。

旧コース時代からノーザンダンサー系が幅を利かせていたことに、大きな変化はないが、芝馬の仔がダートで走っていた頃よりは、元からダートのスピード自慢であることが明白なヴァイスリージェント、ストームバードの血を持っていた面々のレコードには、納得できる面もある。

そうなると、今度はスペシャリスト化しすぎて、他のレースで輝けないことも多くなる。

悩ましいが、はっきりと日本のダート馬の進化が見て取れる一覧にはなっているか。

 

コラム

3歳快走記

読了までの目安時間:約 3分

 


マイルCSも有馬記念も普通だったが、別の3GⅠで輝いた前3歳馬は、ちょっと違う。

 
マイルCS南部杯

ルヴァンスレーヴ

挑戦者が報われてこそのスペシャルマッチ

そこにはゴールドドリームがいて、人気も当然、そちらの方が上。

フレッシュさで3歳馬が上回っていたのは間違いないが、連戦に耐えられるタイプではないゴールドが、戦前の評価上位はごく自然な流れであったはず。

それを正攻法の抜け出しのイメージがないルヴァンスレーヴが、自分をマークさせて、最後は突き放したのだ。

見た以上の楽勝であり、中京の勝利に一点の疑いなどない。

これまで以上に完璧な競馬ができるようになっていた。

 
菊花賞

フィエールマン

キャリアの問題よりディープが勝った意義

どんなにスローでも、レースの上がりが33秒台にはならないが、出走馬の半数近くが33秒台の上がりを繰り出していた。

1800のみのキャリアもその圧勝馬やその重賞勝利馬が勝ってきた歴史を考えると、サクラスターオーの例を取り出すまでもなく、休み明けが軽視の対象になるのもまたおかしい。

だから、散々これまで蹴散らされてきたディープ産駒が勝利したことの価値を、再評価すべきなのである。

ダンスインザダークが誰も使えない脚で抜け出してきたように、フィエールマンもまた、ディープの万能性と底力を示したのである。

 
ジャパンC

アーモンドアイより父ロードカナロア

アルカセットはキングマンボ直仔

ホーリックスの2着オグリキャップはネイティヴダンサーの孫

日本の看板レースたるジャパンCの権威失墜は、語ることさえ憚れる惨状ではあるが、質が低下したわけではない。

面白くないだけなのだ。

それに引き換え、ネイティヴダンサー系が輝いたこのレコード決着の3戦は、JCらしくて魅力的である。

誰かと誰かを引き合わせるためのレース。

ハーツもオグリも、あの負けがあるからあの有馬があるのだと思う。

キセキに期待するは、今年の快走だろう。

同時に、そんな才能を同時に送り込んだ祖父キングカメハメハとその仔ロードカナロアにルーラーシップを讃えようではないか。

特にロードカナロアは、母父ストームキャットさえも凌駕する凄味を醸し出している。

 

コラム

ざっくり比較

読了までの目安時間:約 3分

 


ルメールにあってデムーロ兄にないもの。またその逆は。

様々データをひっくり返して調べ直してみたのだが、主だって2つ、相違点のようなものが見つかった。

重賞勝利数 9・13・14・20/11・13・18・15

GⅠ勝利数     1・4・4・8/ 4・4・6・4

<ルメール/デムーロ>(左から順に'15・'16・'17・'18の成績)

コンスタントに重賞を勝っているのはデムーロで、尻上がりに勝負強さを増してきたのがルメール。

この点はイメージ通りだろう。

ただ、重賞クラスになると、派手に活躍するのがデムーロという印象と、その結果には相違が見られる。

どう考えても、大ブレイクするのはルメールの方だ。

昨年の勝ち方は、どの角度から見てもえげつなさを感じさせた。

平場勝利数 72・124・131・143/75・79・100・98

特別勝利数     31・49・54・52/32・40・53・40

今度はどうだろう。勝ち星は数が違うのだから差は出るが、それぞれの割り合いの違いは、皆の印象通りではないだろうか。

至極単純な話に落とし込むと、午前中から元気なルメールと昼休憩後のデムーロ。

デムーロは3:1の割り合いのはずのレースの絶対数の対比に、'16、'17両年で、明らかな力の入れ具合の違いのようなものが結果に出ている。

ルメールは限りなく、3:1になりそうな勢いなのに対し。

おかげで、収得賞金がデムーロの方が下になるケースが現状で、40億3年連続キープのルメールは、名実とも、日本最高レベルの騎手と誇れる状況にある。

これに地方、海外の賞金と騎乗料以外も雑収入まで含めると、意外なほど、ルメールの方がやる気満々なことに気づかされる。

いや、細かなことは気にしないイタリアンらしいデムーロと、ここはすべきなのか。

でも、これは不変であろう。

4・2・1・1/3・4・2・2

勝ち星の比較で、ここ2年は両者ともに、純国産騎手を突き放している。

勝てないから仕方ないではない。勝ちたいと思う気持ちがに折り合いをつけつつ、結果にどう反映されるかという問題を、我々に突き付けている。

武者修行帰りの若手・中堅に見習うところは、案外多いはずだ。

 

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コラム

赤マムシを見つけろ

読了までの目安時間:約 3分

 


今はとにかく、日本人騎手に活力を取り戻してもらいたい。

例えば、金杯にまつわる元気になる話。

肝心のルメール、デムーロは不参戦だったわけだが、マーフィー騎手以下、それなりのメンツは登場した。

それでも、2014年にベリー・ルメールが同時ジャックし、前年はルメールが、翌年はベリーが、京都、中山で連覇した以外、熱量の度合いもあるのだろうか、外国人騎手が勝っているという記録は、少なくとも、今世紀に入ってからはない。

あとは、あのペリエ騎手が京都金杯で2勝したのみ。

その'95・'98・'13・'14・'15年に、何が起こったかを再調査したのだが、

フジヤマケンザン<香港国際C・GⅡ>

シーキングザパール<モーリス・ド・ギース賞>

タイキシャトル<ジャック・ル・マロワ賞>

ロードカナロア<香港スプリント>

ジャスタウェイ<ドバイデューティF>

ジェンティルドンナ<ドバイシーマC>

モーリス<香港マイル>

何かが起こる吉兆。歴史の扉が開かれるシーンと見事にリンクしている。

では、日本人騎手は1月に何を成すべきなのか。

2001年以降の1月開催の重賞レースで、外国人騎手が1度も勝っていないレースはひとつだけ。

'17年は、近年では珍しく、JRA所属の日本人騎手がパーフェクト。

2回京都開幕週に移ってからのシルクロードSのみ、外国人騎手は勝っていない。

15年前にスボリッチ騎手がキーンランドスワンで勝っている以外、ここは不毛地帯だ。

'04年はキングカメハメハ、ハーツクライのクラシック世代で、ウオッカ、ダイワスカーレットが産まれた年ではあるが、武豊、四位騎手らが後に運命を変える馬に出会うことと、妙なリンクする重賞制覇がこの月はあった。

池江厩舎のグレイトジャーニー、アグネスデジタルとウオッカの間を繋いだシルクフェイマス。

では、'17年は。

和田&ミッキーロケットのコンビで、稍重の日経新春杯を制覇。

根岸Sで、戸崎騎手の馬を差し切ったカフジテイクに騎乗した福永騎手。

オカルト的なようで、競馬の真理が具現化したシーンにも映る。

1月までは、大物の短期免許取得も少ない。

今年は外国人1人1勝で3重賞を制覇。重賞2勝・北村友一は特注だ。

 

コラム

平成の出世レース・超A級馬のための関門

読了までの目安時間:約 3分

 


東京新聞杯

'18①リスグラシュー

<'14⑪ヴィルシーナ>

<'13⑪リアルインパクト>

'12⑤ダノンシャーク⑬サダムパテック

'10③エーシンフォワード

'08①ローレルゲレイロ

 
きさらぎ賞

'16①サトノダイヤモンド

'14①トーセンスターダム

'12④ジャスタウェイ

'11①トーセンラー③オルフェーヴル

'99①ナリタトップロード

 
クイーンC

'17②アエロリット

<'16①メジャーエンブレム>

'15②ミッキークイーン

'12①ヴィルシーナ

'11①ホエールキャプチャ

'04①ダイワエルシエーロ

3歳重賞も素晴らしいが、東京新聞杯で負けた組の活躍も目覚ましい。

負けていたのに、その後すぐに立て直してという馬は、ほぼ例外なくマイルのビッグレースで結果を出しているということでも、東京マイルの格が確かなものだと再確認できた。

さて、サトノダイヤモンド、オルフェーヴル、メイショウサムソン、ネオユニヴァース、スペシャルウィークなどなど、厳しい場面でのビッグマッチで真価を発揮した優駿たちの前哨戦となってきたきさらぎ賞を、改めて、解析してみる。

ジャスタウェイはまだ本格化まで1年余の時間を要したが、それは2戦目のここで3着だった父ハーツクライとまるでそっくり。

トーセンラーが走りすぎた時に、オルフェーヴルは何かを体得したかのように、次戦以降連戦連勝で有馬制覇まで突き進んだこともある。

トーセンスターダムは日本に適鞍があまりなかっただけであり、実力は早くから評価されていた。

サトノダイヤモンドは世紀のスター誕生かと、ここでは騒がれた。

アエロリットが快時計決着の2着。

ミッキークイーンは著しい細化により極限状態の中で、猛烈な追い込みで2着。

これはレースレコードであったから、ここ4年続けて、昨年のテトラドラクマの1:33.7を再評価するまでもなく、時計に裏打ちされたスケール感というファクターが、はっきりと結果の分析を直接的に決定づけている面は否めない。

同時に、超スロー勝ちのヴィルシーナや道悪快勝のホエールキャプチャは、即戦力の評価を得つつ、長い時間の活躍に繋げる安定感をここで証明している。

 

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雨と雪 東京新聞杯 平成史

読了までの目安時間:約 3分

 


積雪延期

'01 日→火<土日開催を月火にスライド>

①チェックメイト<その他 01ダービー卿CT①>

'14 9(日)→17(月)<2週連続の週末降雪で3重賞が大幅繰り下げ開催>

ホエールキャプチャ<12ヴィクトリアM①>

季節柄、数年に一度の大雪が降る時季の開催である以上、共同通信杯などでも残雪の中で名馬が蹄跡を残すシーンも数多く競馬史には刻まれてきたが、それと同時期の東京新聞杯も、その手の話題に事欠かない。

特に酷い、この2レースに関しては、JRA対南岸低気圧というあり得ない構図が見えてくる。

天皇崩御や天災には素直に空気を読んで中止の措置をとるが、雪が降ると途端に、エリートのプライドがむき出しに見えることは多い。

'14年の2週連続のケースでは、翌週の2重賞の順延を開催前に決定する、ある種の超法規的措置のような手段を講じ、月日、翌週の月開催でGⅢ3戦を強引に消化した。

何もそこまで頑張らなくても…。

'95 ダート変更

①ゴールデンアイ<その他 '93函館記念①>

これなんかは、昭和の時代ではよく見られた光景ながら、平成のダート変更は'98年のエルコンドルパサーにインパクトがあまりに鮮烈で、こちたは全く目立たない。

サーペンフロ産駒でダート戦からキャリアをスタートしたゴールデンアイが、重賞は芝で制しながら、その後停滞。

前々走ウインターSでライブリマウントらに蹂躙されたのち、金杯好走後に、芝馬のダート戦で皮肉にも重賞2勝目。

オープン格下げながら、重賞史にはしっかりと名を残した。

アドマイヤコジーン復活、従兄弟・スクリーンヒーローの激走に触発されたように、ここで一気に才能を開花させた彼らが制した東京新聞杯は、強烈な不良馬場。

それこそ、昔ならダート変更のレベルの荒れ馬場だった。

ノーザンテーストの血筋が大いに影響していたのかもしれないが、後藤浩輝、田中勝春といった、そこまで今一つGⅠに縁のなかった面々に再びのチャンスを与えてくれたパートナーの力強い走りは、レースを彩る名タレントだったと思う。

 

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平成の出世レース / 快速馬の鈍速力

読了までの目安時間:約 3分

 


アメリカジョッキークラブC

<'15⑦ゴールドシップ>

'13③アドマイヤラクティ

'12①ルーラーシップ<'11新春杯①>

'11①トーセンジョーダン

'09マイネルキッツ④

'98①メジロブライト07①マツリダゴッホ

 
東海S<'13~>

'17⑦ロンドンタウン

<'15①コパノリッキー>

'13<①グレープブランデー>③ホッコータルマエ

 
愛知杯

<'04年に牝馬限定戦になってからはなし>

'97②グルメフロンティア(父内国産馬限定重賞)

 
根岸S

<'18①ノンコノユメ>

'17⑤ニシケンモノノフ

'16①モーニン

<'15⑧ロゴタイプ>

'14<⑦テスタマッタ>⑧ドリームバレンチノ

'01①ノボトゥルー

 
シルクロードS

'18①ファインニードル

'17②セイウンコウセイ

'16⑤ビッグアーサー

'14①ストレイトガール

'12①ロードカナロア

'01①トロットスター

 
季節もあってか、個性派やスペシャリストの名が勝ち馬に多く刻まれ、GⅠと一定の距離が置かれた重賞は、愛知杯が最も純粋な性質を示している一方、中央場所開催もあり、余裕のローテで春最初のタイトルを狙う馬や、海外戦に向けた足がかりにすることも可能な、意外と大きな意味を持つレースが多い。

中でも、阪急杯やオーシャンSを前にして、ここでもうある程度のところまで仕上げてしまおうという狙いがあるのか、シルクロードSの精鋭らは、高松宮記念に直行し、人気に推されるか、好走をしている。

その勝ち馬はトロットと08年のファイングレインも含めると、この時期の開催になってからは実に5頭いる。

ただし、高速化も著しいこの路線にあって、ビッグアーサーは外枠と道悪で惨敗も、高速馬場で激走の変わり身。

例外はいても、その他も似たようなもの。

トロットスター 1:08.7→1:08.4

ファイングレイン 1:09.1→1:07.1

ビッグアーサー 1:08.5→1:06.7

セイウンコウセイ 1:07.8→1:08.7

ファインニードル 1:08.3→1:08.5

マイルCS3着のファイングレインは評価しづらいが、春に一発花火を打ち上げてからは掲示板に載ることもほとんどなしなので、異例の快走とすべきだろう。

ここを経たら、GⅠで走るのみだ。

 

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