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予感

読了までの目安時間:約 3分

 

走るごとに良くなる馬は結構多いが、走る馬の中には、走るごとにパフォーマンスが大きくダウンする馬がいる。
スタミナ型にそういうタイプは少ないから、どうしてもグランプリレースの頃には気配落ちというか、どうしても疲れが溜まってしまうキタサンブラックのような馬は、基本的に頑張って長距離をこなしているのであろう。
メイショウサムソンもそうだったが、決め手でサンデー系やスピード優先の血統の馬に挑む<挑まれる>時に、得意とされる中距離戦ではフレッシュでさえあれば、どこからでも来いとドンと構えて自分の勝負に徹することはできるが、以降は、そのガッツが消耗の原因に繋がってしまうというケースが続いている。

秋天直行は、今回に関しては大いに叩き台の意図を感じるキタサンブラックは、2000M以下のレースで【4110】という好成績。
これまで休み明けのレースで連を外したことはないから、実績をそのまま信用する方が賢明なのかもしれない。
さすがに、前哨戦はパスしたが連覇の懸かるJCを前に回避は有り得ない。

走った後に伸びる海外組。
若い馬が後に出世するケースは多いのだが、一定の共通項があって、GⅠ馬として挑戦した場合は、総じて、2000M以下のタイトルを持っていると、ヴィクトワールピサやジェンティルドンナの例に止まらず、オルフェーヴル、ゴールドシップなどが最晩年に一旗揚げる激走をすることもあったりと、総合力を下支えする効果がありそうだ。

サトノダイヤモンドはどうだろうか。
菊花賞、有馬記念を連勝。ディープインパクトは皐月賞からGⅠ勝ちの記録が始まった影響なのか、本番で策を変えざるを得ない展開に持ち込まれてしまって、更には、レース参戦の事実まで否定された。
道悪に夢を奪われた大遠征ではない渡仏の結果は、有馬記念で出る。それが21世紀の系譜。
速くはないことを示した日本と、重厚ではないことを示したフランス。
グランプリ連覇でしか、もう力は示せない立場になった元天才が、スピードの開眼を見せる可能性が出てきた。

 

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凱旋門賞展望

読了までの目安時間:約 3分

 

ルメールのフォア賞でのテーマは、一貫して勝ちに行きすぎないこと、であった。
それはオルフェーヴルに乗った同じファーストネームを持つスミヨンも同じ。
本番と同じ乗り方をしないことが、結果として、前哨戦たるレースでの正しい戦い方だと、当地の名手たちは皆知っているわけだ。

前哨戦をいくつ勝ったところで、本番を勝ち切れないなどというのは、いかにも長らく欧米列強から見下されてきた我々黄色人種らしい歴史の紡ぎ方だ。
アメリカ大陸の人間も血統も相応には通用してきた凱旋門賞は、肝心の欧州外調教馬には、長く門戸を閉ざすことなくとも、なかなか勝負を自由にさせてもらえない状況にある。
本番を勝つための勝利とすべく、今年はサトノダイヤモンドがフォア賞に参戦したのだが…。

昨年はオブライエン軍団によるシャンティイ大作戦がまんまと決まって、おむすび型のコースをきれいに回って来られなかったマカヒキその他ライバルが、対抗することさえままならなかった。
日本馬の好走条件にもなっているやや多めのお湿りがあれば…、JC級の高速決着では太刀打ちできないことはわかっている。

怒涛の快進撃を続けるカタカナ表記色々のエネイブル<enable>に有利な条件であることも、またわかっていることだ。
少しだけ3歳馬が背負わされる斤量が増えたようだが、古馬に変化はない。
よって、3歳優勢に変化はないのだから、古馬はより作戦への拘泥に勝機を見出すしかなくなる。

個人的には、サトノダイヤモンドの目標をJCに切り替えるならば、良馬場ではより苦しいシャンティイアークは回避でも良かったと思っている。
でも、立て直してみせると、ややへこみながらも前向きに挑戦すると陣営は決めた。
策に活路を。ルメール騎手には、乾坤一擲のやや強引な追い込み策を、乗り替わり覚悟でやってもらいたい。
逃げられない馬には、軽い血統の彼にできる策は限られる。
戦法に騎手の矜持と現状のダイヤモンドの体調が見える一戦になる。

 

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海外遠征で明暗

読了までの目安時間:約 2分

 

今年はロンドンタウン
韓国・ソウル競馬場で行われたコリアCは、想定された通りに日本馬同士の争いとなり、今年は昨年優勝のクリソライトを後ろに回して、充実一途の4歳馬・ロンドンタウンが重賞連勝、初のGⅠ制覇を成し遂げた。
同日、カップの前に行われたスプリントも、武豊騎手騎乗のグレイスフルリープが好位から抜け出し快勝。こちらも初GⅠ制覇を果たした。

日本馬はパーフェクトの結果。
今や、JBC競走の前哨戦は、中央のレースには止まらないということなのだろう。

重馬場に苦しむ
さっと流しながら勝って、いつものように勇躍本番へ…、の青写真通りには今年はいかなかった。
凱旋門賞のスーパー前哨戦デーの掉尾を飾る古馬の一戦・フォア賞は、軒並み2分30秒台の決着が続くソフトコンディションの中行われ、人気の中心であり本番での好走も期待されたサトノダイヤモンドが、リードホースとして帯同するノブレスともども、終始レースの主導権を握りながら、終いは完全に失速し、ダイヤモンドが4着、ノブレスは殿6着と惨敗を喫した。
勝ったのは、それらを見る位置から追走したドイツのチンギスシークレット。

「軟らかい馬場だけが心配」
名手ルメールの不安は的中し、この程度のハードルは乗り越えられると思っていた指揮官の顔からは血の気が引いてしまい…。

当初はロンシャンで行える予定だった今年の凱旋門賞は、ほぼ1年前の時点でシャンティイ連続開催が既定路線となっていたようだが、こういう展開はまず日本ではあり得ない。
コース形態そのものが、日本馬には合わない可能性もある。

 

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