2017年武蔵野S レース展望

JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

武蔵野S -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 

モーニン×横山典弘のコラボがどう影響するかは不明も、アキトクレッセントは若い頃みたいに前に行こうという感じではないから、一応行く候補に挙げられる。

さて、JBC除外&断念組が東京に集中した印象の武蔵野Sは、有力馬も概ね一叩きされて、今後のレースに向けた段取りが整っているように窺えるから、それぞれここでは力を出せる状況にある。
よって、

◎カフジテイク
○サンライズノヴァ
▲ゴールデンバローズ
注モーニン
△サンライズソア、ピオネロ、ベストウォーリア

カフジテイクは日本に理由もない限り存在しえない1400GⅠではなく、マイルのタイトル争いで敗れてきた。
現に、昨年のこのレースでは3着。都合、1600M以上のレースでは【0115】となっている。
ただし、得意とする良馬場のレースで<1400以外ではという話>、人気を裏切ったということになっているフェブラリーS以外には1800Mの経験しかないから、特段力を落ちたわけでもないここでは、豪快な決め脚を発揮してくるはずだ。

サンライズノヴァもいいところを知っている戸崎騎手に改めて手が戻った。
ベストウォーリアとのコンビが定着している中で、若手のホープ、しいてはフェブラリーSの有力候補であるこの馬が、東京ダート【3000】というのは、ここでもかなり強気になれる。
まだ相手が軽いから、斤量実績はあっても、カフジテイクと1kgもらいは有利ではない。
キレも相手の方が上。

問題はポンコツアメリカンになりかけているゴールデンバローズか。
東京ダートの条件戦で【5100】、ムーア騎乗で【2111】もドバイと人馬とも冴えぬ時期の15年秋のこのレースを除くと、パーフェクト連対。
取捨難解も、今年はいい走りも見せている。フレッシュな方がいい。

レベルの高い組み合わせだけに、底力のある馬はひとまず押さえないとまずい。
だから、勝てそうな馬は優先的に買っておく。

 

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マイルCS展望

読了までの目安時間:約 3分

 

まさかとは思うが、ソウルスターリングが毎日王冠で不発だったから、こちらに回ってきても…、と思っていたが、サトノアラジンに先着を許しているから、それもないか。
そこでグレーターロンドンが2着にも入れなかったことは痛すぎた。
初めてとなる間隔を詰めての参戦になっていた可能性もあったが、秋の大舞台への挑戦はもうあり得ない。

少しは男らしくなったサトノアラジンが、どういう雰囲気を醸し出して、今年も恐らく1番人気で出てくるだろう京都の大舞台でパドックに顔を出すのかが問題なのだ。
好時計の安田記念ほど、秋のこちらには全くリンクしないという傾向が出ている。
おまけに接戦。
スプリンターズSでそこの3着馬だったレッドファルクスが連覇を達成したことは、先着している組は喜ばしいことのようで、上がり目となると、その他の組に求めたくなるのは間違いない。

府中牝馬Sに登場したアドマイヤリードは、渋馬場に関係なく、単なる仕掛け遅れで3着。
東京よりイン突きは決まるから、ブルーメンブラットの様に立ち回れれば、結構面白い。
ただ、キレる馬は時計が速くなると出番がなくなる。
デュランダルやカンパニーが強かったときは、決まって時計は平凡。
ダイワメジャーやダノンシャークが元気だったころは、ほぼ全てが厳しい消耗戦だった。

さすがに直前ではないと先行しそうな馬を選定することは難しい。
秋華賞組のアエロリットがその筆頭で、あとラビットラン辺りでも今の路線の混沌具合であればチャンスありでも、結果は思わしくなかった。
ならば、桜花賞馬の方も思ったが、まずは勝ちたいだろう。

直前になっても迷うことが多いマイルGⅠ。
富士Sのメンバーが豪華で、完全にスワンSを凌駕しそうな雰囲気だから、登録しているグランシルク、エアスピネルに加えて、昨年の好走馬イスラボニータとそこで1番人気だったロードクエストの動きを再確認したい。
3歳馬には、ここまでの結果に信頼できない点も多く、勝ち切ってからの上昇力が勝ち負けの焦点になりそうだ。

 

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牝馬クラシック総括

読了までの目安時間:約 3分

 

雨の日は何かが起こる。
大本命は敗れ、その後はすぐに立ち直る。その繰り返しが、今年の競馬のトレンドになっていた。

レーヌミノルの快走は、直前のフィリーズレビューでの浜中騎手の失態があり、牝馬GⅠ請負人たる池添騎手に変更されたことが大きかった。
速い馬である彼女に、道悪でもハイペースを演出したカワキタエンカの作ったリズムが、ダートでも戦えそうなタフさを秘める血統の力も借りつつ、出し惜しみなしの正攻法の手に勝機を見出した。
結果、ソウルスターリングは伸びきれず、またしてもリスグラシューが追撃してきた。

そのJFコネクションがようやく解けたのが、続くオークスだった。
快速ではないマイル時計連発の本命馬が、ここ最近オークスで不発に終わることはなかったから、それぞれチャンスありの展開は十分に予想されたが、この距離で今度はスローで折り合い、正攻法で戦うとなった時に、ルメール騎手の経験と技量が、他のライバル勢に見劣る可能性は全くなかった。
大方の支持通り、距離が持ちそうなモズカッチャンやアドマイヤミヤビを引き連れ、馬場の真ん中に堂々のウイニングロードを築いたのである。

前2戦と比べて歴史も短ければ、雨が多い季節は過ぎているはずなのに、軽いはずの2週目の京都の馬場が、かなりの水分を含んだ重馬場となってしまったオークス同窓会の秋華賞は、ハービンジャーの間にハーツクライが挟まる、ヨーロピアン・キングジョージ決着。
スペシャルウィークとマキャヴェリアンという日本では重の鬼を生む血統を二つも搭載したディアドラは、ご褒美ついでに、泥だらけのゴール後の姿に符合するような戦績を引っ提げ、3歳牝馬戦線を締めた。

才能に恵まれた馬が多く、堅実派のリスグラシューや裏の牡馬路線から秋華賞登場のファンディーナには出番はなく、真っすぐにキャリアを積み重ね、しかも勝ち運も持っている本格派の血統の馬だけにチャンスがあった。
ラビットランは、1800戦に活路を見出すのがいいように思うが、それは日本には少ない。
この世代の牝馬は、まだまだ仕事場を広げることができる才能に溢れている。

 

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凱旋門賞展望

読了までの目安時間:約 3分

 

ルメールのフォア賞でのテーマは、一貫して勝ちに行きすぎないこと、であった。
それはオルフェーヴルに乗った同じファーストネームを持つスミヨンも同じ。
本番と同じ乗り方をしないことが、結果として、前哨戦たるレースでの正しい戦い方だと、当地の名手たちは皆知っているわけだ。

前哨戦をいくつ勝ったところで、本番を勝ち切れないなどというのは、いかにも長らく欧米列強から見下されてきた我々黄色人種らしい歴史の紡ぎ方だ。
アメリカ大陸の人間も血統も相応には通用してきた凱旋門賞は、肝心の欧州外調教馬には、長く門戸を閉ざすことなくとも、なかなか勝負を自由にさせてもらえない状況にある。
本番を勝つための勝利とすべく、今年はサトノダイヤモンドがフォア賞に参戦したのだが…。

昨年はオブライエン軍団によるシャンティイ大作戦がまんまと決まって、おむすび型のコースをきれいに回って来られなかったマカヒキその他ライバルが、対抗することさえままならなかった。
日本馬の好走条件にもなっているやや多めのお湿りがあれば…、JC級の高速決着では太刀打ちできないことはわかっている。

怒涛の快進撃を続けるカタカナ表記色々のエネイブル<enable>に有利な条件であることも、またわかっていることだ。
少しだけ3歳馬が背負わされる斤量が増えたようだが、古馬に変化はない。
よって、3歳優勢に変化はないのだから、古馬はより作戦への拘泥に勝機を見出すしかなくなる。

個人的には、サトノダイヤモンドの目標をJCに切り替えるならば、良馬場ではより苦しいシャンティイアークは回避でも良かったと思っている。
でも、立て直してみせると、ややへこみながらも前向きに挑戦すると陣営は決めた。
策に活路を。ルメール騎手には、乾坤一擲のやや強引な追い込み策を、乗り替わり覚悟でやってもらいたい。
逃げられない馬には、軽い血統の彼にできる策は限られる。
戦法に騎手の矜持と現状のダイヤモンドの体調が見える一戦になる。

 

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