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道悪ダービー

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稍重<二冠馬誕生年>

06メイショウサムソン

98スペシャルウィーク

92ミホノブルボン

重<乗り替わりと二冠馬と>

03ネオユニヴァース

85シリウスシンボリ

不良<微妙なアークコネクション>

11オルフェーヴル

09ロジユニヴァース

嫌な思い出を孕んでいる年も多いか。

岡部騎乗を巡る有力馬主と名門厩舎とのひと悶着が、柴田政人とシンザン産駒の二冠物語をやや盛り下げたあの年。

親仔二代を巡る騎手同士の因縁が生まれたネオユニヴァースとロジユニヴァースの戴冠物語。

相手は結構強かったのに、しっかりと人気に応えることができた、準備万端の正統派クラシックホースによる92、98、06年のダービー。

オルフェーヴルはここまでもそれなりの紆余曲折はあったが、ダービーの快勝により、この後は自身の中にある狂気との対決が、良くも悪くも興味の対象となった、その境目にある、特別な年のダービーだった。

古馬のタイトルホルダーともなったのは、98・06・11の優勝馬。

振り返れば順当な優勝馬というのが、総合力勝負のダービーの肝だと言える、道悪だから特別なことが起きているわけではないというその証明にもなっている半面、この3頭は全て、明けてクラシック直前に重賞を勝ったフレッシュグループ。

サムソンもオルフェもデビューは夏だったが、オープン馬になっても、なかなか重賞は勝てなかった。

シリウスも似たようなところがあるが、重賞初出走がダービー。

府中3歳S、若葉賞などの主要戦が、現時点でも重要な意味を持つ以上、ダービー制覇後未勝利というのは、かなり人災の面もあるとすべきだろう。

気持ちも体もガタガタだった5歳秋以降で、フランス遠征中1度しかなかった2着が2度もある。

ダービー馬はさすがに特別なのだと、リアルタイム世代ではない筆者は思った。

今年渋馬場になると、新元号になって初ということではなく、約4、5年周期の道悪傾向に戻るという意味で、自然な流れであり、皐月賞とは違う能力が問われるならば、クラシックレースの本質を問うという観点でも、意義深いものがある。

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