血統予想・コラム

JUST競馬予想ブログ

根岸S -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 

日曜日の開催には、それほど影響はないだろう降雪予報だが、去年のこともあるし、念のため用心はしておくべきだろう。
そもそも、昨年の代替開催の時にもあったが、雪が降っている状況で競馬をした後としないで順延された場合とでは、圧倒的に後者の方が影響は少ない。
むしろ、芝の場合だと、馬場発表とは似ても似つかない高速決着になる場合もあるくらいで、雪が雨に変わるかどうかでも、ダート戦の展開を左右する馬場状況に対する騎手心理などもあるから、容易な推理とはなり得ない。

本当は、当日になってから決めた方がいいこともあるのだろうが、事前の推理をする段階でも、ある程度の部分までは理解できる力関係と近況における善し悪しという判断材料から、大分絞り込めるメンバー構成ではある。

東京ダ1400Mで勝ち鞍のある馬は、関西馬が13頭という組み合わせもあってか5頭も少なめだが、うち東京の重賞を勝っている馬が3頭いて、最多の4勝を挙げているアドマイヤロイヤルも左回りの中京でプロキオンSを制している。
もう1頭のキクノストームも、勝ち鞍の半分が東京と中山という馬で、変に選り好みすることがないのは強調材料。
即ち、これらを押さえておけば、だいたいの見立ては構築可能。

さて、あとは彼らに何が足らないかという面についてだが、根岸Sの勝利経験のある古豪2頭は、キャリア十分といえども、近走の内容が芳しくないので、軸馬にはしづらい。考え方次第だが、気難しさも込みで本線で狙う気になれない。
アドマイヤロイヤルは、昨秋の南部杯での好走はあるものの、エアハリファにも完敗しているからちょっと辛い。
狙うなら、前回追い込みを決めたキクノストームとワイドバッハ。
まあ、力のついた6歳馬なら、安定感を買うのは悪いことはないから、鞍上の先週の鮮やかな騎乗ぶりも込みで、ワイドバッハが軸候補の筆頭といったところか。

ただ、彼が豪脚を見せた武蔵野Sで、休み明けながら1番人気に推されたエアハリファの充実ぶりも捨てがたい。
1800戦を中心に、東京でもマイルを2勝している総合力で勝負するタイプだが、アンタレスS6着時に感じたのは、軽いダートのスピード型では?という可能性。
その直後に、重のアハルテケSでベストウォーリアを負かしている。今回もフレッシュな状態で使えるから、ワイドバッハを逆転しても何ら不思議はない。
2か月以上のレース間隔で出走しても結果を出せることを陣営がよくわきまえている点も心強い。最後に挙げたこの3頭に、開催末もう一度東京に来てもらいたいという意味でも、エアハリファの優先出走権獲得に一票投じたい。

 

レース予想

フェブラリーS展望

読了までの目安時間:約 2分

 

秋は1勝2着1回と出負けで惨敗という結果。でも、コパノリッキーは6戦連続のGⅠ出走で、うち3勝。更に、去年はGⅠだけにしか出ていない。
だから、東海S圧勝は至極当然。
ただ、このレースは旧JCダートとは異なり、連覇が極めて難しい新陳代謝の激しいスピードレース。
GⅠ馬が己の力を出し切ってという前年の内容でなかったことは強調材料ではあるが、GⅠ・フェブラリーSを2度勝った馬はいない。

帰国後は、体調を整えるのに手こずって11月の盛岡で復帰。
4着だったホッコータルマエは、これで叩き一変。チャンピオンズCと東京大賞典を快勝。
川崎記念もきっちり勝って、次はフェブラリーSとリチャレンジのダート・ドバイWCへ…。

ただ、フェブラリーSが荒れる条件として、先も触れたように、前年の連対馬がごっそり消える非リピーターレースという点が挙げられる。
トランセンドやちょっと前だとアドマイヤドンが、スローペースで勝って、翌年はハイペースで自滅もあり完敗。
普通は半マイル47秒前後の競馬。去年のスローはその伏線には十分という推理も成り立つので気にはなる。

体調が戻ったホッコータルマエの方が、今年タフな流れなら優勢にも思うが、若い馬から狙えが、このレースの鉄則。前年の衝撃を思い起こせば、フレッシュな馬狙いだ。
根岸Sの結果に囚われずロゴタイプの勝ち気が戻っていれば参戦歓迎だが、ワイドバッハが中京で断トツの上がりでゴール前追い込んできたことを考えると、常識的には陰の本命候補か。
故に、根岸S組は要注意。ベストウォーリアの中間の気配や昨年のような裏路線組の台頭も警戒しつつ、ツートップの扱いにも柔軟な対応力が必要だろう。

 

レース予想

ダートと長距離の血

読了までの目安時間:約 2分

 

中央のダートGⅠを両方勝った馬は5頭。双方で連対したことのある馬は、これに3頭加わり計8頭いる。
うち、シーキングザダイヤ以外の7頭の共通項として、父か母父が芝の2400M以上のGⅠを自身若しくは産駒が勝っている。例外はどこにいってもGⅠを勝てなかった馬。

旧JCダート時代の勝ち馬は、クロフネ・カネヒキリ以外皆このステイヤーの血が入っている。
例外の2頭は、前者が砂不敗で後者が3着を外したのがドバイWCと2年半ぶりの実戦で前が詰まって何もできなかった武蔵野Sだけという最強クラスの馬。

フェブラリーSは、馬場改修を挟んで微妙に変化した。
03年中山1800戦を勝ったゴールドアリュール以降の勝者は、前記のカネヒキリや昨年覇者コパノリッキーなど例外は多いが、以前6年で3頭から以後11年間で7頭が該当に増加。
同じ競馬場の安田記念が、改修後の共通する期間で同一の傾向を示している点からも、単なるスピード型では太刀打ちできなくなった。

ただ、逆に菊花賞の傾向も変化をしている。
セイウンスカイが98年に革命的なレコード更新を達成以降、レースレコードが発生するたび、
06年ソングオブウインド・父エルコンドルパサー<主な産駒・ヴァーミリアン>
14年トーホウジャッカル・父スペシャルウィーク<帝王賞馬・ゴルトブリッツ>
という、ダート向きの傾向も示す種牡馬の産駒が勝っているのだ。

事の真相は、芝中距離の充実とその枠から漏れた種牡馬の再就職場所を端的に示した結果だということ。
悲しくもあり、生存競争の在るべき姿でもある。

 

コラム

クラシック展望①

読了までの目安時間:約 2分

 

GⅠ馬を何度も輩出した厩舎の所属馬なら、本番への持っていき方に瑕疵と言われるような調整ミスは生じにくいが、1月の重賞を勝つと、以降の調整が難しいことに変わりはない。

この1月、クラシック級を何度も送り込んだ名物競走はいくつも組まれていたが、はっきり言って先があるのはこの2頭だけだろう。
あとは晩成、もしくはここまでという程度の馬。
1頭はベルーフ。多重苦を一気に克服し、クラシック候補に名乗り出る劇的な末脚を披露した。
その京成杯は、ブラックバゴというなかなかに癖のある馬が、道中の消耗で末が鈍ったという評価がなされ、まだまだ逆転の余地があるという見立てが大勢を占めているのだが、どうもその点は懐疑的にならざるをえない。
先行策に活路を見出せそうなら、2歳主要レースの勝ち馬のトライアルの内容如何では候補ということでいいか。

あとは、若駒Sのアダムスブリッジ。殿からうまく内回りの急コーナーを立ち回り、完成度の面でも力があるところを示した。
ただし、末の短さが嫌な要素として付きまといそうな予感は、兄と同じようにも感じたし、こちらは様子見が無難か。

さて、グァンチャーレやノットフォーマルの重賞路線からの巻き返し組がマイル重賞を制するなど、キャリアで力を示す例もあったが、基本的にこの手の馬は裏路線の象徴という位置づけがしっくりくる。
菜の花賞勝ちのクイーンズリングとコンテッサトゥーレの差し脚が光ったを紅梅Sに一定の評価を下しつつ、バトルクライスとマテンロウハピネスの新馬の内容は秀逸と記しておく。
2歳両王者が頂点という構図は変化せず。

 

コラム レース予想

新馬回顧 <1/24・25>

読了までの目安時間:約 2分

 

土曜は重のダート戦が計3鞍。
牝馬限定の2鞍は、中山1800は早め先頭から抜け出したファンシーリシェスが2馬身半差、京都1400戦はパイロ産駒のシンダーズが手応え抜群だったグランシュクレを最後きっちり捉え、それぞれデビュー勝ち。惜しくも2着だったグランシュクレの祖母はゴッドインチーフで、一族にヌーヴォレコルトがいる血筋。血は争えないものという感じの負け方だった。
京都1800圧逃のユイマールは、芝もいける口。この脚質を極めたい。

スロー見え見えの中山2000Mは、ハービンジャーとカメハメハの人気馬が飛んで、ハーツクライ産駒が競り合う展開に。
勝ったギンガは、母方の配合からダート馬になってもおかしくないアメリカンな印象を受けるが、450kg台の馬体で小粒でもピリリと辛い芯の通った芝馬になれる予感がする。渋残りの馬場で中団から差し切れたのは、パワー満点の証し。

日曜の3戦は、どれも楽勝という内容。
中山ダ1200(重)は、気持ち速く流れたとはいえ、後方から異次元の末脚を繰り出したニットウスバルが4馬身差圧勝。劇的な勝ち方が多そうな配合のフォーティナイナーズサン産駒。
中京は良に回復した芝の1400戦。人気の良血馬・マテンロウハピネスが能力の違いで7馬身逃げ切り勝ち。ダイワメジャー産駒もモンジュー×レディパステルの母。中距離をこなせるようになれば大変な大物に育つはずだ。

京都の芝1800は、良血揃いもピオネロの半妹・クルミナルが総合力で一枚上という内容で勝ち上がった。ディープ替わりで軽い競馬にも対応できそうだが、太目残りだったせいか渋さもみせた。南米血統。無理せず使えば、いずれオープン級に育つだろう。

 

レース回顧

1 2 3 6