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グッドチャンスとバッドケース

読了までの目安時間:約 3分

 

北村友一、D.レーン、浜中俊

奇跡的に出くわした運命の展開利。

しかし、ダミアン君の6月末の再ブレイクは、完全に日本競馬を理解した中でのジャックであるから、日本の騎手には、海外遠征などが長期に及ぶ場合の利点であると、このことはしっかりと理解すべきことだろうと思う。

北村、浜中両騎手には、期待の裏返しで、失望が伴う評価が何度となくされてきたが、たまには、いい思いをすることもある。

自分を見失わないことで、名誉を浴したのだから、よくなかったことをいい糧にするチャンスが再び、彼らに与えられたのだ。

アーモンドアイとダノンプレミアム

果たして、安田記念でよかっただろうか。

アーモンドアイは急な方針転換、ダノンに関しては、本当の意味での力試しだったわけだが、ダノンのメンタル面から来る僅かな死角が、連続東京のダメージが明らかに影響したようなロジクライのスタートで全てがおかしくなった。

みんなが傷ついたのは、本当は主役級だった1、2着馬に正攻法で挑めなかったその状況にある気がする。

どうしても、納得できないことがある時、そのほとんどは臨戦過程が妙に出来過ぎであることが多い。

なぜ勝てたのかは強かったからに他ならないが、なぜ負けてしまったのか、はないに越したことはないが、少頭数で勝ちすぎると、案外ダメなものである。

宝塚記念/リスグラシューとその他の構図への違和感

臨戦過程は余裕のローテで、こちらは既存勢力が有利だった気もするが、その違和感でレース史を彩ってきたのが宝塚記念だ。

リスグラシューが勝つための条件が揃っていた、とも言い換えられる。

違和感が宝塚記念の個性なのだから、リスグラシューだけが目立つのが普通で、その他が負けるのもまたいつも通りだった。

唯一、牡馬が勝ち切れない状況も牝馬にガッツがあることも、ずっと前の2歳当時から分かっていたから、これだけは勝負の綾ではないと言える。

とっくの昔に、その辺のラインは曖昧になっていたはずなのだが…。

 

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コラム

エリザベス女王杯(2017)見解

読了までの目安時間:約 4分

 

昨年はスローの上がり勝負だったが、手駒手薄とはいえ、ディープに代わってマンハッタンカフェ産駒のワンツー。
その前は、ディープの中では異質の正攻法で戦うタフな馬場を好みタイプが3年連続連対。
ただ、相手がスズカマンボやハーツクライの産駒だった。
あくまでも2200M重賞。ムーア替わりのルージュバックだって、当然評価は上がる。

色々メンバーのキャラクターを比較していった中、お手馬多数ながら武豊騎手が不参戦というのはとても残念だ。
マイナス材料となり兼ねない。
クインズミラーグロ
スマートレイアー
トーセンビクトリー
リスグラシュー

ただ、リスグラシューは誰がどう乗ったところで…、の印象で、福永騎手替わりはマイナスではない。
うまく仕掛けられたら、3歳最上位入線は今度こそ可能だろう。
秋華賞好走も小回り向きの器用さはそれほどでもないし、距離延長は歓迎の配合。

しかし、たまに激走馬を出す京都大賞典の負け組は、今年はハイレベルで、同時に似た者同士の争いで先行激化、かなりの消耗戦になったから、そこでやけに積極的だったマキシマムドパリは、藤岡佑介騎手のこだわりの好位抜け出し策がその時は失敗に終わったものの、決して、それで悲観することはないように思う。
思えば、これも武騎手のかつてのお手馬。
歴戦の猛者というとレディに失礼になるが、女王決戦において、牡馬重賞で揉まれた実績は侮れない。
初めての古馬での混合重賞で結果を出せなかったことを、頭打ちと考えると、やや一長一短のある有力馬より自在な位置取りが可能となる伏兵の方が、狙って面白いように感じる。

何より、クリンチャーを鮮やかにクラシック好走馬に再び持ち上げて見せた藤岡騎手は、みんなが思っているよりもずっと冴えているように思う。
騎乗馬の質からして、今回だって、普通に乗っては味が出ない。
武騎手でも正攻法で乗る時期のあったこのマキシマムドパリで、キレを出す岩田騎手のような判断は、GⅢクラスでは十分通用するものの、この辺のクラスでは何の変哲もない末脚で勝負になるはずがない。
ある種の長期展望であり、勝負手をどうすれば見出せるかという考えの下、前走のようなタフな展開はあまり望まないものの、秋華賞3着の時は、唯一、ハイペースを好位組の中で残ったタフさは、今期の重賞の結果で、十分に証明できている。

地味だが、前走のようにはうまくは行かないと踏んでいるはずのクロコスミアは、好機を逃さない男に戻った和田騎手を配して、一応、然るべき流れを演出するはずだ。
それを好位で受け、差し馬勢の追撃を凌ぎ切るのはいかにも本命馬の姿に見えるが、有力馬ほど乗り替わりなり仕掛けのタイミングなどの難があるから、意外なほど粘ってしまうのではと思う。
決め打ちは好位のインもあるだろうが、位置取り争いで前走の失敗は想定外の存在の逃げであったから、ここは再びの強気の騎乗を期待する。

◎マキシマムドパリ
○リスグラシュー
▲クイーンズリング
注スマートレイアー
△ヴィブロス、クロコスミア、ディアドラ、ルージュバック

絞ることはないが、主軸は選定せざるを得ない。
どちらかというと半端な距離向きで、惜敗の多い馬やツボを持っている大舞台向きの馬を買いたい。
モズカッチャンも押さえないわけではないが、前走の内容で連外しだから、出しても引いても頭まではないと考え、ここでは手控えたい。
ミッキーはズブいから、良馬場ではキレな負けしそう。

 

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秋華賞(2017)見解

読了までの目安時間:約 4分

 

クロフネやその父フレンチデピュティ、母父にその系統の血が入ったショウナンパンドラやアパパネといった面々が、この秋華賞で数多く好走、激走をしている。
来る時は決まって高速決着の年。

春の二冠レースよりは、血統の良質さが必ずしも重要ではない以上、クロフネ×ネオユニヴァース、一族の熟成される傾向が3歳秋以降という共通した成功パターンもあり、本命視される一頭であるアエロリットは、ここを通過としてしまう可能性さえ秘めている。
直前まで、あらゆる可能性をマイナス材料から見つけ出そうとした筆者だが、強烈な決め手を持つラビットランや惜敗癖から脱却して勝負強さを見せ始めたディアドラなど、タレントは枚挙に暇がない半面、誰よりも攻撃的な競馬を自ら率先して選んでいける強みは、主戦の鞍上が底力のある馬に課す「自分の力で勝負を決める武器の選択」で、より分かりやすい先行策をすでに見出している状況では、それが最大限に発揮できるのではないのかと、容易に判断できる。

雨がどの程度降って、また当日にどういう馬場の変化が起こるかは読み切れないものの、むしろそういう天候になった方が、数々の大舞台で一般のレース以上に大胆さが際立つ横山流のスペシャルサポートは、勝機を拡大する要素になり得る。
ライバル陣営からすれば、普通の良馬場で戦いたいという気持ちだろうし、アエロリットが唯一桜花賞が道悪という懸念材料がある一方で、勝ち馬はハイペースからの好位抜け出しで、その時だけ競馬にならなかったことを踏まえれば、血統構成からして、道悪歓迎である。

ソウルスターリングの先入観が案外の結末にがっかり感を増幅させたという経験を無視してはいけないけれども、52、+18kgで長短相殺の前走は、いくらスピード能力が違ったとはいえ、まるで相手はおらずという結果だった。
良馬場でハードな好位抜け出しを何度も経験しているアエロリットの死角は、実は道悪でよりマークを掻い潜りやすくなる状況になった方が、より狭まるはずだ。

◎アエロリット
○リスグラシュー
▲ディアドラ
注リカビトス
△カワキタエンカ、ハローユニコーン、ファンディーナ、ラビットラン

相手に関しては、人気があるとかないとかは重要ではない。
レースの主導権はアエロリットが握っていて、桜花賞のようなことがあれば、一気に混沌とする展開になってしまうことが目に見えている。
そうなれば、ファンディーナやカワキタエンカにもチャンスありだろうが、ソウルスターリングとレース巧者ぶりでは双璧の本命馬である。
確実に差して来られるタイプやよくわからない魅力が秘められた上がり馬が流すべき対象だ。

勝ち味に遅いからこそ、本番の底力勝負は歓迎のリスグラシューには、長く横山騎手と切磋琢磨してきた武豊騎手の一発狙いを期待する。
相手が作る流れを理解した時の正確な動き出しとそれを正攻法で受けて立つという勝負の形は、ここ四半世紀の日本競馬を牽引してきた彼らが、何度となく大一番で繰り返してきた「正しいGⅠレースの作り方」と符合する。
中団前目か後方待機のどちらかだろうが、動きやすいのは案外追い込み策だったりするから、強烈に差し込む形を選択するのではないだろうか。

 

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ローズS(2017)見解

読了までの目安時間:約 4分

 

いっぱい狙いたい馬はいるのに、順調に開催できたとしても昨年と似たような道悪競馬、予報通りであれば、ほぼ間違いなく火曜日の開催である。
馬場状態が違うのであれば、予想の組み立ても変化するのがハイレベルなレースというもの。

加えて、クラシックのトライアルレースというのは、思惑が色々入り混じるから、有力馬全てが本番出走可能な賞金を持っているこのレースは、実にとっつきにくいものになってしまった。
一応の狙いは…。
雨が上がってしまえば、十分に馬場回復は見込める。そして、今年は最近には珍しく、関東馬の参戦はなし。
しかしそれでも、今の状態に対してベストな条件にはならない可能性があるという状況は、似たような馬場質の桜花賞の好走馬には多少なりとも有利に働く要素となると読んで、

◎リスグラシュー
○レーヌミノル
▲ミリッサ
雨が多ければ、
注モズカッチャン
△カワキタエンカ
らの渋とさが活かされることも想定される。
連下は他には、ファンディーナ、ミスパンテールなど、大きな仕事もできる良血馬を押さえる。

さて、細かく見ていくと、レーヌミノルに距離への展望を求めていくことになれば、カワキタエンカが横山騎手に先行するリズムを確定的にする仕事を依頼したような乗り替わりであることも含め、桜花賞のようなタフな展開になってくれると思えば、位置取りは問わないけれども、揉まれずにしっかりと抑える競馬を定着させたい狙いはあるだろうと思う。
似たタイプでも、違うメカニズムで先行したと思っているファンディーナは、徐々に勝負勘が戻ってきたようなところのある岩田騎手が乗ることで、まずは、走りのリズムを取り戻す好位差しというものに拘っていくのではないだろうか。
自分で動いているようで、自分から動きたいのはレーヌミノルで、これがかなりスプリンタータイプの可能性を秘める総合力勝負対応可能の馬だから、時計が遅くなって桜花賞はこなせたが、皐月賞に挑むべきは、実はそちらの方だったのではないのか、というような勝ち方で桜花賞馬になっているから、平均ペースないし後傾ラップの自力勝負型のファンディーナとは、全く適性が異なる可能性は大いにある。

筆者は、1800という絶妙な条件で、桜花賞を勝っているレーヌミノルが力負けするシーンは想定しづらいと考える。
自分から動けるのは、相手が軽い時だけという雰囲気のファンディーナがスタミナがあるだろうからといって前を潰しに行き過ぎると、カワキタエンカにも差し返されるような展開も有り得なくはない。

揉まれる経験は牡馬相手にできたファンディーナを軽視するというより、その牡馬相手の対戦経験が本当に意味があったのか、という点の方が疑念たっぷりなのである。
謎ばかりの展開が続く牡馬路線は、今や、ただとっつきにくいだけのローカル・リーグ戦の趣だ。

常に一線級と戦い、ソウルスターリングに先着した数少ない存在のリスグラシューは、オークスこそ馬場特性や展開を味方につけられなかったものの、ちょうど1年前のこのコースで1:46.2の走破タイムは、牡牝問わず傑出した記録であり、相手がどうこうというタイプでは実はないように感じる。
相手がずっと強かったからこそ、タフな条件でこれまでの経験がフルに活かされ、久々の重賞勝利につながる可能性が大いにある。
誰でも走れるコース体形だからこそ、総合力の前哨戦には、こうした安定して力は発揮する馬を選びたい。

 

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秋華賞2017

読了までの目安時間:約 3分

 

ソウルスターリングにGⅠで続いた組というのは、何かしらの共通項があった。
小柄な体のリスグラシューは、見た目の配合は全く違うようで、直系以外のところにトニービン、ベーリング、ミルリーフが入り、リファールはクロスしている特異な重厚配合で、ザヨーロピアンのソウルスターリングとは同じ組合に属する仲間のような存在であった。
ダイワメジャー×タイキシャトルのレーヌミノルも、フランケルが同系配合であることでは同じようなイメージの血統。

ハービンジャーとキングカメハメハが日英の高速2400ビッグレースの圧勝馬という同士の配合モズカッチャンと、一見共通項が見当たらないアドマイヤミヤビでさえ、母が3代続けてノーザンダンサー系を配されているハーツクライ産駒で、リスグラシューにはないデインヒルを持ち合わせているという点まで合わせると、一番配合の共通点が多い馬とも言える。

ソウルスターリングはいつも自分のポジションを作って競馬をしていたから、それをどう負かすかというテーマを配合に適応した戦法によって完遂できるかということを、常に求められた。
それが1回しかうまくいかなかったのだから、基本的に秋華賞は別のレースになる。

横山典弘騎手のアエロリットは、クロフネ×ネオで、ダイヤモンドビコーやハーツクライと近親同士。
みんな似たような勝ち味の遅さがあったが、いざスイッチが入ってしまえば…、という内容の競馬で現在連勝中。
クイーンSのような逃げ切りは難しいかもしれないが、ラップの刻み方に特異な方程式を用いる魔術師である鞍上が、見た目の同調性を戦略的に求めるのか、数的な根拠を最大能力発揮の必要絶対条件とするのかは、何となくオッズによるところが大きい気もする。

最初に始動して、最後まで出てこないこのGⅠ馬は、実は陣営の思惑通りに競馬をできるソウルスターリングの代打的存在なのだろうと思う。
簡単な相手にはならない。
対抗株は、紫苑S辛勝のディアドラと前哨戦的惜敗で人気落ちの一発に期待のモズカッチャンら、ハービンジャーの刺客だろうか。
サンデー系とは違い、柔軟ではない分ガッツがある。
秋華賞は踏ん張り合いのレースである。

 

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