2014年 血視点

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血視点 エピファネイア・再考

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衝撃のジャパンカップから10日ほどが経過した。快走の根拠を様々探ったのだが、詰まるところ、
「ロベルト系の名馬は、GⅠで圧勝することが多い」
ナリタブライアンの場合、菊花賞の7馬身差が最大で、兄の故障が判明した直後のレースだったから印象度も段違い。
グラスワンダーは、夢の直接対決となった宝塚記念で、スペシャルウィークに3馬身差つけた。
ウオッカが、ヴィクトリアマイルを勝った時にブラボーデイジーにつけた着差は7馬身。

奇しくも彼らは2歳王者で、その時点では世代の断然トップという位置づけになった名馬である。そして、最後まで強かった。

それらを差し置いて、極めつけと言える存在がエピファネイアの父であり、顕彰馬候補の投票で常に上位争いに加わるシンボリクリスエスである。
引退レースでリンカーンにつけた着差は9馬身。時計にすると、大差勝ちの基準値にわずかに及ばないだけの1.5秒差。みんながぶったまげた衝撃の有馬記念であった。
その代表産駒たるエピファネイアが、同じ性質を持っていないはずがない。ここぞの場面で圧倒的なパフォーマンスを見せるのが、この系統の特徴。

時計勝負ではやや分の悪い戦績が残っていた母シーザリオとその父スペシャルウィークが、しかしながら、レコード決着のレースで必ず顔を出していた点も、独走ー好時計勝ちの根拠になった。
エピファネイア自身、皐月賞では完敗ながら1:58.1で走破している。

また、3歳以降2400M以上でしか勝てていなかったことが、やや距離適性と上昇度に疑問のあったライバルとは決定的に違っていた。最後は前日の雨で勝負が決した。



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