ラジオNIKKEI賞2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
| レース名 | 第75回ラジオNIKKEI賞(GⅢ) |
| 距離 | 芝1,800m |
| コース | 右回り |
| 開催場所 | 福島競馬場 |
| グレード | 重賞(G3) |
| 日程 | 2026年6月28日(日) |
| 発走時間 | 15時45分 |
| 賞金 | 4,100万円 |
| レコードタイム | 1:45.3 |
ラジオNIKKEI賞2026 予想 - 過去10年のデータ傾向
基本的に、福島スタイルを踏襲するハンデ重賞
最後に1番人気が勝ったのは、10年前のゼーヴィント。
2着馬も実力上位で、あり得ないところから追い込んできた、後の長距離砲であるフィエールマン。
あとは、未だにこのラジオNIKKEI賞のようなレース内容をたまに見かけるレーベンスティールの3着があるくらい。
ほとんど、前走内容であるとか、戸崎騎手が絡むなど、関東ローカルの福島という印象通りの結果が続いているとできる。
中山同様、いかにも競馬場といった楕円のキレイなトラックである中で、微妙な高低差が存在することで、季節もだいたい雨が多い時期に行われる福島であるから、そもそも、オープン級の馬を探り当てたとて、波乱含みが定番というのは、福島重賞の特性である。
1番人気は掲示板に載れないまでも、一桁着順になることが多く、昨年はいくらか掛かるタイプのトレサフィールが人気になって、大したペースではないのに、勝手に自滅の6着。
去勢されて、このあと2戦目を迎えるのだろうが、3勝目はまだという状況。
どんな年でもこうしたタイプがいて、そこそこ人気のレアリスタ、キャンベルジュニアら堀厩舎勢でひどい結果に終わったのに、後にオープンまで行くケースもある。
ハンディキャップ戦でもあるから、信用ならないことばかりだが、1勝クラスを勝っていると牡馬は55で、昨年だと、そこをついてきた1勝クラス2着<あのマイユニバースが勝ち馬だったという因縁もある>エキサイトバイオが53で内抜け出しの快勝だったことでも、よほどのオープン級安定株以外、斤量面で魅力のない人気勢には、大いに気を付けていきたいところだ。
レーベンスティール以外の1番人気好走馬は、両方とも54だった。
あまり今年は狙い目がなさそうな白百合S組だが、一応拾っておく
今年は少頭数だったということもあるが、ムスクレスト<コントレイル産駒で2番目にデビューが早かった馬>くらいしか、登録をしてこなかった。
小倉の自己条件にも登録があるから、五分五分かもしれないが、フィットする感触はないわけではない。
その白百合Sは上がり勝負になって、小倉で何とか勝ち上がってきたものの、今までのグダグダが嘘のようなスマートな立ち回りで快勝だったムスクレストに対し、自身最速の上がりだったのに、メンバーのほとんどがその上がりを上回って、キレ負けの印象もある5着。
そこを勝ち切ったロサルゴサも、勝ち上がりに4戦要したのに、中1週がかえって良かったのか<=ムスクレストは3か月半ぶり>、未勝利脱出時より2秒近く遅いタイムで逃げ切り勝ち。
メンバーレベルは大いに怪しかったが、白百合Sはレース別成績では、むしろ、トレンドが似たような残念ダービー感ではなく、遅咲きのタレントへのベストチョイスの試金石の一戦として、大いに機能する同じ1800戦であるから、間違いなく、好相性の先行イメージが、数字上からは挙がってくる。
基本的には、昨年のセンツブラッドのように、連対していることが条件になるが、オルフセンはプリンシパルSのような、人気に再び応えきれないという完敗だったというのとは、少し違うようなムスクレストは、出走馬の半分が馬券の買い目対象になる混戦で、相性のいいレースで力発揮できずというところに、小倉の好内容に一点張りの穴狙いはあっていいだろう。
自信はないので、堂々の上位指名ではないが、もう少し重賞実績がないメンバーであったなら…、斤量面で買いである1勝馬だ。
一時期より減ったNHKマイルCからの転戦組は、アーバンキッド3着の分析が重要
アーバンキッド<2016年に出走>は、NHKマイルCで先行するも、メジャーエンブレムが逃げる展開では目立ったこともできず、16着と大敗。
2月開催の時代のアーリントンC<=チャーチルダウンズCの前身>では1番人気に推され、続く毎日杯で、スマートオーディンの豪脚には屈するも2着に入った。
ここは上がり勝負で、上等な部類の好位抜け出しだったが、大きな故障を経て、後に阪急杯を勝ち切るような馬のスピード能力には敵わなかっただけのこと。
実は、こうしたトライアルが一連のクラシック戦と密接に絡むレースで好走しているという点で、NHKマイルCの内容までそっくりなジーネキングと、本質の部分で、リンクする面が重ねるのだ。
ハーツクライ産駒らしく、長く活躍したアーバンキッドは、障害戦を走ったり、芝のある盛岡に移って、それから3年以上走って、スマートオーディン以上に長い競走生活を送った。
すでに9戦を消化しているジーネキングは、アーバンキッドがここを使った時が7戦目というところより上のキャリアがあるものの、妙な具合に増えた体がいつまで経っても増えもせず、減りもせずというところで、あまり好走をしていないとこともあってか、まさに適鞍探しに精を出している最中に思う。
バドリナートやコンジェスタスが早い段階でオープンで結果を出したのに対し、きさらぎ賞順延で馬体重激増の不遇を経験したゴーイントゥスカイは、京都2歳Sの時の体重に戻したダービーで上位とも僅差の4着を記録しながら、まだ完成には程遠いという状況にある。
それらより、もっと早く重賞を使われたコントレイル産駒となったジーネキングは、渋とく、アーバンキッドの紆余曲折のキャリアをすでに踏襲するように、ホープフルSとNHKマイルCを両方使われる珍しいオープン馬になったが、ホープフルS1番人気のアンドゥーリルも似たようなローテになっていた。
両者、ロデオドライブとアスクイキゴミらの太鼓持ちになってしまったが、本来の中団前からの運びではないレースで好走のアーバンキッドに倣うなら、負けの数が多かったからこそのアドヴァンテージといったところか。
和生騎手が得たマイルへの手応えに対し、指揮官は再び1800に使うことを決めて、今度は菊沢一樹騎手を迎えるその初戦。
何かを横山家の血に求めるとすれば、小回り適性の再確認だろうが、総合力で押し切る手も、全く悪い手とはならないはず。
そうした勝ち方に期待できる一頭であるはず、と、初陣となったこの福島1800で、勝ち切れなかった1年前のリベンジから、まずは完了させ、軌道に乗せていきたいところだろう。
ラジオNIKKEI賞2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
コントレイル産駒4頭エントリーなど、他にも見どころ沢山の名物競走
ジーネキングの血統
コントレイル産駒の中で、最初にオープンクラスに上がったジーネキング。
母系にそこまで派手さがなくて、しかし、ストームキャットの薄いクロスがあることを、中距離戦における先行力で示す、産駒の全体傾向からすると、ある程度の完成度にあるように見せるジーネキングは、狙ったストームキャットクロスがここまでは不発のことが多いことと、3代目のところにその血が入る繁殖牝馬が今多いことで、きれいなクロスを作れないため<=コントレイルの血の中にあるポジションは母母母父で、配合時だと5代目>、ここに出てくるバドリナートがその5×3を持つ一方で、重賞を勝ってダービーに出てきたゴーイントゥスカイ、コンジェスタスといった、将来も有望な初年度の当たりの産駒と比して、効果の面で、あまり有効だという印象のない産駒が多数であるのは事実だろう。
種牡馬として受け入れた側の社台系の牧場では、意図したようなサンデーの強いクロスをあえて避けた、定石の良血種牡馬へのアプローチを敢行し、初年度の春クラシックでは不発だったが、コンジェスタスだけは無敗で登場の華というところで魅せたから、間違いはなかったように思う。
極端に早熟の印象は流石にないにしても、2歳時の派手なパフォーマンス<2戦目の東京スポーツ杯は恐らく、レコードタイムが早々更新されそうもないから、今後も伝説として残り続ける>から、動けるようになるのは早いだろうという見込みで、恐らく、強度を上げたトレセン入厩前からのトレーニングもやられていたはずだが、ここまでは、このジーネキング以外、オープンクラスで自ら進んで先行しようという意思を見せるだけの、前向きさ全開のタイプは存在しない。
ただ、2戦目に1600オープンの野路菊Sを走ったスウィッチインラヴなどは、デルマー遠征そのものは見立て違いではないことを証明するように、京都内回りで自己条件を好走しているように、ロングスパートをするイメージがダービー組にはあるようで、実は、コーナー4つの競馬にはある程度の適性が、どの馬にも秘められている気がするのだ。
ジーネキングはスピード能力というよりも、コントロールをされる中で、NHKマイルCトライアルのニュージーランドTで好走し、本番のチケットを得た。
新潟外回りで初勝利を挙げたような馬だが、一斉に未勝利クラスを脱する中長距離組の良血馬が出てきたように、変に、ワンターンのマイル以上のミドルディスタンスを使うくらいならば、スピードをうまく事加減して進行できるジーネキングのような馬が、本格化するまでは…、この点は後述するが、このようなコース形態が歓迎のような気もする。
ラジオNIKKEI賞2026 予想 - レース展開と最終予想
各々の成熟度に比例したパフォーマンスが、どの程度できるのかという問題が、今年のテーマであろう。
今、バドリナートというコントレイル産駒初のオープンウイナー<出世レースの萩Sを優勝>との対比というよりも、ここに至るまでの対比とするべきだが、ダービーに滑り込んで、本番の内容もまずまずだったトライアル、登場最終便優勝の両者との何が違うのかというと、新馬を勝っているのかどうか、というところに尽きる。
最初のレースから強かった馬が、父の背中を追いかけるように、ダービーで穴人気するようなタレントとして、まあまあ、父の名を汚さない程度の結果を残した。
しかし、3戦目勝ち上がりの福島デビューだったジーネキングが、最初の重賞に出てきた。
新潟デビューのバドリナートも、2戦目の阪神で快勝の未勝利戦を経て、返す刀で…、人気馬がその後振るわないから、相手にも恵まれて連勝を決めることになった。
つまり、前に最初から行けていたかどうかということに尽きるのである。
そうしたキャラの問題が結果にどう繋がったというのは、ここまで、2世代目の数頭デビュー<東京のマイル戦で前川厩舎が送り込んだ目ぼしい馬が登場してきて、松山騎手を背に好走していたのは、初年度とは違う点>した中で、本質はじっくり成長型ということで、前田会長<コントレイルを生産したノースヒルズのボス>がノーザンファーム産の良血を福永厩舎開業のお祝いにセレクトセールで超高額の競りを制し、手に入れたサガルマータも、コントレイルとそっくりなのに、とんでもなく動きが悪くて、6月デビュー予定が流れに流れて、暮れのデビューから青葉賞を経て、道悪阪神の1勝クラスで一番荒れたコースを選んで走っているような感じもありながら、自信満々の川田騎手のジャッジの通り、実力勝ちするようになっていたから、デビュー時期はとても重要という教訓を得たと同時に、あまり動きが良くないから、始動は遅らせた方がいいものの、ジーネキングの教えは、旧式の叩き上げ型が出世する、謎の傾向が長距離適性のようなものの証明にもなっている<重賞2勝は3歳春には長い2000M超のレース、そのような距離の番組が増えると同時に、勝ち上がりの率が一気に高くなり、友道厩舎の所属馬も駆けるようになったのは印象的>。
ジーネキングは、NHKマイルC大敗のイメージに反し、横山和生騎手が同じレースでエコロアルバへの騎乗を依頼されていた関係で、管理する斎藤誠調教師の子息である新騎手<皆が知るオーナーということで話題のイッテラッシャイで結果を出した>に手が戻っても、ハイペースの流れに序盤は乗って、人気になったダイヤモンドノットを常にマークするような立ち回りで、性能的にも、適性のようなものはあったが、内の馬が総崩れの直線後半で伸びあぐねていたというだけで、着順より中身はあったという印象。
距離延長への根拠はないわけではないが、ややタイトなコーナーワークを、前向きさを前面に押し出すような珍しいキャラのコントレイル産駒とここまでなっているジーネキングは、開幕週開催のこのレースの特性に、実は最もフィットしている面がある。
スロー逃げの札幌2歳S組で、あわやの産駒初重賞出走&初優勝を同時達成したような馬が、確実に、早熟性ではなく、進化の過程を確実に経て、時代を逆行するようなキャリア10戦目を残念ダービーとかつて言われたこのレースに挑むというのは、天才型の競走馬の代表格である父と正反対で、実に、興味深い一面でもある。
早熟性とは違う、ナリタブライアンやシルクジャスティス<大久保正陽厩舎のブライアンズタイム産駒、ダービー出走時が、後の三冠馬は11戦目、同じく3歳で有馬を制する後者も同じキャリアながら、未勝利脱出は7戦目>のようなキャリアの形成は、古馬になってからの不振を招く原因になるようで、暮れに増えた馬体重がいい加減削られてこないジーネキング独特の個性が、どことなく、引退レースが新馬戦と同じ馬体重だったコントレイルと似て、その点がよく似ているから、体ができないと走る意欲もなかなか湧いてこないのだと、長い距離の未勝利戦を続々勝ち上がる産駒を見る中で、確信を得た筆者。
元々、競馬に注文がつかない感じもあったジーネキングが、増えた体を持て余すような暮れからの競馬の中で、振り返れば、福島開幕週のデビューから、札幌2歳S参戦まで計4戦、それでも、デビュー戦から新潟で2つ使われ、札幌遠征を経る過程で、札幌で新馬戦と同じ目方に戻す過程で、いずれも微減、微増というところは、ここに至るまでも同じ。
NHKマイルCの自身の走破タイムは1:32.4であるが、その時計を出す中で、直線が長いというところにあまり適性を感じさせないような、中山での手応えとは違う印象の結果もありながら、大幅持ち時計更新の状況は、斤量面の不利益は多少ある中で、トップハンディになるほどの重賞実績まではないから、途端に、マイルをこなせる中距離がとして、小回りで大暴れ…、という見立てとなったわけだ。
走っていないわけではないが、マークされて潰された後の中山2000の内容は、気のない馬のそれであったのに、マイルではやる気をキープして、いずれも連外しだたが内容は悪くないとなれば、ここがちょうどいいはずの結果がもたらされて、無理筋の読みではないはずだ。
何しろ、最も早くコントレイル産駒に、使い込むための一つの手法を、札幌2歳Sで結果を出すことで示す中で、へこたれない彼を叱咤するわけでもなく、しかし、ゆっくりと他の産駒と同じような成長を見せるジーネキングは、マーク対象であっさり失速の新馬戦とは、恐らく、違う姿を見せるはずである。
大型馬ほど結果を出しているのは、変わり身があるから。
最初から小さいと、パワー不足のタイプが大半で、馬体重が増えすぎるにも走りもバランスもよくないから、牝馬の活躍が異様に少ないというのが初年度産駒の中間経過のまとめという感じもある種牡馬コントレイル。
日本の競馬において、
競走馬の資質の中で気性の重要性をいくらかなだめすかしての手法
でごまかしてきた、気性難のキャラを増産してきた中で、
いかにも、ノーザンテースト産駒がそうであったように、
長い目でみていくことで結果を出したことを思えば、
何だかんだで、
血統のいい馬は大体走っている傾向からも、
ここからは成長曲線の部分で伸びしろを武器にするとほぼほぼ決ま
った状況となったわけだから、常に、
スキルアップしていく必要があるだろう。
サガルマータや牝馬で唯一2勝しているルージュボヤージュ<ラジオNIKKEI賞に登録してきた数少ない牝馬、国枝厩舎から木村厩舎に移って、1勝クラス突破、慎重なタイプの調教師なので、同日福島で行われる自己条件が斤量1kg差だから、後者の方が有力>のような、レースセンスを感じさせる、父似の馬が活躍し始めたのは、本領発揮のサインでもあるから、古参の扱いをされるキャリアではないが、ホープフルS参戦の2頭=ここで使いたいという希望を持つ組 に関しては、他の産駒の有力馬も多数いる中で、淘汰されないように、常に挑戦をし続けるスタンスを取らねば、あっという間に消えていってしまうだろう。
そうした観点からも、登録してきたコントレイル産駒以外は、重賞で見せ場を作ったか、期待値の大きかった組に絞り、イクシード<イクイノックスの全妹>がぶち抜いてきたレースで、東京がいかにもフィットしなさそうなサンブライトが、言うほど大きく負けていなかったので、甥っ子のチャンスがあるレースで、息子も出てくるが、再び神懸かった騎乗をする可能性<気性面からもあり得ない挑戦を脈ありと信じたウイントワイライトの府中牝馬Sを見たばかりということもある>もあるので、おじさんも拾っておくとしよう。
見どころは沢山あるが、ここで負けていると、かなり遠回りを強いられるか、もしくは、路線変更をする以外、出世の目はなくなると言える。
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