小倉記念2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
| レース名 | 第62回小倉記念(GⅢ) |
| 距離 | 芝2,000m |
| コース | 右回り |
| 開催場所 | 小倉競馬場 |
| グレード | 重賞(G3) |
| 日程 | 2026年7月19日(日) |
| 発走時間 | 15時45分 |
| 賞金 | 4,300万円 |
| レコードタイム | 1:56.8 |
小倉記念2026 予想 - 過去10年のデータ傾向
高速決着に少頭数の恩恵がないと苦しい1番人気馬
中京開催の年のリフレーミング、後にオーストラリアでG1を勝つメールドグラース、前年のレコードウインだったトリオンフなど、3頭の1番人気快勝馬に共通するのが、少頭数のレースだった年に勝ったということ。
9頭立ての年もあったが、大体、真ん中より上の人気の馬が台頭することの多い小倉記念で、セオリー通りの力勝負が展開される年ほど、時計も速かったりもするが、アールスターの年はかなりの波乱だったから、確実なことは言えない。
ふたつが合わさった時、波乱希望の穴党の願いは儚く散るという理屈。
昨年は時計が開催通して、ずっと、夏の小倉のそれっぽさを欠いていたから、上位人気馬は複数絡んだものの、1番人気のメリオーレムは、未だにスランプで…。
今年も、天候やハンデ次第で、オッズは大きく変化しそうな組み合わせ。
前走内容でガイアメンテが売れすぎると怪しいし、コレット継続で売れる可能性はあるジョバンニもメリオーレム現象はあり得るし、連のどちらかが人気の盲点である馬が絡んでくる可能性に賭けるべきとも思えてくるデータではある。
夏競馬改革が再びないと現れない前走七夕賞組の代役とは
七夕賞は北海道組以外が、ここに挑んでくるのに、使いやすい条件でもあるから、こちらとのレース間隔を中3週くらいで長くキープしてきたこともあって、当然、負け組だけでなく、好走馬も含めて、新潟記念では適性などに不安のある面々が、全力投球してくるケースが多かった。
しかし、今は連続週の並びで、函館記念に前倒しで、小倉記念とも中1週では、もうサマー2000シリーズチャンピオンは2戦のみの馬が、たまに出てくる程度で、
1戦するだけの馬がほとんどになりそうな状況。
新潟記念は長くハンディキャップ競走だったが、今は、3歳に斤量面のアシストのある中で、別定のレースになったから、かなりの有力馬が今後も出てくることが予測される。
こうなると、七夕賞というよりも、小倉記念がただでさえ浮いてきた状況で、調子のバロメーターを暑い時期の競馬から判別できないとなると、評価は難しいとなる。
昨年は後述する阪神の3勝クラスで負けていた組であるイングランドアイズが昨年の勝ち馬で、同じレースを勝っていたシェイクユアハートは、大きなハンデ差と枠の違いを埋め合わせきれず、惜しい2着。
1番人気馬も3勝クラス勝ち。
今は、降級がないから、下級条件とオープンとのクラス分けで、見た目以上の格の差があることを踏まえると、昨年の教訓を活かすと、リステッドはG1シーズンに盛んに行われているから、よく秋に繋がる候補が現れた都大路S組が、昨年もセキトバイーストが出て来たから、そこで負けていながら、ようやく本格化の様相であるウエストナウが前走でメトロポリタンSを勝っていたので、好時計決着の都大路S組と、うまく取り合わせる方法を考えるきっかけとして、3勝クラスを中心とした条件戦組の取捨に時間を割こうと考える。
勝ち切る馬ほど伏兵ということが、ハンディキャップと絡んでいる証拠
イングランドアイズとアールスターは、真ん中くらいの単勝支持の順番だった、波乱を使者となった条件馬。
連外しと同時に、それに伴う斤量面の恩恵を、オープンクラスと条件戦とのレベル差を理解する主催者のジャッジを盾に、理想の伏兵らしい立ち回りで、見せ場十分という形になったとするなら、結局は今年も除外馬が出そうな状況で、オークス好走のタガノアビーが少し進化している様子なので、買うには買うとしても、G1実績も査定に影響しそうなところで、そもそも、前走準オープン勝ちの軸狙いのじくじりを犯した手前、順当であって不思議ないが、ハネない配当でも、厚めに買わない▲に止めようと考えた。
一番は、イングランドアイズとの力量差が大きくはなさそうというところで、アールスターでも53だったのだから、重賞実績があればマリアエレーナの連覇狙い失敗の原因となった2.5kg増である56.5を踏まえても、牝馬ほど連覇困難の構図であると仮定した時、重賞3着以内1回のみのタガノアビーに掛かりきりになる理由はないとして、ならば、京都内回り実績で売れそうなこの馬に対し、オッズが少し大人しくなってくれそうな外回り・都大路S組のガイアメンテ、ジーティーアダマンらは怖い。
距離実績からも、小倉のタフな展開は合いそうなジーティーアダマンは、危なっかしいレースが多い、ムラ馬の傾向ではあるが、能力はかなりのものがある。
強い相手にいつも真っ向勝負を挑んできたような馬は、条件が合えば、前走1番人気でもあったから、いくらでも好走できる素地はある。
ガイアメンテよりも小倉向きであろうすみれS勝ちのジーティーアダマンが軸になるような気がする。
小倉記念2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
無駄な先行のエネルギーをコントロールされた時の爆発力を小回りの小倉で活かせるか
ジーティーアダマンの血統
母母のマネーペニーは、半妹にオールウェザーが流行し始めた頃に西海外で活躍したスターダムバウンドで、ブリーダーズCジュベナイルフィリーズなどのG1を連戦連勝した記録を持つ活躍馬がいるのだが、自身の父であるモナーコスが、後に二冠のポイントギヴンが力を発揮できなかったケンタッキーダービーで、セクレタリアトに続く唯一の2分切りのウイナーとなったくらいしか、大きな勲章がなかったように、大いに早熟の下地がある系統でもある。
しかし、晩成型のマンハッタンカフェを配され、
ローカルで穴を開ける印象のあるカウニスクッカを送り出すと、
自然と、
ジーティーアダマンのようなタイプで4歳夏の小倉記念辺りで重賞
を勝ったところで、合点がいくという背景が、
柔軟で奥行きのある北米
血統の魅力そのものを示している。
北米産のキングマンボから、早期完成のキングカメハメハが出てきたが、これが最良の後継であることを証明するように、その産駒は、ありとあらゆる舞台での活躍で、真の万能性を示すことで、この直系が流れをものをしている。
スピードに富んだ母系の本質的な特性は、マイル戦でも2勝のカウニスクッカに受け継がれているが、ルーラーシップ×マンハッタンカフェの代表産駒と言えば、芝で活躍のソウルラッシュ。
スイートスポットが狭いからこそ、勝ち味には遅かったが、長く活躍をしたからこそ、あのマイルチャンピオンシップやロマンチックウォリアー討ちのドバイのようなことがあるのだ。
本質はそこと近い印象も、ワンターンのタフな流れで差しに転じても、少しパッといない程度のパフォーマンスに止まったことからも、持ち味がまるで異なる可能性は大いにある。
見た目の印象通り、こちらは小回りのコースで後ろに脚を使わせるような、タフな立ち回りで魅力の馬だろうから、小回りでこそ狙いたい一頭であろう。
小倉記念2026 予想 - レース展開と最終予想
ここ2戦、阪神と京都の1800M戦で高速の展開となったレースを、それぞれ1、3着と好走しているジーティーアダマンは、当初のキャラ付けというか、特殊なコース形態の中京2000Mの新馬戦や、次戦に選んだリステッドのすみれSなどで、先手必勝のバランスラップでの逃げ切り勝ちのイメージから、少しだけパワーアップしている印象もあるのだが、しかし、本質的に上がりの速さを求められるというよりも、後ろを突き放したとて、自分があまり速く上がれるタイプではことで、前走は条件ぴったりの断然支持であったはずは、内容的には、それを大いに裏切るようなキレ負けの3着であったように感じる。
もう一つの要素として、単調な先行をするわけではないジーティーアダマンは、前向きさと不器用さが共存する、いかにも、そのポテンシャルの高さを明らかに持て余しているような姿が目立っている。
初めて、真ん中から外の枠に入った皐月賞も、序盤はファウストラーゼンが捲ってくるまでは、むしろ、スローの展開で、出はいつもいい仔の馬は、キャリア2戦の死角を途中までは見せなかったが、結果、先行勢総崩れの展開になったところで、瞬発力勝負への死角を、この時点でも見せていた。
諸々、先を見据えた陣営のジャッジで、秋は長めの距離を使ったが、単に速いということよりかは、馬の進化を理解するには、鞍上が2戦ごとに変わり、本質的には、適任探しの前の段階という感じで、課題の行きたがる面をうまくコントロールしなければならない場面での、目先の権利取りやわずかな勝ち筋の見通しに、一貫性がなかった感じの惨敗。
一見、岩田望来→北村友一というスイッチそのものに、キャラに合わせた、距離への対応という課題への、鞍上の性格を見極めたいい采配のようで、同日にローズSはなかったわけで、本番での北村友一騎手へのスイッチは乗り替わりということではあるのだが、本来は、菊花賞でも望来騎手を起用するつもりであったような雰囲気もある。
菊花賞は先約のショウヘイだったのか不明ではあるが、川田騎手がエリキングに乗ることが決まっていたから、神戸新聞杯では坂井瑠星騎手を起用していることからも、流れの中で、自滅ではあるが、勝ち運を失うような判断ミスのようなものもあっただろう。
前に行って勝てるかもしれないという、ジーティーアダマンのセントライト記念出走時の評価とは言え、この点には、少し疑念を持った次第だ。
そういう経緯もあるから、自己条件からの再始動だったこの春は、松山弘平騎手とのデビュー後連勝のコンビで、2、1着であるから、一見正解でもあるのだが、松山騎手が乗れないということから、後手後手に回ってしまったことが、4人目の鞍上である川田騎手で、前走完敗に終わった部分は否めない。
また今回は松山騎手。
川田騎手は都大路Sで敗れたガイアメンテに乗る。
松山騎手のお手馬だったジョバンニには、香港でも乗ったコレット騎手。
こういう時は、まとめてみんな消えることもあるのだが、前走の評価とそのレースに至るまでの過程を見たら、鞍上選択の時点でいくらか陣営がヘグったというだけで、高馬も多く購入している田畑オーナーにクラシック参戦、その勝利の可能性がある馬ということは、ごくごく当たり前の上村厩舎の判断。
その点に誤りはなかったが、ジーティーアダマンは課題の多い馬でもある。
そういう意味では、前々走の阪神で、楽勝を見込んだ、年明け2戦目でもあって、掛かるのをコントロールしながら、追い出しを待つだけ待って、結果として、好位抜け出しとなったのだが、後ろから同じジーティームソウに追い上げられ、そこからもうひと伸び…、本気で走っている感じはしないわけだから、課題克服の段階にはまだ至っていない一方、伸びしろも当然かなりのものがあると言える。
そうした内容も、前走の過剰人気に繋がったわけだが、ここ2戦、1分45秒切りの好時計が目立ったというが、すみれSは自身が59.5秒で逃げて、そのあとの1200Mを1:11.5で駆けた内容を思えば、潜在能力の通り。
松山騎手に三度手が戻り、自在の立ち回りで見せたロブチェンを駆る姿を一面だけでも見せた時、他のライバルには足らないスピードの持続力で、他を圧倒するシーンが目に浮かぶ。
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