七夕賞記念2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
| レース名 | 第62回七夕賞(GⅢ) |
| 距離 | 芝2,000m |
| コース | 右回り |
| 開催場所 | 福島競馬場 |
| グレード | 重賞(G3) |
| 日程 | 2026年7月12日(日) |
| 発走時間 | 15時45分 |
| 賞金 | 4,300万円 |
| レコードタイム | 1:56.7 |
七夕賞記念2026 予想 - 過去10年のデータ傾向
近5年で、2着が3回の1番人気は誰になるのか
ヒートオンビート、キングズパレス、昨年のドゥラエレーデと、3頭も人気になって、好走止まりの馬がここ数年、まとめて出てきた。
昔ほど、荒れ馬場にならない施行時期と馬場管理技術の向上に加え、ただただ暑いということで、別の心配事が増えている中でも、強い馬には時計が速くなることで嬉しい事情も重なりつつ、昨年は様々な気象条件が絡んだからなのか、やけに時計が掛かっている<小倉も同じ感じだったが、今年は福島が超高速>感じで、しかし、小差で負け尽くしたはずのドゥラエレーデが上昇著しいコスモフリーゲンに気合い負けの2着だったから、実力は良馬場であるなら、斤量面に気を払いつつ、前3者の斤量は登場順に、57と昨年がもう半分足された程度と、許容範囲の結果で、前日の函館記念も人気薄台頭ながら、56頭で55の2頭が続く高速決着であるから、軽い言って買うことはないという根拠は見つかる。
近年ほど、人気になるそうな実績を持つ重めのハンデをつけられた馬が、いくらか軽い方を押さえる結果が続いていて、今年の傾向と同じように高速決着だったエヒト独走の時のヒートオンビートの時だけ、適性の差と斤量差が響いただけだから、テン乗りで人気微妙のカラマティアノスや新潟大賞典の56より大きく増える理由のないヤマニンブークリエらが人気に推された時、極端に重量差が生じることのない時に、これらは人気に応えられる傾向にある現状、人気でも、勢いが一向に衰えない4歳勢である以上、押さえないことには当たりは訪れないと思えるのである。
宝塚記念の前哨戦として機能はしていない新潟大賞典ではあるが…
昨年は新潟大賞典勝ちのシリウスコルトが58.5でも人気になっていたが、いくらか実績で見劣るものの、福島への適性が同じくらいあった、健全なハンディキャップの2頭に大きく遅れる結果に。
暑かったのもあるが、今年は安田記念に出るだけの理由が、その前の東京の高速レースでの好走実績で作られたほどで、元々、宗像厩舎時代のデビュー戦は福島1200で…、それを差して強い勝ち方をしたのだから、意外なところで、東京への適性が隠れている時に、ここで狙うのも手だが、戦績の見た目に反して、左回り適性がここの時点でも上回っていたことが敗因でもあったような気がする。
ヤマニンブークリエは2勝目が古馬相手も、3歳のライバルがもう少し強かった2勝クラス特別の東京2400戦。
ここでの自信が、セントライト記念でも菊花賞出走の権利獲得であり、本番参戦の根拠にもなったが、結果的には、シリウスコルト的な雰囲気を漂わせる。
意外なところで、試金石の一戦だから、はっきりとしたスタンスが望ましい。
先行したが、帰国初戦である上に、少し先延ばしの実戦であるから、ジリジリ伸びて止まらなかったものの、もっと前に行かないならば、直線は短いところの方が向くイメージもある。
新潟大賞典組は、そもそも、参戦の根拠に左回り適性もあることは多いが、2023年優勝の出世馬・セイウンハーデスがそうだったように、スピード能力を武器に自在に立ち回る、東京の重賞でも通用の馬が実が狙い目というか、そもそも、格上であることが多い。
新潟よりも直線が短いネオムターフクラシックよりは落ち着いて立ち回れる福島で、丁寧なポジショニングをする時、本来は主役級頻出の新潟大賞典組で数少ない重賞好走馬として、このヤマニンブークリエは安定株として存在感を、昨年のドゥラエレーデ以上に見せる可能がある。
この馬と僅差だったことでも、比較は十分に可能であり、多少の相手強化には、G1経験の強みで賄えると考える。
念のために押さえておきたい、ハイアヴェレージの福島民報杯組
春の名物競走である福島民報杯において、また善臣先生の肩の具合をおかしくさせた気配もあった再び暴走のピースワンデュックが、色々な意味で話題を集めた函館記念で、見せ場十分の3着だったことから、レースを制した休み明けのサヴォーナにも注目したくなった。
元は池添騎手のお手馬であったが、超大型のステイヤーというスタンスから、少しずつ適性を見極めて、10F路線<2024年函館記念の1番人気>にも転じたが、その過程で使えない状態になってしまい、長く休養を余儀なくされたが、いきなりの実戦で、太目残りもあったはずだが、正攻法でぶち抜いてきた。
ここで魅せた松若騎手を深く考察していれば、あの天皇賞でクロワデュノールを急襲したシーンも、何となくでも、予測できたのかもしれない。
今年は七夕賞で乗れなかった津村騎手や北村友一騎手が最近目立っているから、少しその下の中堅クラスの松若風馬騎手にも、しっかりとしたアプローチを仕掛けて行った方がいいのだろう。
七夕賞らしい予測不可能レベルの展開で究極の波乱となった年に人気勢で唯一好走したマイネルサージュや実績から売れたクレッシェンドラヴ、福島の高速決着という特殊な条件を好むようなところのあった小回り巧者のアンティシペイトなどが、しっかりと台頭してきた休み明けローテの福島民報杯組は、小回り実績十分のサヴォーナ<神戸新聞杯2着好走の前に福島中長距離戦で2勝>と共通する適性面の強みを活かしているので、1番人気では少し苦しいが、6歳世代はもうほとんど店じまい感じであるので、帝王賞で底力を示したアウトレンジやさきたま杯勝ちのロードフォンスなど、コスタノヴァに代表されるようなダートで見どころのあるスターしか、今のところはあまり見どころはないのだが、この馬はあまり古馬になってから、レース数を消化していないので、まだまだチャンスはある。
鞍上込みで、これは狙わねば損である。
七夕賞記念2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
幻のゴールとなった雨中決戦で思い出す、8か月前の菊花賞とその時の答え合わせ
ヤマニンブークリエの血統
母母ヤマニンカルフールの従姉妹に、ブラダマンテ<父ロベルト>、カラーオブゴールド<父ミスタープロスペクター>というビッグマザーがいる。
前者は史上2頭目の牝馬三冠を達成したスティルインラブ<父サンデーサイレンス>、後者も4年後に接戦のオークスをレースレコードで勝ち切ったローブデコルテ<父コジーンのUSA産馬>をそれぞれ出している。
両者とも、現役期間は比較的長かったものの、3歳シーズンで燃え尽きた面があったことは否めない。
前者のライバルは、エリザベス女王杯連覇も然ることながら、母として驚異の才能を誇った天才・ドゥラメンテを送り出したアドマイヤグルーヴがいる。その母の名は、言うまでもないだろう。
後者も翌週ダービーを圧倒的な能力差で制するウオッカに、桜花賞でそれを倒した後の有馬記念・1番人気逃げ切り勝ちのダイワスカーレットを筆頭とする黄金世代。
産駒を1頭だけしか競走馬にできなかった早世のスティルインラブが、アドマイヤグルーヴの華やかなストーリーとのコントラストを生むのも、何とも儚いものがある。
ヤマニンブークリエは、サンデーサイレンス直系でローブデコルテと同じカロ直系のチチカステナンゴという配合で、そのハイブリッド。
ミスタープロスペクターの血も、ブラダマンテの父ロベルトの血も関わらないから、見たまんまの適性が出てくる配合でもある。
クロスはヤマニンブークリエの配合時点では強くないが、ヤマニンカルフールは、ヘイルトゥリーズンの3×3を意図して掛けられたスティルインラブと同じように、エリシオ×ダンチヒのフサイチコンコルド型の同クロスで、ここにノーザンダンサーの2×3を抱える母を持つチチカステナンゴとの配合により、見事に5代目にまとめるから、リファールクロスのキタサンブラックとも、健全な自然発生に近い構成には、好感が持てる面もある。
だからこそ、父のように落ち着いて3000Mを走れず、母母と母母父のエリシオは同じくリュパン賞<ロンシャン2100M・ギニー競走代わりにダービーの叩き台にされてきたが、ダービーがこの距離で行われるようになって役目を終える>勝ちのスターであるから、セントライト記念の方がよっぽどいい競馬をしているから…。
キタサンブラックの母父サクラバクシンオーはともかく、その父のサクラユタカオーが完成期に最も強かったのが東京の毎日王冠と続く天皇賞<2000M短縮3年連続でレコード決着とした名馬>であるから、実は本質中距離型でも、モンスターすぎて距離をこなしていた説もあるキタサンブラックの底力は、むしろ、長い距離よりもこうしたスピード競走に適しているはずだと、この馬が証明してくれるような気がする。
七夕賞記念2026 予想 - レース展開と最終予想
菊花賞での出来は良かった感じもしたヤマニンブークリエであったが、大いに危険な前兆を見せながら、位置を取りに行ったというか、差せる手段を持ち合わせていない気配の大型馬であるから、速いというよりも、行く一手のところがあるジーティーアダマンが、セントライト記念でも行ってくれたからそれを利用しようと画策するものの、共だって、勝負所で失墜…。
太目残りの次走日経新春杯で、形だけ立派な好位付けも、直線に入るまでの坂の下りの手応えに、良化途上の気配がまるまる影響している感じもあったから、止まってはいないが、前の馬が残ったレースだったから、これも早い段階で勝負になっていなかった。
そんなレースを経て、今年からG1昇格のサウジアラビア・ネオムターフクラシックに挑戦してきたから、相手関係も少し強化しているところで、勝った馬は8歳騸馬のロイヤルチャンピオン<=見事な内容でG1初制覇、前走のバーレーンインターナショナルTも快勝していたが、それは今年からG1昇格>が、直線半ばでやたらと強いと思わせる健脚で抜け出すまで、単騎逃げの理想形で、ダートコースの内に敷設された芝コースだけに、いかにも、横山典弘騎手の腕が光る設定であったが、一気に交わされてから、不振を極めたシンエンペラーにも最後に交わされて、抵抗できそうな気配もなくなって、見せ場は作ったが、残念な内容でもあった。
そこで新潟大賞典を帰国初戦で使って、スローからのロングスパート合戦という、春の大賞典らしい展開になったが、好位抜け出しでかなり抵抗を見せたが、何故かおじさんを復活させる癖でもあるのか、7歳騸馬のクランディアを蘇らせるアシストをしているかのように、重賞初制覇に貢献。
自分はまだ重賞を勝っていないから、斤量利を再び、ここで得られる条件は整ったものの、相変わらずの詰め甘の性質を露呈することにもなった。
だからこそ、今のところは得意条件での活躍が望ましいというキャラを、まずは、脱皮するための実績を作る必要がある段階なのだ。
言っても、2勝しかいていない、オープン実績はセントライト記念2着がベストという馬。
ネオムターフクラシックは結果ほどは、見せ場十分の内容に見せて、案外、踏ん張りはそこまで利いていないから、調子の面も含め、改善された上でベストの条件でのパフォーマンスに期待する方がいいという印象もあったりする。
だからこそ、福島民報杯でのやや急な再始動を回避し、いくらか不適にも思えた新潟大賞典参戦で、差し馬ばかり来る、新潟大賞典独特の展開も先行勢で最先着の結果には、実のところ、見てくれ以上の収穫があったように感じる。
少しだけ、ブーちゃん・ヤマニンブークリエは強くなっている。
ヤマニンブークリエはセントライト記念で権利をとって、思惑通りに菊花賞に挑む段取りを整えたが、同時に、デビューからほとんどのレースで手綱を委ねられたマイユニバースとの中山での鮮やかなレースぶりに、一瞬、菊花賞での乗り役の選定に迷いが出るような雰囲気が漂っていたが、ここは盟友・松永幹夫調教師が管理する非社台系生産馬<=調教師の裁量で調整場所を決められる条件が整っているので、ノリジョッキーのようにエージェントを置かないで調教師やオーナーとのやりとりで騎乗馬を決めていく古式ゆかしいスタイルの乗り手からすると、厩舎で自由に馬を仕上げていける方を優先して選択するのは、ある種当然でもある、従って、乗り手の技量は当然高いレベルで求められるから、腕利きベテラン以外では、実入りに大きな影響も出かねない>を恐らくは、セントライト記念後に次戦継続を確定させ、主戦としてのの役割をしっかりと果たした武幸四郎厩舎、寺田寿男オーナーら、自身とも深い縁のある関係者が絡むマイユニバースの方は、基本的には、外厩調整をするノーザンファーム産<=この馬に関しては、厩舎サイドの意向もある程度融通を利かせていたようなキャラではあるが>の馬であるから、迷わずという感じではあったのだろうと推察する。
何故か手が空いていた、一つ下のチャンピオンジョッキーが、いずれかの先輩が選ばなかった方に騎乗することにもなっていて、マイユニバースは本番出走確定ではなかったところで、中山の必勝パターンを遺憾なく繰り出した後者に、そちらを委ねたという菊花賞だった。
いずれも、直線は出番なしであったが、ゲートでしくじったマイユニバースには少しだけ進歩がみられて、元の差す形に一旦戻してから、今年の躍進に繋がったのだが、完成形を見ぬまま、夭折のグランプリランになってしまった…。
勢いに乗って、というほどの実績は作れなかったのは、3歳秋の時点では両者似たようなものであったが、妙な癖を取り除くために、ホースマンが汗を流して、仕事をしてきたという結果が、マイユニバースの場合は出かけたという状況であるなら、選んだ方に結果なったヤマニンブークリエは、元々はユタカの馬。
特殊にして、最も熱い関係を結んだ、元は4人の騎手に絡む、若き才能あふれる金の卵を大事に育てる過程で、盟友の厩舎にいるデッカイやんちゃ坊主を、面白い馬と認識し、少しお気に入りであったことから、ダービー参戦断念の青葉賞敗戦後から、手綱を託され、色々と試行錯誤を繰り返してきて、ここに挑むことに運びとなった。
秋からもう6戦目であるが、松永幹夫調教師は、狙いのレースとセットで、絶妙な選択のステップレースという形を、オープンを使うようになってからは固定化させている。
キタサンブラックの産駒だから、ある程度は頑丈なのだろうが、大きな馬ではあるから、増えすぎた520kg台の3戦は全て完敗。
その他のレースで510kg台で大敗したのは、1勝馬でいくらか攻めたレース選択だった青葉賞がテン乗りの津村騎手だったこととレースレベルが例年以上だったのと、掛かった菊花賞だけ。
全然適性がなかったが、ユニコーンSを勝つことになるカナルビーグルに1秒離されたダート戦も、伸びているのかよくわからなかったが、馬券的には問題なしの2着。
京都の芝で新馬も制しているということもあって、平坦にある程度の目途を立てているブーちゃんが、菊花賞で選ぶべき、後の大物であったという論法も、後付けでもつけられるのだとすれば、ゆっくりと成長していく、父と似たキャリア形成の中に正解の形を過不足なく求められるだろう、この七夕賞での好走、重賞初制覇という実益は、思ったより価値あるものになるのかもしれない。
悲しい結末を迎えたマイユニバースの喪失により、大きな希望やベテラン特有の楽しみを持ち続けられる環境を同時に奪われることにもなった稀代の名手が、幸四郎調教師と騎手同期の村田一誠調教師の厩舎にいる右回りで真っすぐ走れない共同通信杯3着馬のリトルジャイアンツ<次戦の内容次第で秋以降の活躍が見込める準オープン馬>がどうも長期休養に入ってしまったようなので、同じレベルで期待しているというのは、昆厩舎にいる明けの東京で新馬を勝った面々と、このやる気にムラのあるヤマニンブークリエら4歳勢が筆頭であって、この共同通信杯を戦った組の活躍から、もう一つ上の段階にもっていく必要のあるヤマニンブークリエは、鞍上の手腕も求められるという部分が大きいからこそ、燃える条件は揃っているように思う。
癖の強い追い込み一手の巨漢馬・ペイシャケイプも手が掛かるものの、近い内に、左回りの広いコースで出番があるだろうけど、こちらの方が実績からも、そろそろ、価値ある結果が欲しい。
あの死へのフライトになってしまった宝塚記念から6日経った翌週の東京は、いかにも梅雨時の風情を漂わせる怪しげな馬場だったが、その昔の鮮烈なデビューを飾った騎手時代の福永調教師のように、1レースから連勝を決めるなどで計3勝。
府中牝馬Sも距離不安をほとんど無視したような、脚質そのままで結果だけ上振れのウイントワイライト激走のアシストもあって、福島に移っても、人気薄ばかりを4着にねじ込むという、マニア向けのコンテンツを手するなどして、開幕週、2週目に、怪しげ馬に多く乗りながら、1勝ずつして見せた。
寺田オーナーの馬も未勝利を脱したり、アウトレンジの好走もあったし、武幸四郎厩舎も相変わらず快調。
松永幹夫元騎手、調教師と武豊騎手がヤマニンの馬に関わるという自然な流れに逆らい、お気に入りの馬を自ら手掛けるような状況に転じたところで、ブーちゃんを男にする絶好を得た最強のグランパは、意外な感じはするが、
【0・0・1・9】
という、ベテランとしては母数の少ないデータしか持たないから、複勝内率1割の根拠を求めることが難しい状況。
無論、北海道を拠点にしてきた騎手だからこその成績であるが、震災の影響で春の中山開催を福島開催不可の2011年に持ってきたことで代替開催の時が、実は、初騎乗だったことからも、中山でなければ、もっと騎乗の機会が遅れていた可能性も感じさせる。
唯一の好走が12番人気のロードヴァンドールで、回収率68%というのも、アテにならない数字。
個人的な事情で、諸々、熱を持った騎乗に期待の鞍上・横山典弘の馬に、福島というだけで売れた過去をお覚えの方以外は、ヤマニンブークリエという馬、すんなり推せる馬ではあるだろう。
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