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愛すべき逃げ馬

読了までの目安時間:約 3分

 

ツインターボやレジェンドテイオー

<中距離GⅠの役者>

プリティキャストとエリモジョージ

<長距離GⅠの逃走者>

サイレンススズカとセイウンスカイ

<名手と紡いだ猛き超特急伝説>

最近は血統が良くなったせいで、GⅠまで勝ってしまうようなスズカ&スカイタイプが増えた一方、時代を彩る脇役たちもそれなりに存在している。

例えば彼とか。

シルポート

重賞勝ち鞍

'11・'12マイラーズC 12京都金杯

初のGⅠ出走は'10年の秋天。5F・59.1秒の先行策。

以後、

4F・45.4 '11安田

5F・56.5 '11秋天<*1:56.1の日本レコードで決着>

4F・44.9 '12安田<*1:31.3のレースレコードで決着>

5F・57.3 '12秋天

4F・45.3 '13安田

5F・58.5 '13宝塚

と、印象深い逃げで2010年代前期のGⅠを盛り上げた。

ただ、

4F・46.7 '11MCS

4F・46.9 '12MCS

という不思議なラップもある。

しかしこれ、共に稍重馬場。天晴れな男である。

マスクゾロ

重賞勝ち鞍

'16シリウスS

1800M以下で1分前後の5F通過から押し切る例はあっても、2000Mの非GⅠレースで5F60.5秒から押し切りという例は、ほぼあり得ないレベル。

スマートファルコンやフリオーソならそんなことはできただろうが、同じ稍重馬場でも、これは直線に急坂のある阪神コースで記録されたもの。大井で輝いた強烈な先行力のそれとは、ちょっと異質なものがある。

アメリカンな競馬で、終いは37秒台になったものの、先行勢マル残りの結果は10年東京大賞典とそっくりそのまま。

あの一戦で燃え尽きてしまっても、仕方ないか。

グレイトパールも似ている。

カワキタエンカ

重賞勝ち鞍

'18中山牝馬S

桜花賞は4F46.5秒、秋華賞は5F59.1秒。ディープ産駒ながら、これを共に相当タフな雨馬場で叩き出している。

そういう馬だから、周りには差し、追い込みタイプが台頭する中で唯一先行勢として残るという結果が多い。

今季緒戦は、マイルで4F47.3秒だから、本来の行き脚ではなかった。この手の馬は、本番での爆発力が違う。

初重賞制覇の中山は渋馬場スロー逃げ切り。そろそろ良馬場で暴走する?姿を見たい。

 

コラム

バルザローナに決定<ドバイターフの騎手変更>

読了までの目安時間:約 2分

 

フランキーマジックにより、一昨年のドバイターフ以来の歓喜を再現してもらいたかったという思いは水泡に帰した、ミスターワンターン・リアルスティール<牡6・矢作芳人厩舎>の鞍上の件が、意外な展開で解決した。

ランフランコ・デットーリに代わりまして、クリストフ・スミヨン、否、ミカエル・バルザローナ騎手でございます。

「ドバイで実績のあるジョッキー。ベストの選択をした。中間に乗ってもらうかは未定です」

一時はスミヨン決定で、何だか嬉しそうな矢作調教師の言葉が報道されたものの、ドバイ到着後の急転で、この乗り替わりで落ち着いた。やれやれ。

ちなみに、当のデットーリ騎手は4歳騸馬・モナークスグレン<英・ゴスデン厩舎>で、ドバイターフ参戦の予定。

上から順に取り合いになるのは、この世界では当たり前とはいえ、どういう経緯だったかどうか、オーナーサイドを含め、交渉の過程や約束の優先度など、多少なりとも検証が必要な気もするが、どうも、リアルスティールはお二番さんだったという雰囲気。

それなりに格のあるタイトルホルダーとはいえ、欧米では特に、契約に基づく騎乗馬決定の過程を踏むのが一般的だから、ペリエだって一時期からめっきりご無沙汰になってしまったように、こういう契約になっていたから…、と言われてしまうと、実は日本のフリー騎手のスタンスが、良くも悪くも自由だということがよくわかる話の流れとなったように思う。

禍を転じて福と為すということなのか。

まだ若いバルザローナとの化学反応はいかに。

 

ニュース

世界に破壊力を見せつけろ

読了までの目安時間:約 3分

 

フェブラリーSがちょっと変化球のような、難しい側面を含んだ結果だったことと、そこに例年より川崎記念組が多く出走していたせいか、メインイベントたるワールドCには、正直言って、もう一時期の勢いはなくなってしまったアウォーディーのみが参戦は寂しい。

それでも、軽く勝てるレベルの年と、自身が桁違いに強いという時にあっさりの快勝という結果を望むまでもなく、総合力でのアドヴァンテージがある日本の芝路線組が、今年は大挙して2GⅠに参戦予定。

餅は餅屋、という空気を作るには最高の陣容と言える。

むしろ、負けてはいけない雰囲気というのもある。特に、GⅠで人気に応えている組は。

ダート

ディオスコリダー

<回避>

アウォーディー

久しく勝ち星からも遠ざかっている状況だが、昨年は厳しい馬場状態で5着。

昨年のような雨があるくらいだから、川崎くらい砂が厚い馬場になってくれるといいのだが…。

ドバイでだけ強い馬というのも、いたっていいではないか。

モズカッチャン

レイデオロ

サトノクラウン

それぞれに勝因になりそうな血の特性がある。

ハービンジャー、マルジュらはアスコットのGⅠ勝ちがある馬。レイデオロの父、母父は、スピードとスタミナ両面に長けた日本のビッグネーム。

4歳の2頭には、すでに道悪での好走歴があり、瞬発力勝負でキレ負けするほど不器用ではない。

サトノクラウンは徐々に気性面に、明らかな進境が見られる状況。

位置さえ取れれば、ひどい競馬はしないだろう。

時計がちょっと速くなってくれるとうれしいが、欧州の一流どころには、大した死角にはならないか。

総合力は日本馬の方が上に思うが。

ディアドラ

クロコスミア

ヴィブロス

ネオリアリズム

リアルスティール

日本の隣国で行われる香港カップばりに有力馬が集結。

一時期の秋の天皇賞のようなメンバー構成。

キレではディープに一日の長があるし、それらはこのレースの勝ち馬。でも、展開上のメリットを考えたら、クロコスミアとかネオでも…。

シーマクラシック組ほどの骨太さがないのは、ちょっと苦しいか。

相手は猛者揃いといかないまでも、ビンスルールとオブライエンが世界の壁として立ちはだかる。

実力伯仲だと思う。

 

コラム

2018年 クラシック④

読了までの目安時間:約 3分

 

ざっとトライアル回顧でサクッと。

弥生賞
人気2頭がしっかりと走り、伏兵評価の例年ならかなり有力と目される候補の逆転の芽を摘んだ。

上位人気だった3頭には、それぞれ型を崩しづらいそれぞれの事情があり、またその次の評価だったグループは、コース経験で逆転の可能性を追求するも、全く及ばず。

ダノン、ワグネリアン共々、終いの反応が他とはまるで違う。

スプリングS
逃げ馬以外マイペースの展開になり、力のある同士の決着。

ただ、ミニ弥生賞にもなっていなかった感じで、サンリヴァルとかと同格の争いに見えた。勝ち馬は2着争いも想定されるが…。

チューリップ賞
ラッキーライラックが自らレースを動かしていき、直線は自分で時計を作っていった。

総合力で右に出るものは、現状ではいない。相手の武器を不発に封じ込める迫力が身についていたレースだ。

フィリーズレビュー
ハイペース判定は当然の流れだが、問われるのスケール感であり、差し馬がズブズブのゴールシーンは、レベルに不満が残る。

アルモニカはよく粘っていたが、権利はとれず。モルトアレグロには向く流れだったはずなのだが…。

フラワーC
ロック以外は全部来たが、水準以上の時計だった割に、相手なりにというディープ2頭の一騎打ちが評価を濁らせる。いい馬を見過ぎたせいか、小器用さが長所に見えなかった。

アネモネS
勝ったハーレムラインはマンハ産駒。着で拾うのはアリ。

若葉S
アイトーンはいつも安定して前に行ける。他の勝因は人気馬の自滅の印象。

ファルコンS
平均より遅い流れながら、前を残した人気2頭は成長力が足らない。
上がりの脚の差が小さすぎる。

すみれS
超A級タイムでディープ産駒のキタノコマンドールが快勝。モタれ方などの課題が、ある意味でのプラス材料か。

マーガレットS 
1200戦でこの条件得意のアンフィトリテが快勝。マイルCでも注意。

主だった500万勝ちの組は、ゆきやなぎ賞もまずまずだったものの、ハーツクライ対決を制した牝馬のミュージアルヒルがまずまず今後の展望がありそうで、これをイチ推ししておく。

 

コラム

珍事を振り返る

読了までの目安時間:約 3分

 

2月に入ってから、今年は妙なことが起きた。例えば、

・騸馬の活躍

2月の中頃、

ノンコノユメ

トリオンフ

らが同日に重賞制覇。それも騸馬。記憶にない。

前日のダイヤモンドSは当レース3度目の制覇となった、

フェイムゲーム

JC連覇の例はあっても、こんなことが過去に…。

そもそもGⅡ以上の重賞を騸馬が制したという例は、84年のグレード制導入後では、

AJCC 03マグナーテン

中山記念 02トウカイポイント

高松宮記念 (15エアロヴェロシティ)

目黒記念 01ホットシークレット、17フェイムゲーム

安田記念 (00フェアリーキングプローン、06ブリッシュラック)

毎日王冠 02マグナーテン<中山>

京都大賞典 94マーベラスクラウン<阪神2500>

マイルCS 02トウカイポイント

ジャパンC

外国馬・90ベタールースンアップ

日本馬・93レガシーワールド、94マーベラスクラウン

ステイヤーズS 00、02ホットシークレット

ちなみに、1回東京最終週の京都の重賞は牝馬戦。よって、開催週重賞コンプリートだった点は、チームニューハーフの大きなアピールポイントとなる。

・芝でも菜七子

小倉で久々に芝での勝利を記録し後、ホロ苦の2度目の騎乗停止。

女性騎手の割には…、の先入観は、ちょっとずつ取り払われている一方、女性らしさに磨きがかかってくるようだと、アスリート的な視点で、いやちょっと待てよ、という年齢になってしまうことは気にかかる。

いい結果は早いうちに出すに越したことはない。

まだ減量特典を絶賛謳歌中のうちに、芝短距離、特に新潟直線競馬のちょっとしたアドヴァンテージがあるというだけのかわいいオプションだけではなく、ルーキーの時によく見せていた直線での決め手を引き出すテクニックを、しっかりと芝で習得してもらいたい。

初期くらいの騎乗馬の質は確保できつつある。今まさに、勝負の時を迎えた減量騎手である。

3月に入ると、重賞の結果に振れ幅の大きさを感じさせる面は否めないものの、直ちに緊急事態という雰囲気にはなっていない。

4月はどうなるか。まずは週末から始まる芝のGⅠ戦を楽しみにしたい。

 

コラム

新最強世代列伝 2010年<ワールドスタンダード>

読了までの目安時間:約 3分

 

クラシックホース

アパパネ

サンテミリオン

ヴィクトワールピサ

エイシンフラッシュ

ビッグウィーク

(ローズキングダム>

(ダノンシャンティ>

フ0 高1 春2 V1 安0 宝0 ス1 秋1 エ1 マ0 J1 チ0 有1

ルーラーシップ

なんかもこの世代。

だいたいがダービーで顔を合わせている。三冠牝馬が誕生しながら、2歳女王もアパパネなのに、もう一頭牝馬のクラシックホースがいるというのはまた面白い。

加えて、裏データとしてはスノーフェアリーがいるから女王杯3連覇という記録もある。

ドバイワールドC優勝のヴィクトワールピサ、降着ながら、世代唯一の星を挙げたJCでのローズキングダムとの女王斬り。

桁違いの速さを示したダノンシャンティや誰も期待していなかった菊花賞3着馬のオルフェの穴埋め快走もあったりした。

アパパネタイプとヴィクトワールタイプ。

キンカメでもトゥザグローリーは後者のタイプ。ヒルノダムールも同じ。

エイシンフラッシュは古馬になって高速決着に強くなったキレ馬。

サンデー系があまり頼れないときに、では、キングマンボのラインはどうなんだ、という流れができた都市。

ゼンノロブロイはその両面を兼ね備え、本番はタフな展開を好むことを示した。

比較的バランスはとれているが、オールウェザー覇者輩出も、ダートのタイトルには無縁。

ゴルトブリッツは強かったが、まさかの急逝でテンに旅立ってしまった。

配合に関わらず、グラスホースに綺羅星のように輝く才能が偏った面は否めない。

だから、ヴィクトワールピサは桜花賞馬を出したものの、その他は案外。

世紀のダービーは凡戦に…。種牡馬選定レースがイマイチだと、こういう展開はまま起こる。

完成された配合の馬が多すぎるのだろうか。

隙というか、他との組み合わせに困る馬が多い。

ノーザンダンサー系の活躍馬が少なく、その血を入れて活躍する馬も少ないのが現状。

ミスプロインの名馬が多いから、その影響も、活躍度合いが案外な展開を暗示している部分はある。

ジュエラーには、ノーザンダンサーの血は入っていなかった。

孫に期待、という感じになってきた。

 

コラム

来年はJBC浦和

読了までの目安時間:約 2分

 

今年は史上初の日曜開催、当然そうなれば中央競馬におけるJBC競走の施行となるわけで、京都競馬場を間借りして、5回2日の特別戦に組み込まれる形で、異例の開催を行うことになったが、来年もまた初めての競馬場での開催になる。

2019年、第19回JBC競走の開催場が、これまで行われなかった浦和競馬場に決まったと、当場の競馬組合から発表された。開催日は11月4日<振休・月>。

最後は結局という形で、過去に7回も行われたのが大井。

その次がお隣の川崎の3回。船橋でも行っているから、現状、南関東だけは何とか経営面にまだ余力を残していることを背景にした、オリンピック的振り分け論理が採用されるのは当然として、かなりの小回りコースである中部以西の競馬場でもちょこちょこと単発的に行われてきたが、それは合わせても4回だけ。

あとは盛岡での3回で、交流重賞というより、実質的にはGⅠ<東京大賞典以外はJpnⅠ>の開催場である4場の持ち回り制になっている。

イレギュラーでもないし、当然のことでもない。

それが浦和開催。

交流重賞は数多くはないものの、それなりの格のレースが行われている。

ただ、南関東にあって唯一、GⅠレースが組まれていないことからも、かなりタイトな作りで、必ずしもフェアに誰でも走りやすいコースではないことは容易に想像がつく。

浦和名物の1400Mで、スプリントとレディスクラシックが行われる。

よって、2000Mのクラシックのには例年以上の好メンバーが集う可能性がある。

地方でもそういっぱいはない2000Mで、どんなレースが展開されるのか。

同時に、門別、高知、佐賀での開催はいつになるのだろうか。

 

ニュース

2018年 牡馬クラシック

読了までの目安時間:約 3分

 

今週の雨上がりの土曜競馬。

この日は阪神の1800戦が行われた。ダートコースは稍重の発表。

人気のフラテッリが勝ち上がったのはいいとして、この馬はフランケル×ジャイアンツコーズウェイの欧州ミドルディスタンス向き配合で、距離が合っていたのは確かだが、名前の由来がイタリア語ということの影響があるのか、大きな体を持て余しているのは明白で、基本的にはもたついている姿しか目につかなかった。

仕方なくダートで下したところもあるのだろうが、何とも難儀な才能の出現に、今後もファンは頭を抱えるシーンが増えそうだ。

体が出来上がれば、芝でもっとスムーズに走れはずだ。

日曜は中山で同距離の競馬。これが新馬納めの一戦。

何故か芦毛の馬ばかりが活躍する午前中に、流れに乗って楽勝したのが伏兵のフェンドオフ。

父クロフネ譲りの毛色で、母は鹿毛のアドマイヤプルートだったが、その父はアドマイヤコジーン。

祖父によく似た安定した先行力をスタートダッシュの時点で発揮し、上がりトップで完勝。得体の知れない何かを持っていそうな魅力は、鞍上の井上騎手も同じか。

さて、週末の注目レースとなった牡馬クラシックトライアル2戦なのだが、これがまた、評価が難しい。

時計勝負で前残りも、前の2頭に速さを感じさせなかった内容に、展開一つの差し馬という固定認識を定着させる結果に終わったタイムフライヤーに、案外の距離延長でのアドヴァンテージは感じられず、皐月賞で来るか来ないかが当面の勝負になりそうな若葉S。

ペースは本番仕様も、レースレベルがフラワーCよりは上だったはずなのに、時計で大差がつかなかったことが不満のスプリングSも、ステルヴィオのキャリアで本番は買える、という雰囲気のお兄さん風を吹かせたエポカドーロのねじ伏せ方で、その内、立場は逆転だろうという結果に見えた。

牡牝クラシック初戦に、波乱の要素を見出すことは、今のところできない。

 

コラム

再興のポイント(ナスルーラ系の再登場)

読了までの目安時間:約 3分

 

プリンスリーギフト-サクラバクシンオー→ショウナンカンプ・ブランディス/ベルカント・キタサンブラック(母父)

ボールドルーラー-シアトルスルーエーピーインディ→シンボリインディ

 -シニスターミニスター→インカンテーション

 -タピット→テスタマッタ・ラニ/ラビットラン

キングマンボ系ももう飽和状態。

取り込むべき既知の一流系統は、どうしてもこれかノーザンダンサー系になってくる。

伸びあぐねる在来のノーザンダンサー系とは対照的に、プリンスリーギフトやグレイソヴリンの血は、ずっと長い期間活躍馬を送り込んでいる。

「黄金配合のクロス・ゴールドシップ」<プリンスリーギフト5×5を、ノーザンダンサー同クロスと併発>

在来の星旗系ということもあり、3代母が輸入繁殖のオルフェーヴルより、父ステイゴールドが40年日本に根付いているロイヤルサッシュ<父プリンスリーギフト>のボトムラインとクロスする確率は高い。

3代母の父がプリンスリーギフトの直仔トライバルチーフという血統背景は、ノーザンダンサーの血も持ち合わせた父母だけに、単純な掛け合わせをするよりも、ずっと成功確率がアップする。

よって、ゴールドシップは2~5歳までは2200M以下で【6300】だった。

スピード血統は少ないが、影響力のある血もまた少ない配合で、前出のクロスの効果は大きかった。

昨年の芝GⅠ勝者、

キタサンブラック・アルアイン・アエロリット・レイデオロ・サトノアラジン・レッドファルクス

らに共通する、5代以内にボールドルーラーインの馬たちの活躍。

これらに加え、母がボールドルーラーの5×5を持つセイウンコウセイも、一度の激走ながら、インパクトを残す快走を見せた。

ベルカントもキタサンブラックも過去の存在になってしまったが、もうそろそろバクシンオーの代表産駒であるグランプリボスの仔もデビューする。

これが父はプリンスリーギフトの直系で、母母父がボールドルーラー直仔にして、その傑作たるセクレタリアトだ。

根幹距離に向く配合。

今の現役馬だけでなく、今後の発展性でも、サンデー系と違う意味で貴重な存在感を放ち続けることだろう。

 

コラム

元サヤ<ゴールドアクターに再び吉田隼人>

読了までの目安時間:約 2分

 

4月1日に阪神競馬場で行われる大阪杯に参戦する予定のゴールドアクターが、再びの鞍上の乗り替わりとなり、昨年の日経賞を最後にコンビ解消となっていた元主戦・吉田隼人騎手に、再度騎乗を依頼する形で、元サヤの格好でのコンビ再結成をした中で、2年近く遠ざかっている勝ち星をもう一度上げることを目標とすることになった。

あのアメリカJCCの結果がある。

勝負の一手はもう打った。

これは終焉が近づいているということなのか…。

かれこれ4年ほどになる競走生活の中で、小兵に屈するような凡ミスをするタイプの馬ではなかったゴールドアクターは、素晴らしい馬体を誇り、4歳秋には強豪を抑えて、有馬記念を実に見事な内容で優勝している。

以後、日経賞やオールカマーは制しているものの、肝心の大一番では、春の天皇賞のゴールデンウイーク忖度の大失敗に始まり、JCでの馬体重急増など、元より使い込むと反動が出やすい性質は知られていたとはいえ、まともに走ったというのは、一昨年の有馬記念と昨年の宝塚記念くらいなもの。

とてもじゃないが、あの格好良かったゴールドアクターではなかった。

そして、宝塚記念で激走2着の後、再びの休養を経て、例年以上に厳しい寒さに見舞われた1月の中山で、誠に悲惨な負け様を晒したのである。

サトノダイヤモンド同様、優等生が自信を失った後は、実に恐ろしい展開が待っているものだと、深く考えさせられるような名馬物語を、一体どうやって完結させるのか。

本当の悩みの種は、まだこの先に待っている。

 

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