ヴィクトリアマイル 2020 展望( G1 東京競馬場 芝1600M)

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ヴィクトリアマイル 2020 予想 ~ アーモンドアイは「普通の状態」でG1を勝てる馬

読了までの目安時間:約 10分

 

◎アーモンドアイ

○ノームコア

▲サウンドキアラ

注プリモシーン

△コントラチェック、シャドウディーヴァ、ダノンファンタジー、ラヴズオンリーユー

 

・アーモンドアイ、ノームコア、サウンドキアラらは、いずれも2歳デビューの馬であり、その当時から概ね、一回り以上、ノームコアに至っては30kg以上馬体重が増えている。

・アーモンドアイはどういうわけだか、フレッシュな時こそ魅力全開なのだろうが、前走から3か月以上レース間隔が開いているとシンザン記念から始まり、重賞ばかりを5連勝中。

・ノームコアには道悪の不安はないが、元々線が細かったような馬であり、初物は苦手。東京の1600Mは昨年のこのレースが初めてだったが、マイルは中山で快勝している。

・サウンドキアラの東京への適性への疑問と、京都以外への苦手意識は、机上の空論だろう。昨年、1:31.2で7着だったこのレース以外、3歳春までの2戦が4着だった例外を除けば、全て3着以内。

 

プリモシーンには昨年優勝のレーン騎手が騎乗するが、ノームコアと比べると、先週のルフトシュトロームくらいデリケートと思って乗るはず。

動いてはダメという前走の内容を踏まえると、ハマればかなり怖いけどというレベル。

 

4歳馬を残りの4頭に指名したが、これは何とも言えない。

それならば、成長力に富んだハーツクライ産駒のシャドウディーヴァが、一番買いの材料は多い。

当該年の牡馬重賞好走馬は、勢いそのままに来てしまう。

さて。アーモンドアイに期待した本音なのだが。

鞍上のバッティングと藤沢調教師がグランアレグリアに感じた異変などから、管理する国枝調教師との関係性などまで考えると、続けて緊急参戦になったとはいえ、今回は阿吽の呼吸もあって有馬記念の時は異なり、しかし、あまりにも調子がいいからこその参戦は同じと見て取れた。

 

有馬記念の敗因はいっぱいあるが、その一因に、調子が良すぎた可能性も挙げられる。

コーナーの多い競馬など、東京を除くと、半ば勝負を捨てて、三冠を目指さないという究極の手段を以って、自慢のスパート力に磨きをかけた秋華賞しか経験していない。

東京の中距離戦も、あの安田記念も自分がハイペースの中に身を置いたわけではないけど、有馬記念はハイペースを自分らしい競馬以上の動きで早く動いてしまった、動けてしまったから、ディープの凱旋門賞のように、最後はヘタってしまったのだ。

 

元の策に戻した途端、その屈辱の記録さえ消されたディープインパクトは、迫力の直線一気でJCを独走する。有馬記念も完璧だった。

 

キレだけで勝負する馬ではなくなったアーモンドアイ

一見すると特殊な馬だが、ディープインパクトは最後は小さくなったくらいだったのに、デビューが早く、新馬も勝っていないアーモンドアイは、すでにクラシック当時のキレだけで勝負する馬ではなくなった。

快時計勝ちの秋天など、好位抜け出しである。

 

前に行けるとは言わないが、自慢の後傾加速能力の非凡さは、ここぞの東京G1圧勝時で、上がりがメンバー中2番だったことでも、ハイレベルで変質しているのである。

普通の状態でG1を勝てる馬。

今更、こんな講釈を加えずとも、いくらでも勝てる材料が見つかるアーモンドアイが、再び女傑としてのステータスを取り戻す時、我々は物の本質について考え直すことになる。

 

古馬になってもマイルをこなせる馬は、それより長い距離で自在のスパートをかけられる。

ウオッカとディープスカイとで大きな差が生まれたあの安田記念で感じたのは、動ける能力と同時に、そもそも抑えて勝負しているのか、最初から後ろからの競馬を選択していたのかの差。

オグリキャップが安田記念で直後にG1を勝つ面々を子供扱いしたのも、この構図だ。

 

東京では常に、強烈な時計を叩き出しているアーモンドアイが、ついに普通に競馬をする未勝利時代の彼女に戻る。

相手は強力だが、相手が強いからこそ、彼女の力が明白な形で証明されてきた舞台で、故障や接触事象等のアクシデントがない限り、負けることはない。

 

それは、自分のポジションを知ったノームコアも同じだろう。

横山典弘騎手はブラックホークとブエナビスタで、東京マイルで差すという実績を残しているが、熟した彼らを駆る時、スピードの出し方に工夫をした上での、至高の騎乗であったように思う。

東京マイル2戦2勝。何度も武豊の本命馬に挑み、最高の2着を繰り返してきた実績とノームコア自身の実力は、やはり侮れない。

予想用過去データ 2020/05/13

1番人気<1>

桜花賞連対<桜1/2>

マイルC連対<N1/2>

オークス連対<オ1/2>

秋華賞勝ち<秋>

4歳馬<四>

当該年牡馬重賞連対<牡>

当該年牝馬重賞勝利<牝>

前年クイーンC勝ち<Q>

前年女王杯人気<エ1/女王杯1人>

新馬勝ち<新・例外馬のみ>

初勝利がダート<ダ・例外馬のみ>

三冠戦フル参戦<全・例外馬のみ>

再度好走の場合<名前なしで前、前年着順/加えて新要素>

06 ①ダンスインザムード/桜1・牡 ②エアメサイア/オ2・秋・四・エ1 ③ディアデラノビア/四

07 ①コイウタ/四・牡・Q ②アサヒライジング/四・エ5 ③デアリングハート/N2

08 ①エイジアンウインズ/四・牝 ②ウオッカ/1・四・桜2 ③ブルーメンブラット/ダ

09 ①前②/1 ②ブラボーデイジー/四・牝 ③ショウナンラノビア/ダ

10 ①ブエナビスタ/1・桜オ1・四・牡・エ1 ②ヒカルアマランサス/四・牝 ③ニシノブルームーン/牝・エ10

11 ①アパパネ/三冠・四・エ1 ②前①/1・牡 ③レディアルバローザ/四・牝

12 ①ホエールキャプチャ/桜2・四・Q・エ6 ②ドナウブルー/四・牝 ③マルセリーナ/桜1・四

13 ①ヴィルシーナ/1・桜オ2・四・Q・エ1 ②前①/エ3 ③マイネイサベル/牝・エ10

14 ①前①/エ1 ②メイショウマンボ/オ1・秋・四・エ2 ③ストレイトガール/牡

15 ①前③ ②ケイアイエレガント/牝・ダ ③ミナレット/新

16 ①前① ②ミッキークイーン/1・オ1秋・四 ③ショウナンパンドラ/秋

17 ①アドマイヤリード/四 ②デンコウアンジュ/四・エ9 ③ジュールポレール/四

18 ①前③/エ10 ②リスグラシュー/1・桜2・四・エ7・牡 ③レッドアヴァンセ/全

19 ①ノームコア/四・エ2 ②プリモシーン/四・牡 ③クロコスミア/エ9

ストレイトガール、ジュールポレール、レッドアヴァンセ、クロコスミアらはそういう才能の馬、ダート勝ち実績のみの2頭も、芝のマイルに好時計勝ちの実績ありと言えるが、ノーヒントのミナレットは、4勝目が格上挑戦だったターコイズSの逃げ切り。

1:33.7は、歴代の重賞級勝ち馬と同等レベル。その後に×××ときて、ドカン。

人気馬次第で台頭の穴馬。

 

レース展望 2020/04/14

ひとまず、その取捨選択がレース展望の主眼を成すと煽り立てても過言ではないグランアレグリアの扱いについてから。

 

ほぼ完全にラインクラフトの系譜を引き継いだところがあるから、その点は漠然としながらも、やはり不安。

考え方はヴィクトリアマイル連覇のストレイトガールと同じでいいだろうが、21世紀製のスティンガーのようなキャラになっているから、いずれにしても、レースの根幹部分を作る存在になる。

いつまで経ってもマイルでは伏兵だったストレイトガールは、クラシックに無縁の馬。

同時期行われる京王杯SC連覇のスティンガーも、見せ場を作るに止まった3歳シーズンであった。

 

もっと優雅で、遥かにハイクオリティのグランアレグリアのエンジンが、今度はどういう着火の仕方をするのか。

揉まれていい訳はない天才少女は、4歳にもなって…、などと言われないようにしないといけない立場になった。

同期の中でも、最速に等しいデビューを遂げ、そこで圧巻のパフォーマンスを見せた。

その時の2着馬は、後の2歳女王であるダノンファンタジー。

 

ところがあの前走…、好位抜け出しを狙って、掛かることもなく順調にレースに参加しながら、内を巧みを捌いたサウンドキアラに競り負けただけでなく、先頭を一度も奪えず、内外から2頭、道中前にいたディメンシオンにまで差し返されたのでは、単純にプラス体重が敗因にも思えない。

情けない前哨戦から本番で一変の馬が、時に東京で登場したりもするが、この阪神の内容では、頭でも着でも人気になるから狙いづらい。

 

本格化のサウンドキアラや元気いっぱいだろうまさかのアーモンドアイにも気を遣いつつ、面白いのは今年も中山牝馬組か。

不良馬場でも結果を出したエスポワールと渋馬場は兄弟揃って不得手のコントラチェックには、あのタフな秋華賞での経験を、東京で活かす道がある。

適性外の距離で揉まれた後、名伯楽が安易なローテ選択をするはずがない。

変に頑張っていないのは、彼女たちの性格からして、むしろ狙い目に感じる。

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03/14 中京08R 110,900円
03/01 中京11R 120,410円
02/22 小倉11R 138,520円
02/22 小倉02R 242,310円
02/15 小倉04R 128,390円
02/09 京都10R 235,550円
01/25 中山11R 128,750円
01/13 京都11R 176,940円
01/12 京都11R 103,880円
01/06 京都07R 117,580円
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