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中京記念 2020 回顧 |阪神を沸かせたメイケイダイハードの破壊力と騎手の展開読みで勝負は決まった!

読了までの目安時間:約 4分

 

次元の違う波乱が前日から乱発し、その流れは変わらず。

ある意味、かつてサートゥルナーリアに何とかなりそうな感じを
ちょっとだけでもGⅠの舞台において結果で示していたアドマイヤジャスタの強烈な差し脚は納得でも
それを超えたところで異次元の破壊力を示したメイケイダイハードは、ちょっと難しすぎた。

今や、ハンディキャップ競走では黙って買え状態の酒井騎手の確かな状況判断に対し、
先週も見た感じの福永騎手の捉えどころのない馬でも何とかしてしまおうという
展開の読みや判断に的確なスパイスを調合、絶妙な振りかけ方でレースの質を変化させる見事なスパートで、
今週もまた、似たような騎手たちの争いへ誘ったところがある。

最近、重賞で酒井騎手や福永騎手、内田騎手に乗ってもらえる馬は大変に得をしているところがある。

いよいよ、その流れは来週からは変わるのだろうが…。

それにしても、
レース中はあまりにも素晴らしい手応えで驚いたメイケイダイハードさんだが
それを枠順や何やら、当日の状況まで読むことが難しい段階でこれで行こうとはさすがに言えない。

ほとんど砂がまかれているせいか、
平成中期頃までの開催末期のローカル重賞のような気配であった中京記念は、
坂もあるせいで、本来の中京戦以上に破壊力を伴った難解な決着になった。

よく考えると、
ラセットの1400適性がここでも少し発揮されたわけで
そういう尺度で見ていけば、普段はあまり参考にならない阪神1400の準オープンで
ミッキーブリランテが人気になったレースを制したのが、今回も勝ったメイケイダイハードなのだから
そういう関係で前走はダートの欅S、新馬戦もダートで短距離型として育ったメイケイダイハードは
論法で言うところの対極にいる馬ではないど真ん中の適性を持ったタフなタイプと、
まあ割り切って適応な括りでは押さえられなくもない。

いい線を行っていたわけではないが、
異様な直線の攻防が予測された史上初・中央場所での中京記念では
キレイに1600を走り切れば好勝負のギルデッドミラーに向く展開は予想できないから
前に行けないけれども、渋とく伸びる2着ラセット、3着覚醒気配のエイトシャイデンらが
もう少しはっきりした武器のあるケイアイノーテックに勝ってしまうという辺り
そもそも、中京記念が夏のマイル重賞になった時から七夕賞や函館記念のようなキャラに変化する可能性を秘めていたのだから、当然起こりえた波乱なのだろう。

1600Mにおけるレコードホルダーのトロワゼトワルが、
少し掘れた馬場を嫌うようにしてリズムに乗れないと思うや否や、
リバティハイツの西村騎手が大方のファンとは違う戦略を駆使し、
45.8−46.9というハードな展開を作ることになった。

キレイな馬場で走ることを望む馬に、これは良馬場に非ずという戦いに赴く以上
型を変えて挑まねばならないと知った時から、勝負は決まっていたのだろう。

ハードスパンは目立って直仔が活躍することはなかったが
奇しくも、大体逆配合と言えるダノンスマッシュが3年近くトップクラスで活躍している。

これら全てが、あの宝塚記念で無残に散っていった5歳一派。

ミッキーブリランテやギルデッドミラーに、
こういう馬場への適応力がなかったということはないが
ほとんど意地みたいな感じで、強烈な逆襲を始めたのかもしれない。

思えば、ラブカンプーもダイアトニックも5歳馬。
難しいレースでは、ちゃんとマークしないといけないのだろう。

 

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レース回顧

中京記念 2020 予想 | 枠順は?オッズは?侮れない伏兵と意外な傾向

読了までの目安時間:約 5分

 

アーリントンCと今回の中京記念が似たような馬場になりそうということで
昨年のように斤量面からも、3歳の力のある2頭が人気になりそうな組み合わせ。

古馬にとって、阪神のマイル戦というのは、上のクラスに上がれば上がるほど
全く縁のないコースになってしまうが、3歳馬には2歳のマイルチャンピオン戦であることでも、
3歳牝馬の最重要戦も、NHKマイルCのトライアルだって行われる舞台だから、縁が深い。

NHKマイルCに至るまでに結果を出していた2頭がどこまでやれるか。

ただ、2着のレシステンシアと桜花賞でやりあったスマイルカナとの力関係でいえばギルデッドミラーが即、
ここでも好勝負というほど単純ではないように思う。

タフなステイゴールド系牝馬とはいえ、兄弟が押し並べてムラな面を死角として抱える。

主戦級と言えるかはともかく、福永騎手の継続騎乗が、恐らく51とか
他の出走馬との兼ね合いで不可能といった展開も良くない。

昨年はそれでも、テン乗り騎手が味な仕事をしたわけだが、果たして。

米子S3着、福永騎手とは昨年の今頃、中京で勝ち鞍を上げた地味に気になる男・ミッキーブリランテを推してみたい。

気性の関係でというか、アルザオのクロスが生じる配合から
父にして矢作厩舎にダービータイトルを与えてくれたディープブリランテが持つリファールのクロスが継続し、
5×6×5が生まれる血統構成は、どう見繕っても、優等生は登場しない組み合わせと言える。

そのせいで、大いに遠回りしながら暮れから続いた、恐らくは精神的なスランプを一気に脱し
厩舎にとっての宝物になりつつある坂井騎手とのコンビで、
オープン入りを決める4勝目を挙げた錦Sは地味ながら今までになかった柔軟な立ち回りで
初に近いインからの抜け出しに進境が見られた。

気難しさがどう出るかはさておき、秋まではむしろ堅実だった彼が
矢作流の使える時にドンドン使うスタイルでややストレスを感じていた中で、
1回の休みと何となく次に目的を果たすためのステップに使う意味での1400を叩き台にしただけで
一気に勝利にこじつけたので反動もありえたが、前走は松若騎手が怪しい面があるから
出負けと進路選択が限られた多頭数の内枠スタートで、より丁寧に乗ったなかでの、直線イン強襲3着は合格点。

そのおかげで実力互角のラセットが彼に先着しただけで、54のミッキーブリランテに対し
55となっているだけでも有利。

3歳牝馬なので漏れなく斤量減が発生のギルデッドミラーが51で実質同斤とするならば
ハンディキャップ競走らしい接戦で揉まれても結果を出した近走の内容は
ここでも侮れない伏兵として挙げるに十分な結果であると言える。

ちなみに、1400実績での比較はおかしいのは承知でミッキーブリランテの昨夏知多特別における勝ちタイムと秋の阪神での走破タイムは、休み明け完敗時の勝者ラセットの彦根Sの勝ちタイムより両方とも速い。

福永騎手が最近は、馬に対して自由に走らせようという意図がコントレイル以外にも見られる。

ベテランを配する以上は価値ある乗り替わりであるべきと矢作調教師の意図も見える采配はズバリ的中が最近の流れ。

そういう馬が活躍する時、軽いレースとはならないから
安田記念5着で一気の良化が見られた不器用さを武器とするケイアイノーテックも押さえたい。

グランアレグリアが動いていかなかった時、実は歴史は違う方に転換していた可能性を秘めたあの安田記念の影の功労者は、先週のサンライズノヴァ以上に、好結果を渇望している。

まさかの安田記念より斤量1kg減も買い材料だ。

同じ理由でトロワゼトワルも拾いたい。

◎ミッキーブリランテ
○ギルデッドミラー
▲ケイアイノーテック
注トロワゼトワル
△エイトシャイデン、ソーグリッタリング、ラセット

 

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