中京記念2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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中京記念2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 16分

 

中京記念の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名サマーマイルシリーズ 第70回 トヨタ賞中京記念(GⅢ)
グレード重賞(G3)
日程2022年7月24日(日)
発走時間15時35分
開催場所小倉競馬場
距離芝1800m
コース右回り
賞金4100万円
レコードタイム1:43.8

 

中京記念予想2022 - 過去10年のデータ傾向

 

ハンデに囚われず、前走内容にもとらわれずに行きたい

 

昨年はまともな人気の馬が相応の力を発揮し、変則開催ながらもまとめきったが、変則では同じでも、極めてタイトなスケジュールで馬場が痛んでいた阪神開催の前々年は超のつく波乱であった。

勝ったメイケイダイハードは、ダート戦で11着という前走の判断不能ローテもさることながら、その前の芝オープンで4戦連続の二桁着順では、人気になる理由がない。

馬場適性で来たとしか説明がつかず、勝った後もまた連戦連敗のまま引退となった。

 

ダート適性のないハードスパン産駒ながら、母はキンカメ×フジキセキ×ヌレイエフであり、パワー満点というところでツボが特殊条件でハマった格好。

昨年のアンドラステが半年ぶりのマーメイドSが変則の開幕週開催で先行残りを許した直後の一戦。

牝馬ではあまり軽くはない54<3着のクラヴェルは52>でも人気に応えられたのは、馬場不適と鞍上変更の京成杯オータムHでのみ掲示板外という万能性をおいて他には見当たらない。

これもまた、他の正規の設定の重賞は勝ち切れなかったような馬。

 

自分の狙いがはっきりしている馬が、こうしたトップシーズンではない時期の変則開催重賞で力を発揮することはまずない。

スタンスとしては、重賞未勝利馬を買いたいレースというイメージがしっくりくる一戦と位置付けたいところ。

逆説的に、重賞でろくな成績を残せていない今季不振の組やオープンキャリアの浅い馬を重点的に買うべきとなる。

 

人気馬の多くは、春の実績で買われるのでやはり来ない

 

前走重賞4着馬が2勝しているのみで、重賞好走馬やサマーマイルシリーズ編入前の米子S勝ち馬などは、ここで負けるのが普通。

ちょうど夏季開催のレースになって10回の記録があるのだが、1番人気が2勝という解釈をするよりも、春の実績で買わない方がいいという狙いが正解に最も近い。

 

早い話が、ここからよくなりそうな馬を狙うべき一戦。

フラガラッハが連覇したという夏季マイル重賞変身初期の記録はイレギュラーであり、馬場適性<7月の中京は荒れ馬場になるのが普通>などが影響した波乱含みの傾向を重視すべきレースなのである。

 

そこでポイントになるのが、メイケイダイハード以外は総じて、半分より上の人気という馬が勝っているということ。

断然人気馬がいない影響もあるのは当然として、相手は大いに狂うことがあっても、単勝万馬券は極めて稀という一般解があてはめやすい。

だから、重賞前走制覇の馬など登場してもろくなことがない以上、斤量で嫌う理由もまたないとなる。

 

中京記念が2000だったころは様々なタイプが上位に入ってきたが、時計のかかるマイル戦ということが影響してか、マイルシリーズ発足当初から、56を超える古牡馬がずっと勝っていた。

ただ、中京でもなければ1600もそもそもとれない小倉で、雨が降っても時計はあまりかからないから、絞り込む要素にはならないのかもしれない。

カテドラル、カデナ、ファルコニアあたりが人気になるところで、また斤量面で少し割り引かれたとしたとき、狙いが経つという考えで、今年は人気になると損というハンデ重賞らしい展開が予測される。

 

シャーレイポピーのような米子S4着以下の馬は、回収率からして、拾って損はない

 

荒れ馬場になったとして、2012年と翌年に連続2着の米子S不発組が、この括りでは唯一の勝ち馬となったガリバルディと含め、たったの3回しか好走していないにもかかわらず、当然、人気になるはずもない成績だからこそ、それなりの回収率を叩き出している。

今年来ないと登録数多めであるから、一気に複勝回収率は低下する見込みも、今は米子Sもマイルシリーズに含まれる。

 

かつては荒れ馬場の中京記念と超高速の関屋記念とで、着順の入れ替わりが確実に起こっていたが、今は有力馬が中京記念にあまり出てこないから、繋がりとしてそもそも薄い。

その分、米子Sのサマーマイルシリーズ追加で、中京記念に向けてのいいステップ競走となっている。

 

速い馬が確実に走れる条件ではそもそもない中京記念であるから、わずかながらに変化のある適性の差が、いい塩梅にシャッフルされて、小倉の1800に対して、いい刺激を与える可能性を秘める。

中距離馬のイメージだったヴァリアメンテ・アンドラステの半弟が6着で、同タイム7着のシャーレイポピーは全4勝が全てマイル戦。

ただ、マイルで一変のイメージはヴァリアメンテにあって、中2週の小倉記念にも色気がありそうなのがシャーレイポピーといった感じ。

前に行けるタイプのシャーレイと距離短縮により差して味が出てきたヴァリアメンテとでは、少し色合いも異なる感じ。

 

ウインカーネリアンが圧倒的に強かったレースだから、関屋記念では厳しいというヴァリアメンテ陣営の狙いも透けて見えるが、個々の争いはわずかに斤量利もあるシャーレイポピーの方が上か。

その他、やや精彩を欠く古牡馬がこれに該当し、連対馬のカイザーミノルは人気になるだろうが、変に斤量変化<57→56>で人気が少し集まるくらいなら、52まで目減りしたシャーレイの方に魅力がある。

軸をどこかに置かねばならないが、ハンディキャップ戦はこのあたりが難しい。

正規の路線内の一戦から転戦する組に、ここは狙いを絞っておきたい。

 

中京記念予想2022 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

 

オークス馬・トールポピーの孫娘に足されたキングマンボとダンチヒの血が、謎設定の中京記念で爆発するか。

 

シャーレイポピーの血統

NHKマイルCと5歳時参戦のマイルチャンピオンシップを両方とも逃げ切りのミッキーアイルを父に持ち、母オリエンタルポピーは出の甘い血統馬として関西のファンには少々期待外れの馬で、4戦未勝利でギブアップしたという戦歴。

サンデーサイレンスを母母母父に持つことで、その3×4を発生させることを意図したように、直系孫世代のディープインパクト産駒・ミッキーアイルを配される流れは、ほぼ既定通りといったところであろう。

 

一方、母母にあたるトールポピーはジャングルポケットの初期の活躍馬であり、ハイペースに乗じて乱戦を制した阪神ジュベナイルフィリーズと雨馬場のオークスを両方制した活躍馬。

長く活躍する女傑タイプではなかったが、オークスを勝つまでは直前の桜花賞で大波乱を演出する大不発の末脚にとどまった以外、全てのレースで連対を果している。

オークスも接戦で、鞍上の池添騎手もお叱りを受けるような斜行はあったが、持てる才能をオークスで使い果たしたというのが真実だろう。

クラシックレースというのは、本来そういうものである。

 

クラシックに出番のない馬にとって、サンデーサイレンスの強いクロスの価値は大きく変わってくるところだが、年が明けて、皐月賞時点の立場を大きく入れ替えてしまったようなタイトルホルダー<宝塚記念も圧勝>とエフフォーリア<昨季年度代表馬が今年は2戦不発>の関係性が、そのサンデークロスのあるなしの影響もあるように思う。

4×3があるエフフォーリアは皐月賞制覇にとどまらず、秋の天皇賞制覇にも3歳時に成功。

一方、機を見てバテない才能を伸ばすことに成功のタイトルホルダーは、皐月賞好走後2戦凡走の後からの躍進だった。

 

昨年の中京記念は、デアリングタクトとほぼ同じで構成は同一のエピファネイア×キングカメハメハ×サンデーサイレンスで馬齢も同じ2017年生のクラヴェルが3着。

サンデー系×ロベルト系のアンドラステが重賞初制覇を果たし、まだこの時点では2着王だったハーツクライ×ロックオブジブラルタル・ダンチヒ直系のカテドラルが安定の追い込んで2着。

本来はアンドラステのようの自在の脚質であるシャーレイポピーは、昨年好走の3頭の血を大体すべて持ち合わせている。

ヒントの少ないレースだけに、こういう繋がりがある馬は是非買っておきたい。

 

アンドラステと同様のヘイルトゥリーズンの同系配合馬は、今年は意外と少なく、古豪10歳のベステンダンクだけ。

トレンドとして狙うべき存在である、ハンデの2000シリーズで猛威を振るっているキングカメハメハ直系×サンデー系は、裏返しの組み合わせとなるシャーレイポピーも含めて、計5頭出走の可能性がある。

適性が未だ謎のマンオブスピリットや今年は小倉にやってきた隠れ巧者・ワールドウインズなど、怪しげな騸馬がそれに混じるから、いよいよ本領発揮のドゥラメンテがパッケージとしてその配合で組み合わさっていることも含めて、人気になって不思議ないヴァリアメンテも加えて、いい血統とできる配合を作ることが可能の並びには敏感でありたい。

 

ハヤヤッコ<父キングカメハメハ、母母父サンデー>は例の白毛一族であり、七夕賞のエヒトなどはルーラーシップ×ディープインパクトというA級血統

クラシックトライアル時点で負けのグループに入ったシャーレイポピーとすると、この流れに乗ってしまいたいという願いがある。

 

中京記念予想2022 - レース展開と最終予想

 

正直言って、血統馬であるシャーレイポピーが中央場所の重賞を勝つイメージまでは湧かない。

パワーが多少ついてきたとはいえ、小柄な牝馬には変わりなく、気性面の難しさもよく見せてきたという死角もある。

しかしながら、2000の小倉記念よりはいくらかタフさが軽減するローカル場らしい1800戦の中京記念は、ぴったりの可能性がある。

 

全4勝は全て阪神のマイルコースなのだが、ワンターン向きかと言えばそうでもない。

前走の敗因は、勝ったウインカーネリアンと同じ位置、それも内を通って不利もなかったのに、直線で全速力を出そうとしたとき、坂も決め手もマイナス要因となるような伸びあぐねに繋がった。

きっと、理由もなく阪神の1600で勝ち星を挙げることはもうない。

 

結果的には、それと似たような感じで最後の最後に止まってしまった昨年の紫苑Sに、実は、彼女の本質が表れている気がする。

前々走までよく乗っていた鮫島克駿騎手が、初めて乗ったということもあるが、何より、2勝馬であるから3着以内に入るという至上命題に対し、慎重さは持ち合わせつつ、位置をとることに少し積極的な姿勢を見せた好位インつけは、展開的に平均よりやや遅い60秒程度の前半の流れに対し、ベストに近いポジショニングであった。

しかし、絶好の展開で見事に前が開いたにもかかわらず、キレるマイラー・ファインルージュに並ぶ間もなく直線半ばで前に出られると、手応えがあった割に、坂と気持ち仕掛けた分<序盤も自分で位置をとり、直線入り口から積極的に勝ちに出た分という意味>がもろに終いの脚に影響したのか、見事に最後は止まってしまい4着。

 

中山内回りらしく、うまく仕掛けた馬の台頭は、スローだと必ずしも前が有利とは限らないという牝馬限定戦特有のルールも影響したのだろう、先行勢では唯一の掲示板内確保という結果でもあった。

克駿騎手はその点を踏まえ、仕掛けに多少のアレンジを加えながら、冬季の阪神開催で2連勝している。

ところが3走前の逃げ切り勝ちの具合が少し悪かったのだろう、前々走の福島では、慎重にレースを進めようとしすぎて、少々仕掛けのタイミングを見失ってしまった。

恐らく、前回から福永騎手に手が戻ったのもその辺りが深くかかわっているのだろう。

今は乗れている克駿騎手が、そうした経緯で北海道に拠点を置いているのだろうと、ふと、函館2歳S快勝も思い出しながら、少々感じるものがあった。

 

上手に走らせても、坂を上ってから前進するパワーが殺がれてしまうようでは、なかなか重賞は勝てない。

しかし、ローカルなら序盤がタフが展開でも、何とかなってしまうケースも多い。

そこで福永祐一である。

先週の小倉ではわずか8鞍のみというベテランらしい省エネ騎乗で、実に4勝と、不滅の4年でダービー3勝ジョッキーらしい巧みな立ち回りが目についた。

 

馬場状態を見極め、難儀なシーザリオ・ルペルカーリアを2勝目へと誘った、高速決着を読み切った早めスパートは、まさに機を見るに敏。

もっと積極策に出て、最後は差された昨年の京都新聞杯の反省を踏まえつつも、過度にアプローチを変えることなく、柔軟に対応できるようになったのは、ワグネリアンでダービーを制してからのニューユーイチの一面である。

気性の難しい馬に乗ることも多い福永騎手が、祖母トールポピーの主戦である池添騎手<デビュー戦でシャーレイポピーに騎乗>のアプローチとは変え、丁寧なアシストながら大胆に出たなりの逃げで初勝利を決めたことでも、相性はいい。

扱いの難しさでは現役屈指とされるメイケイエールは逆に、福永デビューで最後は池添騎手に委ねられるようになった。

差しのイメージがあるスイープトウショウ、デュランダル、オルフェーヴルの池添謙一には、短いところで差すしかないタイプであろう彼女の性格にはフィットするのだろう。

 

もはや、概念的な競馬における脚質にあまり固執しない、結果を出すことで自由を得た福永騎手には、落鉄なども敗因となっていた近走の結果に納得感もあり、条件の変化を歓迎するような騎乗を期待できる。

久々に逃げて、やや暴走気味のハイペースを逃げ粘ったベステンダンクは、たまに忘れた頃に逃げるとハマる典型のような馬だから、鞍上も変わるので、狙いの休養明け参戦だろうが、強気に行くかまでは怪しい。

十分に小回りだからという単騎逃げの作戦も考えられる。

52なので今村聖奈ちゃんの方が…、とはいかないのが常。

彼女は計57.5kgの大半を背負って、小倉重賞4年連続出走中のカデナを駆る。

おじさんの方に関しては、例のこともあり、体調にだけは気を付けたいところだ。

 




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