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スプリングステークス2026【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

目安時間:約 13分

 

スプリングステークス2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名第75回スプリングステークス(GⅡ)
距離芝1,800m
コース右回り
開催場所中山競馬場
グレード重賞(G2)
日程2026年3月15日(日)
発走時間15時45分
賞金5,400万円
レコードタイム1:44.8

 

スプリングステークス2026 予想 - 過去10年のデータ傾向

来ないのは実績で売れすぎたタイプで、先物買いは案外無難な傾向

消えたのは、古い方から順に2歳王者のサトノアレス、東京1800重賞に実績があったアサヒ、京成杯1番人気のセブンマジシャンもその後の勝ち味に競馬が延々続く予兆といった風情で、また連敗を喫した。
いずれも押し出された雰囲気もある支持であったから、怪しい気配はしたものの、いずれの勝ち馬もフロックということではなかったので、諸々、推し材料に乏しい人気馬になっていたことは事実だろう。
 
一方で、新馬、未勝利勝ちの実績に止まるものの、1番人気になった馬がここ5年で2頭とも馬券内に入り、少し取っつきにくい、道悪での好走という共通項と一緒に、上がり目重視の全体傾向が見て取れる。
 
今年のメンバーで、ほぼ、シックスペンスと同じような気配を匂わせる、同じルメール騎手で参戦予定のクレパスキュラーを、わざわざ買い目から外す理由はない。
ただ、他の似たようなオープン初参戦の組との兼ね合いで、押さえに加えるようなことはしっかりとしておくべきだろう。
未勝利クラス脱出から確勝を期したローテではないのに、しっかりと結果を残したという点に関し、盲目になってしまっては当たりから遠ざかるだけである。
3着だら、別に本命にする必要はないというだけのことだ。

いいところもあるかもしれないが…、という印象になってしまうホープフルS組の微妙さ

ホープフルSで崩れたピコチャンブラックが、ホープフルSG1昇格後初の勝ち馬になったのが昨年。
2着も連続連対としたヴェルトライゼンデ。
3着に関しては、G2時代の1番人気馬・ロードクエストと、G1昇格後唯一の3着馬となったサトノヘリオスなど、人気面に囚われることなく行きたいと思う馬が揃うが、アスクエジンバラがどうなるかというところ。
 
伏兵とは言っても6番人気のサトノヘリオスだけが低評価から巻き返しただけで、1番人気になりそうな雰囲気ではないタイプの地味馬の象徴とも言うべき、キャリア6戦馬の3歳緒戦は、ファンも警戒するところがある。
福永調教師、岩田パパのコンビは基本理念が絶妙に異なることから、補完し合う関係性でもあるし、意外性の部分が魅力となるが、騎手時代のイメージからすると、むしろ正反対のタイプの馬のキャラが、3番人気以内必至のデータ上で後押しする傾向と、どうリンクしてくるのか、ここは逆張りで様子見の筆者なのである。

ディープ記念同様、中山の条件戦組の天下になる一戦

一昨年のシックスペンスは、中山の特別を新馬戦から連勝し、再びの休み明けで3連勝。
メンバー手薄、メイショウタバルもアクシデントで翌週の毎日杯に移って、結果的には、見事に勝ち運があったシックスセンスが絶賛苦戦中、違った意味でメイショウタバルも怪しい雰囲気の秋2戦になったが、さあ、今後はどうなるだろうか。
いずれにせよ、1800Mという距離に大変な親和性のあるタイプだから、勝ち合わなくて本当に良かったと思うのである。
 
距離に適性の馬であるかどうかは、適当な判断はできないにしても、折り合いでは、シックスペンスよりが怪しい部分を抱えていそうなクレパスキュラーが人気になる以上、この組の他の組は、少し手控えるか、むしろ、それを捨ててでも狙いを穴に振るという気合いの入れ方で手広くいくという手段もアリだが、ここは後者を取りたい。
 
タイキルッジェーロは年明けデビューの関西馬で、前走は中山での競馬だったが、後述する不運の展開に泣いたので、連対しないと、この春は少し苦しいという強行軍。
前よりも1週前倒しだから、中6週のローテは決して楽ではないが、リオンディーズ産駒はここに人気馬も出てくる<クレパスキュラー、アスクエジンバラ>ので、まとめて押さえるならば、人気勢台頭でも、この馬は押さえておきたい。
皐月賞2勝の鞍上を早々に、前走から確保し、前の週は兄が道悪の中山で魅せていた。
3年前はいずれも活躍馬になる2頭の人気馬に、兄弟で乗り込んで、無敗馬対決を制したのが武史騎手。
アジアの西の方が大変に火薬臭い情勢にあって、中山を制する者は、流れに乗れそうな雰囲気もあるし、親子3代で小回り巧者の一族の強みをここで活かせると面白い結果になる。

スプリングステークス2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

前回の不利による敗戦を抜きにして考えれば、巻き返しても妥当とできるロイコン系のリオンディーズ産駒

タイキルッジェーロの血統

キャラも本質的な血統的バランスに差はあるが、昨年の皐月賞と有馬記念を勝ったミュージアルマイルとよく似た背景を持つ。
ファミリーはシンコウラブリイに代表されるというところから、チェルヴィニア、ミュージアルマイルらの現役馬に大駒を抱えるロイコンの直系。
いずれもサンデーサイレンス系の血を受け、キングカメハメハの父系というキーファクターに欧州系のノーザンダンサーの大物が組み込まれているという構成。
 
ハービンジャー産駒のチェルヴィニアは、気性で走るこのファミリーらしさを現状見せつけているような状況だから、今季初戦のレースが怪しい中東のレースになるのかどうか不明というミュージアルマイルも、この点に不安を抱える。
ミュージアルマイルと同じリオンディーズを父に持つ一方、キングヘイロー×ミスワキの母を持つタイキルッジェーロは、サンデーサイレンスのクロスを持たないということでは、チェルヴィニアとよく似ている一方、ミスタープロスペクターのクロスが掛かるからこそ、距離適性の部分に上限を持っているとする見立てで、大方見間違えのないところもある。
 
気性の部分に不安定さを抱えつつ、前向きさをコントロールされた時、一瞬の爆発的な瞬発力に秀でた性質を誇るこのファミリーは、本質的に距離が伸びていって持ち味全開のタイプではないが、これだけスピード系が蔓延る現代の高速レースの中では、むしろ、バランスの取れた配合の馬ほど、その活躍度合いで評価が大きく変わるし、牝馬ならば、サンデーのクロスがないだけでも十分な余力を持つ良血とも認識されるはず。
速い血統と今では言えない部分はあるが、底力のクラシック血統に育ったこの良血が、新馬戦の時のようなアップセットを再び見せた時、ファン歓迎の穴候補として、堂々クラシック本戦に向かう時の不気味さを持つからこそ、狙い目として十分なクオリティを血統図のさわりの部分だけ覗き見ただけで感じられることに、期待に値するものを秘めているとできるのである。
 

スプリングステークス2026 予想 - レース展開と最終予想

前走の1勝クラス=若竹賞で、勝負どころの動きが不自然であったタイキルッジェーロは、そこまでの道中がスマートなイン抜け出し、余裕があれば外へ持ち出して…、という理想の形に持ち込んだものの、ちょうど3コーナーに入る寸前のところで、隣を走っていた馬と接近したことで、バランスの取り方が難しい箇所というところもあって、距離を開けて走らせようとしたところで、ラチにこそ接触していない感じもあったが、アンラッキーな形でバランスを崩すことで、あまりにもフォームがよくなくなってしまったことで、仕方なしに、武史騎手が立て直しを図ることになったために、一旦、画面から消えてしまったというもの。
ところが、直線に入って、しっかり態勢を整えて、次に繋がるように正しいフォームで走らせてあげると、猛然と追い込んできて、別に、勝ち負けには関係していないところではあったが、見どころは好走した面々よりも、むしろ、変な具合に闘志満々であったから、そのVTRを見直した筆者は、夜中にもかからわず、大笑いしてしまった。
もっと知ってほしい、面白い馬の一頭にこの馬を挙げたいと思い、陣営の密かな自信を感じる、このトライアル参戦を意気に感じ、本命とした。
 
そもそも、単勝万馬券を炸裂させた新馬戦=京都芝1800も、かなり見どころがあった。
最初のレースの鞍上に任ぜられた斎藤新騎手が、行く気満々<先行ポジションが取れそうな気配はあったとはいえ、伏兵が勝ち気に年明けの新馬でスロー見え見えの場面で、先行が得意なタイプの騎手が魅せる形作りに狙いをもって=次につなげるための積極策というのは常道ではある>の構えから、一頭だけ前に行くことに躊躇がなかった伏兵の一頭も、結果として3着に粘って、勝負どころでは伏兵同士の決着も見えていたが、確か、年末の福永独演会<年末恒例となったサントリーの忘年会企画が独り語りになる傾向を揶揄する後輩という構図>で調教師と川田騎手が乗りやすそうな新馬という評価をしていた人気のエピファネイア産駒が、スマートな差し込みで力でねじ伏せに掛かったのだが、案外、スローであったとはいえ、末の減速もあまりなかったタイキルッジェーロによる、先行粘り込みが決まったのだ。
 
このレースにおけるメンバー個別の上がりの数字では、連対した2頭と、後方から追い上げてきて掲示板争いをしている、この時期よくいる、未勝利脱出ギリギリ可能のグループと、皆が並んでいるから、福永厩舎の馬の未勝利脱出はよほどのことない限り可能、牝馬クラシックにも間に合って不思議ない一頭であった上に、もう小倉ですぐに勝ち上がったことからも、決して、フロック視されるいわれはないという状況は、変な負け方をした後だからこそ、面白い立場であるとプラス評価ができる。
 
むしろ、差しの競馬の方が引き出しが作れる分、自在性についてはまだ読み切れないも、タイキルッジェーロの能力の根拠を前走結果に求めることができない以上、ここは試金石になると同時に、ワンダーホースにだってなれるチャンスを持っているとできる。
 
関西馬の一頭であるが、大体は祖母のタイキステラがいた藤沢和雄厩舎に関連して、菊沢厩舎などに連れてこられることは多かったのだが、この母仔は、1戦のみに終わった母と同じ高野友和厩舎の所属になった。
菊沢隆徳調教師と横山典弘騎手は義理の兄弟であるから、和生騎手が乗ることも、一族の出世馬であるコディーノ<現役中に病死は血統的にも残念・チェルヴィニアの半兄>は基本的には父上が乗っていたわけだが、縁あって、関西馬でも母と縁のある厩舎に入って、どういうわけだか、様々なファクターを踏まえ、武史騎手に手が移ったというのは、こうした背景が少なくとも関わっているのだろう。
 
昨年の有馬記念が記憶に新しいところ。
精神面でもスランプであったコスモキュランダに乗ることとなり、展開を読み切ったような、乱ペース上等の好位付けで、存外のただのスローの前残りで、しっかりと形作りだけに止まらない2着で、勝ったのが、タイキルッジェーロと極めて血統的によく似ている皐月賞馬のミュージアルマイルということなら、いくらでも強気になれる要素がある。
 
控える形を、図らずも試すことになったというか、ほぼほぼ、怪我の功名でデータを得ることとなった今回は、1つ勝ち星追加くらいに、大きな経験を加えている以上、タイキルッジェーロが人気にならなければならないほど、本質的な適性も踏まえて、このレースでの立ち位置は案外、勝ち負け必至のレベルにあるように感じる。
また不利を受ける可能性はあるが、そこまで、外に振り回すような形が合いそうな雰囲気はないから、小回りで幾度となく、大舞台を中心に魅せてきた名手の血が、ここでこの良血馬と共に、想像以上の化学反応を起こすと期待し、20倍以上のオッズであることを誰より希望する筆者なのだ。



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