競馬予想ブログ

競馬予想ブログ JUST

2歳馬選定<グランアレグリアほか>

読了までの目安時間:約 3分

 

サウジアラビアRC グランアレグリア

タイミング合わずも、外に出して掛かっても、直線は独走のグランアレグリア。

課題は気性でも、本質的な問題は、母父タピットの淡白さ。ネチネチしたスローの展開で、中団から小脚を使うタイプではないことは、ほぼこのレースで確定的になった。

アルテミスS シェーングランツ

かなり流れたとはいえ、前走早め進出から大楽勝のエールヴォアも下げての形で3着が精一杯。

序盤はちょっと…、という感じのシェーングランツが届いてしまったという結果。期待が大きかった面々の大半が崩れてしまったのは、東京マイルの一戦だけに残念至極。

レース回顧は各自念入りに。

もみじS

1:24.2で逃げ切りの二ホンピロヘンソンは、新馬で1:21.9を叩き出している。クリフジの直系で底力はあるかもしれないが…。

アイビーS

スローのイン抜け出しは、小倉デビューウインのバゴ×クロフネ・牝馬のクロノジェネシス。外枠の小柄な牡馬陣が非力だったこともあり快勝。

ソウルスターリングほどはスピードがないとは思うが、牝馬なので評価したい。

萩S

掛かる馬続出も、人気のサートゥルナーリアがインからスムーズに立ち回り、またしても楽勝。2400未満なら大物と言える。

500万勝ち馬

りんどう賞 プールヴィル

プラタナス賞 ガルヴィハーラ

紫菊賞 アドマイヤジャスタ

なでしこ賞 オルトグラフ

くるみ賞 ウィンターリリー

京芝1200 メイショウケイメイ

オルトグラフが大物になりそうな気配があるくらいで、強い相手とやってみてからという馬が多い。

注目の新馬・未勝利勝ち上がり組

タニノミッション

トロシュナ

レディマクベス

牝馬の新馬戦快勝の3頭が魅力。サンデー系がレディマクベスだけというのも良い。

牡馬は藤沢厩舎のルヴォルグを素直に評価。

現状総括

牡馬
サートゥルナーリアとカテドラルが一応の両大関となるだろうが、例年の流れ通りに、この時期は牡馬がまだ成長途上で判断しかねる面が多くある。
2戦目以降で一変した馬は今後も買いだろう。

牝馬
グランアレグリア-タニノミッション
構図が今年と似ていれば、デジャヴ的展開はこの2頭かもしれない。
桜花賞で大勝負だ。

 

コラム

なるほど<レイデオロは有馬へ>

読了までの目安時間:約 2分

 

秋の天皇賞を歴代2位の好タイムで快勝した昨年のダービー馬・レイデオロが、激戦から一夜明けて、元気な姿を見せた。

「夜の飼い葉も食べていたし、普段のレースの後と変わらないですね」

藤沢厩舎の津曲調教助手は、夜9時に無事、美浦に戻ってきた後の様子を語った。

さて、注目の次走なのだが。

昨年はオールカマーと同日に行われる神戸新聞杯からジャパンCへという、余裕のローテを選択。

今年もその予定で、狙いは最初からJC制覇にあったということなのだが、去年との違いは、春のローテが同じ2戦でも、馬場状態とリズムの悪さで苦しい競馬を強いられた京都記念とドバイ遠征もあり、さすがに、直行ローテという形が取れなかったことで、オールカマーを叩くという目標が最初にあり、ルメール騎手のお手馬とのバッティングがどうかと思案していたところ、アーモンドアイの勢いが秋も止まらなかったことで、狙いの目標が前倒しされ、秋の天皇賞参戦となった経緯があるという。

無論、古馬になれば多少のハードローテはこなせるだろうが、まず様子を確かめたプレップがあり、その後に本番という流れ。

一度もやったことのないタフな連戦への懸念と、相手関係というより内情もあって、有馬記念に参戦することが最短ローテになるようだ。

いささか残念な決断だが、ダイワスカーレットも激走後に距離不適なども考慮され、有馬記念直行で結果を出したことがある。

その昔は、秋天後は有馬に万全の態勢で、というローテが多かった。

今世紀に入って、オーナーや生産者側からの注文が多すぎる気もするが、そこはダービー馬のこと。

幸運を祈るのみである。

 

ニュース

レディマクベスほか 新馬2018 <10/27・28>

読了までの目安時間:約 3分

 

土曜は馬場コンディションも気になったのだが、東京芝マイルの牝馬限定戦のレベルと、勝ったレディマクベスの決め手に、未来感を堪能した気分になった。

その一戦。

好位組の決め手比べで、ディープの人気馬との叩き合いになったのだが、レディマクベスはハーツクライ産駒ながら、サンデーサイレンスが母母母父に入った不可思議な配合でその2×4、加えて、母父シングスピールでヘイローが3×4×5と、きつめに両方クロスしている。

時計平凡も、違う才能を持つ馬である可能性がある。

一方、直前の京2000<稍>では、ディープよりブラックタイドの方がキレるという不思議なレースを、人気の兄の産駒・アックアアルタが制した。

従兄弟はワグネリアン。やはり、エンジンの掛かりは遅いタイプのようだ。

この土日は、ダート戦が多く組まれた。

土曜

京1200 ポンペイワーム<ダンチヒ直系・イッツマイラッキーデイ産駒>

東1400 ペイシャムートン<ネオ×ティンバー>

共に危なげのないレースぶり。後者は圧勝も、時計があまりに平凡で稍重である点も考慮すると、必ずしもこの距離が合っている印象はない。

日曜

京1800 ダノンスプレンダー<父ロードカナロア>

新1200(重) サーストンバーラム<父サウスヴィグラス>

先行ポジションからの押し切り勝ちはミスプロ系の持ち味。ダノンも高速決着歓迎のベガの一族で、今後もグイグイ行きたい。

日曜日は芝3鞍。

東京1400でゴール前間に合ったシトラスノキセキと、デビュー戦から完璧な内容で1800M快勝のルヴォルグは、共にルメール騎手が鞍上。

ワークフォースとディープインパクトのいいところを引き出して、総合力の勝利も共通だったが、乗り替わると何かリズムが狂いそうなところもある。

京都1600でパワフルな勝ちっぷりを見せた持ち込みのダイワメジャー牝駒・メトロポールは、捉えどころのないマキャヴェリアンが母父父という配合。

まだ中型で止まっている馬体が大きくなりすぎると、牝馬だけに厄介なことになりそう。

どちらにせよキレない馬だから、父と同じく、鞍上の選択は重要かもしれない。

 

レース回顧

傷の治し方

読了までの目安時間:約 3分

 

クラシック燃え尽き症候群

 ソウルスターリング

 サトノダイヤモンド

 ディーマジェスティ

 ワンアンドオンリー

京都大賞典でサトノダイヤモンドが、実に1年7か月ぶりの勝利を挙げた。

でも、それさえも叶わない、叶わなかった同時代の人気者が、今もまた多く存在している。

総じて、無理やりではないにしても、力を出し切るように走った馬たちと言える。

何より、時計が良かったり、ワンアンドオンリーのように策を練って、狙いをつけて勝ち切った例では、マカヒキなども含まれる。

彼の場合は、海外初戦で重賞勝ちをしているから、ちょっと例外か。

サトノダイヤモンドには、一度だけの復活のチャンスが与えられた。

ソウルスターリングは…。古牝馬の故障は痛々しい。

 
牝馬の離れ業

 ダンスインザムード<桜花賞→ヴィクトリアマイル>

 ウオッカ<東京優駿→安田記念>

 ヴィルシーナ<ヴィクトリアマイル→翌年同レース>

一度はダメになった馬が、驚異的な復元力と成長を示した名牝の歴史。

似たようなところがあるのは、初重賞制覇から1年3か月後、1年ぶりのマイル戦で快勝してしまったヴィクトリアマイル制覇のストレイトガールとか。

ブエナビスタやジェンティルドンナなど、1年間丸々GⅠオンリーのローテで1年後に制した例はあるが、非GⅠ戦を挟んでとなると、牝馬戦連覇でも、アドマイヤグルーヴやGⅠ勝利後のストレイトガールなど、途中で何か他のレースで勝利しているのが普通。

どこを使ってもダメだった馬がどうして復活したのか。

乗り替わりがあったのは事実。

そして、いい方向に変えるためにやったことと、瞬間的にでもそうせざる得なくなったことが影響している。

武豊騎手がその多くに関わり、そこから変更があったことで、違う面が出た。

ヴィルシーナは内田騎手に戻った。

結局、名手たちの中にもいい面悪い面があり…、復活させる必要がある場面で、必要なスキルがあるのは絶対的に勝てる確率が高い騎手より、それを負かすことを考えた騎手の方が、割にあっているという見方はできる。

言わずもがな、各馬の陣営の尽力には最大の敬意を持って、称賛したい。

全てダービートレーナーだ。

 

コラム

荒れ続けた牡馬路線 牡馬クラシック総括

読了までの目安時間:約 3分

 

荒れ続けた牡馬路線。

皐月賞はきつめの展開でも差し馬壊滅だったが、ダービー・菊は決め手比べ。

位置取りが全ての競馬のようで、エポカドーロとフィエールマンが素晴らしいポジションにいたかと言われると、展開上有利だったということはない。

必然的だったのは、勇気をライバルの強気騎乗を見込んで、外枠を自分の形に合わせて完璧な競馬をしたダービーの勝者だけだろう。

それも多くのファンにとっては予想外だった。

弥生賞圧勝のダノンプレミアムは、その後東京で1度走ったキリ。

この世代はそれほどのレベルでは…。菊花賞がその証明になるケースは多いが、これがまたみんなでダンスインザダークという上がり優先の勝負で、あまりにも特殊な競馬になって、比較材料が見えない。

昨年は重の限界を超えた馬場状態だった菊花賞が、比較的まともに決着したのに対し、荒れ方はそれほどではなかったのかもしれないが、展開が何だかおかしいということが三度続いた今年は、素直にこれが強いと言えるのがトライアルだけだったような気もする。

青葉賞快勝馬より、指定オープン勝ちのコズミックフォースが快走したダービーでもそうだった。

全く関係ないようで、スケール感を示せる才能があれば、得意ではない条件で快走のフィエールマンのような別路線組は、ダービーでも人気になったように、秋華賞の流れにそのまま乗るように、菊花賞にも反映された。

最終目標はどこなのか。

エポカドーロは当面は皐月賞だった。使い詰めの影響も考慮しての話。

ダービーはみんなの目標でも、福永&ワグネリアンの執念があまりにも素晴らしかった。

フィエールマンは、そもそも使うつもりがあったかどうかわからない…。

ブラストワンピースが狙ったローテで二度不発。

池添騎手と彼の陣営には不遇のシーズンになりつつある。

ただ、GⅡ未経験のGⅠ人気馬はやはり危険。

重賞を勝っていない馬でも、大舞台で好勝負になった例は枚挙に暇がない半面、当然の如く、そのほとんどは伏兵馬である。

タフに戦えない馬には苦しいのがクラシック。

この馬こそが、古馬になって最も輝ける才能なのかもしれない。

それでもいいではないか。筆者はそう思う。

 

コラム

来年は大きな変更点はなし<19年度JRA開催日程発表>

読了までの目安時間:約 3分

 

農林水産大臣の認可等を経て、後日正式発表される来年度のJRA開催日割。

ややこしい1月開催の変更事項を除けば、マイナーチェンジに止まった。
 

年初は1月5日(土)

変則開催が当たり前の1回中山・京都1週は、普段通りの土日開催。

 
3日間開催は来年も4度

1/12~14

4/27~29

9/14~16

10/12~14

いつも通りの日程に加え、改元直前の連休序盤に変則開催が組まれる。

その4月以外は中央2場開催の3連チャンとなるが、4月は土曜が東京・新潟、日曜は東京・京都、月曜に京都・新潟の組み合わせで開催の予定。

 
リステッド競走の実施

来年から降級制度の廃止がされる中で、オープン馬が増加する。

そこでノングレード戦の中でも格式のあるレースを選定し、クラシックトライアル等のオープン特別には、準重賞格を示すリステッドのLが格付けされる。

詳細は来月中旬に発表とのこと。

 
主な重賞の変更点

みやこSは今年お休み。来年は5回京都2日に再び組み込まれる。

また、葵Sから新設のフレーズが抜け、重賞の格付けに変更。GⅢの位置づけに一歩近づく。

あと、変則開催の影響で、1月を中心に開催日の変更がある。

シンザン記念 1/6

フェアリーS 1/12

京成杯 1/14

東海S 1/20

愛知杯 1/26

新潟大賞典 4/29

また、京都大賞典の週が通常開催で日曜に移設。反対に翌週が3日間開催のため、土曜日に東京HJ、月曜に府中牝馬Sと変更。

ダービーは5/26、有馬記念は12/22の開催。

ただ、ホープフルSが有馬記念の6日後、28日(土)に開催されるから、例年よりは1週長い日程となる。

 

ニュース

タニノミッション他 新馬2018 <10/20・21>

読了までの目安時間:約 3分

 

穏やかな秋晴れの週末。

計10鞍が土日で半々ずつ行われた新馬戦。

土曜の注目は東京戦。

芝2戦は好カードも、とびきりの血統馬が結果を出した。

欧州型非デインヒル系ダンチヒ×ウオッカは何とかデビューしたが、インヴィンシブルスピリット牝駒のタニノミッションは、東京マイルで母のような弾け方で突き抜けた。

何故か1番人気ではなかったが、やはりスピード型の配合と好相性なのだろう。素晴らしい才能を受け継いでいる。

2000M戦は人気順ではなかったが、抜けた人気3頭の争いに。

最も巧みにレースをしたのが、勝ったキンカメ×ラストグルーヴのランフォザローゼズ。祖母の安定したレースぶりと瓜二つ。

まあ、頓珍漢なネーミングにも思うが、タフな戦いは歓迎のミドルディスタンスホースになれる存在だ。

3着のサトノダイヤモンド全弟に関しては…、兄の重厚さだけが足かせになりそうなズブさが何とも切ない追い上げ方であった。

京都は3戦。

ダート1800はゴールドアリュール産駒のゴルドマイスターが快勝、1400も3代母グルーヴのカナロア・グルーヴィットの手応えが違った。

芝1400(牝)は混戦だったが、単勝200倍のトーセンホマレボシ・キセキノカガヤキが何だかんだで競り強かった。

日曜は外から伸びた2頭の強さが目立った。

京芝1800はワーストエース全弟のワールドプレミア。新1600戦は父スクリーンヒーロー替わりのシュプリームギフト半妹・トロシュナ。

前者は鉈のキレ味といった趣。後者はほとんどハープスターの末脚。新馬戦からベストステージで輝いた。

東京芝1400は上手に抜け出したロードカナロア牝駒・ロカマドール、京芝1200が外国産馬のマッチアップをイファラージ産駒のワールドウォッチがそれぞれ制したが、時計も平凡で成長力を示したいところ。

それなら穴をあけた東ダ1600のスターリングローズ産駒・トリヴォルテソーロの方が、味がありそう。

展開の遅いシラオキの傍流出身で、熟成させ甲斐のある配合だ。

 

レース回顧

2018 牝馬クラシック総括

読了までの目安時間:約 3分

 

圧倒的に走り切ったアーモンドアイがいた年の牝馬クラシック。

レース中におけるスリリングさを除けば、ルメール騎手がそうであったように、みんなが脚質への理解があるだけで、不安のあるレースなどなかった。

苦悶のレースを強いられたのは、ラッキーライラックにも勝てなかった一連の牝馬路線のトップホースたち。

裏路線組のミッキーチャームやカンタービレが、最後はラッキーライラックもろとも既存組を完全に一蹴したのに対し、アーモンドアイには別次元の話で、レースの流れさえも本当は関係ないという競馬しか、我々はこの3歳牝馬路線では見ることができなかった。

筆者はラッキーライラックに肩入れし、新馬の敗戦にケチをつけて、1年以上本命にできずに、ついに終わってしまった。

タイプの女ではないというよりも、異次元のスピードで余裕ローテの開発も手伝い、データ無視の女王が登場したことが主だった敗因である。

ディープインパクトやシンボリルドルフがそうであったように、普通に競馬をするという概念が、もはや、他の馬にはできない状況を作ってしまう名馬の存在により、レースはレースでなくなり、競走の本質である腕比べと末脚比べが展開されないのだ。

その証拠に、当然自分より前にいた馬を残す三冠戦とはなったものの、みんなで頑張って時計を作ったようなところのあるオークスで、2~5着馬がキレイに33.9-34.0で上がった以外、勝った全てのレースで、3馬身以内に上がり2番手の馬を近づけなかった。

何を意味するのかというと、その馬を完全に追い抜いているか、完全に勝負圏外にいた馬の上がりが優秀な数字という裏付けなのである。

秋華賞では3着のカンタービレが武豊騎手が策を労して、上がり3位の脚で追い詰めるも、それと同じくらいの脚を使った2位プリモシーンは6着。

プリモが桜花賞で1秒以上遅れたのに、上がりの差もプラスして、今度は0.6秒差で上がりの差は0.2。

差がつかないはずのレースで、誰よりも死角の多かったアーモンドアイに肉薄したところでこの差。

一緒に戦った馬たちは、少なくとも、季節を経ても何もできなかったのである。

 

コラム

三冠の裏で

読了までの目安時間:約 2分

 

圧倒的なスケール感で、今年シーズンここまで4戦全勝。

加えて、トライアル未出走での三冠達成という空前絶後の大記録を打ち立てたアーモンドアイ。

一方、桜花賞前の下馬評、尤も、レースをする前まではずっと評価が上だったラッキーライラックが、見事に出る杭の役割に回って、散々打たれ尽くされた挙句、ついに大事な三冠阻止の一戦で初めての掲示板外、9着に敗れた。

第23回秋華賞は、良くも悪くも、ミッキーチャームにとっても災難であったように、様々な副作用を生じたレースであったのである。

2歳女王のラッキーライラックは、予定していたローズSを回避。

パドックの出来は良くも悪くも、この次があるならもっと良くなること間違いなしと、まだまだ落ちぶれるような気配ではなかったが、アーモンドアイと同じ二桁体重増でも、結果があまりにも対照的。

自分の方がずっといい位置にいたはずなのに…、という勝負所の決定的な反応の差が、現状を明白に示していた。

今年に入ってから、神経が図太くなったのか、本質的なものなのか。

ラッキーライラックという馬は、幾らかズブくなった印象がある。

その状況で、休み明けでの鞍上の緊急交代。

「行きっぷりが良くなく、コーナーでも逆手前」

松永調教師とすれば、乾坤一擲の大逆転劇を目論んでいたのだろうが、まじめに走ってきた馬にとって、理想のローテで大一番に臨めなかったのは、破綻の最大要因だったと考えるのが筋だろう。

2歳戦以来、スローペースに近い展開を経験していなかった今回、まるでアーモンドアイに相手にされなかったのは、同じ2歳王者のダノンプラチナムが苦しむ現状と、内容的には大差ない。

立ち直れるだろうか。

 

ニュース

スマートグランダムほか 新馬2018 <10/13・14>

読了までの目安時間:約 3分

 

秋晴れの京都と曇天の東京。

土曜競馬は東西で対照的な空模様の中、レースが行われた。

午前中はダート戦2鞍。

最近、何故か多いのが、位置取り関係なく、ゴール前突き抜ける展開。

両方とも短距離戦で、京都はザイツィンガー、東京ではスマートグランダムがそれぞれ快勝した。

ドリームジャーニーの外差しとテイルオブザキャット産駒の牝馬による正攻法の抜け出し。いかにもらしい競馬であった。

芝はマイル戦2鞍。

西のウルクラフトはハイペースからの外々抜け出し。

ディープ牝駒でもモンズーンの肌で、軽い流れには向かないのかもしれない。

東の勝ち馬・パッシングスルーも外から来た馬。ルーラーシップの牝馬。

こちらではキレ味勝負の展開から人気のディープがキレ負けした。ディープも色々である。

日曜の注目は、京都2000Mのワグネリアン全弟対カナロア×ブロードストリートの一騎打ち。

前者内枠のカントルはスロー逃げから上がり勝負に持ち込むも、4角でようやく取り付いてきた後者サトノウィザードが鉈のキレ味で撫で切った。

カントルはミルコがこの血の狂気の部分を引き出してしまったか、直線フラフラ。下げても内にササっただろうし、課題が多い。

東京は芝のみ2戦。

渋馬場になったが上がり勝負に。ただ、外差しが決まり、1600牝馬戦はカナロア産駒のフォークテイル、1800もゴール前ようやく上位争いに加わったオルフェの仔・ラストヌードルがそれぞれ勝ち上がった。

まずまず強いのだろうが、正直、高い評価までは与えづらい。

ひとまず、クラシックの構図はこの世代も、名競走馬の大種牡馬数頭の争いになるとみる。

京都ダ1800は立ち遅れ気味ながら、直線だけで大差勝ちのヴァイトブリックの独壇場。シンクリ×Aベガの破壊力を凝縮したようなレースで、関東馬のワンツーのおまけつき。

新1400では、ハービンジャー産駒のハバナウインドが快勝。平坦が得意な産駒が多い父だ。

また勝ち馬の母系が、8代以上違う系統の種牡馬を配されているのは、現代の混血時代におけるいいアクセントになるかもしれない。

 

レース回顧