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サートゥルナーリア【目標は宝塚】しかし危うさ満点、シーザリオの血を引く馬

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先日金鯱賞で左回りの克服と共に、現状の力の違いを天下に知らしめるような楽勝で、今季緒戦を飾ったサートゥルナーリアについて、次走に関する情報が陣営から発表された。

 

4/5に阪神で行われる大阪杯には向かわず、来月末の香港のクイーンエリザベスⅡ世Cへの登録を済ませていることから、情勢を見ながらの調整を進めつつ、春の最大目標として、6/28の阪神で行われる宝塚記念に照準を絞って、馬を作っていくことになるとのこと。

鞍上の調整などもあり、特に同じ馬主のアーモンドアイの動向や昨年は来てくれたオーストラリアの名手がどうなるかなど、明日はどうなるかわからない状態のコロナ情勢も、サートゥルナーリアにとっては重要なファクターになってくる。

軽いレースで圧倒的に強いサートゥルナーリアの課題は?

散々言われてきた左回りへの疑念は、本質的には、直線が長いと脚の使い方が難しいタイプであるということを、皐月賞以外のスローの展開、有馬記念の超スピードレースなどで示し、キングマンボ系には多いどの段階でマックスの走りをさせるかというプランの通りに行けばいいけれども、必要以上に速く脚を使うと着も拾えない特性のそれもあったり、もっと言えば、シーザリオの血を引く馬に受け継がれる極めて癖の強い危うさ満点の気難しさが、大舞台の歓声等で変にスイッチが入ってしまう死角が、今回は出るわけがないということなど、敗因として事前に挙げるには弱い根拠でレッテル張りをされてしまっただけのこと。

 

軽いレースで圧倒的に強いサートゥルナーリアの課題は、意外なほど単純で、時計勝負に対する真っ向で戦うのに必要なタフさであろう。

距離以上に、この本質的な死角が、より顕在化していくはずだ。

 

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レシステンシア【桜花賞は武豊騎手】但し、外回りコースができてからは未勝利

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週末の開催に入る直前に入ったニュースでは、レシステンシアの桜花賞の鞍上が、武豊騎手に変更となると決まったことが大きい。

ファレノプシスの大成功の例があるとはいえ、2歳女王への騎乗となると、重みが違う。

90年代までは何度も桜花賞を勝っていたユタカ騎手だが、外回りコースができてからは未勝利で、3年前のリスグラシューでの2着が目立つくらい。

勝てば、04年に無敗のまま制したダンスインザムード以来。人気の面でも、クロフネサプライズ以来となる1番人気でのレースということになりそうだ。

 

代わるだろうその鞍上の流動性で、年の初めくらいからファンの注目を集めていたのが、藤沢和雄厩舎が誇るGⅠウイナー2頭の高松宮記念でのパートナーであった。

ようやく確定したのが、ヒューイットソン騎手と池添騎手。

前者は人気が予想されるタワーオブロンドン、後者は相性のいい牝馬ということもあってこれも一定の支持を集めそうなグランアレグリアへ、それぞれ騎乗予定。

 

馬場状態が年によって大きく異なる中京でのレースだから、経験値以上に柔軟性が求められるのは、3月末の開催になってからずっと変わらない傾向。

香港の競馬で揉まれているヒューイットソン騎手と、過去1勝のみも、捉えどころのなかった大改修後最初の12年の覇者である池添騎手だから、ひどい展開や馬場にならなければ、大崩れはないだろう。

 

尚、現役続行中のオークス馬・ソウルスターリングは、次走に日経賞を予定している。

クラブの規定などでそこがラストランとなるだろうが、こちらの鞍上も気になるところ。

 

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コロナで競馬開催不透明<ドバイWCデー情報>

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土曜のオーシャンSを快勝のダノンスマッシュは、高松宮記念では三浦騎手への乗り替わる。

ドバイWC参戦予定のチュウワウィザードに、川田騎手は乗るからだ。

しかし、欧米や日本の競馬にも絡んで、その年の始動戦として機能しているドバイ諸競走の開催が、ついに暗転し始め、予断を許さない状況になってきた。

 

UAEドバイスポーツ省は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今月末までに開催予定のスポーツなどの大型イベントを順延するなどの措置を講じるよう、主催者へ要請があったと地元メディアが報じた。

無論、その最大のイベントがドバイミーティングである。

大雨続きで開催を後ろ倒ししたことはあったが、今回は局地的な事情ではないので、ちょっとズラすだけとはいかない。

 

「こちらはレースに向けて、予定通りにやっていくだけ」

名誉挽回の一戦に臨む、世界レベルのサラブレッドであるアーモンドアイを管理する国枝栄調教師も、困惑と共に、準備は抜かりなく行っているとアピールする。

欧米だけでなく、その他パートⅠ国のレーススケジュールに絡み、当地の気候の特性などを含めると、5月以降での開催はほぼ不可能。

屋外スポーツとはいえ、東アジアほどではないにせよ、一定レベルの感染拡大がみられる中東地域だけに、欧米の関係者としても、二の足を踏む懸念材料であるから、劇的な好転でもない限り、通常開催は有り得ないだろう。

戦争と天災に苛まれた人類の歴史は、新たなステージへと進み、馬インフルや伝貧と関係ないところで、名馬が涙を呑むシーンに触れることが今後は増えていくだろうか。

 

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フルフラットへ称賛を / サンバサウジダービーカップで快勝

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フルフラット、UAEダービーの前哨戦サンバサウジダービーCを快勝

日本時間の2月29日土曜深夜行われたサウジアラビア・キング・アブドゥル・アズィズ競馬場で新たなる競馬の祭典として誕生したサウジCデーにおいて、思わぬ日本の伏兵が、激走の末に快挙を成し遂げた。

その名はフルフラット。芝で1勝しかしていないアメリカ産の日本調教馬だ。

 

これからのダート界を牽引するニューカマーの発掘に、時たま役に立つUAEダービーの前哨戦的意味合いを兼ねたダ1600Mのサンバサウジダービーを、いくらBCジュベナイル5着馬とはいえ、早め先頭からの押し切りで、英ゴスデン厩舎、首ビンスルール厩舎の有力勢を完封しての快勝である。

 

勝てる星を落としたディアドラや、マキシマムセキュリティ以外の強豪にもまるで歯が立たなかったチャンピオンズC組の落胆よりも、まずはこちらがトップニュースであるべきだろう。

母父はレイチェルアレクサンドラの父としても知られるメダグリアドーロ

勝ちタイムは1:37.91で、武豊騎手&森秀行厩舎の黄金コンビでは、またしても砂の王国で快走して、その適性の高さを示したサウジアC2着のマテラスカイでも1分11秒台の走破タイムであり、どう考えても、東京の方が軽いくらいだから、益々、中京で快時計を叩き出した2頭が切なく見えてしまう。

 

フルフラットはスペイツタウンの産駒で母父はレイチェルアレクサンドラの父としても知られるメダグリアドーロ。

マテラスカイも父は同じで、母父のラーイの代表産駒がロイヤルブルーのフランキーと共に世界中で活躍したファンタスティックライトだ。

 

騎手と調教師が世界も常に選択肢に入れている健闘2頭に対し、ディアドラくらいのタフネスメアでも、簡単には勝ち切れないのが世界だと思わされた今回。

ここから本当の勝負なのだ。

 

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エーピーインディ大往生~シアトルスルーとセクレタリアトの血を世界に

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やや古いトピックではあるが、92年BCクラシック優勝後、種牡馬として類まれな才能を発揮し、シアトルスルーと母父セクレタリアトの血を世界中に散りばめることになった名馬エーピーインディが、現地時間の21日、繋養先のアメリカ・レーンズエンドファームで死んだことが、BLOOD HORSEなど米競馬メディアで報じられた。

 

31歳、大往生。

日本人オーナーでも話題となり、ボールドルーラー系の超大物同士の掛け合わせで成功した種牡馬というだけではなく、兄のサマースコールもプリークネスSウイナーで、代表産駒のカリズマティックが二冠馬となり日本で種牡馬となったことでもお馴染み。

エーピーインディ自身は、競走馬としてもビッグレースでの強さを誇ったが、似たような戦績のバーナルディーニより、種牡馬になってから名を高めたプルピットがタピットやパイロを送り出したように、ボールドルーラーから代を経て登場の父シアトルスルーの性質をそのまま引き継いだような特性を持っている。

 

孫のタピットがバンバン活躍馬を出したからこそ、その他のシアトルスルーの系統もその最大勢力であるエーピーインディの直系も、様々な場面で大仕事をやってのけるようになったわけで、日本で言うところのサンデーサイレンス-ディープインパクトのライン、英愛血統の至宝であるサドラーズウェルズ-ガリレオといった基本形がはっきりできたビッグサイアーの根幹部分を、数多存在したシアトルスルー直仔の活躍馬の1頭であるエーピーインディが支えたことは、実に正しい継承がなされた証左と言えよう。

名種牡馬よ、永遠なれ。合掌。

 

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藤田菜七子騎手【なぜ落馬したのか?】その経緯・原因とは?

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菜七子落馬・過怠金にサウジ遠征も断念

15日小倉5Rの3歳未勝利<芝1800M>において、2番ランサムトラップ号<牝・根本>は向こう正面で他馬と接触しバランスを崩した際、騎手が落馬し、競走を中止した。

落馬の経緯と原因

自厩舎の馬であり、2戦目からずっと藤田菜七子騎手が騎乗し、今年の小倉でもすでに2戦しているパートナー。

しかし、スタートでやや後手を踏んでから少し押して出していくと、すぐに馬が行きたがる素振りを見せると、そこからは内枠が災いし、挟まれるなどして一度もリラックスして走らせることができず、2角を過ぎたあたりからポジションを下げてしまい、仕方なく外へ出そうという中で、他馬と接触してしまった。

その際、馬の真下にぼとっと落とされるようにして、その後に馬の方がびっくりするような仕草を見せたくらいの事象なので、厳しく言えば、自滅と言わざるを得ないような事故であった。

藤田騎手は、直後に担架で運ばれ、小倉競馬場内の救護室におけるX線検査で左鎖骨骨折の診断を受け、北九州市内の病院へ搬送、そのまま入院した。

また後の裁定で、藤田騎手のその御法に対し、過怠金5万円が課せられている。

愛情あふれる根本師の言葉

「もう一度、自分を見つめ直すきっかけにしてもらいたいですね」

とは、骨折が完治する前の状態でダービーに騎乗し、誰にも渡したくなかった2歳王者のメリーナイスと共に独走勝利を決めた根本康弘現調教師。

目先のJRA100勝や海外でのイベントへの参加も重要だが、愛情あふれる師の言葉は、ライバル騎手などファン、関係者がかけるそれとは、全く違う次元で深い意味を持っている。

これもいい再鍛錬の機会であり、勉強の時間も作れる。

いい経験である。

 

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高馬サトノフラッグ、次走ユタカと ~ ディープインパクト記念(弥生賞)へ

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国枝厩舎所属の里見オーナーの馬はよく見かけるから、サトノフラッグという1億超で取引された高馬がクラシック路線に乗って来るということ自体、大きなトピックとはならない。

ただ、剛腕郷原の訃報に、ちょっと怖い感じの松岡騎手の落馬負傷のシーンと合わせて遭遇すると、どうしても少しはプラスのイメージが湧くニュースに触れてみたくなった。

 

今年からディープインパクト記念に改称する弥生賞へ、サトノフラッグが向かう。

鞍上は、今年序盤から勝ち星を重ねるディープインパクトの主戦だった武豊騎手を予定。

ディープインパクトの産駒でクラシックに挑むこと自体、あれだけの数の活躍馬を送り込んできた伝説の名馬だから、何も不思議ではないことだが、もう2年もすれば、それもなくなるわけだ。

 

思えば、サトノフラッグは戸崎騎手と共にデビュー戦を走った馬。

その戸崎騎手も、あの浦和での落馬事故から、とてもではないが復帰できるような状況には至っていない。

皐月賞やダービーの頃には、もしかしたらの可能性はあるが、ちょうどマッチしたマーフィー騎手に乗り替わってからの2連勝だから、ユタカ騎手も内心期するものがあるはずだ。

 

キズナは佐藤哲三元騎手のお手馬だった。

ワールドプレミアはずっとユタカ騎手が乗っているが、あとディープの仔でGⅠを勝ったというのは、コンビ2戦目だったトーセンラーと制したマイルCSだけ。

 

ダービーをいっぱい勝っている騎手と共に、史上恐らく最初で最後の2頭の三冠牝馬を育てた国枝栄調教師に足らない牡馬クラシックのタイトルをプレゼントすることになるのか。

まあ、それは連続年重賞勝利記録は伸ばしてからの話か。

 

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JC褒賞金制度改正 ~ 漏れなく10万ドル?格下の重賞馬は呼べるようになるだけの話

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昨年のジャパンCにおける史上初となる外国馬の不出走問題を解消すべく、ちょこちょこ大して意味もなさそうなニンジン作戦を企図していたJRAが、またしてもちょっとした施策を講じるようだ。

 

①外国調教馬の褒賞金額<ボーナス>の見直し

指定外国競走の優勝馬<主に凱旋門賞等の芝GⅠの勝ち馬>に対する交付額について、

JC優勝 200万ドル→300万ドル<現レートで1億円強増額>

同レース② 40万ドル→120万ドル

〃 ③ 25万ドル→75万ドル

〃 ④以下 10万ドル→20万ドル

と、大幅に増額する。

 

②褒賞金交付対象外の外国調教馬には、漏れなく10万ドルの交付

 

③指定外国競走の追加

タンクレッドS<豪・ローズヒル/芝2400M>

マンハッタンS<米・ベルモントパーク/芝10F>

 

④指定外国競走の削除

ドバイワールドC<UAE・メイダン/ダ2000M>

ブリーダーズCクラシック<米・持ち回り制/ダ10F>

 

オイルマネーを提供する側である日本において、ニンジンの品種改良をするくらいなら、寝藁と馬房の質を上げた方がまだ金をかける価値がある上に、日本の芝そのものが嫌われているから、恐らく、格下の重賞馬は呼べるようになるだけの話。

それでもお越しのお馬さんにおもてなしすることは、長期的には意味があるのかもしれないが、その展望が主催者にあるとも思えない。

何なら、秋の関東ローカル開催を少々調整して、福島か新潟の競馬場を開放するくらいの度量があれば、検疫の問題も多少は軽減するように思うのだが。

ムダ金とならないよう祈るのも野暮だろう。

 

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砂塵舞う世界の話 ~ クリソベリルがサウジアラビアのサウジCへ出走意思

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クリソベリルがサウジアラビアのキング・アブドゥル・アズィズ競馬場で行われるサウジCへの招待がまだされれていない状況で、出走意思を示したことが話題となった。

その詳細を調べている中で、キャロットのホームページを覗いてみたりしているうちに、今度は、2/29の方ではなく、3/28日にメイダン競馬場で行われるドバイ国際競走の招待受諾云々の記事を発見。

さては、クリソベリルはこちらもまだだったのかと、アーモンドアイのドバイターフ出走意思表明に等しい快諾の記事の脇に、今度はワールドC招待の受諾をしたというクリソベリルの記事のリードを発見。

これは現地25日土曜にアメリカのガルフストリームパーク競馬場で行われる300万ドルレースに成り下がったペガサスワールドCの結果を待ってオファーをかけるつもりだったのではないかと、ふと思ったところで、日本時間の日曜朝行われた当レースの情報がもたらされた。

勝ったのは、BCクラシック覇者・ムーチョマッチョマンの産駒であるムーチョグストで、オマハビーチなどの注目馬回避の中、1:48.85という上々のタイムで後続勢を圧倒した。

実は、急進勢力であるムーチョグストも招待されていないのだが、サウジの王族が馬主になったということで、ほぼ確実にサウジCへ向かう模様。

なるほど、こういうからくりだったのか…。でもクリソベリルだって同じ4歳の牡馬、こちらは無敗なのだ。

それはさておき、ムーチョグストは何と言ってもB.バファート厩舎の馬。

前身のドンHと合わせて、キャプテンスティーヴとアロゲートでドバイWCと連勝するなどWCは3勝。

タフなライバルがまたしても登場である。

 

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3歳ダート戦線の夜明け<土日はダ1800祭り>

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とりたてて、明け3歳の午前中のダート未勝利戦が注目されることは少ないが、週末に渋馬場となった3歳未勝利・新馬のダート1800戦は少々様子が違った。

備考:5F通過-上がり4F→勝ちタイム

中山

1/18 土曜 <稍>

2R未 アイスナイン 1人(39.5)ヘニーヒューズ
64.8-51.9→1:56.7<2着と2秒差>

3R新 シェダル 1人(38.4)ゴールドアリュール
63.8-50.8→1:54.6<2着と2秒差>

1/19 日曜 <稍>

3R未 ダノンファスト 1人(37.5)キングカメハメハ
65.0-49.9→1:54.9<2着と2.3秒差>

牡馬出走可の3戦全て大差勝ち。

京都

1/18 土曜<稍>

2R クリノイコライザー 2人(39.5)プリサイスエンド
61.4-52.3→1:53.7<2着と7馬身差>

1/19 日曜<良>

2R ワールドウインズ・セ 1人(37.3)ルーラーシップ
64.7-50.3→1:55.0<2着と7馬身差>

参考

土曜京都1勝クラス
<稍> ハクサンウィンザー 2人(39.1)ヘニーヒューズ
62.1-52.8→1:54.9<勝ち馬通過順 ④⑤⑤④ 2着と1馬身半差>

日曜小倉1700 ネモフィラ賞
<重> ミヤジコクオウ 1人(37.9)ヴィクトワールピサ
54.9ー50.5<4.5F-4F>→1:45.4<勝ち馬通過順 ⑥⑤④③ 2着と1 1/4馬身差>

この他、日曜日は東西で牝馬限定戦も組まれていたのだが、水準より遥かに上の両方とも1分57秒以内の決着。

近年の潮流に反し、やや低調と思われたダート路線にも、着々と大物候補が登場する流れに、益々3歳世代の飛躍を期待させるものがある。

 

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