血統予想・コラム

JUST競馬予想ブログ

今日のアーモンドアイ

読了までの目安時間:約 2分

 


トライアルシーズンを迎え、新人騎手たちが続々勝ち上がるなど、若手の活躍が意外なほど目立っている状況で、もはや、日本競馬のためだけに走るわけではないという立場になった我らがアーモンドアイの、ドバイ遠征前最終調整が、美浦のウッドチップコースで行われた。

 

「(早朝で)暗くて気を使っている感じはあったけど、よかったですよ」

国枝栄調教師も、順調さをアピールする。

4F56.2秒はいささか軽めにも映るが、

「順調に調教できているし、概ねいいんじゃないかな」

と、出国検疫と現地調整まで見据えた作りであることを、暗に示した。

20日の水曜日に出国の予定で、30日のドバイターフに向け、ここまでは大きなアクシデントなく、臨戦態勢は順調に整っているようだ。

 

かつての小回りだったドバイデューティフリー<ナドアルシバ1777M>では、ウオッカが散々苦しめられ、東京での彼女の姿とはまるで別の馬にも見えることがあった。

ところが、メイダン競馬場に移ってからの10年。

欧州や南半球の猛者が集うハイレベルレースであることに変化はないものの、ダートの外に敷設される、日本と同じ芝コースの作りに変化し、1800Mのワンターンの競馬になってからというもの、日本から年々、当たり前のように上位好走馬を送り込むようになっていった。

 

ジャスタウェイの衝撃的圧勝から数えること3つの勝利は、各馬の前後の実績から見ても、誰も疑う余地のない必然の結果であった。

もちろん、ワンターン専門家の出番となったからこその好相性とも言えるわけだが、今は日本馬のターンである。

ジャスタウェイ級かそれ以上のスケール感を誇るアーモンドアイならば…。

 

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地元勢から新星誕生

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日本時間の30日深夜に開催のドバイワールドCデー。

芝のメインであるターフ<芝1800>には、日本の女傑軍団が大挙参戦。

中でも、ワールドレコードホルダーとして最初のレースを迎えるアーモンドアイに対する関心は、既に全世界レベルのものがある。

日本馬はこれまで、アドマイヤムーンの快勝に始まり、ジャスタウェイなどが胸のすくような勝ち方を見せてきた、比較的お得意のレース。

1777Mという園田競馬でも刻み込めなかった距離で、長く芝中距離路線の欧州馬などの始動戦に使われてきたデューティフリーから、ナドアルシバ→メイダンの開催場所とレイアウトの大幅変更に伴い、ターフに改称されて1800戦になったこのレースは、今まで以上に日本馬に馴染みのある重要戦に位置づけられるようになった。

ただ、はっきりとワンターンでスピード競馬をすることが見えている以上、目先を変えてきた他国の候補も、案外侮れない存在になったりする。

その一頭が、地元で重賞連勝を決めたドリームキャッスルだ。

日本でよく知られたスミヨン騎手を背に、ターフ前哨戦のジェベルハッタでは、明らかに敵を見定めたような後方からの競馬で、大外一気を決めている。

当地では戒律が厳しいので、馬券の発売はないものの、世界の主要戦におけるオッズの指標となるブックメーカーでは、アーモンドアイのオッズが少し上がって2.25倍で1番人気をキープする一方、所謂スーパーサタデーを経て、4.5倍の2番人気に推されているのがドリームキャッスルなのだ。

フランケル×ドバウィの5歳騸馬が迎え撃つドバイターフは、アーモンドアイの世界初戦としては、かなりタフな競馬になる。

 

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WIN5 今週は4億6500万円加算

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2回中山は正月開催と並んで落馬事故が多い。

今年は北村宏司騎手だった。

加害馬はルメール騎手の騎乗馬であり、中央では実効4日間の騎乗停止が決定。

が、土曜最終のパートナーに振り落とされ、ここは馬が競走除外で大事とならなかったが、結局、翌日は怪我の具合が良くなく、先走るようにお休みに入ってしまった。

波乱の伏線に多めの雨が加わったことが、WIN5キャリーオーバーの原因だったのか。

マイルのペースに慣れて、関東馬の快速・コスモイグナーツが逃げ切った武庫川Sに始まり、7歳になって初オープン勝ちを決めた総武Sのマイネルオフィールというダブルマイネル攻撃により、多くのファンが笑い出した。

壊れるのも仕方ない。中山はルメールからデムーロ替わりで、見事に消えたのである。

この時点で1625票だった。前週の約3分の1。

かなりタフだった小倉メインの太宰府特別は、半姉がルメールに縁のあるカレンシリエージョ。

リーディング内定状態の横山武史騎手がハナ負けして、128票にまで激減。

そして、注目リステッドの大阪城Sでスピリッツミノルが、まさかの叩き一変で、北村騎手が騎乗予定だったランガディアらが敗退。

今度はまだこれでも7票残ったが、ルメール騎手が乗るはずだったラストドラフトなど、今にして思えば死角も結構あった人気勢がまたしても総崩れとなった弥生賞が、最も気性面で怪しいところのあったメイショウテンゲンの快勝で、ジエンドとなった。

4億6498万強のキャリーオーバーは、前週の独り占めの時よりわずかに及ばない額だが、5万円台のフェブラリーSの日でも、1万票も当たっていない点は、買い目の参考になりそうである。

参考:WIN5攻略の基本

 

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3kg減の重み

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藤田菜七子騎手への注目が、再び集まっている。

既に発表されている通り、3月から適用の騎手に対するセックスアドヴァンテージの実施により、その時点で2kgもらい、ここまで通算勝利数も100勝に達していない見習い騎手の扱いも手伝って、これまでの主戦場であるローカル戦では特に有利な1kg減と合わせ、合計3kgの減量が可能となるからだ。

騎乗数やそのパートナーの質は、確実に上がるだろう。

加えて、師匠である根本調教師は語る。

「3kg減から2kg減になっても、そこまで影響はない。(中略)1kg減(になると)は堪える」

「暫く菜七子も勝てなくて苦しんでいたね」

ダービージョッキーの言葉は重い。

続けて、

「手綱の持ち方とかを色々工夫して、ようやく1キロ減の乗り方に対応できるようになってきた」

「そうして培った技術で3キロ減になったら、絶対に成績は上がる」

即ち、今までより重要な役割を果たすべき立場に、特別な経験をせずとも、自然となっていくだろうというのだ。

現在では珍しく、内弟子のような所属騎手を多く抱える根本厩舎にあって、これまた説得力のある論理だ。

当の本人は、日々精進というスタンスを曲げず、第三場でコツコツと経験を積んでいるわけだが、一気にワープしたかのようなビッグステージでの騎乗経験は、同年代の男子が武者修行を経て評価を一変させたようなスキルアップの証明と、明らかに同質の意味合いを持つように思う。

フェブラリーSで騎乗を依頼した小林オーナーは、3kg減の需要まで見込んだキャンペーンに一肌脱いだことは間違いない。

しかし、結果としてまずまずのものをそこで残した藤田騎手だから、皆が期待を寄せるのである。

 

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強敵エグザルタントは健在

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香港の中距離馬にとって、シーズンの締めくくりへ向け重要な一戦と位置付けられる香港ゴールドCが、17日沙田競馬場で行われ、香港ヴァーズでリスグラシューを差し返して、地元勢による国際競走完全制覇に大いに貢献したエグザルタントが、豪快な捲りを決めてGⅠ2勝目を挙げた。

お馴染みのZ.パートン騎手がパートナーを馬群の後方に誘い、かつてのチャンピオンであるグロリアスフォーエバー、パキスタンスター、タイプワープといった骨太のメンツを子供扱いするように、タイトな沙田の3角から一気の押し上げで、彼らのプライドもろとも木っ端微塵に粉砕してしまった。

2:00.87で2000Mのタイトルをゲットしたとなると、当然のことながら、4月末のクイーンエリザベスⅡ世Cでも有力の一番手に挙げられる。

層の薄かった長距離カテゴリーとも認識される香港の12F戦線で、ローカルタイトルではないヴァーズを制したエグザルタントが新たに底力の示した場面が、いくらかメンバーの揃う2000Mの重要戦だったとなると、本来は強力な外国勢に有利な条件と言えなくなってしまう。

否、もうチャンピオンディスタンスにおける王者が、昨秋カップを制したグロリアスフォーエバーではなく、こちらに代わったのだとすれば、今度はエグザルタントが2000Mを制する道を歩み出すのだろうか。

日本馬にもかなりタイトルゲットの可能性がある香港GⅠの位置づけが、もう一段高くなったことを、我々も認識しないといけないのかもしれない。

 

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第三の男が快勝<佐賀記念>

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本来ならば、建国記念の日の重賞は佐賀記念だけだったはずだが、東京開催が順調に消化されず、月曜日の開催が急遽発生。

クイーンCには使命を課されたビーチサンバがいたため、福永騎手は佐賀に行くことはできず、そこに乗る馬がいなかった松岡騎手は、東京での騎乗をパスした。

テーオーエナジー断然人気の構図となった第46回佐賀記念は、11日佐賀競馬場で行われ、注目を集めた元中央馬・グレイトパールも人気になる中、3番人気の4歳馬・ヒラボクラターシュが、粘り込みを図るリーゼントロックを競り落とし、初重賞制覇を果たした。

重馬場の2000M戦は、2:05.7で決着。

馬場を意識して、テーオーエナジーにけしかけたところのあるリーゼントロックの頑張りはあったとはいえ、ホッコータルマエらと並び、歴史に名を残すレベルの高速レースを制したヒラボクラターシュ。

そして何より、岩手競馬の冬季休業により、山本聡哉騎手が佐賀競馬に参戦していたことで、縁ある交流重賞初制覇となったのは、何とも印象的。

やや太りすぎの感も否めないグレイトパールや、佐賀でジャパンDDより速い決着に対応しきれなかったテーオーエナジーなど、福永騎手以外にも、今回のチャンスをモノにできなかった面々は多数いる。

例年は、勝ち抜き戦の雰囲気漂う佐賀記念だが、そういったことも考え合わせると、今年はちょっと違う気がする。

この日の佐賀には、グレイトパールの雄姿を見ようと川田騎手も来場していた。

ただ4歳の期待馬が、人気馬を封じただけではない。

ダート路線は今後とも、充実の時代をより極めていくことになる。

 

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2/4トピックス

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土曜の東京開催が雪で怪しいとの予報も出ているが、それはニュースではありませんので…。

 
豪・D.ウィーア調教師が逮捕

日本から移籍したトーセンスターダム、ブレイブスマッシュを管理し、豪リーディングトレーナーとしてその名を知られるダレン・ウィーア調教師が、地元当局による強制捜査の結果、使用禁止をされている電気ショック発生装置が発見、押収され、厩舎関係者らと合わせて3名の身柄が拘束、逮捕される事件が先週起きた。

その際、統括団体のレーシング・ヴィクトリアの管理官も同席し、コカイン、小銃なども見つかったという。

週末のムーニーヴァレイ開催に登録した所属馬は全て出走停止となり、後日、ブレイブスマッシュのクリス・リーズ厩舎への移籍が決まった。

 
ロイヤルタッチ死す

96年の皐月賞、菊花賞の2着馬で、93年東京優駿優勝のウイニングチケットを兄に持つロイヤルタッチが、2日に死んだことが、ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの発表で明らかになった。

バブルガムフェロー、イシノサンデー、ダンスインザダークら良血の同期らを総称し、「サンデー四天王」を呼ばれたものの、ロイヤルタッチだけはGⅠに届かなかった。

合掌。

 
菜七子とキッキングは事前にマッチング

フェブラリーS参戦が決まっているコパノキッキングに、騎乗が予定されている藤田菜七子騎手がコンタクトを取り、事前にマッチングすることが明らかになった。

「まだ乗っていないのでわかりませんが、私にできることを全てやって頑張りたいです」

賛否は当然あるだろうが、若手にチャンスを与えるのは、馬主、調教師の心意気一つであることは、今も昔も変わらないはずだ。

 

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7歳ミツバが初タイトル

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例年にも増してタフなコンディションになっている東日本地区のダート競馬ではあったが、ベテランの揃った川崎記念では、それはあまり影響はなかったようだ。

ただ一点、断然の支持を集めたケイティブレイブは、持ち味を出したものの、伸びきれなかったというのは残念ではあった。

30日に川崎競馬場で行われた第68回川崎記念は、3番人気のミツバが直線で先行する人気2頭の間をこじ開けるように伸び、最後は自慢の末脚で置き去りにし、このレースで差しタイプの馬がつける着差としては限界に近い2馬身半の完勝で、GⅠ初制覇を達成した。

勝ちタイムは2:15.0。

重賞は盛岡のマーキュリーCを連覇しているくらいで、実績ほどは多く勝っていないが、3勝目で大金星を挙げた。

レースは、好発を決めたサルサディオーネをコパノチャーリーが追いかけるも、快速自慢ではないので、最初から掛かっていたオールブラッシュが押し上げるように前をつつき、サルサディオーネらには厳しい展開に。

2番枠からいつものリラックスしたリズムで好位抜け出しを狙ったケイティブレイブだが、3角辺りでオールブラッシュが先頭に立ち、やや離されかけた時に動かざるを得なくなったところを、不気味にインからミツバが追いかけてきた段階で、どうも勝負があった気もする。

和田竜二騎手は4年ぶりに騎乗したにも拘らず、味な競馬で、馬のいいところだけを引き出した辺りなど、さすがはベテラン、ファイタータイプの騎手らしいベストライドではなかっただろうか。

先行型の2頭を差し合いに誘ったような進路取りは、若い騎手には、是非見習ってほしいものである。

 

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南米の凱旋門賞覇者が米移籍

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本家凱旋門賞はエネイブルによる連覇に終わったが、日本だけではなく、今や世界の檜舞台で躍動するのは、現4歳世代のようだ。

その中で、日本の有馬記念の一週間ほど前に行われたアルゼンチン最高峰のレース・カルロスペレグリーニ大賞(サンイシドロ・芝2400M【不良】)を7番人気の低評価ながら、逃げ切り勝ちを収めた3歳馬・イルメルカト<Il Mercato>が、この度、ロバート・ラペンタ、ソル・クーミン両氏によるパートナーシップに購入され、東海岸を中心にトップトレーナーとして活躍するチャド・ブラウン厩舎に移籍することになった。

北米で名を上げるには、芝よりかなりスピード能力が問われるダート戦線での活躍も求められることになるわけだが、イルメルカト自身、アルゼンチンダービーの別称を持つ・ナチオナル大賞(ダ2500)で好走するなど、キャリアの積み重ね方がオグリキャップやアグネスデジタルとどことなく似ている面があり、とても親近感が湧くと同時に、可能性を大いに秘めた馬であると言えるのだ。

父は2歳女王・ダノンファンタジーの母父であるノットフォーセール。

日本に多数の活躍馬を送り込んだカロの系統で、その孫にあたる。

母父がノーザンダンサー系のイークアイゼ。

仕込んだ場所は南米のアルゼンチンでも、元を辿れば北米のトップサイアーに突き当たるという、昔からよく聞く出戻りの構図そのもの。

南米は日本やアメリカと違い、芝とダートの棲み分けが案外ルーズなところがあり、本当にどちらに適性があるかは、前出の日本の二刀流の名馬同様、まだよくわからない。

実戦復帰は、満4歳となる夏以降になるとのことだ。

 

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砂が好きな馬

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変則3日間開催の中日、1回中山4日の日曜日開催の特別一番手、3歳500万クラスの黒竹賞を快勝したのは、断然の支持で、新馬から中山ダート1800Mを連戦連勝としたデアフルーグであった。

中団後方から、勝負所で豪快に押し上げ、直線は完全なワンサイドゲーム。

良馬場のタフな中山ダートで1:54.3ならば、文句なしで3歳オープン級の証明と言える。

父はベーカバド。フランスのGⅠ1勝も、シーザスターズ、ウィジャボードなどを出したケープクロスの産駒ということもあって、一定の期待をもって導入された種牡馬だ。

当然、自身は芝しか走ったことはなく、では、デアフルーグの母バイクーニャン<父フレンチデピュティ>も、ダートの新馬大敗後の芝1400戦が唯一の勝ち鞍。

その母がセントウルSで、ビリーヴが独走のレコードで駆け抜けた際に、強烈に追い込んできた外国産馬のパイアン。

彼女もダートは走ったことはあるが、全5勝全てが芝の1200Mでのものだった。

誰に似たのか、この仔は。

しかし、不思議なもので彼の兄弟は皆、フレンチデピュティの影響を受け、ダート専門の馬ばかり。

ファルブラヴの産駒であるパイメイメイ、ナカヤマフェスタの仔・パイルーチェら姉たちも、活躍の場はダートだった。

似たように、母父シンボリクリスエスで現オープンのタイセイエクレールもダ1400の鬼として活躍中だが、総じて、芝で出世する馬が多いベーカバド産駒。

思えば、ダイタクリーヴァが引退後にカネヒキリという天才的な砂巧者を出した後、産駒が芝の中距離戦で活躍したフジキセキのような例もある。

面白い才能との出会いは、いつの時代も刺激的なものだ。

 

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