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国内無敗を継続/豪華メンバーの帝王賞はクリソベリルの完勝

読了までの目安時間:約 2分

 

日が暮れた頃に重馬場となったダートコースに強力メンバーが揃った第43回帝王賞は、24日大井競馬場で行われ、帰国後初戦も2番人気に推された川田騎手騎乗・クリソベリルが好位からじっくりと仕掛け、危なげのない競馬で直線半ばで抜け出し、人気の中心となっていた昨年覇者のオメガパフュームらを完封。

 

1年前のジャパンダートダービー制覇に始まり、暮れには中京でチャンピオンズCを古馬に揉まれながら制し、初の海外遠征となったサウジアラビアでは力を出し切れず完敗も、ドバイ中止という予定にない展開にもめげず、しっかりと立て直された帝王賞で、力の違いを改めて見せつけた。

勝ちタイムは2:05.3で、御神本騎手が乗るストライクイーグルが連勝中の勢い駆って、スロー逃げ成功のワイドファラオをつつくまでは良かったが、ペースが上がることなく4角まで行ってしまったので、有力勢で最も理想的な形を作れたクリソベリルには、あまりにも楽な競馬だった。

 

とはいえ、2着オメガパフュームには2馬身差をつけていて、ローテを考えれば完調には持っていけないことを踏まえると、3着チュウワウィザードにも3馬身半差ほどあり、勝ち馬は不動だったという印象はある。

ワイドファラオやよく差してきたノンコノユメ、攻めの後方待機だったケイティブレイブらが健闘を見せた半面、体重減ほど調子が悪いようには見えなかったルヴァンスレーヴは、全く見せ場を作れず10着。

世界を展望した3歳シーズンを経て、幻の古馬シーズンは、未だ夢を見るだけに止まっていることが、何とも歯痒い。

まあ、川田将雅も同じか。

 

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大尾形にどこまで迫れるか<藤沢和雄調教師1500勝達成>

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その昔、もっと自由に競走馬を管理し、騎手が調教師と兼業で活躍するといった、戦前の競馬界の形があった。

平成を経て、令和も今年で2年目。

ルールが増え、定年制も骨抜きでなく、厳密に運用される昨今。

 

クラシックレースやその他含めた旧8大競走をこれでもかと制してきた尾形藤吉調教師は、オフィシャルの記録としては1670の勝ち星を挙げていると、どの記録を見ても書いてあるわけだが、実際はもっと多かっただろう。

もはや、禁断の領域にも等しい、そんな大尾形が築き上げた大記録に、最も迫った平成期に活躍の名伯楽として、今度は藤沢和雄の名が記されることになる。

 

土曜函館の10R・駒ヶ岳特別<1勝・芝2600M>を、藤沢和雄調教師の管理するシークレットアイズが制し、JRA通算1500勝の大記録を達成。

先述の尾形藤吉調教師に続き、史上2人目の偉業となった。

シンボリルドルフが作った禁断の領域、ある意味での聖域が芝GⅠ8勝以上だとすれば、ルドルフの調教を任された藤沢現調教師にとって、グランアレグリアで制した1499勝目もまた特別なものであったはずだ。

 

盟友にして、最高のライバル関係を形成する国枝栄調教師の自慢の娘であるアーモンドアイを破った一戦。

レース後、名伯楽二人は密かに、洗い場で言葉を交わしたという。

ダービーを制し、そのウイナーも牧場に無事帰した師に残された時間は、あとダービー1回分と20カ月ほどになった。

誰もが一目置く御大が、次にどんなドラマを紡ぎ出していくのか。

終幕までは、やはり目が離せない。

あと、20日から臨時払戻しが再開される。引き出しをチェック!

 

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横山典騎手【ノリマジックも高確率で発生】20000回騎乗を達成

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7日、雨上がりの東京3Rの3歳未勝利戦で、横山典弘騎手が通算20000回騎乗を達成。

おまけに、関東圏のダート短距離戦名物「オールブロードアピール化作戦」の秘技も炸裂し、メモリアルの騎乗を勝利で飾った。

これがJRAでの通算2799勝目。

 

圧倒的な技巧により魅了するレースもあれば、信じられないほどの大惨敗に怒るファンも出てきたりと、そのジキルとハイド感に、騎手、関係者だけでなく、観る者全てを己のワールドに引き込んできた名手に、また新たな勲章が加わったことになる。

 

今年は近年の中でも、騎乗馬の個性と見事にマッチしたノリマジックが高確率で発生し、実は馬の経験値に合わせただけとも言える、通過タイムだけ重視したようなキングオブコージとのコンビで快勝した目黒記念など、何故かGⅡばかり1番人気で3勝している。

ほぼアクシデントに近いダノンキングリーの阪神の悲運はあったが、GⅠでも大いに見せ場を作っている。

ダービーも安田記念も仕事を果たしていた。

 

最終レースはチャンスがあったのだが、これはブロードアピール化に失敗というか、ペースが遅すぎて出番なし。

「関係者に感謝しています」

どうにかしてほしいというゴールドシップの時のような依頼が、近年の食い扶持というか、横山典弘という騎手のプライドを保つ大きな糧になっているのは確か。

武豊という超えるに越えられない同世代の名手と共に、その足跡もまた、日本競馬の歴史に刻まれていく。

 

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今年も渡英/ディアドラの次走 ~ プリンスオブウェールズS<英アスコット競馬場・1990M・6/17>

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今年もせっせと長期遠征する構えではあったGⅠ2勝の6歳牝馬・ディアドラ。

前走は勝ち損ねた感もあるモハメドユスフナギモーターズC<キングアブドゥルアジーズ・芝2100M>であったが、次走に予定していたドバイでのレースが中止となり、やや目標を失いかけていたところ、ようやく欧州競馬の本格スタートとなって、昨年の挑戦した英アスコット競馬場で行われるプリンスオブウェールズS<1990M・6/17>への参戦の公算が高くなった。

 

また、サンダウン競馬場のビッグタイトルでもあるエクリプスS<1990M・7/4>との両睨みとも伝えられ、いずれにせよ、再び欧州遠征に赴くことが明らかとなった。

少しの衰えもないところを示しつつ、記念すべきサウジアラビア競馬の芝第1レースで、実力の一端を見せながら敗れた後というのもあり、ハービンジャー産駒らしさを体現するべく、再びの戴冠に向けて準備を進めていくことになる。

 

昨年は武豊騎手とのロイヤルアスコット参戦となったが、以降はマーフィー騎手に託された。

何しろ、最初のタッグとなったのがイン強襲のナッソーSである。

一昨年の香港Cも勝ちそびれたところがあって、以降、ややパッとせず。

牝馬限定戦ならば、ほとんど取りこぼしていないディアドラだけに、まだチャンスはありそうだが、休み明けとなる次走は、やや足慣らしに止まるか。

折角の長期遠征である。タフなところをもっと見せてもらいたい。

 

尚、宝塚記念に登録のあったA.オブライエン厩舎のジャパンの回避が決定。

どこかで対決するかもしれない。ムーア兄さんにコントレイルとサリオスの詳報をお伝えする役目もある。

 

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中2週と快時計と… アーモンドアイ、因縁の安田記念へ

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土曜夕刻、6日ぶりのご無沙汰ですと、アーモンドアイを所有、数々のクラブ会員に夢を与える仕事を果たしてきたシルクレーシングのホームページ上で、ついに決定したと掲載されたあのこと。

アーモンドアイ、因縁の安田記念に挑む。

しかし、府中のマイルには、魔物が棲み憑いているのである。

 

安田記念歴代勝ちタイムトップ5

1:30.9

19①インディチャンプ→毎日王冠③

 

1:31.3

12①ストロングリターン→毎日王冠⑦

18①モズアスコット→スワンS②

 

1:31.5

13①ロードカナロア→セントウルS②

17①サトノアラジン→毎日王冠②

 

勝ち馬次走宝塚記念の主な戦績

②88ニッポーテイオー 90オグリキャップ

4着以下

03アグネスデジタルなど5頭

 

ヴィクトリアマイル勝ちタイムトップ3<今年を除く>

1:30.5

19①ノームコア→富士S①<稍>

 

1:31.5

16①ストレイトガール ここで引退

 

1:31.9

11①アパパネ→安田記念⑥

15①ストレイトガール→セントウルS④

 

勝ち馬次走安田記念の主な戦績

①09ウオッカ<前年より0.8秒遅く、Vマイル優勝時より1.1秒遅いタイム>

4着以下

11アパパネなど3頭

 

ブエナビスタもウオッカと同じタイムでVマイル快勝後、宝塚記念でナカヤマフェスタの強襲に屈している。

ホエールキャプチャや3着ながらゴールドシップに完敗のヴィルシーナなども同じ括り。

もう一度速い時計で勝つという離れ業をやってのけるか、雨に救われる形でレコード更新となるか、はたまた…。

競走寿命を縮める高速マイルを経て、元理事長記念の高い壁を突破する三度目の挑戦。

一体、どんな結末が待っているのだろうか。

 

 

→ 「2020年日本ダービー予想特集」はこちら

 

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プリークネスSは10月開催【アメリカ競馬のコロナショック】ケンタッキーダービーに続く順延

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欧州の芝戦線が概ね、数週遅れでのスタートとなったのに対し、特に休みがないアメリカの競馬界は、その他多くの業界と同調する状況となり、世界の競馬先進国の中でも、最大級のコロナショックを食らった格好だ。

 

特に、国家の体系と同じく、様々な興行主が存在するスタイルが日本以上にエキセントリックなシステムの中では異質な、持ち回り開催のブリーダーズCより遥かに歴史が長いアメリカのクラシック三冠戦は、国内で最もコロナが蔓延したニューヨークがある東海岸の主要競走であるがために、早々にケンタッキーダービー<チャーチルダウンズ・ダ10F>の順延が決定。

 

5/2の実施を9/5に変更することが決まっていたが、今度は、次戦のプリークネスS<ピムリコ・ダ9.5F>の開催日がようやく確定。

メリーランド州知事が10/3の実施を、日本時間の17日に発表した。

よって、例年のタイトなスケジュールとは異なり、レース間隔は中1週が中3週へと延びた。

ただ、プリークネスSからまだ未確定のベルモントS<ベルモントパーク・ダ12F>のレース間隔が例年通りであると、前記のBC諸競走と丸被りになるので、ニューヨーク州におけるコロナ関連の対応如何では、そちらの方のスケジュールが後ろ倒し、最悪はドバイでの緊急対応による中止措置のようなことまで想定されるので、不透明な状況はしばらく続きそうだ。

 

第1回BCクラシックの100年以上前から行われてきた、世界のスピード競馬を牽引する種牡馬選定レースの趣が、長いレースの歴史で、最大の変化をする今年。

ドバイ未走から大きく変調をきたしたフルフラットの進路にも、今後は注目したい。

 

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モズアスコット【かしわ記念ブービーから安田記念へ】燃える環境を望む風変わりなフランケル産駒

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5日のかしわ記念では、よもやのブービー6着に終わったモズアスコット。

世界中のマイルカテゴリーをジャックしようと目論んだシーズンだが、気づけば世界中に拡散されていったコロナウイルスの影響で、その予定も頓挫。

 

今季序盤は怪我の功名によるものではなく、芝で頭打ちとなれば、ダート戦のワンターンコースにはいつでも出向く心積もりはあったような矢作調教師の狙った通り、東京のダートでポンポンと2戦楽勝を決めるも、ワンターンでも走り慣れない中京1200の重馬場では大苦戦。

全く気配落ちしないようなところのあるタフガイ・モズアスコットを、どこかに連れていくことには躊躇はない陣営としても、結果が出ないということに悩み続けていたのがよくわかるレース選択と言えよう。

 

思えば、2年前の春に炎の連闘で安田記念を制したモズアスコットは、過激な変化を望んでいる節があった。

海外に容易に出向けないのであれば、マイルというニンジンだけを追いかけて、いつでも出走可能な地方交流重賞のGⅠ<ほぼ全てJpnⅠ>に挑む流れは、年初からの第二候補としてはあったのだろう。

 

高松宮記念参戦後、実にデビュー戦の阪神芝2000M戦以来となるコーナー4つの競馬に挑んだモズアスコットに、ダート適性は感じられたが、全くもってその他においては門外漢のパフォーマンスと映った。

この時もそうだったが、常に-6kg止まりの彼が、昨年の安田記念参戦時は、ひと叩き後の-8kgだった。

理不尽ではなく、燃える環境を望む風変わりなこのフランケル産駒が、往時のアグネスデジタルを超える異能さを発揮すれば、競馬はまた盛り上がる。

 

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よもやの結果【かしわ記念】福永騎手騎乗のブービー人気・ワイドファラオの逃げ切り

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もう春の競馬に参加することはない角居勝彦調教師と管理馬。

昨年はダービーでそっちかい、今回は、お前もいたか…、という正攻法の押し切り勝ちが決まった。

 

5月5日恒例、第32回かしわ記念は船橋競馬場で無観客の下行われ、福永騎手騎乗のブービー人気・ワイドファラオが軽快に飛ばし、直線で他馬の追撃を全く受けず、あっさりと逃げ切って見せた。

管理する角居調教師は、これが最後の挑戦となるかしわ記念を初制覇。

17年前にスターリングローズで制して以来、2度目の制覇となった福永騎手は、青葉賞こそ結果を出せなかったものの、ここ3週間で主要競走を3勝と、再びのダービー制覇へ向けて、いよいよエンジン全開となった。

 

注目の日本人化した外国産JRA騎手2名とレジェンド・武豊らが形成した3強体制は、まず、スタートでユタカ騎手のサンライズノヴァが躓き、直後にデムーロ&ルヴァンスレーヴの復活コンビが掛かり気味の進出、最後は、最大の勝負所で酷い手応えとなったルメール&モズアスコットの最強コンビがフェードアウト…、というなかなかに天晴れな多重事故現象で、皆完敗。

 

普段から意思疎通を図る信頼の長岡&ケイティブレイブが鮮やかに好位抜け出しを狙い、スマートに2着に入ったのとは、あまりにも対照的だった。

荒れる重賞とは、得てして、想定外の出来事が重なった結果とも言えるが、あまりにも必然的な展開だったのかもしれない。

勝ちタイムは良馬場で1:38.6と、平均的な決着。

一方、人気2頭に大井のナンヨーオボロヅキら凡走した組は、皆500kg未満だった。

1分40秒を切れなかったのも、この3頭だ。

 

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惜別の初の京都は波乱スタート【2日目、岩田・松山騎手ら多重落馬事故】単勝万馬券4発の初日から波乱

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まずは、3回京都1日目、25日の出来事。

東京でも発生した単勝万馬券が、何と4度も発生。

ひと開催通しても、中央場所では滅多に出現しない超穴馬の快勝に、穴党でも手に負えない事態は、翌日の大波乱を予兆するには十分な出来事だった、と今となっては思うわけだが。

 

衝撃的な多重落馬事故は、突如として発生した。

26日の京都2日目、前日の1Rでは一連の万券劇場の初回公演が行われ、松若騎手が制したわけだが、翌日に落馬事故に巻き込まれるとは、誰も思わないだろう。

 

1R、3歳未勝利・ダ1200Mの直線入り口。

外々を上がって好勝負必至と思えた3番人気、岩田康誠騎手騎乗のダイヴィンダート号が、スパートをかけるかかけないかのちょうど負荷が最もかかる場面で、左前脚を故障し、転倒してしまった。

このタイミングで、その後ろにいた松山騎手のマーブルレディーが、ダイヴィンダートの外に出そうという感じで進路を見つけようとしていたから、脚を引っかけるられる格好で、馬はその後も進行したが、大きくバランスを崩した際に松山騎手が大きく投げ出されてしまい、その他の出走馬の進路上に放り込まれた形で、少なくとも1頭に踏みつけられた。

 

好位ポジションにいた2頭の落馬事故のあおりを受ける格好で、若手騎手が騎乗する3頭も巻き込まれ、計5頭が競走を中止。

故障馬に騎乗した岩田騎手、騎手では最も大きな被害を受けたことになる松山騎手ら2人は、担架で運び出され、病院へと搬送された。

ただ、岩田騎手は右腕骨折の診断を受けた一方で、松山騎手は大きな骨に特段の異常をきたさなかった。

松山よ、この悪運の強さは使えるぞ。

 

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あと100勝で大台【キングカメハメハ産駒1900勝達成】

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今や、2000勝ジョッキーが2000本安打達成者ほどではないにせよ、高頻度で登場する時代。

レース数そのものが増えているわけではないが、騎乗機会が3日間開催の増加で、分散から集中へと変化してきたのもあるが、100勝することがいとも簡単になっているように見えるのは、エージェント制導入の影響だけではない。

 

一方、社台系種牡馬の活躍もまた、ここ20年不変のトレンド。

気づけば、自らの命が尽きると同時に、一気に産駒が勢いを取り戻して、GⅠをジャンジャン勝っていくというシーンも目撃した。

父サンデーサイレンス、その傑作にして最優良種牡馬のディープインパクトらが、日本競馬で勝つことにかけての第一線であり続けたのと、この種牡馬の果たしたその他大勢とりまとめ役の役割は、同時進行であったからこそ称賛されるべきだ。

 

日曜中山5Rで、カフェキングが勝利。

この結果、JRAのみの通算で1900勝を達成したのが、今は亡き種牡馬キングカメハメハだ。

直接対決こそ、直前で幻となったが、サンデーサイレンス産駒のゼンノロブロイの仔を競り落とすように、進路に各騎手が迷う中、唯一意を決してインを狙ったようなレーン騎手の選択と合わせて、見事な勝利であった。

この馬はこれが初出走。

 

メンバー唯一の未経験馬は、母がエアデジャヴーとサンデーサイレンスの間に生まれたエアマグダラの産駒でもあったから、1番人気での出走。

ただ、虚弱体質の極みと言えた母とは違い、大分渋った馬場でも力強さを見せつけたカフェキング。

2000勝目も彼なのかもしれないと思わせる雰囲気を感じさせた。

この秋から新年を迎える辺りに、その期待は高まっていく。

 

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