フィリーズレビュー2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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フィリーズレビュー2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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フィリーズレビューの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第56回報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)(桜花賞トライアル)
グレード重賞(G2)
日程2022年3月13日 (日)
発走時間15時35分
開催場所阪神競馬場
距離芝1400m
コース右回り
賞金5,200万円
レコードタイム1:19.2

 

フィリーズレビュー予想2022 - 過去10年のデータ傾向

ジュベナイルフィリーズ組は直行の方がいい場合が多いものの、A級馬ほど、年明けのレースをタフに使われていたりする

 

アイムユアーズシゲルピンクルビーが立場こそ違えど、ここで好メンバーを抑えて制し、一方で、アットザシーサイド、レーヌミノル、ヨカヨカなどが人気に応えるまに至らず敗れているといった具合。

好走確率は昔よりもずっと調教技術の進化と、早熟型もかなり増えた影響で過剰支持の本番期待のタイプは除き、ある程度来るものとした方が筋がいい。
ただ、昨年は1番人気のオパールムーンが流れに乗れなかったことからも、本番の桜花賞でも走る馬が勝ち切れないことも多いわけで、チューリップ賞のようにボチボチ好走から逆転の構図にはなりづらく、得意な適性を外回りコース完成後からは、よりスペシャリスト選定の別組の気配と使う側の意図も反映されて、マイルでも長い馬が多くなった印象がある。

とはいえ、メイショウマンボやクイーンズリングといった長距離カテゴリーでも通用の差し馬<血統構成のイメージ通りに育った馬>も名牝となった勝ち馬に名を連ねるから難しい。
両者とも、古馬になってもマイル近辺で好走実績があり、クイーンズリングだと、秋華賞でミッキークイーンの2着に入った翌年、1400に短縮された京都牝馬Sを勝って、秋にはエリザベス女王杯勝ちだから、何となく総合力次第という面もあったりする。

万能性ではアイムユアーズもクイーンS連覇で着差は大きかったが、オークスでも4着であることで、単純能力で上位の馬は連まで絡んでくるイメージはある。
そうしたものがナムラクレア<小倉2歳S勝ち>、キミワクイーン<東京1400で2勝>には感じられなくても、スペシャリストとして買えそうな前々走ジュベナイル完敗もダートと芝で勝ち星ひとつずつのアネゴハダは、いかにも阪神向きの気配であるから、G1になった例のメイショウマンボやレーヌミノルとも似ているローテであり、敢えて買うならこっちがいいのかもしれない。

 

1勝クラスで人気になって負けていた馬が、お宝を運んでくる年も最近多かったのだが…

 

ソルヴェイグリバティハイツといった面々がどうして買えるのか最初はよくわからなかったが、エーポスがエルフィンSでデアリングタクトに完敗も見どころアリのイン詰まりから一変で勝利したことで答えが見えてきた。
人気になった1勝クラス負けの馬は狙い目。

他にも来ているということでもないが、普通は昨年3着のミニーアイルのように、人気になった条件戦を勝ち切ったところでトライアルも好勝負の牡馬的な段階をしっかりと踏んで挑む正攻法組が多いが、それも多くは消えるのが普通。
オープンと条件戦では相手関係が大きく違うから、当然でもある。

しかし、負けていると次はないから勝負を賭けやすい。
無論、消える馬大半であり持ち出しもかなり多くなって然るべき状況になるはずなのに、回収率は100%台では止まらない。
だから、最低限アネゴハダは押さえるべきだし、できれば負けている馬を買いたいところだったが、近年では珍しく、除外対象なしの登録頭数でモチベーションが…。否、ふざけている場合ではないが、夏以来の馬が近15年ほど、弥生賞ではミッキーペトラ、チューリップ賞ではミスパンテール、昔なら旧阪神コース最終年・内回りは今と同じ形態であったアドマイヤキッスなどが来ているから、その名の通りに志の高さを感じさせる休み明けのモチベーションは、出てくるならヤマメ(単勝500倍超で東京の条件戦を勝ったあのお方)クラスの爆発力があるので、そこで完封のブルトンクールがフェアリーSで5着というなら、十分に狙ってみてもいいくらいの根拠はある。

アネゴハダは一応G1出走馬であり、推挙できる根拠も多数。
ならば、条件戦組でマイシンフォニーやサブライムアンセムが穴人気になるくらいであるならという屁理屈で、わけのわからないところのあったガルボの仔<父も娘も清水英克厩舎>ということで、無理くり爆弾をこの中に組み込んでおく。
裏を返すと、変に人気になる条件戦組を買うようなきれいなレースにはならないトライアルとも言える。

 

ダート戦で勝ち星のある馬に絞って狙うのも、攻略の一つの手になる

 

近年の大穴なら二ホンピロアンバーティズトレメンダス、ちょっと前ではベストオブミー、もう活躍馬の牝系検索で頻出となったシュリリー系中興の祖・キョウエイマーチも条件戦を使われていた3戦中2勝ともがダートで、オープンになってから芝を使ってきた経緯がある。
実はそのキョウエイマーチ様の前後には、デビュー戦や初勝利がダートというリトルオードリー、マックスキャンドゥといった懐かしい名前が出てきて、その中でも最も輝いたのが、あの安藤勝己元騎手と共に京都の4歳牝馬特別・前身の名称 で独走を決めた笠松競馬所属のライデンリーダーであった。

マックスキャンドゥと同期の牝馬二冠・ファレノプシス<種牡馬キズナの年の離れた半姉>も、デビュー戦のダートを独走の記録を持つ。
もっと緩やかに、ある程度使いながら育てる文化が世界的な潮流として、一般的な手法であった20世紀までの競馬と、今のトレンドとは明らかに違うわけだが、ダートを使われて勝ち上がった馬がクラシック第一冠を制した例は今世紀でもあって、皐月賞ではあまりも著名なダイワメジャーであり、桜花賞では公営ホッカイドウ競馬でキャリアスタートのアローキャリーやダート2戦とも2着のキストゥヘヴンがウイナー。

トライアルまでなら通用の旧来型の大事な使い出しを意識した、今はあまり聞かれなくなったソエ対策のキャリア形成が、揉まれ弱い馬もまだ多いこの大牧場使い分け全盛の時代に、一枚落ちたレースでは通用の流れにあることを、A級評価を得ていなかった近年のダート好走歴のある穴馬たちから受け取ることできる。
わざわざ買うことはないのだが、後述するが、コンクパールなど芝でもダートでも出世している馬たちと一度ならず毎度毎度対戦の流れにあって、それらの攻撃をもろに受ける先行型としては対戦タフな経験をしてきている。
毎年このパターンでダート血統の馬だとか、好走実績が芝よりもダートに偏っている印象の馬を敢えて狙う攻撃的姿勢を今年も貫きたい筆者とすると、しゃれた結果を残すアネゴハダ<芝もダートも1勝ずつ>よりも妙に肩入れしたくなる、中年の負け犬には心情的な後押しが、かえって彼女の邪魔にならなければと、わけのわからない心配をしてしまう今日この頃なのである。
何を言っているのだろうか。

 

フィリーズレビュー予想2022 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

キレ者を出さないはずの米三冠馬が、日本であれば、牝馬であると芝専門も出すことがある産駒傾向に乗ってみたい

・コンクバールの血統

 

父American Pharoahと言えば、世界的に見ても、初年度産駒であるカフェファラオ<フェブラリーS連覇>が大いに目立っているくらいで、現役時に派手な三冠戦&BCクラシック快勝のイメージとは異なり、ミニマム・サンデーサイレンスのような特性をちょっと出している程度の地味な雰囲気を醸し出すに活躍に止まっている。

だから、ダノンファラオ<ジャパンダートダービー>という二番手に近い存在も日本に登場する以外、ちょっと前に早々の引退・日本での種牡馬入りを決めたヴァンゴッホ<仏・クリテリウムインターナショナル>が2歳の芝G1を圧勝したという記録が、その他の地域で最も大きな勝ち星となっているというような状況で、妙にサンデーサイレンスくさい気配が出ている。

北米圏のダートでサンデーサイレンス直系のマルシュロレーヌが、フロックでも何でも構わないという感じでディスタフを勝ってしまったわけだが、その前年、北米ダートのスターの産駒では実に珍しい芝のG1を当地で制したHarvey's Lil Goilという牝馬が、今のところの、地元におけるトップホース。

重たいダートをこなすダノンファラオ、軽い東京ダート1600で今後の種牡馬入りを決めたようなところのあるカフェファラオらは、レースの格の互換性に怪しい面はあるものの、国際的評価の高い日本の競走馬であるから、G1で活躍している時点でツートップである。
それを追うような存在が、やはりカフェファラオ的な北米血統の申し子のような左回り巧者ながら、芝でしか本気を出さないリフレイム。
4歳になった今年、近3走は芝版のカフェファラオを地で行く、近走全て東京芝1600で3戦2勝・完全連対の流れで、いよいよオープンで走る馬として戻ってきた。

その裏で地味にダートで勝ち星を2つ積み重ねたのが、ここで推すコンクパール。
アメリカンフェイローにいちいち配することはない<現地の人は少なくてもそう思っていたはず>バーナルディーニ産駒の母を持つこの馬は、敢えての正攻法北米快速ラインのベストトゥベストの雰囲気そのままに、高速の夏の小倉1700で圧勝。
これが初ダートであり、芝のオープン級になるコマンドライン、スタニングローズらに芝で敗れた序盤の結果を取り戻したが、セキフウやドライスタウトといった今度はダートのA級馬に対戦を挑んだダートでは完敗。

前走こそ適鞍に近い阪神1400の外枠スタートを利して、逃げ切りを決めるも、煮え切らないところで芝向きのリフレイムと同じように芝で走る=クラシックを一応目指すという道を進むことになった。
バーナルディーニでは、直仔の代にゲンテンやサトノジョリーといった2009年生まれの初年度世代が、芝の重賞で好走している。
後者に関しては、A級芝馬のアイムユアーズが勝ち切ったこのレースで5着に入っており、この馬も直前はダートに道を逃れた後、結果的には関東オークス2着を経た後、秋華賞に出てきている。
芝もダートもなく単なるアメリカンな早熟馬だっただけなのだが、ならばこそ、晩生も結構多いミスプロ系だからこそ、この手の配合で芝向きの馬として成功する可能性は、得意な阪神内回り重賞ということでも、狙いは立ちそうだ。

前走の1勝クラスを勝った内容は、小倉1700で快レコードを叩き出した圧倒的な逃げ切りのそれとは違い、行き脚の差で上手にリードを作った名手福永の好アシストもプラス大の1勝であったように思う。
元々は、番組の関係でダートを使えなかったというのもあって、東京や阪神の1600を逃げるというところからキャリアをスタートさせていったわけだが、狙いが正しいというか中竹調教師が正確な能力判定をした中での相手関係がかなりタフすぎたという敗因もある。

このコンクパール。
すでに重賞好走馬に負けたことがなんと4度もある、強気が裏目に出やすい持っていない女。

  • 新馬戦(自身2着)→勝ち馬・コマンドライン<サウジアラビアロイヤルC勝ち>
  • 阪神・未勝利戦(自身3着)→勝ち馬・スタニングローズ<サウジアラビアロイヤルC3着など>
  • なでしこ賞(自身3着)→勝ち馬・セキフウ<兵庫ジュニアグランプリ勝ち>
  • オキザリス賞→勝ち馬・ドライスタウト<全日本2歳優駿勝ちの3戦全勝馬>

この他で3戦して2勝。

 

フィリーズレビュー予想2022 - レース展開と最終予想

血統背景からも、ノースヒルズでコントレイルとでも交配したいような狙いのあるクロスを生む配合が可能の馬だけに、どっちつかずで何だかお祭り的な一戦で弱い感じを出す似た者同士の雰囲気は全く歓迎ではないところだが、狙って勝ちに行ったところのある前々走の小倉1700で敗れたところで、陣営の狙いは定まったようなところがある。

芝デビューで単調さを感じたところで、北米快速血統には理想の小倉の不良馬場にありつけた3戦目の幸運はレコード勝ちに繋がったものの、その他のアメリカンフェイロー産駒がダート向きとは限らないという性質を示している状況ならば、いずれは芝戦線に出戻る形もあっただろう。
カフェファラオが芝でうまくいかなかったのと、反対に、牝馬では日本のトップクラスであるリフレイムがダートでも芝でも注文がつくというように、初戦は気性に左右されて、得意条件が狭いということは皆が知るところとなっているわけで、ここまでベストの条件に使えていなかったとするのが総評。

コンクパール自身、初ダートとなった3戦目の小倉から前々走の小倉までの4走で連続の1番人気支持。
小倉で快時計は何度も連続して発生していたが、芝のファストフォース<3歳以上の芝1200>、同期のキラーアビリティ<2歳の芝2000>という存在に負けないくらい、条件戦はちょっとした注目馬であったわけだ。
前々走は得意とされた小倉で強気すぎる先行から、まさかの強気スパートの伏兵に潰されるという、ダート良馬場不適の性質が露見した一戦。
良馬場の阪神で、いかにもスタートのいい馬・騎手というコンビが外枠に入った1400戦だというのに、ファンが一旦様子を見たようなところがある。

それが少し派手さを欠いた内容で、今度は3年目の泉谷楓真騎手へのスイッチ。
しかし、この若手はすでにナムラリコリスでパーフェクトライドでの函館2歳S勝ちを決めている、侮りがたき存在。
ああいう結果を見せられると、勝手に好発を決めてくれるタイプの馬でもあり、気難しい同産駒の傾向が序盤の争いでは出てこないところで、やや終いの脚が鈍るという死角も序盤の攻めの騎乗で、かなりいい線まで残っていく可能性を感じる。

ダートでも単純な逃げから、ドライスタウトに完敗のレースでもカラ馬に外から勝負所で被されるといった経験もしているから、意外なほどに引き出しが多い。
近年のフィリーズレビューの勝ち馬では、芝を当然全て使われてきた中でのキャリア4、5戦目という馬が大半というところで、コース形態からハイペース必至、故に逃げ残り不能という展開がほとんどでありながら、数少ない逃げ粘っての馬券内という3頭のうち、ダートに勝ち星のあったティズトレメンダス、二ホンピロアンバーらがその中に入るというのは、大いに味方につけたいところ。

ちょうどフルゲートが18頭になった年からその傾向が止まったという流れを踏まえ、例によって同日中や下で開催の同桜花賞トライアル・アネモネSに出走しそうな馬も一定存在することは間違いない組み合わせでの17頭登録は好機として、好走した暁には、天下獲りを成した暴君を気取っても滑稽だから、一人で勝手に祝杯を挙げてみたいところだ。

 




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