阪神競馬場 コースの特徴と傾向

阪神競馬を予想していくにあたりまず最初に行っておきたいのが阪神競馬場のコース攻略です。
レース結果を見てもキチンと攻略が出来ているのと出来ていないのでは予想精度がだいぶ変わってきてしまうものです。

本来ならば指定席でじっくりと見てみたりパドック状態を分析したりなどできたら更に良いですが
この記事を読むだけでも最低限の知識は得られるように作ってあります。
正しいコース知識を身に着けて、荒れた場合の馬場状態やコースの特徴を知っていけば競走馬の距離適正やリズムなどが見えてくることでしょう。

内回り1200m1400m2000m2200m3000m
外回り1600m1800m2400m2600m-

阪神競馬場のコース攻略POINT

  1. 内回りはパワー勝負
  1. 外回りは瞬発力勝負
  1. ダートに変な癖はない

阪神競馬場 芝1200m データと特徴

阪神競馬場 芝1200m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
音無秀孝5回0回4回16回20%20%36%
逃げ34回10回11回54回31%40%50%

最後の坂は、外から来る差し馬の末を鈍らせるためにある

坂の効果は外回りでは絶大ですが、内回りコースやダート戦ではあまり強烈に影響せず、裏を返せば、そもそもが京都よりタフさが要求される性質を示していると言えます。
含水率の割合に関わらず、極端に差しに固執するタイプに向かず、ダメ元ならば前に行くべきコースです。

阪神競馬場 芝1200mの主な重賞

  1. セントウルステークス

阪神競馬場 芝1400m データと特徴

阪神競馬場 芝1400m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
川田将雅17回14回10回38回22%39%52%
1枠17回22回12回163回8%18%24%

ごちゃつくイメージが先行するのは、短距離戦の割に3コーナーまで距離がとれてフェアな作りであるから!

波乱ムードがプンプンする主要重賞が沢山組まれるコースだけに、怪しい展開を予期するファンも多いですが、格が上がると速い馬の質が底上げされて、
先行激化も少なくないことと関連して、追い込みも一定程度は届くことがあるからでしょうが、基本は前が残ります。

阪神競馬場 芝1400mの主な重賞

  1. 阪神カップ
  1. フィリーズレビュー

阪神競馬場 芝1600m データと特徴

阪神競馬場 芝1600m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
ディープインパクト44回37回44回234回12%23%35%
エピファネイア7回5回4回42回12%21%28%
中内田充正16回9回6回28回27%42%53%

とりあえずディープの時代が過ぎ、少しずつ先行馬に有利な傾向に変化してきた

京都とは違い、阪神はディープ減少時代を体感する実験場になるため、当面の課題は全て、ここで実証されていきます。
初年度世代から桜花賞を産駒が4連覇したことでも分かるように、ディープ天国でしたが、連勝が止まってからは先行馬優勢に。1800より差しは決まりません。

阪神競馬場 芝1600mの主な重賞

  1. 桜花賞

阪神競馬場 芝1800m データと特徴

阪神競馬場 芝1800m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
ディープインパクト56回35回35回172回19%31%42%
藤原英昭10回3回10回31回19%24%43%

枠も脚質もフェアな傾向ながら、ディープ産駒は最後の一滴までおいしくいただきたい

開催重賞の毎日杯は、10年で4勝。その分かり切った適性の影響で、馬券の回収率はいくらか低め。
ただ、物量作戦で『1着 > 2着 ≧ 3着』の黄金比を出している以上、引いたところで得がないの確かで、全ていなくなるまでは…

阪神競馬場 芝1800mの主な重賞

  1. 毎日杯
  1. 中山金杯

阪神競馬場 芝2000m データと特徴

阪神競馬場 芝2000m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
福永祐一13回15回15回41回15%33%51%
斉藤崇史9回9回6回18回21%43%57%
7枠33回25回27回198回12%20%30%

一見するとタイトな作りでも、多頭数の競馬は少ないので、人気馬の実力を見極めておきたい

長く、クラシック前哨戦として使われたコースで、力があれば何とかこなせるコースです。外回りの方がフェアなようで、
日本の芝2000Mで展開が最も安定しているのがこのコース。全く動けないような作りでもなく、ここに合わない中距離型は相当不器用です。

阪神競馬場 芝2000mの主な重賞

  1. 大阪杯

阪神競馬場 芝2200m データと特徴

阪神競馬場 芝2200m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
先行24回17回20回88回16%28%41%
6枠5回4回7回47回8%14%25%

G1を除けば、1コーナーまでに前の方につけていた馬たちの競馬になる!

似たようなレースになるようで、大阪杯の2000Mとは大違いで、溜めすぎるとまず届かない作りです。
かなりの時間をかけて、1コーナーまで走れるため、自在型で不利な要素は一つもなく、はっきりした脚質の方が若干不利になります。

阪神競馬場 芝2200mの主な重賞

  1. 宝塚記念

阪神競馬場 芝2400m データと特徴

阪神競馬場 芝2400m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
ディープインパクト14回16回11回45回16%35%48%
M.デムーロ7回6回0回5回39%72%72%

阪神競馬場 芝2600m データと特徴

 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
福永祐一3回0回0回1回75%75%75%

どちらの距離でも坂を2回上るので、距離相応の適性が重要になる

とりあえず、距離が長い上にスロー確実、坂もあるのでは平坦巧者の出番はなし。
同時に、ダービー馬は出てくれば確実に勝てるレベルの神戸新聞杯の歴史を踏まえても、人気馬の適性が最も重要という狙いの立て方が成立します。

阪神競馬場 芝2400mの主な重賞

  • 神戸新聞杯

阪神競馬場 芝3000m データと特徴

阪神競馬場 芝3000m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
先行4回3回2回12回20%35%45%

阪神大賞典だけの傾向を見れば、極端な策に出てプラスは何一つないとわかる

阪神大賞典で特徴的なのは、逃げ切りの例が全く見られないということ。ただ、ディープインパクトもゴールドシップも勝負所ではもう前の方にいたことを思い出せば、追い込みもまず無理。
スローなら動けばいいし、動けいないのは自信がないからとすれば、強引な策は通用しないのも納得です。

阪神競馬場 芝3000mの主な重賞

  1. 阪神大賞典

阪神競馬場 ダート1200m データと特徴

阪神競馬場 ダート1200m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
飯田祐史10回6回6回45回15%24%33%
6枠50回38回24回338回11%20%25%

基本的に多頭数の競馬になるから、揉まれない枠の方がわずかに有利

坂があるせいか、内枠からの先行押し切りだけが有利なわけではないのが特徴で、後記する1400コースと大まかには差が出ていない若干外有利の傾向ながら、
前に行った方が有利なのは短距離戦だからであって…、とした時、脚質よりも坂をのこなせるかの方が重要に思えます。

阪神競馬場 ダート1400m データと特徴

阪神競馬場 ダート1400m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
森田直行8回5回2回47回13%21%24%
8枠55回38回43回493回9%15%22%

芝スタートで序盤も極端に速くならないため、確実に外枠有利

かつては重賞が2つ行われていたコースで、能力値を素直に反映するフェアな作りではあるものの、芝スタートと3コーナー過ぎからの若干の下り坂で、中だるみはほとんど起きないからこそ、
締まったレースになります。ほぼ平坦の京都と比べると、序盤のラップが安定しているので、芝部分で加速できれば、位置取りで遅れません。

阪神競馬場 ダート1800m データと特徴

阪神競馬場 ダート1800m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
キングカメハメハ27回25回13回155回122%24%30%
先行270回267回220回886回16%33%46%

かつてのチャンピオンコースだっただけのこともあり、実力が問われるコース

まずは先行力が問われ、坂という関門を二度超え、末脚比べでも勝負になるフェアなコースなので、西日本地区では最も高水準のチャンピオンコースになっています。
先行できるに越したことはないので、外枠でも前につける努力は必要ですが、阪神では芝の2000Mと似たコースの作りになるので、うまく溜めを作りたいところです。

阪神競馬場 ダート1800mの主な重賞

  • アンタレスステークス

阪神競馬場 ダート2000m データと特徴

阪神競馬場 ダート2000m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
本田優3回5回2回18回11%29%36%
中井裕二4回0回2回9回27%27%40%

日本で唯一の芝スタートのダート中距離戦も、最内以外で不利はあまりない

JRA唯一のダート2000mコースは、世界的にも珍しい、芝スタートのダート根幹距離コース。従って、無理に作ったところがある、改修後の名物ながら、
特に地方の2000mと繋がりがあるわけでもなく、ただの長距離戦になっています。ダートの中距離にしては逃げ切りが少ないので、差せるパワー型を見つけて狙いたいところです。

阪神競馬場 ダート2000mの主な重賞

  1. シリウスステークス