スプリンターズステークス 予想
目次
1990年に、日本で最初に誕生したスプリント<短距離>GⅠが、このスプリンターズSです。
初期から、日本の短距離界で活躍するトップホースが続々と制し、1993、94年と連覇を果たしたサクラバクシンオーが、偉大なる功績を残すことで、短距離GⅠの存在意義を大いに示すのでした。
スプリンターズステークスの歴代優勝馬
1着馬 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 | 父名 | 備考 | 2着馬 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 | 父名 | 備考 | 3着馬 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 | 父名 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
<2000年> | ダイタクヤマト | 牡6 | 57 | 江田照男 | 16 | セントウルS⑦ | ダイタクヘリオス | アグネスワールド | 牡5 | 57 | 武豊 | 1 | ジュライC<1>(英) | ダンチヒ | ブラックホーク | 牡6 | 57 | 横山典弘 | 2 | セントウルS② | ヌレイエフ | ||
2001年 | トロットスター | 牡4 | 57 | 蛯名正義 | 4 | 安田記念⑭ | ダミスター | メジロダーリング | 牝5 | 55 | 田中勝春 | 3 | アイビスサマーD① | グリーンデザート | ダイタクヤマト | 牡7 | 57 | 江田照男 | 2 | セントウルS② | ダイタクヤマト | ||
2002年(新潟) | ビリーヴ | 牡4 | 55 | 武豊 | 1 | セントウルS① | サンデーサイレンス | アドマイヤコジーン | 牡6 | 57 | 後藤浩輝 | 3 | 安田記念① | コジーン | ショウナンカンプ | 牡4 | 57 | 藤田伸二 | 2 | 函館スプリントS④ | サクラバクシンオー | ||
2003年 | デュランダル | 牡4 | 57 | 池添謙一 | 5 | セントウルS③ | サンデーサイレンス | ビリーヴ | 牝5 | 55 | 安藤勝己 | 1 | セントウルS② | サンデーサイレンス | アドマイヤマックス | 牡4 | 57 | 武豊 | 2 | セントウルS④ | サンデーサイレンス | ||
【2004年】 | カルストンライトオ | 牡6 | 57 | 大西直宏 | 5 | アイビスサマーD① | ウォーニング | デュランダル | 牡5 | 57 | 池添謙一 | 2 | 高松宮記念② | サンデーサイレンス | ケープオブグッドホープ | 騸6 | 57 | B.プレブル | 8 | ジュライC<4> | インチナー | ||
2005年 | サイレントウィットネス | 騸6 | 57 | F.コーツィー | 1 | 安田記念③ | エルモクシー | デュランダル | 牡6 | 57 | 池添謙一 | 2 | 香港マイル⑤(香) | サンデーサイレンス | アドマイヤマックス | 牡5 | 57 | 武豊 | 3 | 安田記念⑫ | サンデーサイレンス | ||
2006年 | テイクオーバーターゲット | 騸6 | 57 | J.フォード | 1 | セントウルS<2> | セルティックスウィング | メイショウボーラー | 牡5 | 57 | 福永祐一 | 10 | セントウルS<7> | タイキシャトル | タガノバスティーユ | 牡3 | 55 | 勝浦正樹 | 16 | 北九州記念⑨ | ブライアンズタイム | ||
【2007年】 | アストンマーチャン | 牝3 | 53 | 中舘英二 | 4 | 北九州記念⑥ | アドマイヤコジーン | サンアディユ | 牡5 | 55 | 川田将雅 | 1 | セントウルS① | フレンチデピュティ | アイルラヴァゲイン | 牡5 | 57 | 松岡正海 | 5 | セントウルS⑤ | エルコンドルパサー | ||
2008年 | スリープレスナイト | 牝4 | 55 | 上村洋行 | 1 | 北九州記念<1> | クロフネ | キンシャサノキセキ | 牡5 | 57 | 岩田康誠 | 2 | キーンランドC③ | フジキセキ | ビービーガルダン | 牡4 | 57 | 安藤勝己 | 6 | キーンランドC② | チーフベアハート | ||
2009年 | ローレルゲレイロ | 牡5 | 57 | 藤田伸二 | 5 | セントウルS⑭ | キングヘイロー | ビービーガルダン | 牡5 | 57 | 安藤勝己 | 2 | キーンランドC① | チーフベアハート | カノヤザクラ | 牝5 | 55 | 小牧太 | 8 | セントウルS④ | サクラバクシンオー | ||
2010年 *2、3位入線馬はそれぞれ着順を繰上げ | ウルトラファンタジー | 騸8 | 57 | H.ライ | 10 | シャティンヴァーズ<14>(香) | エンコスタデラゴ | 3位 | キンシャサノキセキ | 牡7 | 57 | 四位洋文 | 3 | セントウルS取消 | フジキセキ | 4位 | サンカルロ | 牡4 | 57 | 吉田豊 | 7 | セントウルS⑤ | シンボリクリスエス |
2011年 | カレンチャン | 牝4 | 55 | 池添謙一 | 3 | キーンランドC① | クロフネ | パドトロワ | 牡4 | 57 | 安藤勝己 | 9 | キーンランドC③ | スウェプトオーヴァーボード | エーシンヴァ-ゴウ | 牝4 | 55 | 福永祐一 | 7 | セントウルS① | ファルブラヴ | ||
2012年 | ロードカナロア | 牝4 | 57 | 岩田康誠 | 2 | セントウルS② | キングカメハメハ | カレンチャン | 牝5 | 55 | 池添謙一 | 1 | セントウルS④ | クロフネ | ドリームバレンチノ | 牡5 | 57 | 松山弘平 | 9 | キーンランドC⑦ | ロージズインメイ | ||
2013年 | ロードカナロア | 牡5 | 57 | 岩田康誠 | 1 | セントウルS② | キングカメハメハ | ハクサンムーン | 牡4 | 57 | 酒井学 | 2 | セントウルS① | アドマイヤムーン | マヤノリュウジン | 牡6 | 57 | 池添謙一 | 15 | セントウルS⑦ | キングヘイロー | ||
2014年(新潟) | スノードラゴン | 牡6 | 57 | 大野拓弥 | 13 | キーンランドC⑧ | アドマイヤコジーン | ストレイトガール | 牝5 | 55 | 岩田康誠 | 2 | 函館スプリントS⑪ | フジキセキ | レッドオーヴァル | 牝4 | 55 | 田辺裕信 | 5 | キーンランドC② | ディープインパクト | ||
2015年 | ストレイトガール | 牡6 | 55 | 戸崎圭太 | 1 | セントウルS④ | フジキセキ | サクラゴスペル | 牡7 | 57 | 横山典弘 | 11 | 安田記念⑰ | サクラプレジデント | ウキヨノカゼ | 牝5 | 55 | 四位洋文 | 9 | キーンランドC① | オンファイア | ||
2016年 | レッドファルクス | 牡5 | 57 | M.デムーロ | 3 | CBC賞① | スウェプトオーヴァーボード | ミッキーアイル | 牡5 | 57 | 松山弘平 | 2 | 高松宮記念② | ディープインパクト | ソルヴェイグ | 牝3 | 53 | 田辺裕信 | 9 | キーンランドC④ | ダイワメジャー | ||
2017年 | レッドファルクス | 牡6 | 57 | M.デムーロ | 1 | 安田記念③ | スウェプトオーヴァーボード | レッツゴードンキ | 牝5 | 55 | 岩田康誠 | 5 | ヴィクトリアマイル<11> | キングカメハメハ | ワンスインナムーン | 牝4 | 55 | 石橋脩 | 7 | 朱鷺S① | アドマイヤムーン | ||
<2018年> | ファインニードル | 牡5 | 57 | 川田将雅 | 1 | セントウルS「1」 | アドマイヤムーン | ラブカンプー | 牝3 | 53 | 和田竜二 | 11 | セントウルS「2」 | ショウナンカンプ | ラインスピリット | 牡7 | 57 | 武豊 | 13 | セントウルS「5」 | スウェプトオーヴァーボード | ||
2019年 | タワーオブロンドン | 牡4 | 57 | C.ルメール | 2 | セントウルS① | レイヴンズパス | モズスーパーフレア | 牝4 | 55 | 松若風馬 | 3 | 北九州記念④ | スペイツタウン | ダノンスマッシュ | 牡4 | 57 | 川田将雅 | 1 | キーンランドC<1> | ロードカナロア | ||
2020年 | グランアレグリア | 牡4 | 55 | C.ルメール | 1 | 安田記念<1> | ディープインパクト | ダノンスマッシュ | 牡5 | 57 | 川田将雅 | 3 | セントウルS① | ロードカナロア | アウィルアウェイ | 牡4 | 55 | 松山弘平 | 10 | 北九州記念<3> | ジャスタウェイ |
日本の調教馬
タイキシャトル 1997年優勝/顕彰馬
−その他勝ち鞍−
マイルチャンピオンシップ 1997年~1998年
安田記念、ジャック・ル・マロワ賞(仏)1998年
日本の調教馬
デュランダル 2003年優勝
−その他勝ち鞍−
マイルチャンピオンシップ 2003年~2004年
日本の調教馬
ロードカナロア 2012年~2013年優勝/顕彰馬
−その他勝ち鞍−
香港スプリント 2012年~2013年
高松宮記念&安田記念 2013年
外国馬
サイレントウィットネス(香)2005年優勝
テイクオーバーターゲット(豪)2006年優勝
ウルトラファンタジー(香)2010年優勝
スプリンターズステークスの特徴
スタート地点が独特で、3コーナー手前の外回りコースから真っ直ぐにコーナーに入り、中山らしいごちゃごちゃしたイメージというより、位置取り争いはセパレートコースの中でフェアに行われることも影響し、序盤は少しだけ下り坂で加速がつきやすく、一方でゴール前の急な坂の存在もラップを大きく左右するので、まず前半から遅いスローの展開は、ハイレベルのレースほど少なくなります。
スプリンターズステークス 過去10年~20年データベース
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気の馬 | 9回 | 3回 | 1回 | 7回 | 45% | 60% | 65% |
重賞勝利の牝馬 | 5回 | 7回 | 5回 | 48回 | 8% | 18% | 26% |
重賞未勝利の牝馬 | 0回 | 1回 | 1回 | 17回 | 0% | 5% | 11% |
古馬重賞勝ちのある4歳牝馬 | 3回 | 1回 | 1回 | 11回 | 19% | 25% | 31% |
G1掲示板がない牝馬 | 3回 | 3回 | 5回 | 35回 | 7% | 13% | 24% |
両方の条件に当てはまる牝馬 | 3回 | 1回 | 0回 | 4回 | 38% | 50% | 50% |
古馬G1勝ちのある4、5歳の牝馬 | 0回 | 2回 | 0回 | 2回 | 0% | 50% | 50% |
桜花賞を制している4歳牝馬 | 0回 | 0回 | 0回 | 1回 | 0% | 0% | 0% |
キーンランドC敗戦馬 | 2回 | 2回 | 4回 | 38回 | 4% | 9% | 17% |
前年の京阪杯勝ち馬 | 1回 | 1回 | 1回 | 4回 | 14% | 29% | 43% |
池添謙一 | 2回 | 3回 | 1回 | 7回 | 15% | 38% | 46% |
岩田康誠 | 2回 | 3回 | 0回 | 6回 | 18% | 45% | 45% |
M.デムーロ | 2回 | 0回 | 0回 | 1回 | 67% | 67% | 67% |
馬番が⑧ | 4回 | 0回 | 0回 | 16回 | 20% | 20% | 20% |
馬番が⑬ | 3回 | 0回 | 3回 | 12回 | 17% | 17% | 33% |
馬番が④ | 2回 | 3回 | 1回 | 14回 | 10% | 25% | 30% |
前傾ラップになりやすいレースなので、前も後ろも有利ではありません。
(2020年を除く過去10年は、勝ち馬は全て4角⑤〜⑩番手)
4コーナーで10番手以下にいた馬が勝つのは、前が速過ぎたか、単純に勝ちタイムが平凡でどの馬でも走れるレベルに低下したからであって、その他沢山あるマイル以上の重賞レースと同様、極端な作戦に出る馬に有利な競馬ではありません。
もっとはっきりしているのが、不良馬場の2度しか逃げ切りがないように、前に行きすぎるのも厳しいレース。
無難に5番手以下から、直線でそこまで温存していた末脚を爆発させるのが、勝利に一番近い作戦となります。
歴史上、連覇や2年連続連対、最大はデュランダルの3年連続連対まであるので、スプリンターには走りやすいコースだからこそ、前年の好走で過剰な人気になることが、あまり死角になることのないGⅠというのは、他のレースとは違うところではあります。
サクラバクシンオーは2番人気で最初の勝利を挙げ、翌年が断然支持で連覇という偉業も成し遂げていますが、3歳時にも3番人気で出走して、逃げの手に出るも6着でした。
スプリンターズステークスの攻略ポイント
大まかな傾向はすでに記したとおりですが、決定的に重要なポイントとなるのが、重賞の勝ち負けがこれまであったかどうかではなく、評価をまずされているかどうか。
高評価であるなら、勝つ確率は格段に上がるというほど甘くないとはいえ、重賞を勝っていても人気がないということは、強くはないとされているに等しいわけで、単純能力を競う争いにおいて、その時点で普通は苦しいわけです。
重賞未勝利馬は過去何度か制していますが、GⅠ2着の実績や芝1200Mで人気馬たちと同格の好走率があり、時計が遅くなったので台頭というだけで、その後も活躍しました。
1番人気の勝率が5割を切っていても、3着以内には8割方入ってくる傾向からも、評価されている馬を切るレースではないと言えます。
スプリンターズステークス2020【予想】|過去の傾向と予想オッズ分析
2020年10月4日(日)芝1200m外回り:スプリンターズステークス(G1)の枠順発表後の最終予想です。
出走予定馬の前走などパドックから調べた意見や、予想オッズ分析から狙い目と思われる人気馬やレコードも期待される穴馬、回避馬などの解析もまとめました。
荒れる要素も多く含む今回の大レースを単純な指数だけに惑わされることなく、
馬場状態やサインを見極めて的中率UP&高額配当を狙います。
スプリンターズステークス2020の出走予定馬(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|
1 | ダイメイプリンセス | 秋山 真一郎 | 55 | 502kg |
1 | モズスーパーフレア | 松若 風馬 | 55 | 508kg |
2 | ダノンスマッシュ | 川田 将雅 | 57 | 470kg |
2 | キングハート | 北村 宏司 | 57 | 504kg |
3 | メイショウグロッケ | 浜中 俊 | 55 | 464kg |
3 | ライトオンキュー | 古川 吉洋 | 57 | 512kg |
4 | ミスターメロディ | 福永 祐一 | 57 | 494kg |
4 | ダイメイフジ | 菱田 裕二 | 57 | 520kg |
5 | ダイアトニック | 横山 典弘 | 57 | 476kg |
5 | グランアレグリア | C.ルメール | 55 | 492kg |
6 | ラブカンプー | 斎藤 新 | 55 | 450kg |
6 | ビアンフェ | 藤岡 佑介 | 55 | 560kg |
7 | レッドアンシェル | M.デムーロ | 57 | 478kg |
7 | エイティーンガール | 池添 謙一 | 55 | 456kg |
8 | クリノガウディー | 三浦 皇成 | 57 | 490kg |
8 | アウィルアウェイ | 松山 弘平 | 55 | 482kg |
日程:2020年10月4日(日)中山競馬場
賞金:1億1,000万円
スプリンターズステークスの歴代成績- 過去10年~過去20年データ
開催年 | 馬場 | 歴代優勝馬 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
2000 | 稍 | ダイタクヤマト | 牡6 | 57 | 江田照男 | 16 |
2001 | トロットスター | 牡4 | 57 | 蛯名正義 | 4 | |
2002(新潟) | ビリーヴ | 牝4 | 55 | 武豊 | 1 | |
2003 | デュランダル | 牡4 | 57 | 池添謙一 | 5 | |
2004 | 不良 | カルストンライトオ | 牡6 | 57 | 大西直宏 | 5 |
2005 | サイレントウィットネス | 騸6 | 57 | F.コーツィー | 1 | |
2006 | テイクオーバーターゲット | 騸6 | 57 | J.フォード | 1 | |
2007 | 不良 | アストンマーチャン | 牝3 | 53 | 中舘英二 | 4 |
2008 | スリープレスナイト | 牝4 | 55 | 上村洋行 | 1 | |
2009 | ローレルゲレイロ | 牡5 | 57 | 藤田伸二 | 5 | |
2010 | ウルトラファンタジー | 騸8 | 57 | H.ライ | 10 | |
2011 | カレンチャン | 牝4 | 55 | 池添謙一 | 3 | |
2012 | ロードカナロア | 牡4 | 57 | 岩田康誠 | 2 | |
2013 | ロードカナロア | 牡5 | 57 | 岩田康誠 | 1 | |
2014(新潟) | スノードラゴン | 牡6 | 57 | 大野拓弥 | 13 | |
2015 | ストレイトガール | 牝6 | 55 | 戸崎圭太 | 1 | |
2016 | レッドファルクス | 牡5 | 57 | M.デムーロ | 3 | |
2017 | レッドファルクス | 牡6 | 57 | M.デムーロ | 1 | |
2018 | 稍 | ファインニードル | 牡5 | 57 | 川田将雅 | 1 |
2019 | タワーオブロンドン | 牡4 | 57 | C.ルメール | 2 |
出走予定馬の血統や最終追い切りから予想!
アウィルアウェイの血統
アウィルアウェイ | ジャスタウェイ | ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo(サンデーサイレンス系) |
アイリッシュダンス | トニービン | |||
シビル | Wild Again | Icecapade(ニアークティック系) | ||
シャロン | Mo Exception | |||
ウィルパワー | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector(ミスタープロスペクター系) | |
マンファス | Last Tycoon | |||
トキオリアリティ― | Meadowlake | Hold Your Peace(プリンスキロ系) | ||
What a Reality | In Reality | |||
平坦巧者なのは確かだが、時計を要する馬場では兄インディチャンプよりも破壊力がありそう。
加えて、3歳以降で直線に急坂のあるコースでは悉く敗れているのに、ほとんどが休み明けで道悪のレースばかり。
チャンピオンになるにはそういった弱点の克服も大切だが、
考えようによっては毎年タフな馬場になる高松宮記念のような雰囲気が今の中山の状況と酷似していると仮定した場合、父ジャスタウェイや叔父リアルインパクトのように、皆が苦しむような馬場質にフィットし、国外でも活躍した彼らの血の後押しは、大舞台でこそ活かされたとして何も不思議はない。
推し材料
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3回 | 1回 | 1回 | 11回 | 19% | 25% | 30% |
割引材料
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3回 | 3回 | 5回 | 35回 | 7% | 13% | 24% |
しかし、両方を足し合わせると、
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3回 | 1回 | 0回 | 4回 | 38% | 50% | 50% |
案外、GⅠ実績だとかマイル近辺に集中する牝馬重賞の成績はあてにならず
若い牝馬の牡馬混合重賞での実績と上がり目を丹念に見極めつつ、「中央4場」での古馬重賞勝ちと括ると、更に着外の馬は消える。
4歳の牝馬で高松宮記念の前に古馬重賞を勝つ馬は、斤量面の恩恵が3歳時より少なくなるので基本的には別格であることが多い。
人気でも買い!グランアレグリア
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
0回 | 2回 | 0回 | 2回 |
人気だと割り引き
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
0回 | 0回 | 0回 | 1回 |
サンプル数は少ないが、クラシック戦を制した牝馬の上がり目はあまり大きくないので、元気そうなら押さえればいいという感じだろう。
穴なら買い!ライトオンキュー
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
2回 | 2回 | 4回 | 38回 | 4% | 9% | 17% |
複勝回収率 84%<当然人気薄ばかりなので、ワイドや3連複で面白い>
【穴では消し】
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1回 | 1回 | 1回 | 4回 | 14% | 29% | 43% |
複勝回収率 63%<人気馬しか絡んでこないので、絞るしかない>
両方に当てはまる馬もいて来ていないケースもあるが、派手な勝ち方ができる馬なので、キーンランドC連対でも人気が落ちる今回は、買ってもいいように思う。
脚質と距離適性を読む!今の中山の馬場なら特殊なラップも?
諸々の足し引きなどを考えて
上がりがとてもかかるぞという中山でこそ、活きのいい若手を推すべきという謎の論法を用いて…。
とかなんとか、屁理屈を重ねていくと、グランアレグリアは恐らくは負けるだろうという結論に至ったのである。
牝馬がずっと強い傾向は、この秋の入り口付近に定着したスプリンターズSだからこそ、
よりその恩恵を受けることができると踏んだ。
二度目の騎乗、この前は高松宮記念でコンビを組んでいた松山騎手騎乗のアウィルアウェイから入りたい。
何せ、不発の時と激アツの時のコントラストで、今年の有力馬のそれと全く同じなのだから、こういう切り口から狙いを立てるのも面白い。
2歳夏のデビューからポンポンと連勝し、京王杯2歳Sこそ、尋常でないスローペースでファンタジストとの無敗馬対決に敗れた後は戦績が安定していないようで、良・稍重馬場の芝1200、1400では
【4 1 2 3】
なのだから、複勝率は7割ということになる。
このレースは、日本の芝のスプリント路線の頂点を極めるG1競走だから
1200M戦における安定した成績が求められる。
スプリンターズステークス2020のレース展開と想定
ちなみに、短距離専門の馬で複勝率5割以下でも勝ち切ったのは
オーストラリアやハッピーヴァレーではただのスプリンターでしかなかった香港のウルトラファンタジーくらいなもの。
ある意味、【0 0 0 0】タイプはアリなのかもしれない。
今年はそういう馬はいない。本命候補のグランアレグリアも、一応連対率、複勝率双方で100%だ。
あまりアテにならないという考えでも、それはそれで正しい。
スプリンターズステークスの過去傾向データ
そこで、過去30回行われたスプリンターズSについて
今年のように上がりがすごくタフだったレースをピックアップしてみた。
過去の参考レース
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気の馬 | 8回 | 4回 | 1回 | 7回 | 40% | 70% | 75% |
重賞勝利の牝馬 | 5回 | 7回 | 5回 | 48回 | 8% | 18% | 26% |
重賞未勝利の牝馬 | 0回 | 1回 | 1回 | 17回 | 0% | 5% | 10% |
これがまた、12月開催時代に上がりを最も要した良馬場のレースというのが
当たり前であった頃の結果と、驚くほど符合している。
開催年 | 前半−後半3Fずつのラップ/秒 | 競走馬 | 位置取り(3角−4角) |
---|---|---|---|
2006年 | 32.8−35.3 | テイクオーバーターゲット | ①−① |
*これ以前は、12月開催
開催年 | 前半−後半3Fずつのラップ/秒 | 競走馬 | 位置取り(3角−4角) |
---|---|---|---|
1999年 | 33.2−35.0 | ブラックホーク | ⑤−④ |
1998年 | 32.9−35.7 | マイネルラヴ | ⑦−② |
1997年 | 32.6−35.2 | タイキシャトル | ④−④ |
1991年 | 32.2−35.4 | ダイイチルビー | ⑫−⑪ |
20年前まで、前週には朝日杯<当時は3歳S>、翌週には有馬記念が行われていた師走の中山の番組だったから、その最初の3Fに最後のそれを合わせた即席のレースラップ表もまた参考になる。
開催年 | 朝日杯ラップ | 有馬ラップ |
---|---|---|
1999年 | 33.5−37.6 | 39.1−35.3 |
1998年 | 35.1−36.4 | 37.5−36.4 |
1997年 | 34.3−36.5 | 36.0−37.5 |
1991年 | 35.4−35.6 | 34.9−36.1 |
これをピックアップしていくうちに気が付いたのだが
前後の主要競走、ここでは重賞と括るが、芝の良馬場でこのような超前傾ラップが発生していた際に、安定して前傾ラップのスプリンターズSでは、毎度似たようなラップが発生しているのだ。
ただし、1990年代の前半は、何故か暮れの中山が高速馬場だったことで
4歳牝馬を引き合いに出したデータとして使えるダイイチルビーの結果は
翌週の有馬記念が2:30.6という今でも速いタイムで決着していた年で、あまり参考にならないか。
今年の中山の重賞に当てはめた場合、
<計算式:最後のラップ−最初のラップ>
- 紫苑S ・・・−0.4・スローペース
- 京成杯AH ・・・+0.6・ミドルペース
- セントライト ・・・−0.2・スローペース
- オールカマー ・・・−3.2・歴史的スロー
<2006年の場合> *紫苑Sは重賞ではなかったので除く。
- 京成杯AH ・・・+1.0・ハイペース
- セントライト ・・・+1.0・ミドルペース
- オールカマー ・・・−0.9・スロー寄りのミドル
中距離戦は、例年はもっとマイナス幅が大きくなって
オールカマーより少し上がりが遅いくらいが普通だから、普段と比べたら格段に上がりを要していることになる。
スプリンターズステークス2020の最終予想
引き合いに出した20世紀中のスプリンターズS出走馬は、1か月前のマイルチャンピオンシップ<マイルCS>を使われていることも多かった。
人気を裏切らないタイプほど、そのローテで来ていた。
グランアレグリアの1:31.6の安田記念圧勝からの直行ローテは、理論上合理的でもリスクはかなり大きい。
加えて、どんなに速くなっても1分7秒台はかなり厳しい想定タイムの見立てもある。
高速ラップでも極端な前傾ラップにはならない今の東京での実績は、かなりの死角。
だからこそ、
- シルクロードS
→33.9−35.1 (良馬場) +1.2
<1着 アウィルアウェイ 35.3−33.7>
- 北九州記念
→32.4−35.4 (稍重) +3.0
<3着 アウィルアウェイ 33.9−34.2>
この結果、上がりの掛かる良馬場向きと断言して、何の不安もないだろう。
ちなみに、グランアレグリアの全5勝のレースラップを同じ計算をして書き出すと、
- 新馬 ・・・ −2.4
- サウジアラビアロイヤルC ・・・ −2.7
- 桜花賞 ・・・ −2.1
- 阪神C ・・・ +0.3
- 安田記念 ・・・ −0.1
安田記念のバランスラップに耐え切れたのは、何よりの成長の証である一方で、
- 高松宮記念 ・・・ +0.3
<2着 グランアレグリア ・・・ −2.5>
ちなみに、
<11着 アウィルアウェイ ・・・ −1.3>
決め手のある両者が、キャラの違いを顕在化させたようなデータを挙げたにもかかわらず、並び立つという計算は少し強引だが、それだけ特殊な馬場であるならば、
- スプリンターズS ・・・ +1.5
という究極のラップを作ったモズスーパーフレアが勝ったことになっている高松宮記念の再現をすることは、小倉ほどではないにせよ、前掛かりになる中山では不可能。
絡まれてグランアレグリアに呑まれても、違う馬の台頭をまた誘導するだけ。
北九州記念や昨年のパターンに持ち込んで、パワー勝負をすることは見えているのだから、経験値に頼らずとも、その解に大幅の乖離は生じ得ない状況に思える。
差し脚自慢は他にもいるが、挙げると最後は死角が目立つ。
見えないものまで問われるのがGⅠであるが、競馬場そのものが変更されたわけではない。
理解できる範囲の狂いが生じ、相応の結果がもたらされると仮定すれば、こういう考えで詰める論法があってもいい。
スプリンターズステークス2020【結果】|レース動画と結果速報
【レース結果速報】脚の次元が違うグランアレグリアが圧勝!1着グランアレグリア(2.2倍)2着ダノンスマッシュ(5.1倍)3着アウィルアウェイ(60.9倍)
JRA(中山)G1:スプリンターズS 2020の結果配当・最終オッズと払い戻し
着順 | 枠 | 馬番 | 競走馬 | タイム | オッズ | 着差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 10 | グランアレグリア | 1:08.3 | 2.2 | - |
2 | 2 | 3 | ダノンスマッシュ | 1:08.6 | 5.1 | 2 |
3 | 8 | 16 | アウィルアウェイ | 1:08.7 | 60.9 | 1/2 |
4 | 4 | 7 | ミスターメロディ | 1:08.8 | 23.7 | 1/2 |
5 | 8 | 15 | クリノガウディー | 1:09.0 | 46.1 | 1 |
単勝 | 10 | 220円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 140円 | 1番人気 |
複勝 | 3 | 180円 | 3番人気 |
複勝 | 16 | 680円 | 9番人気 |
枠連 | 2-5 | 570円 | 2番人気 |
馬連 | 3-10 | 530円 | 1番人気 |
ワイド | 3-10 | 310円 | 2番人気 |
ワイド | 10-16 | 2120円 | 21番人気 |
ワイド | 3-16 | 3150円 | 30番人気 |
馬単 | 10-3 | 790円 | 1番人気 |
3連複 | 3-10-16 | 10,430円 | 32番人気 |
3連単 | 10-3-16 | 22,540円 | 63番人気 |
スプリンターズステークス2020 - レース後コメント(騎手/調教師)
「グランアレグリアの強さは素晴らしいです。スタートはゆっくりで1200mのリズムを見つけられず後ろの位置になりました。心配しましたが、パニックになることなく直線はすごくいい脚で伸びてくれました。ペースが速かったので前の馬は止まりましたがこの馬はゴール前まで速い脚をつかってくれました。
G1シリーズが始まり、その最初のG1を勝つことができて嬉しいです」グランアレグリア(C.ルメール騎手)
スプリンターズステークス2020 - レース結果動画(YouTube)
データ分析とレース回顧
色々と普通ではないことが起きていたが
筆者もぞっとするようなポジショニングだった○と◎の2頭が、最近テンのダッシュ力に磨きがかかりすぎて、強気の先行までしてしまうとオーヴァーペースなってしまうからちょっと調整するくらいの加減をして逃げる松若騎手の習慣がモズスーパーフレアにも影響を及ぼし、何かに恐れるようにして怒りを抑えきれない雰囲気のビアンフェに執拗な圧を受けて、内枠の利を活かせずという展開で、漁夫の利ではないが、馬場状態と合わせてある意味では、あのチンタラ走った2頭の陣営とすると、期待以上の展開ではあった。
それにしてもである。
こういう展開で、もしも、正攻法の抜け出しをかけたダノンスマッシュの後ろにいたくらいなら、もっと違うタフな坂の攻防になると思ったのだが、藤沢和雄調教師が、
「わざと作り上げなかった」
とさえ思えた、シャープさを全て奪ったような作りが、これまた、自慢の末脚に持続力を与えることになり、大幅体重増の死角さえも覆い隠した。
何度となく組んできた黄金コンビながら、最近、少し冴えない両者のここぞの場面でのパフォーマンスに反し
土曜日から頭がキレているルメール騎手の心持ちの変化も、グランアレグリアの気ままな走りにはすべてプラスになった。
レースの展開は、32.8−35.5であり、先週よりはずっと気候が穏やかで、また晴れの日も多かった分の馬場のハード化も見られたが、どう考えても前傾ラップ見え見えのレース構成は、誰の目にも明らかだったから、誰も推定タイムの推測で勘違いをすることはなかったはず。
加えて、昨年の主力級だった2〜4着馬がちゃんと仕上げて出てきていた。
ただし、モズスーパーフレアは少し体形に変化が出たのか、妙にバランスが整いすぎていた気配で
ダノンスマッシュは元々ガッチリ体形ではなかったが、スマートに映す姿が相変わらずで、武器のレベルアップがなかなか叶わないアメリカンタイプの完成早の死角が、いよいよ弱点になってきていたような感じがした。
さりとて、互いが賢明に頑張り、昨年と全く同じような仕掛けをしたミスターメロディも内容は悪くないから、グランアレグリアがいかに馬鹿馬鹿しいほどの能力差を誇っていたかが分かる。
優勝した異次元の勝ち馬・グランアレグリアの血統
グランアレグリア | ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason(サンデーサイレンス系) |
WishingWell | Understanding | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | Lyphard(リファール系) | ||
Burghclere | Busted | |||
タピッツフライ | Tapit | Pulpit | A.P. Indy(シアトルスルー系) | |
Tap Your Heels | Unbridled | |||
Flying Marlin | Marlin | Sword Dancer(ニジンスキー系) | ||
Morning Dove | Fortunate Prospect | |||
タピットが母父に入り、これがボールドルーラー系の未来を明るくしたような存在になったがために
割と分かりやすいスピードタイプをドンドン送り込むのだが、かなりディープインパクトの影響も強く受け、
サンデーサイレンス系と好相性のニジンスキーやテディ系の種牡馬も入ることで、ムラではあっても、かなり芝で迫力のあるパフォーマンスが可能な血統背景を大きな武器として、ここまでやってきた。
外から被されると脆いのは、ナスルーラ直系の脆さであり、ワンペースなのはボールドルーラー系の宿命。
しかし、ボリューミーな体に仕上げることで、わざと序盤から行きたがる面を強制的に抑え込むことができるわけで、そこまではやらないだろうと思っていたが、かつて失敗のタイキシャトル的仕上げで、今回は大爆発だった。
ディープインパクトのキレではなく、こういう能力はシアトルスルーやニジンスキーといった歴史的三冠馬の血縁あってのもので、ただこの三者全ては、無敗での三冠達成者であった。
まあ、次戦はいずれも負けていることまで同じなのだから、メリハリのつけ方も何となくグランアレグリアに通ずるものがあるのも、偶然ではないはずだが。
力が有り余る天才少女は、今が伸び盛りなのであろう。
秋の天皇賞でアーモンドアイを返り討ちにしようとどこかで画策する陣営のこと。
望みを繋げるだけではなく、競走馬としてのステータスに、芝の根幹距離三階級制覇のダビスタ的暴論を可能とするナリタブライアンの幻の青写真に、今最も近づこうとしているのが、グランアレグリアなのかもしれない。
負けても口惜しくない立場にまで格を上げ続けてきた陣営が、次にどんなドッキリを仕掛けてくるのか、ファンも記者たちも気になって仕方がない。
抑えが利けば、2000Mなど何でもないように思うが。
面白いポジショニングというより、そういうキャラクターとすべきアウィルアウェイは、奇しくもそれと同期の牝馬。
元々、グランアレグリアと同じくらい将来を嘱望されていた才能の持ち主である。
ジャスタウェイ的急成長を期待したが、まだ、グランアレグリアのパツンパツン感はなく、当然の未完成品であったが、ギアが重い割に、助走距離が今回のようにしっかりと取れると、価値はともかく、2着入線もあり得た末脚は本物になりつつある。
興味の大半は、エーティンガールやライトオンキュー、レッドアンシェルへの末脚であった多くのファンの穴狙いは、期せずして外差し有利となった馬場状態を睨んで、シンザン作戦敢行の人馬の迫力によって、見事に雲散霧消と化した。
あのコース取り。松山弘平という男の本懐であろう。
短距離は元々得意で、牝馬との相性も頗る良い。
外枠で調子もよさそうだった7枠の2頭が、坂でもがいているのが、何とも痛快であったろう。
さすがは、無傷の三冠を目指す騎手の技量である。
1分8秒台で駆けたのは、4着のミスターメロディまで。
気合いで上がってきたようなところのあるクリノガウディーのスプリント適性は改めて、この大一番ではわずかに見られたが、高松宮記念の走破タイムは、理想なら1:08.5だったろうから、流れに乗れていない中で、1:09.0なら納得だろうか。
しかし、この馬は右回りの方がいいのではないのか。
いや、それを今また取り消そうとしている4歳シーズンなのか。
元気に高松宮記念に出てきた時、誰が乗っているかが、まずは注目になる。
三浦騎手で悪くはないように思うのだが、さて。