秋華賞 予想
1996年に、それまで3歳限定の牝馬GⅠとして長く定着していたエリザベス女王杯を古馬に開放した関係で、最初、10月の京都開催の3週目に新設されたのが芝2000Mの秋華賞です。
桜花賞が1600Mというスタンダードな条件であるために、オークスがしばらく浮いた存在になっていましたが、強い牝馬にとってはこれの上なく走りやすい条件である秋華賞が歴史を積み重ねていった結果、2003年のスティルインラブを初めに、
エリザベス女王杯が最終戦だった時代は1頭だけだった牝馬三冠は、近10年で急増し、2019年までに秋華賞での三冠達成者は計4頭となり、2020年にはついに、デアリングタクト無敗での三冠を達成しました。
ちなみに、2021年と2022年は京都競馬場で改修工事が行われていた関係で、阪神競馬場で開催されたため、データを集める際には慎重にしておきたいところです。
| 馬名 | 年度 |
|---|---|
| スティルインラブ | 2003年 |
| アパパネ | 2010年 |
| ジェンティルドンナ | 2012年 |
| アーモンドアイ | 2018年 |
| デアリングタクト | 2020年 |
| リバティアイランド | 2023年 |
秋華賞の特徴
距離設定はオーソドックスでも、コーナー4つで、またタイトな小回りコースであるために、締まった展開になれば先行勢の粘り込みは望み薄で、逆に遅くなると、まず差し追い込みは物理的に届かない展開になるなど、当初から爆発的な波乱が頻発するレースとして、穴党には挑みがいのあるレースでした。
しかし、三冠馬が続々誕生する昨今は、レースの質もメンバーのクオリティにしても、高水準で安定化したため、断然支持の馬がよもやの敗北という結果にはならない、本来あるべき根幹距離GⅠの姿を見せています。
秋華賞の歴代優勝馬
| 開催年 | 1着馬 | 騎手 | 人気 | 前走 | 父名 | 2着馬 | 騎手 | 人気 | 前走 | 父名 | 3着馬 | 騎手 | 人気 | 前走 | 父名 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010年 | アパパネ | 蛯名正義 | 1 | ローズS④ | キングカメハメハ | アニメイトバイオ | 後藤浩輝 | 6 | ローズS① | ゼンノロブロイ | アプリコットフィズ | 武豊 | 2 | クイーンS① | ジャングルポケット | |
| <2011年> | アヴェンチュラ | 岩田康誠 | 2 | クイーンS① | ジャングルポケット | キョウワジャンヌ | 飯田祐史 | 7 | ローズS③ | ハーツクライ | ホエールキャプチャ | 池添謙一 | 1 | ローズS① | クロフネ | |
| 2012年 | ジェンティルドンナ | 岩田康誠 | 1 | ローズS① | ディープインパクト | ヴィルシーナ | 内田博幸 | 2 | ローズS② | ディープインパクト | アロマティコ | 佐藤哲三 | 6 | 1600万③ | キングカメハメハ | |
| 2013年 | メイショウマンボ | 武幸四郎 | 3 | ローズS「4」 | スズカマンボ | スマートレイアー | 武豊 | 2 | 1000万① | ディープインパクト | リラコサージュ | 池添謙一 | 15 | ローズS「18」 | ブライアンズタイム | |
| 2014年 | ショウナンパンドラ | 浜中俊 | 3 | 紫苑S【2】 | ディープインパクト | ヌーヴォレコルト | 岩田康誠 | 1 | ローズS① | ハーツクライ | タガノエトワール | 小牧太 | 4 | ローズS② | キングカメハメハ | |
| 2015年 | ミッキークイーン | 浜中俊 | 1 | ローズS② | ディープインパクト | クイーンズリング | M.デムーロ | 5 | ローズS⑤ | マンハッタンカフェ | マキシマムドパリ | 幸英明 | 7 | 1000万① | キングカメハメハ | |
| 2016年 | ヴィブロス | 福永祐一 | 3 | 紫苑S② | ディープインパクト | パールコード | 川田将雅 | 4 | 紫苑S⑤ | ヴィクトワールピサ | カイザーバル | 四位洋文 | 8 | ローズS「3」 | エンパイアメーカー | |
| 「2017年」 | ディアドラ | C.ルメール | 3 | 紫苑S① | ハービンジャー | リスグラシュー | 武豊 | 4 | ローズS③ | ハーツクライ | モズカッチャン | M.デムーロ | 5 | ローズS⑦ | ハービンジャー | |
| 2018年 | アーモンドアイ | C.ルメール | 1 | 優駿牝馬① | ロードカナロア | ミッキーチャーム | 川田将雅 | 5 | 1000万① | ディープインパクト | カンタービレ | 武豊 | 3 | ローズS① | ディープインパクト | |
| <2019年> | クロノジェネシス | 北村友一 | 4 | 優駿牝馬③ | バゴ | カレンブーケドール | 津村明秀 | 2 | 紫苑S③ | ディープインパクト | シゲルピンクダイヤ | 和田竜二 | 10 | ローズS④ | ダイワメジャー | |
| <2020年> | デアリングタクト | 松山弘平 | 1 | 優駿牝馬① | エピファネイア | マジックキャッスル | 大野拓弥 | 10 | 紫苑S<4> | ディープインパクト | ソフトフルート | 藤岡康太 | 9 | 2勝① | ディープインパクト | |
| 2021年 | アカイトリノムスメ | 戸崎圭太 | 4 | 優駿牝馬② | ディープインパクト | ファインルージュ | C.ルメール | 2 | 紫苑S① | キズナ | アンドヴァラナウト | 福永祐一 | 3 | ローズS① | キングカメハメハ | |
| 2022年 | スタニングローズ | 坂井瑠星 | 3 | 紫苑S① | キングカメハメハ | ナミュール | 横山武史 | 2 | 優駿牝馬③ | ハービンジャー | スターズオンアース | C.ルメール | 1 | 優駿牝馬① | ドゥラメンテ | |
| 2023年 | リバティアイランド | 川田将雅 | 1 | 優駿牝馬① | ドゥラメンテ | マスクトディーヴァ | 岩田望来 | 3 | ローズS① | ルーラーシップ | ハーパー | C.ルメール | 2 | 優駿牝馬② | ハーツクライ | |
| 2024年 | チェルヴィニア | C.ルメール | 1 | 優駿牝馬① | ハービンジャー | ボンドガール | 武豊 | 5 | 紫苑S③ | ダイワメジャー | ステレンボッシュ | 戸崎 圭太 | 2 | 優駿牝馬② | エピファネイア | |
| 2025年 | エンブロイダリー | C.ルメール | 2 | 優駿牝馬⑨ | アドマイヤマーズ | エリカエクスプレス | 武豊 | 5 | 京成杯オータムH⑪ | エピファネイア | パラディレーヌ | 丹内祐次 | 6 | ローズS⑧ | キズナ | |
| 2026年 | モンローウォーク | 戸崎圭太 | 1 | ローズS① | キズナ | ギャラボーグ | 横山和生 | 7 | 桜花賞② | ロードカナロア | ドリームコア | C. ルメール | 2 | 紫苑S「3」 | キズナ |
<良は無印/着順○・<稍>「重」【不良】
オークス出走馬が年を追うごとに優勢の傾向です。
過去10年をとっても、優駿牝馬<オークス>→ローズS、紫苑S、直行のいずれかの馬が、実に6頭勝利していて、残る4頭も、春の牝馬重賞やトライアルに参戦していた馬で、例外のアヴェンチュラは古馬混合のクイーンSを勝ってから参戦、オークスの後に自己条件を勝って紫苑S経由のディアドラ以外は、紫苑Sの2着馬ということで、実質、勝ちパターンは固定化されつつあります。
単穴の紫苑S、本流のローズS、才能あるなら直行という感じでしょうか。
また、桜花賞連対馬は前走好走の差し馬が良い傾向にあります。
先行して快勝の桜花賞の再現を、この秋華賞でもできたという馬は強烈なメンツばかりで、
- 1997年 2着 キョウエイマーチ
- 2001年 1着 テイエムオーシャン
- 2007年 1着 ダイワスカーレット
一方、差し脚質で秋華賞馬となった桜花賞連対馬はというと、
- メジロドーベル
- ファレノプシス
- ジェンティルドンナ
- アーモンドアイ
スティルインラブは3角5番手でそこから押し上げていって、直線は楽々抜け出し。
アパパネだと⑤−④という通過順位でほとんど同じ。
ただ、三冠馬がトライアルで崩れたのに対し、差しの4頭は皆前走も勝っているので、意外と、桜花賞で差してきた馬の方が安心な面はありそうです。
秋華賞 過去10年のデータベース
| 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気が優勝 | 4回 | 1回 | 1回 | 4回 | 40% | 50% | 60% |
| 優駿牝馬1~3着の馬 | 5回 | 1回 | 2回 | 3回 | 45% | 55% | 73% |
| 優駿牝馬4~8着の馬 | 0回 | 0回 | 0回 | 5回 | 0% | 0% | 0% |
| 優駿牝馬9着以下の馬 | 0回 | 0回 | 0回 | 8回 | 0% | 0% | 0% |
| 紫苑Sの連対馬 | 3回 | 1回 | 0回 | 13回 | 18% | 24% | 24% |
| 紫苑Sで3着以下の馬 | 0回 | 0回 | 0回 | 13回 | 0% | 0% | 0% |
| オープン本賞金獲得馬 | 0回 | 3回 | 0回 | 20回 | 0% | 13% | 13% |
| ローズS1~3着 | 1回 | 3回 | 4回 | 17回 | 4% | 16% | 32% |
| 前々走がオークス | 0回 | 1回 | 2回 | 18回 | 0% | 5% | 14% |
| 札幌開催の重賞 | 0回 | 0回 | 0回 | 6回 | 0% | 0% | 0% |
| 2勝クラス/関西圏特別戦 | 0回 | 0回 | 2回 | 8回 | 0% | 0% | 20% |
| 2勝クラス/関東圏特別戦 | 0回 | 0回 | 0回 | 5回 | 0% | 0% | 0% |
| 2勝クラス/北海道戦 | 0回 | 1回 | 0回 | 1回 | 0% | 50% | 50% |
秋華賞 攻略のポイント
春の開催からは半年近く未使用期間があり、1分58秒台で決着するのが当たり前で、相当な道悪になっても、2分は切っていますから、牝馬の重賞としては極めて高水準のレベル。
過去の勝ち馬全てに共通することは、1800M以上の芝での実績というより、ハイペースをマイル以上の距離で経験済みか否かがポイント。
2000M以上に実績集中の上り馬を除けば、本流組が強いわけで、必ずどこかでハイレベルの重賞や古馬との厳しい戦いを経験しているはず。
これにスローの経験しかないショウナンパンドラように極悪馬場での好走実績が加われば、まず堅いでしょう。
秋華賞2026の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
秋華賞2026の予想と最終追い切りの予想を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
| レース名 | 第31回秋華賞(G1) |
| グレード | 重賞(G1) |
| 日程 | 2026年10月18日(日) |
| 発走時間 | 15時40分 |
| 開催場所 | 京都競馬場 |
| 距離 | 芝2,000m |
| コース | 右回り |
| 賞金 | 1億1000万円 |
| レコードタイム | 1:56.1 |
秋華賞2026予想-予想オッズ/出馬表(馬柱)/出走予定馬の馬体診断/想定騎手/最終追い切り評価(枠順確定)
秋華賞2026の予想オッズと登録馬
| 枠順 | 馬番 | 出走予定馬 | 騎手 | 性齢 | 斤量 | 予想オッズ | 人気 | 1週前追い切り | 最終追い切り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ギャラボーグ | 横山和生 | 牝3 | 55.0 | 17.9 | 7 | 栗東・CW・良(横山和) 7F 97.4-65.8-51.3-36.7-11.8(一杯) ロイドウェバー(一杯)の内0.6秒追走・同入 | - |
| 1 | 2 | テイエムアイラン | 富田暁 | 牝3 | 55.0 | 57.4 | 13 | 栗東・坂路・良(助手) 800m 53.4-39.3-26.1-12.9(馬なり) | 栗東・坂路・良(助手) 800m 54.1-40.0-25.5-12.2(馬なり) |
| 2 | 3 | マスターソアラ | 武豊 | 牝3 | 55.0 | 10.7 | 3 | 美浦・ウッド・良(助手) 6F 85.1-69.6-53.9-38.6-11.6(馬なり) ランブルスコ(末強め)の内1.9秒追走・0.1秒遅れ | 美浦・ウッド・良(助手) 4F 54.4-39.7-12.4(馬なり) |
| 2 | 4 | エンネ | 坂井瑠星 | 牝3 | 55.0 | 11.5 | 4 | 栗東・坂路・良(助手) 800m 59.5-44.0-29.4-14.6(馬なり) | - |
| 3 | 6 | ラベルセーヌ | 荻野極 | 牝3 | 55.0 | 12.3 | 5 | 美浦・ウッド・良(助手) 6F 85.3-68.6-53.3-38.1-11.5(馬なり) マイネルリシャール(強め)の外0.3秒追走・0.4秒先着 | 美浦・ウッド・良(荻野極) 6F 84.8-69.0-54.5-39.6-12.1(馬なり) |
| 3 | 5 | タイセイボーグ | 西村淳也 | 牝3 | 55.0 | 27.4 | 10 | 栗東・CW・良(西村淳) 7F 96.0-65.0-50.4-36.1-11.6(馬なり) | - |
| 4 | 8 | モンローウォーク | 戸崎圭太 | 牝3 | 55.0 | 1.8 | 1 | 栗東・CW・良(調教師) 6F 81.9-65.9-50.9-36.1-11.2(馬なり) ヴィルマリー(直強め)の内0.3秒追走・クビ先着 | - |
| 4 | 7 | バースデイフライト | 田山旺佑 | 牝3 | 55.0 | 93.9 | 15 | 栗東・坂路・良(助手) 800m 55.3-40.2-24.8-12.0(馬なり) カズタンジャー(一杯)を0.7秒追走・0.5秒先着 | - |
| 5 | 9 | スウィートハピネス | 佐々木大輔 | 牝3 | 55.0 | 23.9 | 9 | 栗東・CW・良(助手) 6F 81.8-65.4-50.8-36.4-11.6(一杯) コスモストーム(稍一杯)の内0.2秒追走・クビ遅れ | 栗東・坂路・良(佐々木大) 800m 54.1-38.4-25.0-12.6(末強め) |
| 5 | 10 | ナイスプレーアスク | 岩田康誠 | 牝3 | 55.0 | 97.3 | 16 | 美浦・ウッド・良(助手) 6F 82.8-65.8-51.3-37.4-11.6(直強め) ゼンダンタカ(末強め)の外0.2秒先行・0.2秒先着 | 美浦・ウッド・良(助手) 6F 83.2-66.4-51.5-37.4-11.7(馬なり) ゼンダンタカ(馬なり)の内0.2秒先行・0.1秒先着 |
| 6 | 12 | カナルサンマルタン | 岩田望来 | 牝3 | 55.0 | 21.3 | 8 | 美浦・ウッド・良(助手) 5F 65.2-50.2-36.3-11.3(馬なり) アドマイヤウルトラ(一杯)の内1.0秒追走・0.2秒先着 | 美浦・坂路・良(助手) 800m 54.2-39.0-24.9-12.0(馬なり) |
| 6 | 11 | ガーネットフレア | 北村友一 | 牝3 | 55.0 | 50.4 | 12 | 栗東・坂路・良(助手) 800m 56.1-41.0-26.3-12.5(馬なり) | - |
| 7 | 13 | ドリームコア | C.ルメール | 牝3 | 55.0 | 5.8 | 2 | 美浦・ウッド・良(助手) 6F 82.0-65.4-50.1-36.3-11.6(G前仕掛け) サレジオ(馬なり)の内0.6秒追走・同入 | - |
| 7 | 14 | サムシングスイート | 松山弘平 | 牝3 | 55.0 | 14.3 | 6 | 美浦・ウッド・良(助手) 6F 82.7-66.0-50.9-36.9-11.4(馬なり) ミライヘノティアラ(馬なり)の内0.6秒追走・同入 | 美浦・ウッド・良(助手) 6F 83.9-66.9-51.4-36.8-11.3(馬なり) アールプロスト(馬なり)の内0.2秒追走・0.1秒先着 |
| 8 | 16 | ハヤブササキチャン | 吉田隼人 | 牝3 | 55.0 | 27.7 | 11 | 栗東・CW・良(助手) 6F 83.9-67.5-52.4-36.8-11.2(直強め) | - |
| 8 | 15 | フェスティバルヒル | 浜中俊 | 牝3 | 55.0 | 83.0 | 14 | 栗東・CW・良(浜中俊) 6F 83.0-66.4-50.7-35.8-11.4(馬なり) リュウノフライト(馬なり)の内0.1秒追走・0.4秒先着 | - |
| 8 | 17 | ロザーンジュ | 今村聖奈 | 牝3 | 55.0 | 187.5 | 17 | 栗東・CW・良(今村聖) 6F 85.0-68.1-52.6-37.3-12.3(馬なり) ハギノコラソン(一杯)の外1.2秒先行・0.2秒遅れ | - |
秋華賞2026①(脚質別)
| 脚質 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ馬 | 1回 | 3回 | 1回 | 19回 | 4.2% | 16.7% | 20.8% |
| 先行馬 | 5回 | 3回 | 3回 | 56回 | 7.5% | 11.9% | 16.4% |
| 差し馬 | 14回 | 9回 | 15回 | 118回 | 9.0% | 14.7% | 24.4% |
| 追い込み馬 | 0回 | 5回 | 1回 | 97回 | 0.0% | 4.9% | 5.8% |
秋華賞2026②(枠順別)
| 枠順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 0回 | 4回 | 3回 | 31回 | 0.0% | 10.5% | 18.4% |
| 2枠 | 2回 | 2回 | 3回 | 32回 | 5.1% | 10.3% | 17.9% |
| 3枠 | 5回 | 0回 | 2回 | 33回 | 12.5% | 12.5% | 17.5% |
| 4枠 | 2回 | 4回 | 1回 | 33回 | 5.0% | 15.0% | 17.5% |
| 5枠 | 0回 | 3回 | 2回 | 35回 | 0.0% | 7.5% | 12.5% |
| 6枠 | 4回 | 3回 | 2回 | 31回 | 10.0% | 17.5% | 22.5% |
| 7枠 | 5回 | 2回 | 4回 | 45回 | 8.9% | 12.5% | 19.6% |
| 8枠 | 2回 | 2回 | 3回 | 50回 | 3.5% | 7.0% | 12.3% |
秋華賞2026③(種牡馬別)
| 種牡馬 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| キズナ | 23回 | 8回 | 4回 | 90回 | 18.4% | 24.8% | 28.0% |
| エピファネイア | 14回 | 13回 | 12回 | 95回 | 10.4% | 20.1% | 29.1% |
| キタサンブラック | 12回 | 13回 | 7回 | 50回 | 14.6% | 30.5% | 39.0% |
| レイデオロ | 7回 | 3回 | 5回 | 42回 | 12.3% | 17.5% | 26.3% |
| ロードカナロア | 6回 | 5回 | 4回 | 25回 | 15.0% | 27.5% | 37.5% |
| サトノダイヤモンド | 6回 | 1回 | 5回 | 35回 | 12.8% | 14.9% | 25.5% |
| ブリックスアンドモルタル | 5回 | 6回 | 7回 | 25回 | 11.6% | 25.6% | 41.9% |
| ジャスタウェイ | 5回 | 5回 | 1回 | 17回 | 17.9% | 35.7% | 39.3% |
| ゴールドシップ | 5回 | 3回 | 4回 | 62回 | 6.8% | 10.8% | 16.2% |
| ハービンジャー | 4回 | 18回 | 8回 | 51回 | 4.9% | 27.2% | 37.0% |
秋華賞2026 - 過去10年のデータ傾向
単冠でもタイトルのある馬しか来ていない秋華賞
近年ほど、オークス組有利の傾向であるものの、タイトルのない馬は1番人気で惨敗の流れは、ずっと続いているという事実を基に、モンローウォーク軽視の論調は、薄っすらと拡大する可能性はある。
トライアル快勝のビッシュ、ダノンファンタジー、カムニャックらだけでなく、前走札幌とのコントラストが意外であったアエロリット、ソダシなど、前走の内容で売れすぎた馬は、思ったよりもパフォーマンスダウンの歴史は案外長い。
それこそ、ファインモーション<外国産馬にクラシック出走権がない、その最後の時代の被害者>の無敗制覇以降で、クラシックノンタイトルの1番人気馬は、トライアル2勝のアドマイヤキッス、デニムアンドルビーも消えているから、それこそ、正真正銘の令和の-というフレーズがしっくりくるモンローウォークのスター性を疑う余地はどこにもないのは事実だ。
まあ、重箱の隅をつつくだけの要素に過ぎないので、トールポピーもソダシも叩いたのに不発という拗らせ発生の悲劇はあったが、阪神開催や雨馬場連チャンなどの要素も絡むから、スターであったなら…、という見立てで有耶無耶にしておくのも、賢い選択なのかもしれない。
紫苑組Sは重賞昇格後で、最も厳しい時代を迎えてはいるが…
2016年のG3昇格→後にG2格上げの紫苑Sは、春の阪急杯、オーシャンSのように、求められる質の関係で本番と距離が同じということもあって、高松宮記念は穴好走馬を多く送り込み、秋華賞には、あっと言わせるような大物を送り込むことで知られる。
ただし、今の紫苑Sは、スタニングローズ優勝<トライアルと連勝>から、いい流れが止まっているような印象。
コース形態の違いから、本番との互換性が問題になりやすいローズSは、もう、コロナ禍の前から怪しげな傾向を示していたが、オークスから直行の馬が強い傾向も、実は、気になるというよりは、使った方にもリスクがあるという問題が、暑熱対策にも絡んで複雑であるから、そこまで踏み込んでいっても仕方ないところだろう。
紫苑Sは一旦負け組のレッテルを張られた組の巻き返しなり、急進勢力がより加速していくための、ベストチョイスのトライアルであったから、人気負けのドリームコアは、転厩して再度いい流れに乗せられそうなところで、負け組の巻き返しを期待するなら、この組を配当の伸びしろに活用できそうだから、選り好みせず、大体全部押さえる手法でいきたい。
右回りというよりも、小回りコーナー4つをこなしきれるか不明も、秋のルメール祭り<特に10月の前半が圧倒的>が3年続けてドカンときているので、ここに関しては、鎮まるのを確認してから、またやりやなったなとしてみたいという悪趣味な買い方で、邪な気持ちだけで対抗。
母が出られなかった舞台ということではオークスと全く同じだ。
ローズS勝ち馬だけは来る傾向
カムニャック、ジュエラー、レッツゴードンキらが、見事に消えたことは、今年は桜花賞馬回避、オークス勝ちから直行の芝無敗馬という構図がイレギュラーで、その他の扱いは限りなく、ほぼ勝ち馬だけにチャンスありの大勢は、あのような競馬になってしまって…、無理な推しの手は通用しない感じもあったから、素直に、ここからモンローウォーク・1番人気確定的の筋読みでも、怖いことはしないようなスタンスでいく。
ひとまず、2018年のアーモンドアイから、オークスから直行のオークス連対馬や春二冠いずれも3着のここからトップランナーとなったクロノジェネシスら、わかりやすい力上位の組がほぼ安定して好走していることから、昨年は怪しかったが、ローズSが消耗戦になりすぎて、エンブロイダリーのやる気が復活してきたことも影響して、軍配は久々に桜花賞馬に上がったレース。
今年はオークス勝ちの馬が、怪しいタイプでも王道ローテで出てくる。
そうした中で、トライアルとして伏兵を送り込む側に変わったローズSからは、ノンタイトルであるトライアルホースばかりが3頭来ている。
ただし、いずれも勝ち切れずに、勝ち馬の強さに屈した結果。
圧倒できそうなタイプと見るか、そうではないと見るか。
3連単から入るファンが多いこのレースの見立てからも、ここの部分の不明確な部分をクリアできた時にだけ、モンローさんの独走劇を楽しみに待つファンの幸せな週末が待っているのかもしれない。
天の邪鬼でも買わねばならない鉄板の馬とは、筆者は認識していないが、明らかにエンジン性能が違うことだけは確かである。
コース適性の一点で粗探しは、北海道の競馬からも無理筋だから、あとは多頭数だけの死角に限られる。
敵が強力というよりかは、自分との戦いのはなるが、面白い挑戦になる
ダイワドレッサー、レッドアネモスら、1800では侮れないラジオNIKKEI賞組が例外枠に加わるというデータはあるが、サトノレイナスが故障でダービーからの転戦はなかったから、初代チャンプのファビラスラフィンが決めたNHKマイルCから直行、その他、今年がギャラボーグが該当する桜花賞からの故障明けぶっつけローテは、近年では、レース質に絡んで、好ましからずという風潮もあるのか、全く存在しないという傾向なので、ギャラボーグが筆者の眼には輝いて見えてしまった。(笑)
こんなものは、サクラスターオーの皐月賞ぶっちぎり→菊花賞ぶっつけの、危険なレベルの二冠<予期するには十分だった次走有馬記念での故障であった、陣営は完調ではなかったことを後に認めている>だから、本物の何か魅力的なものを秘める、競走馬版の横山典弘的なキャラでないと面白くとも何ともない結果に終わることは見えているのだが、オーナーサイドの言い分も少々通りやすい臨戦過程ということもあって、あの男の長男が始動戦に相応しいとなって、これが奇遇にも、モンローウォークの再始動戦から連続騎乗していたこともあって、もっとニヤニヤ。
ほぼ病欠のような格好でここを回避したキラキラコンビと比して、G1で連対2度なのに、負けキャラ確定にも等しい未だ1勝の高額獲得賞金馬であるギャラボーグは、変なところが違うというだけで、本番というか、勘所でしっかり魅せるタイプのセンサーがありそうなキャラクターが気になる。
どうせ押さえるのだから、ローズS失墜の本命馬・タイセイボーグにしっかりと先着しているスターアニスの2番手が、そんなものを超越した存在となりつつあるモンローウォークやジュウリョクピエロなどより、こちらの方に魅力を感じるのは仕方がない。
滅多に集まらないとんがったキャラが2つ、淀の夢舞台で邂逅することはなかったが、じゃじゃ馬扱いだった故障明けの馬が、いきなり能力全体のシナリオを、筆者は熱く期待する。
ジュベナイルフィリーズでの出会いから、その前によく見ていたことを考え直し、桜花賞で自身の本命であったから、東京惨敗の後の巻き返しでもあり、逆境に強いタイプと筆者勝手に思い込み、それを信じて已まないのである。
秋華賞2026- 出走予定馬の血統/成績/タイム
巡り合わせでロードの主戦に代わった一戦から再開される熾烈な覇権争いに期待
ギャラボーグの血統
この馬の8代母にあたるEscutcheon<エスカッチョン>から広がるファミリーの中に、実は、牝馬三冠のアパパネが混じっていることを、事細かに調べていく中で気づいて、勇気をもらった筆者。
参照データに活用しているネット競馬の血統表に、ファミリーナンバーが付記されるようになったから、はっと思っただけのことであるが…。
つまり、父が同じキングカメハメハの血を持つことと、北米系のノーザンダンサー系が入り込む配合は、母父のスライゴベイがヘイロー×バラードのよく日本で見る配合の母馬から誕生していることからも、この点のアドヴァンテージで、厳しいローテをフォローできないかどうか、色々と画策。
はっきりしたのは、ここで問われるのはロードカナロアの距離適性の幅の問題であり、アーモンドアイの枠外指定は当然としても、これもヌレイエフクロスが変則的できついものがあった中で、サンデーサイレンスの影響力も母父としてダイレクトに受けるキャラ付けもあったから気づかないが、サートゥルナーリアもベラジオオペラも、サンデーサイレンスはもうひとつ奥まったポジションに入り、どちらにも欧州系の血統背景を持つノーザンダンサー系が入る構成。
単純に良血なのではなく、狙った配合で成功したならば、スピード能力で他より優勢に運べるロードカナロアから生まれた産駒は、単純なディープ、ハーツクライ配合では、ロードカナロアが強く出るけれども<ディープ肌のブレイディヴェーグはエリザベス女王杯勝ちも、決め手比べの牝馬重賞しか勝っていない>、それ以外であれば、バランスよく配合のイメージ通りに成功例を示せる万能性はあるのだ。
カナダ産の欧州血統である母レシキールーは、あと一歩感のあった母父シベリアンエクスプレスから代を重ねることで誕生したアンクルモーが種牡馬として活躍することで、いいところがぼやけそうなサドラー×ヘイローの父スライゴベイの鈍らな印象をも、ロードカナロアのパワーも活用し、打ち消すことになると、ダノンスコーピオンのような成功が見られるが、本来はもっと完成は父のように遅いのでは…。
鞍上選択に変化があった今、長い目で見た方がいい配合である。
キングマンボ×サドラーの相似形で、日本人は幾度となく、いい思いをしてきたのだから<凱旋門賞で負かされたワークフォースもいる>、この季節に期待するのは、決して悪手ではないだろう。
秋華賞2026 - レース展開と最終予想
様々、やり様がない感じのモンローウォーク対抗策を無理くりにでも生み出そうと施行を巡らせる中で、さすがにオークスでは難しいだろう…、と思っていた桜花賞本命のギャラボーグが、久々に顔を出してきたので、早速、新たなるシンデレラ候補に指名することに決めた。
何も、取り柄がないような完全なダークホースを狙う手もあるが、前に行くモンローウォークマークになるレースの組み立ては見えている。
前に行けないわけではないギャラボーグが、いきなりの先行策をとるという筋書きは、大いにアップセットの予感がする展開を呼び込むものであろうことは間違いないのだが、それを期待するには、少し脚の具合を悪くした<フレグモーネで参戦予定だったオークスを回避>ことから、休み明けの状況。
初代王者のファビラスラフィンのように、エアグルーヴが異変を生じ、伸びを欠く直線で、正々堂々の好位からの抜け出しが決まったシーンを、多くのファンは、ファインモーション<これで5戦全勝>にそれを思い起こしたが、その通りになるなら、今度はエアグルーヴ側の中団前めからの抜け出しを狙って…。
シナリオはエアグルーヴ1強の時に似た構図。
対抗馬の1頭は、重賞3勝のヒシナタリーだったが、大いに共倒れだった。
エリモシックやロゼカラーの枠に、誰が入って来るのか。
ファインモーションは完全に1強で、クラシック組は総崩れ状態だった。
モンローウォークが1強ならば、過去の圧勝劇に似た展開になる。
三冠馬があれだけ、後年に出てきたことを思えば、その前の話は無駄にも思うが、ジュウリョクピエロ二冠が立ち消えた中であっても、決して、相手はそこまで弱くないならば、ファビラスラフィンのように、NHKマイルC無敗挑戦で1番人気に推され…、というような記録を持っている馬がいいとなった。
休み明け、G1参戦歴のある好走実績もあった馬。
速い馬でもあるは、強い馬でもあるギャラボーグが、今度こそ勝つシーンに期待をする。
新馬からずっと強い馬と当たっていて、オルネーロと次戦未勝利のマテンロウゲイルは、共に、オープン勝ちもあるG1出走馬。
ねじ伏せたマテンロウは、ダービー5着の実績もあって、古馬初戦は1番人気に推されている。
その主戦である横山和生騎手が、これまで乗ってきた関西の腕利きに変わって、手綱を握るというシーンは、地方を中心に活躍するロードの勝負服が一番似合う騎手であるから、杉山晴紀厩舎の馬に乗るという以外は、意外性は全くない。
現に、急展開の鞍上変更は、意外にもホームの美浦よりも、遠く離れた栗東の厩舎からの依頼の方が、いくらか多いという傾向もある。
次の第3戦と本番の5戦目では、川田騎手や西村騎手らと共に戦い、いずれもスターアニスの速い決め手に屈し、力は示しながら、力及ばずの2着。
中間、新潟デビューにも拘らず、東京で大いに人気を裏切るひどい競馬はあったが、阪神ジュベナイルフィリーズのレース内容、この時は、そこまでスターアニスと離されたという内容ではないから、明らかに挑戦面の不安が、精神的な未熟さとフィジカルそのもののリカバリーが万全ではないということもあった、3度は修正を加えても、まだ川田騎手は真っすぐ走らせられないという状況に、結果、繋がったのであろう。
心機一転の西村騎手と迎えた桜花賞で、その素振りは一切なかった。
課題はコース1周の競馬と、休み明けの実戦という2点。
やったこともないのに、事前に問題があるということは、調教の内容を見極めただけで、どうにかなるわけでもないし、案外、大箱のコースでこそ、手前をきっちり変えないと直線は持ちこたえられないのだから、結局、騙しがきかないシーンで、敗因に直結する可能性は予測されても、跳びが大きいモンローウォークにしたって、出がいつもいいから、本当に小回りがあっているということは疑問であるはず。
相手も頭数も、今回は大分勝手が違う。
ギャラボーグに新馬戦から期待した筆者からすれば、エンジンの掛かりに不安が内容で、いざ追い出してみると、案外、ギアチェンジがスムーズにいかないことはあった。
次戦もあり得ないくらいの超スローだったが、同じように詰めが甘いマテンロウゲイルだから、スピード能力のわずかな差で、パワー勝ちした印象。
ハイペース何でまるで経験がなかった次戦以降のマイル戦は、阪神ではどのような流れにも対応して、絶対的な速さを持つスターアニスのストロングポイントが前面に出たというだけで、しかし、東京で似たようなペースを予測した中で、モタモタしたのは事実でも、内にもたれた要因の一つは、やはり、溜めてスパッと切れるタイプではないということだろう。
本質的に、キレの要素を備えないタイプであるから、馬自体をその気にさせられる、スマートで丁寧なエスコートのできる鞍上を、陣営は求めていた可能性はある。
松山騎手なんかは本当は合っているが、対モンローウォークという構図で、ジュウリョクピエロもまたあり得ないところから飛び込んできた可能性にも留意をした時、実は、この馬の一見鈍らなイメージの末の伸びに、距離延長での短い直線であるからこそ、直線いっぱいにいい脚を持続させることが、勝利に近づくという可能性で、キレに特化した相手に伍して、モンローウォークと同じタイミングで仕掛けた時、速い流れを経験しているという強み<モンローウォークはいつも前にいるから、速い流れを作られると、意外と仕掛けのタイミングが難しい>が、一番行かせるのは秋華賞であるのかもしれない。
阪神開催も含め、ここ10年最高の1000M通過ラップは、後に府中牝馬S連覇を決めるセキトバイーストがチェルヴィニア二冠の年にすっ飛ばしていった際の57.1秒。
各通過ラップが、2歳戦ならばコースレコード級のラップで行って、レースそのものは60秒で上がっているから、上位勢は強い。
反対に、ポジションを取りに行った本命馬・リバティアイランドが出てきた時は、反対に、稍重で61.7秒。
特殊な組み立てを強いられる中で、自分の型を外しながら、仮想敵・イクイノックスに備えたジャパンCへの周到な準備から、マスクトディーヴァの強襲を受けるも、川田騎手が単にお釣りを残しただけのレース。
スローの展開とはいえ、それでも、リバティアイランド自身が生み出したような最後の1ハロンは11.4秒である。
当時、問答無用で世界最強の芝中長距離馬であったイクイノックスを倒しに行くのは当然である。
前が速くならないのは、先行馬が人気のマーク態勢重視の展開になるからであり、本当は今まで通りに、モンローウォークは前に行きたいが、もしも、最高の状態で使えたギャラボーグであるなら、59秒前後の流れであるなら、好位受けするだけの基本能力がある。
脚の故障の類ではないから、もしも、ロードカナロア譲りの成長力を示したなら、ヴィクトリアマイルでスターアニスの対抗馬、もしくは、注目の再戦となった時、この馬のスケール感が大いに発揮される最初のレースが、ここであっても不思議はない。
エンブロイダリーやカムニャックなど、年上のタレントがよほど勝ち続けない限りは、来年も健在だろうが、桜花賞の内容からも、簡単にへこたれない走りをする総合力勝負の馬であるとここで証明したなら、いつでも挑戦権をもつことにもなる。
もしかしたらの可能性に、エルコンドルパサや代を経た別ラインから出たドゥラメンテ-タイトルホルダーのように、凱旋門賞で前に行けそうな配合であるギャラボーグに、その内の1頭に携わった和生騎手が、ある種の開発に成功をしたのなら、歴史的長休明けの秋華賞制覇<言わずもがな、1996年以降、オークス以前の前走から出走の参戦馬が勝利したことはファビラスラフィンを置いて他にはいない>にも繋がるわけで、元より大出世レースである特性から、ドバイを愛したヴィブロス<2016年優勝、ドバイターフを翌年から1、2、2着>以上に、それこそ、元主戦の取り損ねた海外タイトルを…、何てこと、勝ってから言うものか。
無事完走を第一目標に、ここを一足飛びに軽く勝ち抜けば、単なるレコードクラッシャーに止まらない可能性がある。
兄の背も知る川田騎手は、この馬についても、やり残したことがあるはず。
父の最年長G1制覇記録をわずかに後ろにずらした<少し前に引退のマテンロウオリオン>因縁の血統で、モンローウォークの背を知る男の無理のないリードが、思わぬ波乱を呼び込むと、ここは信じるしかない。



