気になる枠順の有利・不利

競馬の枠順とはご存じの通りコースのどこを走るかといった順番のことであり、インコース(内側)から1枠、2枠と数字が若い順に並べられます。

枠順の決め方は抽選であり、それぞれの枠には騎手が被るヘルメットの色で分類されており各枠順色もしっかり定められています。

どこまで内枠と呼ばれるのかなどたまにご質問頂きますが、基本的に内枠と呼ばれるのは1枠~3枠のことを指します。

枠順の確定時間はいつ?

JRAの場合、出馬表は基本的に2日間に分けて発表されます。木曜日の16時くらいに出走馬が確定し、土曜のレースに関しては金曜日、日曜のレースに関しては土曜日に枠順や馬番号が決まった出馬表が発表されます。

枠順別の勝率や勝ちやすい枠は?

枠順の見方としてはまずは発表された枠順別のデータを分析していくことからになります。

全てのレースやコースで内枠こそが有利であり1枠こそが勝ちやすいという考えはナンセンスです。

無論、芝やダートなどによっても大きく変わってくるシビアな部分ですのでとりあえず内枠だから買うという考えは一旦置いておいて問題ありません。

また、競馬界に伝わる名言として中野渡は「日本ダービーに出させてほしい。枠順は大外でいい。他の馬の邪魔は一切しない。賞金もいらない。この馬の能力を確かめるだけでいい」と話していました。
こういったことからも外回りは不利だなどと感じるかもしれませんが一概にそんなことは言い切れません。
外からでも勝利している馬はたくさんいます。

まずは該当のレースやコースの過去データを調べて枠順別の傾向を徹底的に調べ上げることが勝利への近道になってくることでしょう。

ここではそんな枠順の決め方や考えたについて詳しく説明していきたいと思います。

競馬の枠順の有利・不利について解説

普段は枠順を気にしない競馬ファンも、ある特定のコースについては神経を払うようです。例えば外枠が有利な中山のダート1200M、内枠が有利な阪神の芝1600Mなどです。

中山ダート1200Mは、スタートしてダートコースに入るまでのしばらくは斜めに横切る芝コースを走るため、芝の部分を長く走ることができる外枠が有利となるのは理論的にも明らかです。

また、阪神芝1600Mはスタートしてすぐにコーナーを迎えるため、外枠の馬にとってはよほどの好ダッシュを決めないかぎり、いきなりコーナーの外をまわるという大きな距離ロスを生じるコースです。

以上のように枠順による有利・不利の大きなコースで公正な競馬ができるのかという問題もありますが、新潟の直線1000Mのようなコーナーのない競馬もハッキリ言って面白くありません。大事なことは、枠順の有利・不利についての正確な判断をすれば、他の競馬ファンより自分が有利になれるということです。

枠順についての基本的な考え方

前述のような極端な例だけでなく、その他のコースもスタートしてから最初のコーナーまでの距離がよほど長くないかぎり、内枠と外枠が平等というわけではありません。そしてこれは出走馬の脚質とともに考えなければならない問題です。

中山のダート1200Mなどは例外ですが、よほどハイペースとならないかぎり内々を走る内枠の逃げ・先行馬が有利、これが基本です。同じ内枠でもスタートの悪い馬や追い込み馬は、内に包まれる可能性が高く不利な場合があります。

しかし、出走各馬の脚質がばらばらで、いわゆる縦長の展開となった場合は別です。下手に外を回ることなく徐々に好位に進出できる差し・追い込み馬に有利となる場合もありますので、展開をシミュレーションする必要が出てきます。

外枠でもっとも不利となるのは逃げ馬と先行馬です。コーナー手前で自分のポジションにつけるために、たいていの場合、思いっきり脚を使わなければならないからです。しかし場合によっては楽に先手を奪えることもあります。

それは内側に先行力のない馬または差し・追い込み馬などが揃ったときです。こうなると楽に先手を奪い、おまけにマイペースとなれば、この上なく有利となります。

また、気性の悪い馬や馬群につつまれることを苦手とする馬が外枠に入り、今までにない力を発揮する場合など、枠順による有利・不利を考える場合、さまざまな要因がからみあいます。

どのコースでも枠順別の統計(出目)が出ていますが、鵜呑みにするのは禁物です。できるだけ出走各馬の脚質を考え、展開をシミュレーションしながら枠順が有利か不利かを考えるべきです。

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