帯広競馬場のコースや特徴

住所北海道帯広市西13条南9-1
電話番号(0155)34-0825
開設日1932年8月8日
駐車場有:約2,200台分
入場料100円
指定席500円
コース200m(直線)
フルゲート10頭
アクセスJR「帯広駅」からだと徒歩23分
⇒十勝バス:バスターミナル12番のりば乗車、「帯広競馬場前」下車
主な重賞レースばんえい記念(BGI)
帯広記念(BGI)

世界で唯一ばんえい競馬が行われている競馬場です。

帯広競馬の歴史は古く、明治30年には既に開催されていたことが確認されています。

砂馬場が200Mのセパレートコースに広がり、フタコブラクダのように小さな山が2つ設置されていて、高い2つ目の山を乗り越えると、今度はゴールまでの平地の砂厚が増した状態で、より競走馬のタフさを問うという設計。
日本で独自発展した在来種と脚が太く体格もしっかりとしたペルシュロン種との交配で誕生した輓馬<ばんば>に、重しを曳かせて前進するとい競馬の形は、かつては日本でも行われていた騎手を馬車のような二輪車に乗せてそれを曳く繋駕<けいが>競走とは違って、サラブレッドなどの軽種馬に出番があるわけではないので、走って勝負をする平地競馬の展開とは全く違います。

また、地方競馬の中ですと何だか地味な印象を受ける帯広競馬場ですが、大井競馬場ほどではないにしろ帯広競馬場には一般のパドックは勿論の事、ふれあい動物園やとかちむら、馬の資料館など様々な施設があり、定期的にイベントも開催されているようですので競馬ファンのみならず、グルメな方々にも利用されているようですね。

帯広競馬場(ばんえい競馬)の攻略方法

一応、NARの地方競馬の枠に含まれるため、ネット投票全盛の昨今、不利もなく他の干渉を受けづらい競走だからこそ、相応の人気を誇っているわけですが、血統表は生産者じゃないとわからないので、帯広で馬券を買って、ゴルフファンのように一緒に歩を進めていくのが、本当に楽しむのにはいいと思います。
途中で休みが2度は入るので、先行タイプが有利ですが、1番人気の勝率は他の地方平地競走より少し低い分、一応クラス分けはあるので、負担重量に対する実績を重視すべきで、速い馬を単純に選ぶ競馬ではないことは、しっかりと押さえておきたいところです。

帯広競馬(ばんえい競馬)は当たる?予想の仕方を解説

現在は競馬新聞の他にも動画でライブ映像などが配信されていますので馬の状態を確認することが出来ますので予想をしてみる際はまずこれらを観てみるのもおすすめです。
開催日の日程やオッズ、リーディングなどは公式サイトでいつでも確認が可能です。場外発売もされておりますので興味がある方は普段の競馬と違ったばんえい競争に参加してみるのも面白いかもしれません。

八百長に虐待…帯広競馬は廃止になる!?

地方競馬では度々八百長事件など、競馬ファンからしてみれば悲しいニュースが出ていたりしますが、こちらの帯広競馬でも同じような八百長(疑惑?)などが行ったりしているようです。
発覚した場合は騎手も騎乗停止などの厳しい処分を受けているようですが帯広に限らずこういったニュースは後を絶ちません。

また、帯広競馬でたびたび話題になっているのが馬への鈴木騎手の虐待問題です。

直近では騎手が能力検査のレース中に競走馬の顔を蹴っていたことが大きな話題となりました。
この事件はTwitterでも拡散され、炎上したことは記憶に新しいでしょう。

繰り返しますが、帯広競馬は世界で唯一のばんえい競争が行われております。
ばんえい競争とは一般的な競馬とは違い、重たいソリを引きながら力比べや速さ比べを行う激しい競技であり、競技自体が度々動物虐待でかわいそうじゃないかなどと批判も多く取り上げられています。

また、ばんえい競馬の馬達はは食用に肥育される種であるため、レースに勝てなければ馬肉になってしまうともいわれております。

こうした複雑な背景もあり、帯広競馬の廃止も一部で騒がれているようですね。