門別競馬場のコースや特徴

住所北海道沙流郡日高町富川駒丘76-1
電話番号(01456)2-4110
開設日1997年12月8日
駐車場有(約1,000台分)
入場料無料
指定席無し
コース外 1,600m
内 1,376m
フルゲート16頭
アクセスJR札幌駅から高速バスで約1時間30分、門別競馬場前で下車
主な重賞レースブリーダーズゴールドカップ(JpnII)

21世紀に入る前後の時期から、道営競馬の合理化が図られていった過程で、国内の馬産の中心地である日高地方に属する門別競馬場の大改修が行われ、平地競走はここに一本化されました。
直線が長く、内回りコースもあるため、外回りで1000、1200、1700、1800、2000に加え、2歳戦限定の1100Mとレアな2600M戦と、内回りでの1500、1600Mという構造は、気持ち直線が短いだけの大井とほとんど同じ。
レパートリーが多く、牧場との連携が密にとれる関係で、2歳馬の質は、時にJRA所属馬の遥か上を行くケースが見られ、2020年の交流重賞は、その通りの結果となりました。

ポジション争いで勝敗が…

ご存知の通り門別競馬場は右回りで、大井競馬場盛岡競馬場と同じく1周が外回り1600mです。
外回りはカーブが緩やかになっており、直線が長いため追い込み馬には得意なコースとなっています。
コース傾向としては向こう正面をフルに使ってのポジション争いが主なので内枠、外枠に関しての有利不利を考えるのは野暮というものです。
門別競馬の傾向としては最初からはあんまり荒れないイメージですが多頭数のときは荒れるというデータがあり、追い込まれそうになったら人気薄BOXでの一発狙いもいいと思われます。

勿論高額配当を手にするには如何にオッズが狙える穴馬を見つけ出せるかで勝ち方が決まります。
昔ながらの競馬新聞のみで予想をしたりAIで競馬予想したりするのも門別競馬の醍醐味ではありますが、近代はライブ映像などの動画も配信されておりますのでチェックしておくべきでしょう。

門別競馬場の攻略方法

地方競馬における御用達種牡馬と言えば、長くダート戦線で活躍したサウスヴィグラスなのですが、先述の通り、2歳戦が高水準の馬産地競馬だけに、自ずと短距離戦が多くなって、サウスヴィグラス産駒が出番をモノにする確率も、当然上がるわけですから、これをどう扱うかというのがポイントになります。
冬季の中断期間はありますが、春から秋まで開催はコンスタントにあるので、寒い時期は馬場も渋りやすく速い馬が有利になりますが、地方独特の位置取り争いの激しさがあって、良馬場で内枠を引いた時だけはよく気をつけたいところです。

活躍が期待されている2歳馬も多い

門別競馬場で定期的に行われる能力検査(能力試験)の結果、中央や他地区で活躍が期待されている2歳馬も多く2歳戦などでは過去の展開などから強い馬が選ばれておりますので各競走馬たちのクラス分けも必見です。
また、選手の中で最大限に馬の力を引き出せるのは石川倭選手だとされているようです。
詳しい開催日などといったレース日程やオッズ、騎手のリーディング情報などは公式サイトで確認できます。

美味しいグルメや天然温泉は必見

門別競馬場では変わる風景を楽しみながらグルメを味わうことができるので、グルメ好きにも必見ですが私個人としては帯広競馬場のグルメが好きです。
競馬場としては小さめではありますが、その分かなり近くに馬を感じられるので馬好きにもおすすめの競馬場かと思われます。

ちなみに門別競馬場では無料送迎バスが出ておりますが現在は予約を受け付けていないようです。
近隣には天然温泉があるためゆっくり羽を伸ばすことができ、充実した一日を過ごすことができるでしょう。

門別競馬場は無観客いつまで?

コロナの影響により、2021年5月16日から6月20日まで無観客での開催を実施しており、
入場制限を設けているため募集人数を超える応募があった際は抽選を実施しているようなので気になる方はチェックしてみてください。