毎日杯2021【予想】|過去10年のデータ傾向/出走予定馬の最終追い切り

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毎日杯2021【予想】|過去10年のデータ傾向/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 14分

 

毎日杯の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
 
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
 
レース名第68回 毎日杯
グレード重賞(G3)
日程2021年3月27日(土曜)
発走時間15時35分
開催場所阪神競馬場
距離芝1800m
コース右回り
賞金3800万円
レコードタイム1:44.4
 
 

毎日杯予想2021 - 過去10年のデータ傾向

 

まずすっ転ぶことのない、人気のオープンクラス組(その扱いも含む)を完全に囲い込みたい、手堅い一戦

 
ここでいうオープン馬とは、
・<重賞連対>
 
・<オープン勝ち>
 
・<1勝クラス勝ち>
 
という、1勝クラスのレースに出走不可の面々。6月からの再編、条件振り分け以降にも適応した分類ではない。
 
2018年は分かりやすいケース。
条件戦のみも、2戦2勝だった人気の3頭が、このレースで恒常的に求められるスケール感の具現化する力を試された結果、きっちり人気の序列をそのまま着順に反映させるのであった。
 
・1着 ブラストワンピース<当年、有馬記念優勝>
 
・2着 ギベオン<次走、NHKマイルC2着。今年、突如復活して金鯱賞を制覇>
 
・3着 インディチャンプ<翌年、安田記念とマイルチャンピオンシップを完勝>
 
 
ダービー馬・キズナも登場する10年表での煌びやかな側面があると同時に、2017年だって、
 
・1着 アルアイン<次走、皐月賞勝ち。5歳時に大阪杯優勝>
 
・3着 キセキ<当年、菊花賞快勝/まだ1勝馬ながら、前走はすみれS>
 
 
今年も気になる血統馬が多く、イメージより様々な血統の馬が勝っている印象のレースだけに、<阪神外回りと言えばディープインパクト産駒>ディープということに縛られない方がいいに決まっているが、少なくとも1番人気を切るという手法が適当ではない傾向を踏まえても、いやいやながら、今年も人気馬から攻める「見」の勧めを謳う論調になってしまうことは、致し方ないところだろう。
出世レースであるということを重視すべき一戦である。
 
 

共同通信杯組は、絶対数で攻めることのできるきさらぎ賞組より、遥かに安心して買える鉄板の軸馬

 
過去5年を上位入線馬を書き出した表では、今となっては、その扱いが何とも言えないポジションとなっているスマートオーディンのみではあるが、この前に、2014、15年と連勝した前走の共同通信杯で4着だった馬<各勝ち馬が、イスラボニータとリアルスティールとクラシック直結のハイレベル戦>が登場していて、2015年は3着馬がアンビシャス<毎日杯1番人気>。
 
1戦挟んでいるので分類上反則だが、2012年に3着のスピルバーグは、ゴールドシップとディープブリランテで決着した年の3着馬。
2014年勝ちのマイネルフロストは、青葉賞を挟んでダービーで3着。
2015年の優勝馬・ミュゼエイリアンは、秋緒戦のセントライト記念でキタサンブラックとびっしり競り合った。
 
共同通信杯を戦うことで、それまでの凡走がなかったことにできることも多いから、全幅の信頼とならずとも、いい経験をできたことが即、経験の浅い馬相手に優位に立てる要素、多くは勝因に繋がる傾向はどうしたって見逃すことはできない。
キズナ<2013年勝ち馬>も弥生賞で不発後、きっちりここで立て直されて快勝したが、今年のシャフリヤールがどこまでやれるかは、案外、世代全体の勢力図の修正なりそのものの見方に大いに役立つ、仮付けのミニマム・クラシックトライアルの様相を呈していると結論付けていいだろう。
 
モーリスの仔もいれば、気になる関東馬<ここ7年で3勝と馬鹿に出来ない>も一定数登場するといった構図。
ミニマム版に止まらず、勢力図一転となれば、ダービートレーナーも多く管理馬を参戦させそうなので、一気に流れを変えられるかもしれない。
 
 
1番人気のディープはあまり信用ならない面もあったりする毎日杯ながら、地味に存在感を示す関東馬に逸材を見つけたので推すしかない!
 
 
ほぼ人気通りの決着が予想されるため、血統分析に傾注してみるのもいいと考えた。
今後の展望も、この中から見えてくるかもしれないが、まずは人気に応えるようなタイプなのかどうかを確かめておきたいところ。
 
 

毎日杯予想2021 - グレートマジシャンの血統/成績/タイム

 
母マジックナイトは、サドラーズウェルズ直系の馬らしく、3歳からエンジン全開でドイツオークスを圧勝。
翌年はドイツ調教馬ならずとも、欧州圏における12F路線のトップホースが凱旋門賞の前哨戦に選ぶことも多いバーデン大賞を制したという名牝。
また翌年の5歳時に連覇を目指すも、驚異の変身を遂げた3歳牝馬にして、直後の凱旋門賞歴史的独走後はJCにも登場した革命的牝馬・デインドリームの前に沈黙し、独走Vを許したここで現役引退。
 
ディープインパクトの産駒からは、既に長く平地でぐうたら生活を送っていたのに、障害が水に合っていたというフォイヤーヴェルクが出ている。
母父にあたるショロコフは、イタリアングランクリテリウムという扱いに困るタイトルを得ているが、アイリッシュダービーで殿人気ながらもハイチャパラルの2着に入った実績の方が評価できるか。
ちなみに、ナイトマジックはドイツのNのラインを継承してきた血統馬だが、4代母も同じドイツオークスを制している。
地味なのであまり外に出してこなかった嫌いもあるが、グレートマジシャンの活躍如何では、この牝系の評価も一変するだろう。
 
 

毎日杯予想2021 - シャフリヤールの血統/成績/タイム

 
言わずと知れた第77代皐月賞馬・アルアインの全弟。
前出のナイトマジックのラインとは異なり、こちらの母ドバイマジェスティは完全なる北米ブランドの牝系。
 
彼女自身はBC<ブリーダーズC>フィリー&メアスプリント<2010年、この年はチャーチルダウンズだったから縁があったのか>を人気薄ながら制し、日本で繁殖生活に入った。
3番仔にして初の牡馬に出たディープ産駒が、兄のアルアインとなる。
 
母父のエッセンスオブドバイはUSAの誇りとなったボールドルーラー−シアトルスルー直系であるプルピットを父に持ち、G1ではないが、何故か日本にやってくることになるトータルインパクトにUAEダービーで競り勝っている。
ウォーエンブレムがいた年だから、クラシックでは出番がないのは仕方がないとしても、日本に妙に縁がある血統でありコネクションとなっている。
 
北米血統も色々あるから、牝系の質は重要ではないとしてもやや物足りなさのあるバックボーンながら、それを補強するように母母以降で登場するヒムヤー系やリボー系の存在が価値を高め、これも全兄にあたるダノンマジェスティの高齢期に入ってからの再始動の成功ともリンクした要素を成す。
早い話が、晩成傾向で不思議ない配合。それほどの成長力を秘めているからこそ、ここまで消耗を避けたローテをとってきたのであろう。
 
 

毎日杯予想2021 - プログノーシスの血統/成績/タイム

 
牝系を辿ると、かなり古いところではブリガディアジェラード<Brigadier Gerard・父はクイーンズフサー/18戦で1敗のみ、欧州圏のトップオブトップであり、同期の伝説・ミルリーフ(こちらは2敗のみ)を負かした数少ない豪傑>というオールドファンが痺れるような名前も登場するが、丹念に調べないと普通は見つからない。(笑)
 
ほとんど繋がりもないボトムとなってしまったが、母父のマークオブエスティームはミルリーフの直系。
加えて、母父のオブザーヴァトリーはアスコット/BGのマイルG1・クイーンエリザベスⅡ世Sで、飛ぶ鳥を落とす勢いにあったジャイアンツコーズウェイのG1・6連勝を阻むジャイアントキリングに成功したミスタープロスペクター系の馬。
父ディスタントビューで共通する日本の活躍馬には、短距離戦などで長く活躍したキーンランドスワンがいる。
 
未出走馬にもかからわず、未勝利戦で妙な大物感を漂わせた<1番人気ではあったものの>根拠は、こういうところにあるのかもしれない。
恐らく、本物に育てばこのまま中距離路線を進むだろうが、突然の距離短縮などで快走を見せそうな気配もしないではない。
 

毎日杯予想2021 - ルペルカーリアの血統/成績/タイム

 
もはや説明不要の血統馬。
父モーリスは、メジロドーベルなどが出たデヴォーニア系であり、その祖母メジロモントレーは牝馬としては最後にAJCCを制したタフネスフィリー<厳密にはメアにあたる5歳牝馬だが>。
男勝りぶりは、数少ない朝日杯勝ちの牝馬・メジロボサツ譲りの根性があってのことか。
香港で隙など見せなかったモーリスの快走の裏に、こうした底力の源泉が遠因となっていた可能性を示唆している。
 
モーリスの父が快速中距離型でならしたダイナアクトレスの孫にあたるスクリーンヒーローであると同時、自身もダービーに出走、産駒のコダマはダービー含む二冠達成の名血を成したシラオキの直系であるスペシャルウィークを父に持つのが、スーパーフィリーからスーパーメアへと華麗に転身して見せたシーザリオ。
前出のブリガディアジェラードと同じく1敗馬だが、桜花賞で負けたけど、当時は珍しかった北米圏のタイトルを狙い撃ちして完勝のアメリカンオークス<G1とはいえ、シーザリオが勝ったから価値が出たようなレース>が日本のオークス・優駿牝馬優勝時より高く評価されたという伝説を持つ。
 
USA二冠のサンデーサイレンスと欧州血統の総まとめ・サドラーズウェルズ双方のクロスを有し、全く同じ4×3となれば、約束のクラシック出走まであと一歩のところまで来たとできる。
残念ながら、元々気性が怪しいところにサンデーの強いクロスが加わったから、今後とも危険な顔を併せ持つとできるが、少頭数ならばそれが出なくても不思議はない。
ディープよりも末がキレて全く不思議はない配合だ。
 
 

毎日杯予想2021 - レース展開と最終予想

 
ただ、ほぼ1番人気は確定であろうグレートマジシャンは、その支持に相応しいこれまでの2戦の内容と言える。
好発を決めた東京の新馬戦では、直線まで何一つ苦労もなくルメール騎手を安心させていたが、やや余裕をもって追い出したせいで、外から3着に入る伏兵<当時から覚醒状態だった横山武史騎手の馬>に迫られて、急に追い出しにかかった刹那、今度はびっしり叩き合いを演ずる同格評価だったレッドロアに併せてこられ、二重のプレッシャーがありながら、老獪な古豪の如く受け流し、優位を保ったままゴールに飛び込んだ。
 
たかがディープ産駒の一頭という評価は、ドイツ血統らしい重厚さの中に隠し切れなかった、素晴らしく優れた加速能力<ここまではコントレイルやグランアレグリア級としても過言ではないが、彼らはこの先がもっと素晴らしかった>というか俊敏性に富んだ才能を、多くの記者は大物登場と書き立てたとされる。
序盤、決め手を繰り出すことを意識した丁寧なルメール騎手のエスコートが裏目に出るように、完全に立ち遅れた2戦目も、新馬と同じ良馬場の東京1800戦。
 
元よりキレる、上級ディープ産駒のそれを試してみたが、直線で手応えよく好反応を見せ、粘り強さを印象付けた新馬戦とは一転、伸び続けれることに上限がないように見せたそれは、大きな舞台を陣営に意識させるには十分だった。
結果、2着馬に2馬身半をつけて圧勝。勝ちタイムの1:46.5は、前日の未勝利戦であのボーデンで1秒以上速く走ったから目立つことはないが、共同通信杯完勝のエフフォーリアは1:47.6である。
数値が過激だと、色々とこんがらがるが、事実としてあるのは、共同通信杯2着だったヴィクティファルスが十分にクラシック本番入着級であることは中山で証明されているということ。
 
エフフォーリアも本物ならば、ボーデンもここを勝ってしまいたいグレートマジシャンもそうなるが、如何せん、オープンとそれ以外とでは、価値が違ってしまう。
試金石であると同時に、エフフォーリアを超えるダービー候補として、暫定王者たるダノンザキッドを追い詰めていきたい。
まあ、普通は楽勝なのだろうが、怖いモーリス産駒のルペルカーリアも、キレずにキレる男を目指す過程でこの馬を唯一超える可能性を感じさせるので、対抗に推す。
酷く虚弱体質のグレートマジシャンだと仮定した時、ルペルカーリアが代役を買って出ないと、この組は少し物足りないことになってしまうが、大波乱を期待するファンは少ない。
今年も安定の毎日杯を期待する。



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