スプリングステークス2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠順/出走予定馬の最終追い切り

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スプリングステークス2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠順/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 14分

 

スプリングステークスの予想と最終追い切り後の出走予定馬診断を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
 
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
 
レース名第70回 フジテレビ賞
スプリングステークス ※皐月賞トライアル
グレード重賞(G2)
日程2021年3月21日(日曜)
発走時間15時45分
開催場所中山競馬場
距離芝1800m
コース右回り
賞金5400万円
レコードタイム1:44.9
 

スプリングステークス予想2021 - 過去10年のデータ傾向とレース展開

 

ビゾンテノブファロ > ヴィゴーレ』の傾向は見えていても、逸走のランドオブリバティに関してはノーカウントにするしかない。

 
長く中山の名物G1として行われてきた朝日杯組は、昔から、弥生賞<ディープインパクト記念>よりもこちらのフジテレビ賞スプリングSとのコネクションの方が強かった。
裏を返すと、名称だけはずっと前から変わらないホープフルSが、そのレースコンセプトを引き継ぐことになったかつてのラジオたんぱ/NIKKEI杯との繋がりに弱さがあったとも言い換えることはできるわけだ。
 
何でこんなことになるかと言えば、スプリングSそのものは皐月賞トライアルとして機能しているが、その後に控えるより長い距離で行われるクラシック競走に向けて、何かの取っ掛かりになるような要素を見極めることは、ここではまず難しいからである。
将来性がホープフルSやらラジオNIKKEI杯の結果で見て取れるのに対し、かなり特殊な1800適性から菊花賞を勝てる可能性まで場合によっては振れて、かつ色合いが毎度変質する特性のある条件のG2競走なのだから、どうしようもない。
結果的に、ホープフルSで大失態を演じた上位人気必至のランドオブリバティは、特段の左回りに偏った適性が武器になっていると言えない現状で、流石に格下のG1完走組に対し、大きく見劣ることはないはずだ。
 
しかし、消えても不思議はないストレルフルのオール2000Mローテは、距離の僅かな短縮によって、毒にも薬にもどのように効いてくるのか不明な点はある。
歴代の例外的名馬の快走につきものだったのは、1800以下での快走の記録があったこと。
正直、本命にすることのリスクは一定以上あると言わざるを得ない。
 

フィリーズレビューと同じくらい、前走1勝クラスの組が奮闘する舞台

 
東京から登場の勝ち馬は、
 
・ロサギガンティア <2014年/4戦2勝で参戦>
・キタサンブラック <2015年/2戦2勝で参戦>
 
 
中山の場合だと、
 
・ウインブライト <2017年/5戦2勝で参戦>
・ガロアクリーク <2020年/3戦1勝で参戦>
*前々走はホープフルS、前走は1勝クラスの水仙賞で4着<1800Mは初距離>
 
 
オープンクラスではまず短縮のローテはないが、今年は京成杯ときさらぎ賞に明確な色分けがないので、共同通信杯の質が今後の牡馬戦線における重要な展開のカギを握っている気がする。
基本的に、1800M以上のローテ以外はハマらないというのが、2勝以下のオープン未連対馬たちの傾向であり、関東圏の条件戦ほど、そういう傾向は顕著に出る。
今年は前走中京組というイレギュラーな存在が前走条件戦組にはいないから、あまり細かく見ていく必要はない一方、滅多に登場しない阪神を使ってきた馬がギリギリのローテで登場できる状況となった。
 
変則開催がずっと続くから、来年のためにも気にかけておきたい要素となっているし、ホープフルS組のヴィゴーレは、ランドオブリバティを買うなら拾っておくしかない。
何せ、芙蓉Sから彼とは対戦している。逆転があるとは思いづらいが…。
 
東京からは有力馬が多いが、消えるのも一番多いのがこの組。
人気の問題ではなく、適性もしくは底力で、他を圧倒するテクニックを見せられるかどうかの問題になってくるから、破格の未勝利戦としたドゥラメンテのように思われているボーデンが、雨が降ればこれはハービンジャー産駒だから…、理論で推す予想家の登場には気をつけておきたい。(笑)
速いボーデンとレインフロムヘヴンの地味な加速力が、馬場が渋ることでイーブンになる可能性は大いにある。
望外の良馬場でも、先週のダメージは時計に出なくても、若駒の走る気力に影響を及ぼすことは必至だろう。
 

前走2000Mの条件戦組は、1勝クラスの連対馬なら、コンスタントに馬券内に入る

 
前出キタサンブラックの他に、2016年は前走1勝クラスの特別戦勝ちの2頭が、G2・ホープフルSで2着のロードクエストを負かすなど、絶対数が少ない割に、ピンからキリまでいる前走2000Mの条件戦組の取捨はあまり拘りを持って評価を下げることがお勧めできないキャラと思える。
第一、人気が過剰に集まることはないのだから、尚更面白い。
 
1番人気がまず崩れないレースとなっている近年では、人気薄は2000Mを使っていた馬たちとなってくる。
まあ、荒れないとする向きがあってもいいが、有力馬の多くは2000M戦を経ている。
フレッシュな組は買いのレースであるし、これだけオープン馬になりたての面々が好走している点を見逃すことはないだろう。
 
今年はこの括りでの該当馬が多い。
 
・フリージア賞<東京・1勝クラス>
 
1着 レインフロムヘヴン
2着 イルーシヴパンサ―
12着 セルジュ
 
…2着以下は出否微妙とみるが、序列ははっきりしている
 
・あすなろ賞<小倉・1勝クラス>
 
1着 ワールドリバイバル
*関西馬ながら、若葉Sへの登録はない
 
10着 タイフォン
*こちらは、登録全馬出走可能の若葉Sの方に向かう公算もかなりある
 
・未勝利<中京>
1着 ノースザワールド
*タイフォンと似た雰囲気、登録の仕方で妙味があるのはこちらではないと思われる
 
 
まあ、弥生賞回避から再びの調整目的の回避で、レインフロムヘヴンが出ないとなると、今年は出番のない組となり得るが、何なら阪神にも行ってやろうという重複登録のレインフロムヘヴンは、ダービーを逆算すると…、などといううがち過ぎた読みをしてみたら、今回は出てくるように思う。
昔と違って、4月に皐月賞除外組の救済レースとして存在していた若草SやベンジャミンSなどは、合理化と共に需要がなくなったからかとっくの昔に廃止されている。
森調教師のように、隙間を見つけては管理馬を出走させる全方位型活動をするタイプではない、慎重さが信条の堀調教師だから、出てくるなら期待したいとなる。
 
 
ダノンザキッドだとか、エフフォーリアだとか、ワクワクさせる何かを秘める才能両方と対峙した経験は、ここでも十分活かされる。
 
 

スプリングステークス予想2021 - レインフロムヘヴンの血統/成績/タイム

 
まずは配合の特性から。
父は2015年に、日本の主要クラシック競走である皐月賞、東京優駿を快時計で完勝したドゥラメンテ。
その父キングカメハメハがNHKマイルCとダービーを同じように強烈なタイムで連勝したように、これからの時期に活躍する産駒ほど本物として語られるようになるはずだ。
先週のタイトルホルダーがそうだったように、突如としてスイッチが入る馬は要注意だろう。
 
レインフロムヘヴンの母系には、3代母リフカの半兄に直系にも由来がある超名牝・ミエスクとの濃密な対決を繰り返したソヴィエトスター<Soviet Star/父ヌレイエフ>がおり、また両者の姉に第1回ジャパンCで3着に入ったUSAのザベリワンもいる。
母のレディオブヴェニスも、一応活躍馬で重賞は北米圏を中心にいくつか制し、日本のファンにもお馴染みのキャッシュコールマイル<ダンスインザムードが勝ったレース>がその中に含まれる。
 
注目すべきはその産駒の活躍で、京成杯で雪で翌週順延の際に波乱の立役者になったアクションスター<父アグネスタキオン>、2年前の中山牝馬Sで3着に入ったアッフィラートなど、妙な中山適性が魅力となっている。
他にレインフロムヘヴンと同期でまた1勝馬ながら、ワールドバローズという甥がいて、これもこれから注目のディスクリートキャットの仔。
 
直系3代父にあたるキングマンボに関わるミスタープロスペクターとヌレイエフがそれぞれクロスし、今ロベルト系の復権により明確な直系の区分をできるようになったヘイルトゥリーズンのクロスが、ロベルトとヘイローの父として掛かっているので、配合は強烈ならずも、必要な要素は全て含まれている。
本番向きという感じはしないが、人気がそれほどないのなら、クラシックに絡む重賞で押さえたいタレントと言えるだろう。
 
 
これに、ドゥラメンテ産駒の重賞制覇に並行して、キングマンやモーリス、リオンディーズの国内外における派手なパフォーマンスと、それぞれに違ったキャリアの積み重ねではあったものの、まだ若い彼らの初期の産駒のが同時多発的に3歳戦の見せ場で、底力を発揮していることは興味深いし、全くフロックではないだろう。
本番はまた別…、であることは当然としても、この流れは無視できない。
 
レインフロムヘヴンの母父はルーソリテールで、これがかつての大物ロベルト系外国産馬として中山競馬場をこよなく愛したグラスワンダー、シンボリクリスエスと同系で、フランス版朝日杯のグランクリテリウムを未勝利の身で制した、グラスワンダーともまた違う鬼才であった。
この代表産駒が、4000MのG1であるカドラン賞優勝の翌年に春の天皇賞に参戦したジェントゥー。
枠組みは若い時のレースほど、どの国も似ているとされるが、同じロベルト系だけにこうした適性の似通った傾向は、一定程度完成度に影響する。
直系は完成期こそ後ろ倒しになることも多いが、ギニー競走の頃から一気に頭角を現す者こそが後継者となるキングマンボのライン。
 

スプリングステークス予想2021 - 最終予想

 
前走ですんなりの先行で、東京の2000Mを逃げ切った実績は、その直前では東京スポーツ杯、そのまた前は百日草特別と、あのダノンザキッドやエフフォーリアが期待通りかそれ以上のパフォーマンスを見せた場面で、逃げても差しても敵わなかったものの、何かを得た末の結果とも言える。
惜しむらくはもっと接戦であったなら、まだまだ見限れないとなるわけだが、2歳王者はジャスタウェイの仔、3戦3勝の二冠制覇も可能なエフフォーリアは激しい気性が産駒にも伝わるエピファネイア産駒と、破壊力で現状一枚上の種牡馬の代表馬。
 
ドゥラメンテは若くして成功し、その両者の持つポテンシャルを純粋に掛け合わせたかのような破壊力が売り物だったが、主要血統があまりに集結しすぎた配合のため、繁殖牝馬をかなり限定される状況からか、2歳G1が行われた時期からずっとパッとしない戦績であったが、父がそうであったように、暖かくなったら突然、弥生賞を逃げ切る馬を出した。
タイトルホルダーはダノンザキッドと2戦して共に完敗だったが、隙ありの快勝だった。
クラシックの頃には、鞍上がデムーロ騎手になっていたので、最近見始めたファンは知らないだろうが、堀厩舎は殊の外、石橋騎手を重用しているから、ドゥラメンテにも乗ったことがあった。
 
本当はこの馬でダービーを…。
まだ若かったというほど前の話ではないが、同じ堀厩舎に入ったドゥラメンテ産駒に次なる期待を抱くのは、調教師だけではない。
何せ、このレインフロムヘヴンはデビュー3戦全て鞍上デムーロである。
ムーアで初勝利から、2戦の派手な勝利と自滅の共同通信杯の2戦で、主戦騎手の座は追われた石橋騎手が、まさかの大逆転を期したパートナーの獲得で、一発を狙ったとしても不思議はない。
 
奇しくも、アドマイヤグルーヴを祖母に持つライバル<母母アドマイヤグルーヴのボーデン>が登場し、同じように、父ドゥラメンテが輝いた東京で前走制覇の2頭が激突。
ロベルト系の主役級は見当たらないが、代わりに、現状最終世代的扱いのコントレイルとグランアレグリアがハイグレードスピードマッチの前段階に入ったところで、ディープインパクト産駒の人気馬・ランドオブリバティ<このレースはまだ1勝>もまた、血統的見地でバランスを取りたくなる存在となる。
三つ巴なら言うことないが、ハーツクライのヴィクティファルスがよくわからないので…。
 
古馬ならジャスタウェイも先日のヒシイグアスも好勝負の中山記念の実績が知られるが、若いハーツクライの産駒となると…。
ヴェロックスは皐月賞で走りすぎてダメになった。
押さえるが、「ヴ」の他の2頭の方が妙味はありそうだ。



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