セントライト記念2021【予想】過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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セントライト記念2021【予想】過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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セントライト記念の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名第75回 朝日杯セントライト記念(GⅡ)
(菊花賞トライアル)
グレード重賞(G2)
日程2021年9月20日(祝日・月曜)
発走時間15時45分
開催場所中山競馬場
距離芝2200m
コース右回り
賞金5400万円
レコードタイム2:10.1

 

セントライト記念予想2021 - 過去10年のデータ傾向

 

クラシック2戦で連絡みのなかった面々は、結局、トライアルホースくらいしか連までは絡めない

 

半数が春二冠両方参戦の馬で占められるという、ローズSのミニマムバージョンくらいは走る名の知られた秋緒戦組は、基本的に上位人気であるというだけでなく、そもそもの重賞実績が上位という見方が妥当。

 

近10年で主要路線組は7頭が勝ち馬となっているのだが、重賞を勝っていなかったという馬はいない。

その前を振り返っても、クラシック戦を使われた馬がセントライト記念を制したという場合、20年前のシンコウカリドが、後のG13勝馬であるマンハッタンカフェらを負かしたという例があるくらい古めの記録を持ち出さないといけない。

シンコウカリドはスプリングSの2着馬であり、その賞金でクラシックに参戦するが、マンハッタンカフェは不良馬場の弥生賞でアグネスタキオンの後に続く二枠の出走権を逃し、バタバタの春を過ごすことになった。

菊花賞でも秋華賞でも、本番はともかく、トライアルまでは昔取った杵柄のような未だ価値があるようには思えない重賞実績でも通用するのである。

 

今年は主流路線組が3頭登録し、皐月賞のみ参戦の馬など含め、6頭の実力者が挙げられるが、ラジオNIKKEI賞でさえ別路線扱いになるのがこのレース。

変にG1を使うより、ロックドゥカンブや昨年のバビットのように、ローカル戦から勝ち上がった男の武器を備えた馬の方が、よっぽど勢いを活かせるので、そちらに回った以上は結果が問われる。

アサマノイタズラやワールドリバイバルらは、対照的な着順ではあったが、肝心な場面でどちらも2着だった。

クラシック前の重賞を勝っている馬が複数登場する場面で、見劣ってしまうのは仕方がないところだろう。

むしろ、本番の快走に期待である。

 

 

狙いたいのは関東ローカル組という特性は、トライアルが二段構えだった11月開催の菊花賞時代から変わらぬ特長

 

最近の傾向ではなく、新潟から来た組が時々勝ち切るというのは、昔からあった傾向。

北海道のレベルも昔はもっと高かったから、近年は人気になったレイエンダくらいしか好走していないものの、それらしい伏兵は今でも一定数出現する。

神戸新聞杯は昔からあまり開催時期は変わらないが、昔は京都新聞杯が今の秋華賞の日の開催であったから、両方使ってから菊花賞に向かう馬も多かった。

だから、関西ローカルから力をつけてきた馬は西のローテに入ってくる。

オープン馬だけ、こちらを選択することがあったくらい。

 

狙いを定めやすいから、レベルの差を明確に提示する必要性に迫られるともできる。

だから、ミッキースワローやちょっと前のトーセンシャナオーの扱いだけ気をつければいいとなるが、両者とも前走条件戦負けの馬だったが、前者は京都新聞杯5着馬で、後者は春のトライアル2戦とも3着という隠れた実力者であった。

 

となると、もうあとは前走で勝っている馬を狙うのが筋となる。

何でも来るわけではないから、狙いは絞れる方がいいわけだが、ディープインパクト記念4着で以降はマンハッタンカフェ状態のソーヴァリアントはさすがに別格だろう。

少なくとも、福島や函館で負けてしまった連中とは力が違う。

休み明けのオーソクレースとは異なる観点で、その成長の度合いが気になる試金石の一戦ともなる。

 

1番人気は走るが、多頭数のトライアルらしい組み合わせになった時は先行する能力も必要になる

 

キタサンブラックがミュゼエイリアンを競り負かしたシーンが印象的。

道中から前につけ、スローペースを両者でけん制し合いながら展開し、そのままなだれ込んだ一戦。

完成期の逃げ切り有馬記念のそれとは、まるで異なる内容であった。

 

不器用さが大半で目立ったフェノーメノも、ここを勝った時、4コーナーでは先頭であった。

キタサンブラックはここに至るまで1番人気はなく、翌年の産経大阪杯で最初の人気馬としてのレースに臨むわけだが、その時負かしたサトノラーゼンは、ここで揉まれてダメだった以外にも、すでに燃え尽きたようなところがあった過剰人気馬。

後から振り返れば…、ではあるが、ここまでは走ったディーマジェスティ<以降の4戦全て4着以下>もそれなりの力を示していたが、ここで終わってしまった。

 

リオンリオンは渋馬場の青葉賞勝ち馬で、名手の手綱で番手抜け出しを決めて快勝も、重馬場で余力を使い果たしたかのように、ターフに復帰することなく引退となった。

燃えるようなダービーを経て、結果が残せなかった馬が人気になることはないが、人気に応えられる馬はそれなりにはいる。

しかし、ここでその人気に応えた途端、後ろ暗い運命を辿るというのが、神戸新聞杯でも見られてきた負の歴史。

ダービーを頂点とする生産体系をとっているのだから、それは仕方がないとしか言いようがない。

そこまで走っていないだろうタイトルホルダーやヴィクティファルスらは、フェノーメノやキタサンブラックのような再成長を遂げることができたのだろうか。

負けてもいいが、そうすると古馬戦でこの距離でのハイレベルな争いに加わることはできなくなってしまう。

結果も欲しいが、余力も残したい。成長していないことには、その両立は難しい。

様子見と行きたい。

 

セントライト記念予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

 

-天才・オルフェーヴルの血を引くオーソリティと同じ配合のソーヴァリアントが、ついにそのベールを脱ぐ瞬間がやってきたー

 

ソーヴァリアントの血統

 

オルフェーヴル×シンボリクリスエスであり、母母父フェアリーキングは大種牡馬・サドラーズウェルズの全弟にして、やや違う傾向を示すスピード型種牡馬。

とはいえ、凱旋門賞逃げ切りのエリシオとジャパンC in中山をハナ差勝ちしたファルブラヴといった、日本でも種牡馬として繋養された名馬を出しており、それらの産駒が走った条件というところに引っ張られている面はあるのかもしれない。

 

いずれにせよ、シーザリオ<スペシャルウィーク×サドラーズウェルズ>に縁のある血統馬であるオーソリティとの比較材料は、当然のことながら、そのファミリーの底力がどうなのかという話になってくるのだが、心配ご無用。

何しろ、ソーヴァリアントの5代母にあたるBeau Darlingはあの牝馬三冠+JC鼻差連覇のミラクルクイーンであるジェンティルドンナの3代母であるのだから素晴らしい。

 

近年もその娘が続々と勝ち上がったりと目立っているが、一番のキャンペーン効果となったのが、ジェンティルドンナの従弟にあたるロジャーバローズが、儚いながらもダービーで輝いたことだろう。

ここ4年で唯一、それほど多くないジェンティルドンナに騎乗した日本人騎手でもあった福永祐一騎手に縁のなかったダービーのウイナー。

シーザリオも福永祐一を育てた名牝であったが、その仔もまた、名手にもっと大きな経験を与えた不肖の息子・エピファネイアということで、日本の近代競馬史には頻出の太字マークだらけの血統構成といえる。

 

勝ち星の3勝はいずれも約2馬身差より大きな差をつけてきたから、そうしたハナ勝ちには全く縁のないソーヴァリアントだが、思えば、エリシオがJCで負けた時も、ファルブラヴが輝いたその瞬間も、ハナ差勝ちをしているのは同じL.デットーリ騎手であった。

シーザリオが走れなくなって悶々としていた年の秋のJCも、そのフランキーのアルカセットがレコード勝ち。

今度そのレコードを更新したのが、ハナ差でハーツクライと共に反旗の一カ月を過ごすことになったルメール騎手のライフホース・アーモンドアイであった。

 

世界を目指すに最高の配合であり、オルフェーヴルは凱旋門賞連続1番人気という、当地の牡馬でも滅多にない記録を作った名馬であるというだけでなく、4歳時は勝っていたような内容である。

オルフェーヴル自身とフランス担当の特任であったスミヨン騎手のちょっとした驕りが原因であり、結果だけがまずかったというだけのこと。

変な縁で、エリシオとシンボリクリスエスでJC3着に止まったペリエ騎手のソレミアに彼らは負かされたのだから、何から何まで繋がっているのである。

 

ソーヴァリアントの母・ソーマジックという牝馬は、アネモネSを勝って後藤元騎手と共に桜花賞に挑み、超波乱のレースで3着に入った。

これまた不思議なことに、その2008年優勝馬であるレジネッタと今年のソダシは同じ父系のフレンチデピュティの直仔と孫という関係性。

加えて、その際の決着が栗東→美浦→美浦の各所属の順で決まったのだが、今年はそれ以来となる同順の結果。

それからもう時代も何も移ろってしまったわけだが、オルフェーヴルの父・ステイゴールドに乗った時は色々と問題を起こしてしまった後藤元騎手は、そのソーマジックの記録と同時にクロフネ産駒のブラックシェルで同じ2008年のG1を好走して見せている。

今や天国で競馬関連の仕事でまだ忙しいだろう彼が、奇縁で結ばれたソーヴァリアントについてどう語るのか、ちょっと気になってきた。

 

セントライト記念予想2021 - レース展開と最終予想

 

父オルフェーヴルは、緊急措置の東京開催となった震災直後の皐月賞に至るまで、【2・2・1・1】とキャリアがあった割に、大した好成績までは残せていなかった。

ところがその後は覚醒し、厳密には本来中山を使うイメージでスプリングSを目標にしていたものが、電力需給の不安や様々立て直しに時間がかかる状況にあった東日本地区の開催が全て中止となっている状況で、1週繰り下げての阪神開催となったトライアルでようやく2勝目を挙げた時から、実に11勝もしている。

その中で数少ない敗戦にも、逸走の阪神大賞典や不覚をとったラチ接触の凱旋門賞、自分がもたれてジェンティルドンナに迷惑をかけた上に競り負けたジャパンCなど、いかにもオルフェーヴルらしい4歳シーズンの2着が隠れている。

 

どことなく、2戦目の初勝利が取り消し処分となったソーヴァリアントも、何となくではなくして、そんなバカ息子感が漂っているような気配ではあるが、彼の名誉のために言い直すが、馬のせいで失格となったわけではない。

大竹厩舎の中で起きた不可解ながら、不幸な経緯を辿った謎の禁止物質検出の憂き目に遭っただけのこと。

ダービージョッキー・大崎昭一の子息であり、グランプリトレーナーの大竹調教師はすでに処分を受け、ついに最近、その調教禁止のペナルティを解除されたばかり。

そのきっかけとなった馬がオルフェーヴルの良血馬で、かつ中山で実績を残していく過程もあったところで、2戦も無駄にしたことはその小さな処分よりずっと大きな失意にへと変化し、より厳しい罰を受けた気分であったろう。

 

ディープインパクト記念が春最後のレースになったが、シュネルマイスター<直後のNHKマイルC、安田記念を連続好走>、ダノンザキッド<東の2歳王者>らにわずかに及ばずの結果。

皐月賞でも見せ場たっぷりだった今回も人気になるタイトルホルダーにも少し置かれたと言っても、時計にして半分見劣っただけ。

上がりの時計は猛然と前に迫ったこの時点で無敗馬のダノンザキッドと同じベストタイム。

G1馬が差し切れないのだから、1勝馬に勝てるレースではなかった。

 

しかし、前後半分離開催の札幌両方の条件戦をいずれも楽勝。

おまけに、オルフェーヴルがそうであったように、負けたところでいつも上がりの時計が上位という傾向は、ディープ記念に至るまでの中山連続好走時では最上位ではなかったものが、いざ本番へという場面でベストに近い末脚を披露できているのだから、古馬相手とて、立て直された札幌では全く問題にならなかった。

菊花賞を目指すのは事実として、そういう血統背景が影響してのことだが、父父ステイゴールドやわずかに現役期間が被る同父を持つマンハッタンカフェのように、札幌の2600ではなく2000を連勝したところがポイント。

 

皐月賞に行けるように準備していった中でのアクシデントであったから、距離を意識する以前に、勝てるところを確実に制していって、再挑戦の流れを確実なものにしたかったのであろう。

いずれも、後続に時計半分以上つける楽勝。

ここ数年の古馬勢の厚みを欠く条件戦における構図を考えれば、勢いや実力に見劣らぬこのような才能が負ける要素などなかった。

殆んど、賞金加算のためだけの札幌2戦であった。

この辺りの距離では有意義な札幌での2分前後の時計を、馬場差があったところでしっかりと連続して繰り出し、春より数段スケールアップしている。

オルフェーヴル産駒らしく、スパート早く末も止まらない馬力型を証明した内容もまた、明らかに成長の一端が見られるとなり、牡馬の一線級は重賞勝ち馬に限る…、という近年の傾向通りの牡馬勢の中でも光るものがある。

 

あくまでも通過点の一戦。

三冠馬討ちやクラシックウイナーとの宿命の対決などを見据えると、暮れの大一番に向けて順調なところを見せて、実力をちゃんと重賞で示す必要がある。

重賞勝ち馬どころか、G12着馬も複数登場でシーザリオの仔・ルペルカーリアも当然強敵に挙がるが、殊この中山での争いで、超高速とは思えない中くらいの馬場質の秋競馬なら、どんな勝ち方をするのかという点に注目しておきたいところだ。

流石に肩入れしすぎだが、そもそも、この馬はトップグループにいるべき存在のように思う。




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