弥生賞2021【予想】|過去データ10年の傾向と想定/出走予定馬の最終追い切り

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弥生賞2021【予想】|過去データ10年の傾向と想定/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 14分

 

弥生賞ディープインパクト記念の予想と出走予定馬の最終追い切りを評価していきます。
皐月賞のトライアルとなる本レースにて有力な登録馬の中から激走が想定される外厩仕上げの鉄板軸馬や消去すべき馬、本命をも超える可能性のある大穴が期待される穴馬をデータ分析!

過去結果を見ても荒れる傾向がありますので予想オッズを見ながら歴代優勝馬の勝ち馬のサインを見逃さず過去配当を超える払い戻しを狙っていきたいと思います。

 

レース名第58回 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)
※特別レース登録馬
グレード重賞(G2)
日程2021年3月7日(日曜)
発走時間15時45分
開催場所中山競馬場
距離芝2000m
コース右回り
賞金5400万円
レコードタイム1:57.8

 

 

 

 

弥生賞予想2021 - 過去10年の傾向とレース展開

1番人気の連対率云々より、各重視のレース

 

消えた4頭について解説を加えると、

 

・2012年 アダムスピーク<9着>・・・ デビュー2連勝も、初の中山&1番人気に加え、道悪でノックアウト

・2013年 エピファネイア<4着>・・・ デビュー3連勝も、鞍上変更による不協和音が生じて自滅

・2015年 シャイニングレイ<7着>・・・ デビュー2連勝も、稍重と初1番人気で不発

・2019年 ニシノデイジー<4着>・・・ ホープフルS3着以来も、道悪で不発<キャリア5戦は近年では異例>

 

かつてのアグネスタキオンやヴィクトワールピサのようなローテで挑んで、同じように道悪などの不確定要素にぶち当たって、大概の馬は粉砕されるのが普通。

ニシノデイジーは2歳重賞連勝などの実績はあったが、お釣りが残っていなかった。

 

その他1番人気は、

 

 

・2011年 サダムパテック・・・ 皐月賞2着<1週繰り下げで東京>、後にマイルCS勝ち

・2014年 トゥザワールド・・・ 皐月賞2着、同年有馬記念も2着<勝ち馬ジェンティルドンナを筆頭に超豪華メンバー>

・2016年 リオンディーズ・・・ 無敗の朝日杯勝ち馬も、以降のクラシック戦は5着2回で引退

・2017年 カデナ・・・ 京都2歳S勝ち馬、長いスランプを経て昨年の小倉大賞典優勝

・2018年 ダノンプレミアム・・・ 無敗の朝日杯勝ち馬、以降は脚部不安などでG1では苦戦もG2は2戦2勝

・2020年 ワーケア・・・ ホープフルS3着馬、好走馬の中では唯一、人気先行型でスピードタイプの着外組と似た傾向

 

 

どう転んでも人気になるダノンザキッドは、ライバルとなりえそうなシュネルマイスターやタイトルホルダーとは違い、重賞1番人気で連続勝利中の傑出馬。

超える馬が突如出現の展開でも、梅雨時の阪神デビューの強みで、守備範囲が広いことを武器にできる。
大型馬も強いから、有利な傾向が溢れている。

 

ディープインパクトの産駒が3歳世代になった最初の年は、奇しくも、東日本大震災の2011年ということで、キレイに10年分の記録として残っている。

6度の勝利があり、連対馬や人気になるも不完全燃焼のキズナ<5着>までもがクラシックホースになっていることからも、御用達のレースであった。

しかし、連続出走記録がついに途切れ、同じくその記録が続いていた東京スポーツ杯覇者の切れ目でダノンザキッドが勝利し、ここにも登場するという流れは、奇縁の一語では片づけられないのかもしれない。

ディープインパクトの父であるサンデーサイレンスの直仔が最後に勝ったのは、そのディープが三冠コンプリートの2005年が最後。

中間、5年間の弥生賞では、

 

 

・2006年 アドマイヤムーン・・・ 翌年G1・3勝で年度代表馬

・2007年 アドマイヤオーラ・・・ 皐月賞1番人気

・2008年 マイネルチャールズ・・・ 皐月賞1番人気

・2009年 ロジユニヴァース・・・ 東京優駿快勝、皐月賞1番人気

・2010年 ヴィクトワールピサ・・・ 皐月賞も人気応え快勝、以降有馬とドバイWCを制す<角居勝彦厩舎>

 

前走の重賞勝利を買われ、全て1番人気馬が制し、ヘイルトゥリーズン系<ヘイロー系とロベルト系に大分される>ばかりが勝利。
サンデー全盛時代より、勝ち馬に関しては手堅くなっていた。

6連勝の可能性は自然消滅するも、軸は絞りやすい。

2歳王者は1番人気でなくても買いだが、道悪では?

 

実は、タイムフライヤー以降の東の2歳王者に関して、僅か3例とはいえ、G1・ホープフルS勝ち馬の参戦は初めて。
タイムフライヤーは若葉Sで大不発の後、長いトンネルに入った。

後の2頭は、皐月賞直行でそれも勝ってしまった。
実力比較は縦になると弱いダノンザキッドでも、同期の繋がりの中では、雨以外の不安要素はないに等しい。
ここ20年に関して言えば、他の路線のクラシック狙いの馬にトライアルということで勝ち星を譲ることも多かったが、そのほとんどでここでの結果は、本番への結果とリンクする。

穴党の狙いとすれば、割に合わない博打を嫌うというスタンスで、伏兵狙いの筋立ては可能だが、枠連、馬連までしかなかった時代でもなければ、トライアルが重要視される時代でもなくなった今、むしろ、格はモノを言うという根拠も成り立たなくはない。
3連単時代ではマイネルレコルトもドリームジャーニーも、しっかりと押さえておかないといけない3着馬なのである。

 

伏兵で狙い目は、

・ソーヴァリアント→1位入線がドーピング判明による裁定で取り消し。おかげで、未勝利戦ながら2200Mで経験をつめた。オルフェーヴルの産駒で、秘める底力を温存できたのは幸運かもしれない。

 

・テンバガー
→地味に1勝馬でかつ関西馬というやつがよく馬券に絡むレース。無論、人気のない馬が圧倒的有利。一昨年がその最強バージョンであったから、ダノンザキッドの新馬戦の1番人気馬ということで、セット買いでいきたい。

プロモーションの一族は、人気先行になりがちだが、人気落ちで連続好走しながら、初重賞で大穴継続なら面白い。

皐月賞の前まではここまでスキルで通用するが、クラシックが始まってからは変わり身を見せる必要性が出てくる

 

即ち、ここまでは人気の根拠が何であれ、強そうな馬は滅多に崩れないのである。
とは、無敗馬の歴史を紐解けばあっという間に解釈できるデータなのだが、例えば、3戦以上経験した無敗の重賞勝ち馬が人気の中心となった時、3連勝以上している重賞勝ち馬と一括りして、新しい順に記せば、

 

・2018年 ダノンプレミアム<3連勝/無敗/朝日杯勝ち>

・2010年 ヴィクトワールピサ<3連勝/ラジオNIKKEI杯勝ち>

・2009年 ロジユニヴァース<3連勝/無敗/ラジオNIKKEI杯勝ち>

・1995年 フジキセキ<3連勝/無敗/朝日杯勝ち>

 

これら全てが人気応えて快勝している。
この次に不良馬場で消えた2歳王者が連続登場も
この前は昭和の名馬が登場も、古すぎるので割愛。
ちなみに、次に該当するのは弥生賞まで負けなしの2歳王者・ダイシンフブキ<1986年>

普通、連戦連勝の馬が立て続けにトライアルまで獲っていく猛獣のような戦績を積み重ねた馬ばかり想像するものだが、夏デビューのダノン、ロジ以外の2頭は前走が重賞初挑戦。

歴史を振り返れば、ダノンザキッドが予報以上に雨に湿る道悪で大苦戦の構図以外に、そもそも1着を外すことさえないという傾向が出ている。
面白いもので、ダノン以外は皆道悪の弥生賞を制している。

ダノンプレミアムもデビュー戦から稍重馬場で連勝したような馬。

 

厳しい馬場状態とはなっていなかったが、デビュー戦が毎年荒れ馬場の宝塚記念当日の阪神であったダノンザキッドが、少頭数見え見えの弥生賞で評価を下げること自体、残念ながらナンセンスなのだ。穴党でありたいと常に狙う永遠のとっつぁん坊やである筆者とて、重賞勝ち馬が他にいないのでは、ここは切る手が失われた以上、軽視できぬと諦めるしかなかった。

 

弥生賞予想2021 - ダノンザキッドの血統/成績/タイム

 

本命。

近年、ソウルスターリングやワールドプレミアくらいしかほぼ完全なる欧州出身の牝系から登場のスターは見当たらないが、そういう馬ほどダート転戦などあり得ないのだから、早い段階で結果を残さないといけない。

皐月賞に出ようとしたものの、うまくかみ合わず菊花賞トライアルまで休んだワールドプレミアは菊花賞を制した。
ソウルスターリングは2歳女王になって、3歳緒戦のチューリップ賞も完勝。

 

両者に共通するドイツベースの血脈は、ダノンザキッドには含まれないが、長兄が先日の阪急杯で爆穴をあけた2着馬のミッキーブリランテ<シンザン記念3着>、ちょうど間の一つ上の兄がオールザワールドという馬でまだ2勝しかしていないのだが、2歳秋デビューにもかかわらず、もう15回も走っている。

これらがディープインパクトの孫にあたる、一応ドイツ血統の縁故みたいなものはあるのだが、北米血統の中にトニービンが入っているだけのジャスタウェイを父に持つダノンザキッドは、リファール<オールザワールドは直仔アルザオ>のクロスを共通に持つ程度ながら、スケール感で兄たちを遥かに上回っている。

 

根拠はリファールクロスなのだが、これはドイツ由来のディープやブラックタイドからジェンティルドンナ、キタサンブラック各々登場で併発の究極形を生むニックスに近い構成であり、ステイゴールド×メジロマックイーンにかかったノーザンダンサー<直仔のノーザンテースト>のクロスに見られたゴールドシップ、オルフェーヴルの成功例に近い形にも思える。

 

同時に、ハイペリオン過多のトニービンやノーザンテーストが変に同居することなく、違うポイントならば好相性を引き寄せる可能性を秘める別トレンドのリファールとダンチヒ同居は、トニービンが遠くとも影響力絶大の血統図上4代目に入ることによる柔軟性を担保されたことで、下手に血統の価値が母系由来になっているエルグランセニョール<アーモンドアイの近親>、サドラーズウェルズとヌレイエフのスペシャルのコネクションとは一線を画し、ダンチヒ直仔のデインヒルだけがノーザンダンサーの母ナタルマの強いクロスを持つくらいで、風通しがいいところが、サンデーサイレンスからこの代まで続くディープとは違う成功のパターンなのだから、一見偏りはあるように見えて、違う血の集合体と言える。

 

ネオユニヴァースやハーツクライがよく2着に入るレースだけに、その親玉的存在であるこの馬が好走することは、生まれる前から見えていたのかもしれない。

それらに絡むエタン系やトニービンの血が混ざったことは、適性面で深い親和性を示していることを前走で証明した意味も大きいだろう。

弥生賞予想2021 - レインフロムヘヴンの血統/成績/タイム

 

対抗。

→なぜ登録してきたか不明も、(笑) 2000Mの方が合いそうなイメージがあるのか、父ドゥラメンテも管理した堀調教師の妙案でもあるのか、期待値からいって、2番手以下横一線に思える組み合わせでは無視したくない才能。

一応、新馬戦から中3週で+6kg→百日草特別から中1週で増減なし→東スポ杯ときて、しっかりと2勝目を挙げた前走のフリージア賞は絞ってデビュー戦と同じ体重と、思惑通りに育っているのは事実。
父も休み明けで大幅体重増はあったが、その逆で大きな体重減は一度もなかった。
もうハードな中1週ローテを父同様に敢行しているから、無理はしないだろうが、皐月賞もダービーも歴史的快勝のドゥラメンテの仔だけに、気になることばかりだ。

 

弥生賞予想2021 - タイトルホルダーの血統/成績/タイム

単穴。

→父ドゥラメンテでも東京スポーツ杯参戦の点でも、上位評価2頭と被る点があるが、ダノンザキッドと全く同じキャリアである一方、詰めたローテという秋3走の内容から、ほぼ同じ馬体重で乗り切ったところで、G1のホープフルSも完敗とはいえ、消えたわけではない。

牡馬の春二冠戦でともに連対の馬が、過去10年で全体数に対し1/3程度の8頭ばかりいるが、二冠以上は3頭なのだから、皐月賞馬が着順を落とすとできる基本構図を踏まえると、快走ではないということで推せなくはない。

どこかで中山は経験していた方がいいのは確かで、関東馬は無敗なら別だが、未経験馬では苦しいのがこのレースの掟。
高水準と言える重賞実績馬が少ないので、その連対実績<東スポ杯2着>とG1経験は素直に買いたいところ。

気になる存在について

ヨーロピアンが来るようで来ないレースなので、サドラーズウェルズインの非サンデー系外国産馬は無敗のシュネルマイスターのみ押さえる。

適性があれば、突き抜けるかもしれないがならば、このレースの性質からいって、1800以上を使ってから挑めよという話になってくる。




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