レパードステークス2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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レパードステークス2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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レパードステークスの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第15回レパードステークス
グレード重賞(G3)
日程2023年8月6日(日)
発走時間15時45分
開催場所新潟競馬場
距離ダート1,800m
コース直線
賞金4,000万円
レコードタイム1:49.2

レパードステークス2023 - 過去10年のデータ傾向

完全連対馬はそもそも、主力になっているケースそのものがレア

唯一、無敗で登場の伏兵・クライスマイルのみが連対。
もっと数が多いようでいて、ダート屋を集う日本版・トラヴァーズSにしては、若手のホープと呼べるような上り馬で、真の次期エース級を輩出しているのかと言われれば、あくまでもG3なりに頑張っている程度なのでは…、という視点となったところで、このことの解釈は見当違いとはならないはず。

しかし、エピカリスやブランクチェックなど、時計のある実力者であれば、ややアテにしづらい臨戦過程やキャリアの中身などでも、G3などのそのあたりはいい具合に適当で…、となって台頭するケースもある。
スケール感があまりにも魅力的であると、ミスティックロアだけでなく、戦績が似通っているエクロジャイトやボールドゾーンなど、人気になるならないは別として、期待だけ水増しもいい感じで高まりすぎて、過剰な支持を集める原因ともなる。

この時期なので、もう古馬と対戦している組が大半。
順調さを欠く馬が出てくることもない=馬券に絡むこともないので、人気がないのなら、無敗のオメガギネス<古馬未対戦>を買ってもいいだろう。
同期同士の戦いに目が集まりすぎているケースでこそ、このような隠れた実績に着目していきたい。

 

如何物の関西馬でも一応通用の傾向だが、重賞で東西格差は近年で極小の傾向そのまま

昨年は珍しく、関西馬が上位を占めたのだが、その前は関東馬の3連勝。
ひどく荒れることが増えて、その流れは、南関東所属の馬に歯が立たないことを事前に証明するかのようなユニコーンSでの予告事象から、全日本2歳優駿が、サウジアラビアやドバイの国際競走に向けたいいステップになっているのに対し、ある意味で、来年から実質今年の2歳戦線からもう動き始める、南関東を中心としたクラシック体系の再構築とその実践が、より健全化することで、目標が明確になっていく過程で、当然のようにピントがずれたこの時期の重賞は、一時的かもしれないが、一定レベルの低下を受け入れざるを得ない状況となっている。

南関東を中心に、若い内からの移籍がここ数年でパターン化されている昨今、JRAの生き残り策がダートにも重きを置くスタンスから、特殊性も競馬の立ち位置で絶対である芝への本格的なシフトチェンジにより、長期的には、レース施行数そのものに変化が出てくる可能性もある。

それはともかくとして、関西馬があれだけダートで強かったのに、比較的栗東からの輸送が関東圏以上にストレスフリーとされる組の不発の多さには、こうした背景があるものと、本質的解釈ではこの辺りの影響が波及してきた末の波乱傾向とするが筋というのが、筆者の理解である。
西も東もないのだから、押しなべて強い馬を改めて探し当てるレース。
来年は秋の大井の大一番という新概念に合わせ、このレースを移設するのか、もうひとつトライアルをこしらえるのか不明も、立ち位置は一旦変わる。
ユニコーンSは健全化傾向の一面を覗かせた今年、また関西馬は来ないのか。
何故か、矢作厩舎はがめつい指揮官のしたたかさが影響するのか、このレースで結構しぶとく走る馬が出てくる。
ミスティックロアは味方につけられるだろうか

人気になってもいい馬は、ほとんど限定できる重要戦

10年で見れば、1番人気の面々は健闘している。
しかし、ここ6年で連対は3度。
むしろ、数字を下方修正するようなバイアスが働いているとする向きさえあるくらいで、その理由は、前述の傾向というかトレンドに関わる、競馬界全体の流れによるものと想像できる。

一昨年のメイショウムラクモなどは、騎乗数を大きく限定しつつも、馬の話を聞くといようなニュアンスが最もしっくりくる馬乗りの矜持を体現するアラ還ジョッキー・柴田善臣大先生の華麗なテクニックが、圧倒的勝利の結果に直結したようなところがある。
今は武豊騎手も横山典弘騎手も、よく似たような職人の仕事を求められ、全盛期とまるで違う内容の馬作りを委ねられているが、それくらいしか近年の1番人気優勝馬が登場しない10年表となっているのだから、連外しについて丹念に調べ直してみると、昨年はホー騎手のガッツに応えた関西馬という特殊な構図になった裏で、川田騎手が敗れた。

これが1番人気連外しの原因のようなところがあって、その前はルメール騎手が飛ばしていた。
ルメさんは札幌で仕事をすることが多く、まず小倉にはいかない。
新潟はアクセスがいいから、函館、札幌の裏でも行くのは難しくはないし、行き方も選択肢があるくらいで、土日で乗らないケースも多い。
川田騎手は今新潟が多いから、毎年人気馬に乗っては、絶妙に期待を裏切る傾向には少し、このミスティックロアの背景がプレッシャーになる事まで踏まえると、この辺りの死角が穴党の脳細胞を活性化される要素となって来そうで、人気やスケール感で推したい多くのファンには、この点の消化具合がミスティックロア推しの盲点となって来そうである。

レパードステークス2023 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

『サトノクラウンがダービーを制し、本場ダートでも一応通用の時代だからこそ、北米産馬を買いたい』

ミスティックロアの血統

この血統
最も簡略な形で表現すれば、三冠馬・コントレイルからみて、年下の叔父。
サイクルの速いサラブレッドビジネスの世界で、こんなことを具体的に説明するのは何だから、中身を手っ取り早く解説していく。

父は北米のスター中のスター。
2戦目の未勝利戦から、西海岸を中心にボブ・バファート厩舎の天才らしく、連戦連勝でドバイワールドCまで7連勝したアロゲート。
クラシックレースも重視されるものの、芝よりは、本質的な部分でスピード能力のタフさが安定して問われる古馬のレースも、日本ほどではないにしても、北米のそれは馬鹿にならないと証明したような馬でもある。
牡牝それぞれから、3歳重要レースのウイナーを送り込んでいる点は、その縁にもなろう。

この母父はフォーティナイナー直系で、日本でも一時期エンドスウィープブームが起き、その直系にアドマイヤムーンもサウスヴィグラスもいるから、ディストーティドヒューマー持ちのミスプロ系を買い込んでくることそのものに、変な功名心は働いていないはず。

ただし、コントレイルだけでなく、その翌年に誕生、10戦8勝で2、3歳G1を4勝のエッセンシャルクオリティが同2021年いっぱいで現役を退いたいことと、2020年にコントレイルが世界初とされるクラシック親仔二代連続での無敗三冠達成直前に生を受けた、このミスティックロアとが、無関係にリンクすることは当然あり得ない。
欲しい血の一つに入ってくるアロゲートを得て、大物を作ろうとしたところ、その誕生のほんの数か月前の東京で、衝撃の東京スポーツ杯が事件化されることとなった。
運命に導かれ、同じラトロワンヌの血を引く3頭が、同じ男馬として、世界を作り変えるために躍動を始めたのは、奇しくも、コロナ禍の始まった頃とリンクする。

欲しいと思う血が詰まったミスティックロアには、北米産であるが故、USAスター・サンデーサイレンスの血が入らない。
競走馬としての行く末はともかく、晴れて種牡馬入りした際には、コントレイルの血を受けた繁殖牝馬を取り込みやすい下地ができているはずだ。
北米系らしく、速さを見せつけたい。初代優勝馬・トランセンドもそういう勝ち方であった。

レパードステークス2023 - レース展開と最終予想

このレパードS。
不思議なことに、最初の開催である2009年にトランセンドがぶっ千切った際に繰り出された、3歳限定重賞とすると優秀である1:49.5というタイムが、未だに残っているのと同義、唯一越したのが、不良馬場の2020年に高速の1:49.2で走り切ったケンシンコウだけで、元よりタイトな新潟ダートで、先行残りの共通点が、快記録のポイントともなっているから、トランセンドの作ったレパードSの勝ちパターンは、これからもずっと、恐らくだが、残り続けるのであろう。
10月の大井に、3歳馬の大目標が来年できる。
これを中心に、日本のダート競馬は推進力を得て、更にハイレベルになっていくはずだから、このレースの位置づけや開催時期の変更は、もはや避けられない。

新潟攻略と同義であろうトランセンド戦法は、ダートの基本的な勝ちパターンでありながら、その特殊な前残り傾向が、近年ほど崩れているレパードSは、波乱含みのオールカマー的要素を少しずつ取り込むようになってきた。
一方で、サウジアラビアでもドバイでも、ダートで日本馬は活躍。
ドバイワールドCに大挙押しかけた日本勢の中で、ある種本流の川崎記念連対2頭が、乱戦のメインで最もいい働きをしたのだから、川田将雅がそこを制したわけだし、ここもぜひ…。

この川田騎手。
昨年は1番人気タイセイドレフォンで、上々の内容も接戦を落とした2着。
小倉で乗ることも少し減ったから、新潟を夏の本拠としているトップジョッキーながら、近年は全て上位人気で結果に不満の連続は、騎手大賞に相応しい昨年の成績に対し、全く似つかわしくない。
そもそも、ドバイワールドCを戦略的に、最もウシュバテソーロに適した展開と踏まえた上での、ベストの押し上げ方から、最後は突き抜けたのである。
実質好位付けに等しいオークスのリバティアイランドも、満を持して、馬場の真ん中に出してから、しっかりと準備を整えた上でのスパートで歴史的圧勝劇を演出。
今の鞍上に相応しいミスティックロアという才能は、まだまだ大いに怪しげなビッグボーイの一頭に過ぎないが、競走実績の振り返り、加えて、その圧倒的に将来展望の明るさを見せつけたかのような血統背景から、ここで躓いてもらっては困るという意味でも、あっさり突破に期待である。

実は、妙なところにこの馬の死角があったりもする。
ミスタープロスペクター系がキングカメハメハ産駒のホッコータルマエやハヤヤッコしか勝っていないのだ。
2着も同父のダノンリバティだとか、穴のスウィープザボードがその名の通りにスウェプトオーヴァーボード産駒という2例だけ。
快速系が走る、カフェファラオやアドマイヤドンのようなフェブラリーSなどのマイルで全能力を見せつけるミスプロのそれが、このレースのコンセプトにフィットしない面はあるのかもしれない。

父はフォーティナイナーもアンブライドルドも持っているアロゲート。
ここまでのミスティックロアを見る限り、正式記録に残る馬場発表が、稍重2回、不良1回のみなので、時計が速い部類に入る、1分52秒台の持ち時計は是非モノの根拠のようで、序盤は毎度のように躓いている。
押して出した上に、内枠で揉まれた前走など、結果的に圧勝だが、本来消耗は激しかったはず。
ただ、いつものように4コーナーでは好位に押し上げ、直線勝負をモノにするという繰り返し。

実はこの時計に関しても、デビュー戦は65秒台であり、勝ったその後も、63.2秒、61.8秒。
ハイペースの経験はないが、勝負どころの押し上げ方からも、波乱に含みを持たせるような格好で前掛かりになる重賞らしい展開がほとんどのレパードSは、脚質というか完成度の面で不安もあるようで、前がしっかりと開けば、最後はしっかりと脚を使えるはずだ。
スローに近い流れで、前走はそこまで湿っていなかったが、前週の2勝クラスを制した大井でも穴人気になったテーオーリガードと、ほぼ同タイムで、時計水準はむしろ、前の週の良馬場の時の方が上だったほど。
変な逆説の展開ながら、差して動ける、また年明けデビュー馬特有の天井知らずな上昇気流も味方に、多様なローテで初重賞制覇を目論む他陣営を、ここは呑み込んでしまいたい。

急な相手強化も、ここに至るまでの時計実績が重要とされるレースながら、今年はその手の終いの伸びが自慢できるほど、先行力に魅力というタイプも、安定して差せる馬も多くない。
不器用なクールミラボーや、適鞍には到底思えないキレすぎるリバートゥルーなどにはあっさりのシーンを作られてしまうケースも想定されるが、うまくクラシックを戦えなかったサトノクラウンが、同じ堀厩舎から、タスティエーラというダービー馬を初年度から出しているのだ。
コントレイルの年下の叔父とて、あそこまできれないが、少し気の緩みがあるところも似ている。
無理強いをしなければ、勝手に動いて行ってくれる。
そういう姿が三冠馬と重なる勝負どころのシーンとした時、期待以上の直線の走りが見られるはずだ。
まだ同期としか戦っていない条件馬・ボールドゾーンも速さで負けないはずだから、歴史的邂逅と評されるようになったら、レースも盛り上がる。




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