ラジオNIKKEI賞2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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ラジオNIKKEI賞2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 14分

 

ラジオNIKKEI賞の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名第71回ラジオNIKKEI賞
グレード重賞(G3)
日程2022年7月3日(日)
発走時間15時45分
開催場所福島競馬場
距離芝1800m
コース右回り
賞金4,000万円
レコードタイム1:45.3

 

ラジオNIKKEI賞予想2022 - 過去10年のデータ傾向

普段は狙うこともないG1出走組ながら、裏路線組が充実しているわけでもなく

ここ10年で未勝利、その前も似たようなもの、ハンディキャップ競走になって、もっと春の実績上位の馬が出走しづらくなるような条件変更もあり、意外な大物となったスクリーンヒーロー<ジャパンC>、ストロングリターン<安田記念>、最近だとフィエールマン<天皇賞・春連覇など>といった面々が登場してきたという事実と、実際の結果の傾向との乖離に頭を抱えるシーンが本質を示しているとできる。

要するに出世レースではないのだ。
福島の1800ということは影響しているが、極端に前が残りやすく、雨の影響も同時に受けやすい開催時期と開催日程の絡みで、重馬場でも見せ場作りにとどまった2着のソングオブウインドが、ハンデ重賞に条件変更初年度に初のオープンで好走後、秋にレコード勝ちする菊花賞という流れにどうも違和感を覚えるのは誰でも同じ。

大昔の中山開催の時代は、天才マルゼンスキーが遊びながら圧勝した時の2着馬が、後の菊花賞馬であるプレストウコウであったということからも、永久にエースを作るためのレースとして機能していない非トライアル的位置づけが見えてくる。

だからこそ、再生を賭けて戦うG1敗退組の再成長を調子落ちの場面で狙うこと自体が危険となるが、昨年のわちゃわちゃした位置取り争いこそがレースの勘所というような組み合わせではない今年は、前走G1組4頭が、このラジオNIKKEI賞向きか置いといて、そもそもの距離適性や狙いがあるのか不明な他路線組の人気にもならない面々を負かす図だけは想像できるというわけだ。
無論、このレースに不動の軸など存在しないわけだが、翌週の七夕賞と比べれば、いくらか不都合には目を瞑れる。
牝馬も牡馬もない時代にあって、本質同等のA級に満たない似た者同士で、序列をつけるレースではないのだから、同時にそうしたところに妙味を持った面々を押さえないのは、ある意味で行き過ぎた穴狙いであろう。

買える伏兵の代表格である古馬対戦組を押さえようにも…

一昨年の2、3着馬・パンサラッサ、ディープキングらが前走阪神の1勝クラス組であり、ちょっと前の伏兵・ロードリベラルも同じく、6月に古馬と2勝クラス・1000万条件で戦っていた伏兵。
条件戦と馬鹿にされるが、古馬の条件馬には、重賞を経験していた馬もいれば、理不尽な形で強い馬の後塵を拝して心の強くなった馬も混ざっている。
G1を経験するだけで、馬も人も変化するものだとされるが、見てきたものの違う馬を相手に戦う価値は意外と大きいものがある。

というのは一般論ではあるが、1勝クラスなら、降級のない古馬勢に対し、自己条件拡大の3歳馬に2勝目狙いの古馬戦出走の意味は、昔ほどのものはない。
ただし、普段なら価値を見出せるその手のタイプが、ならば、ここで油を売っていないで、確実に3勝目を挙げた方が後々有利という考えもあるせいで、今年のように頭数そのものが揃わないこともある。

で、今年は出走頭数がそもそも少ない上に、当然、自己条件へと重複登録の馬も一定数いるから、適鞍がないとはいえ、1600以上未連対のホウオウノーサイドがいるいないに関わらず、彼がレースに存在することが大きく展開を左右するほど明快な戦略があるわけではない以上、自然と3歳重賞挑戦組から狙うしかなくなるという、一定の縛りがある組み合わせだとすぐに気づく。

人気馬が消える理由は、意外なほど複雑

中山で連勝実績のあるフィエールマンやゼーヴィントを除くと、あとは古馬に勝っている馬や明らかに力が上だったダービー回避のアンビシャスくらいしか、好走馬はない。
僅差になるとはいえ、真ん中より下の着順となる事が多いので、人気になる事のリスクの方がファンにとっては重大であったりする。

で、昨年のボーデンを筆頭にガイヤーズヴェルトといった、本番で好走の面々としっかりとやり合った実績、秘めるスケールが共に、このレースのコンセプトとフィットしなかったということで、サトノクロニクルと一緒に処理はできるが、先日の宝塚記念で強い2着馬に再びなったヒシイグアスが不良馬場とはいえ、設定上有利な54<過去10年で6勝>で敗れていることと、パラスアテナが自身1番人気が初めての牝馬で怪しかったが52だったということで、明らかに実績と斤量がリンクして人気にもなった連中とは違うところで、勝手に消えた馬も当然出てくる。
パラスアテナを負かしたのが、似たようにここ2走続けて快勝のバビットであるからこそ、では、ボーデンを負かした独走のヴァイスメテオール<昨年実に鮮烈な勝ちっぷりだった彼が、もうこの世にいないとは信じがたい>は、単にルメールより丸山元気の方が手が合っていたのか、ということでいうと、もはや、やってみた結果を振り返っただけという感じで、人気馬ほど、不可抗力が働くという定説以外を当てはめても、人気以外で切る要因を見つけられるというほど単純なわけではない。

ボーデンは東京の未勝利戦の勝ち方を引きずった人気でもあるから、切ってもいいわけだが、大負けしたわけではない。
乗り替わりということも、ここでは関西ローカルグループが初めて福島にやってくるパターンなどもあるから、結果的に、鞍上が変更されるケースも多い。
半分くらいは乗り替わりで、それでも人気で好走しているといった傾向。

55以上は要注意。
雨では狙いは慎重に、人気馬にそれを当てはめて絞れるわけでもなく…。
よくわからないベジャールが雨馬場になった時、毎日杯のような快走を見せる可能性があるということで、あとは実績も似たり寄ったり。
秘める何かを見つけるために、まずはオッズとのにらめっこをするのは避けた方がいいだろう。

『例年は好走例が少ないハンデを盛られやすいクラシック出走組が、しっかりと残念ダービー好走型に適した惨敗組で、実力からも侮れない』

 

ラジオNIKKEI賞予想2022 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

サトノヘリオスの血統

おなじみのエアデジャヴーの牝系で、サトノヘリオスからするとそれが母母・ファミリー直系の祖母に当たる。
速いレースに適さない一方、消耗の激しい一戦に適した、北米血統のタフさがミレニアム前後のまだ高速化が顕著になる直前の日本競馬にフィットしていた面があることも否めず、故に、今まで一族からあまり大物が出ていなかったと紐づける証左ともなっていたりする。

ファミリーの拡大した解釈をすれば、5代母にあたるTobacco Trailが、大種牡馬ブライアンズタイムとは従姉・従弟の関係であり、その面を踏まえられた輸入繁殖牝馬・アイドリームドアドリームの導入という経緯もある。
渋く長いところで活躍し、意外な早熟性を発揮した馬こそ本物と育ってきたブライアンズタイム産駒の傾向は、夏の上り馬の代名詞でもあるマヤノトップガン<G1・4勝>よりその一つ上でBT産駒が初年度世代である三冠馬・ナリタブライアンの示したパフォーマンスと活躍時期にこそ、その本質が表れている。

裏を返せば、サンデーサイレンスと丸被りでなければ、クラシックウイナーを複数送り出せるはずもなく、そうした観点から、菊花賞で燃え尽きたようなところのあるエアシャカール<皐月賞、菊花賞>のファミリーでもあるサトノヘリオスの一族というのは、長い目でその成長を促すという秘策を用いることに意味をなさない側面を秘めていたりする。

2歳時に2000Mで2分ちょうどと2分を切ったという2走で勝ち星のある馬が、クラシックで通用しないのであれば、それは早熟というよりも反動か距離不適の可能性を疑うべき。
エピファネイアの産駒に菊花賞は長すぎるという結果が、古馬になって証明される傾向から見て取れるように、タフすぎた宝塚記念でスマートにやり過ごせなかった同産駒の本質は、中距離の激しすぎない手ごろな頭数における底力勝負への適性に、少し偏っている可能性を露見しつつある。
よく見てきた宝塚の消耗戦を見たばかりだからこそ、サンデーサイレンスの4×2を持つサトノヘリオスには、ここで結果を出す義務が生じている気もしないではない。
菊花賞路線に向いた才能ではないように思う。

 

ラジオNIKKEI賞予想2022 - レース展開と最終予想

 

人気については読み切れないが、今年は珍しく、皐月賞に出走していた2頭が、それぞれトライアル3着だったことで、ある程度の支持を受けるだろう。
恐らく、サトノヘリオスは岩田望来騎手、ボーンディスウェイが石橋脩騎手のまま。
しばらくずっと鞍上が変更されていない上で、多少の斤量面の加算分を差し引いたところで、わくわくするようなロックドゥカンブ<2007年>、フィエールマン<2018年参戦もメイショウテッコンを追い詰める前に2着に敗退>といった、いかにも夏の福島に出てきて今後を展望していそうな隠し玉的裏街道のエース候補はいないから、どっちも消えるとなると、かなりややこしい結果が予測される。

ここも牝馬だろうというのも筋悪にあらず。
春の天皇賞以外の古馬G1では、安定して女傑級であるなしに関わらず<今年は世代のエース級ばかりが絡んできたが>、ずっと顔を出してきたところで、唯一に等しいほど、それらが目立たなかったNHKマイルCからソネットフレーズ、トライアルのアネモネSを制して本番は内枠有利のバイアスを味方につけられなかったクロスマジェスティが、立て直してきたことを証明すべく、自信をもって参戦の流れ。

人気になりすぎては、昨年のボーデンのようなこともあって、適性外だろう福島1800を力で制するという規格外の才能を見せつけるには、いくらかタフさの足らないところもあるはずだが、いかにも最初から狙っていたような、G1大敗後の両陣営の思惑も見えている。
今年は昨年とは異なり、ここ数年の流れに戻ったような格好で、牡馬戦線にエース級になれそうな好素材があまり多くなかったという見立て通りのクラシック2戦の内容であり、ずっと中身の濃い混戦を常に繰り返してきた牝馬連中からすると、横取りしてきそうな雰囲気もある。
現に、2年前のこのレースで人気になったのは、牝馬のパラスアテナ<4着>だった。

隠れ出世レースの白百合S勝ちのフェーングロッテンまで含め、怪しげな3歳ハンディキャップ重賞の一面は、そこまで際立って強調されたような結果にならない気がする。
ならば、結果的に2000で結果が出せず、中間の稍重の1800で結果を出しているサトノヘリオスの底力に、秀でた何かを持つ才能という点で一日の長があるはずだ。

未勝利戦の中京2000では、
61.4秒→58.6秒

と展開した後傾ラップで2分ちょうどの快時計でまとめ、コースレコードを記録。
ちょっとだけ先んじて、小倉の似たような未勝利戦を独走したキラーアビリティが、1:59.5を叩き出したから目立たないし、その後直接対決で雲泥の差となって実力差が顕在化したのでは、まるでお話にならないわけだが、キラーアビリティとは違い、2勝目の阪神・エリカ賞を制した際は、
59.7秒→60.0秒

というハードなバランスラップを乗り切り、無理を押して中1週のホープフルSに挑んだことは大失敗でも、フレッシュな段階ではハイパフォーマンスが可能なエピファネイア産駒のサンデークロス持ちが、間を置かずして、前残り展開のスプリングS3着ならば、皐月賞の残念すぎる17着にも多少の言い訳が許されるはずだ。

その皐月賞は、勝ったジオグリフのちょっとだけ後ろにいて、何も凡走する理由もなく、直線のアクションの小ささに過剰人気での危険性のようなものが漂うが、白百合Sを勝ったフェーングロッテンは、サトノヘリオスと争った未勝利戦のラップを気持ちバージョンアップさせたような、
60.6秒→59.2秒

でリステッド勝ち。
完璧に逃げ馬有利ということではなかったが、伏兵の逃げ切りとしては、よくあるパターンだろう。
拾って損のない彼と、それほど成長したという気配まではない両者が再戦となったわけで、牝馬勢とも横一線。
そのフェーングロッテンが55で、理不尽な重賞2着で56のベジャールと実績同等で事実上同斤の54のソネットフレーズに、55のサトノヘリオスと53のクロスマジェスティという人気勢の振り分けならば、牡馬で54という出走馬がほとんどいない以上、いくらか軽い方に重めの印を打つべきとなる。
条件を狭めたところで、所詮はハンデ重賞。
しかしながら、絞れるならそれの方が得策。
手堅くというより、穴狙いの手がフィットしないという意味では、先週の宝塚記念に学ぶべきと思う筆者なのである。




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