七夕賞2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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七夕賞2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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七夕賞の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第59回七夕賞
グレード重賞(G3)
日程2023年7月9日(日)
発走時間15時45分
開催場所福島競馬場
距離芝2000m
コース右回り
賞金4300万円
レコードタイム1:57.3

七夕賞予想2023 - 過去10年のデータ傾向

人気馬が壊滅状態になるのは、道悪か少頭数の乱戦だけ

一時期、全く用なしだった1番人気馬の連敗がストップしたのは今世紀の最初の頃であるが、それ以降で、福島実績のあった3頭が、1番人気に応えて勝っている。

七夕賞とて、1番人気はここ5年で1度しか連に絡んでいないが、10年で取ってみると3連対の記録。
四半世紀以上も1番人気が連敗してきた七夕賞も、立派な中距離重賞になりかけている。

同時期に2番人気は同じく3連対。
3番人気は3勝している。
無論、上位人気同士で決まっても、3着は人間の福島巧者以外歓迎しえない狂気の穴馬が突っ込んでくるわけだが、ライトなタッチで、ざっくりこの辺まで押さえればいいとした時、昨年のエヒトのような54で独走という、七夕賞的展開はそこまで期待する必要はないのだろう。
人気馬から振っていった方が、今は合理的。
とはいえ、雨の降り方如何で、オッズはいくらでも変化するのがこのレースの面白いところでもある。

牡馬は重いハンデで限る

昨年のエヒトと何かタガが外れたかのように強い競馬をしたメドウラークなどは、決着タイムの速い年と遅い年という良馬場の中での分類で、極端な部類の結果が出た年で共通。

G3勝ちの実績こそあったものの、56で勝てたハンディキャップホースのメイショウナルトを除き、牡馬ばかりが近年は勝っているから、力のあることが証明されている57以上の、人気面で少し不安もあった実力者たちが、無難に福島の底力勝負を制しているということで、消耗も激しく、勝ち負けに目を転じると、函館記念や新潟記念よりは、開催の時期もあって、まだフレッシュな面々、馬場でもできるから、強そうな馬というやつに乗っかるのはあり。

無論、伏兵は軽ハンデが鉄則だから、CBC賞に学ぶなら、馬場状態次第で穴の狙い方も変化するとしたいが、このレースはやはり、雨の降り具合が重要。
雨が降っても荒れるとは限らないが、穴馬の来る確率が少しだけ上がるというだけで、そこはもうメンバー次第。
無駄に背負わされるのでは困るが、57くらいで弱音を吐かれては困る。
遅い時計希望ではない限り、人気でも買いたいのはむしろ、58前後のオープン実績のある馬であろう。

マーメイドSとクイーンSのちょうど間の開催だけに、牝馬で強そうなのはまず出てこないが、今年は…

重賞実績のある3頭がエントリーしているものの、実際問題、来るか来ないかは彼女たち自身の状態ややる気に大きく左右される。
2011年に中山で行った際は、牝馬が1、3着。
勝ったイタリアンレッドは、その後に猛女と化して、小倉記念と府中牝馬Sも連勝していった。

福島の特性からも、牝馬にフィット感があるわけでもなく、福島牝馬Sの例年の荒れ具合からしても、七夕賞向きなどそもそも存在はしない。
ただ、一昨年のロザムールには道悪の中山牝馬S好走実績こそあったが、他の条件で凡走続きだったので、結局のところ、馬場で来たという印象。

荒れ馬場得意の証明がされている福島巧者ともなれば、ハンディキャップは重めにつく。
55でも少し辛いところで、今度はしかし、58を背負わされる牡馬連中が一気に増えていく斤量設定の特性から、牝馬は同じボリュームアップでもいくらか有利に働く。
58くらいとなると、牡馬はきつくなるから、絶対量で55という今までは重かった牝馬が出てきても、ロザムールの53と同じくらいの扱いでもいいだろう。
さすがに52のイタリアンレッドと一緒にはできないが、54、55で好走の牝馬という例はそれなりにある。

七夕賞予想2023 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

リファールのクロスに要注意という傾向に乗っておきたい

カレンルシェルブルの血統

父は10年以上前のキングジョージを圧勝したハービンジャー。
縁あって、日本で種牡馬生活を送る運びとなったが、グランプリウイナーのブラストワンピースとマイルの快時計勝ちがインパクト大だったG1を2勝のノームコアなど、よく目立つ馬は代表馬としていいディアドラのように、どこかで海を渡って、何かをしてやろうと企てた芯の強い名馬こそ、一流であることを示した経緯から、その他は押しなべて、ペルシアンナイト、モズカッチャンなど、時計がいくらかかかる京都に代表されるように、直線に急坂のないコースを好む、本質的には平坦向きのキャラが根付きつつある。

よく考えたら、香港で引退戦を制したノームコアも、ブラストワンピースやディアドラが挑んだパリロンシャンの凱旋門賞も、道中に難しいハードルはあったとしても、直線は真っ平らに近い形状。
ワンターン向きしか出さないようで、スワーヴリチャードやノットゥルノらに続き、ハーツクライ×アンブライドルズソングの配合では、獲得賞金で上位に入るカレンケカリーナ<条件戦のみを5勝>は、競走生活晩年ほどにそうした性質を如実に表していったが、この産駒のカレンルシェルブル=初仔は、この平坦適性のようなものをしっかりと受け継ぎ、中京でこそ2勝しているが、他は小倉であり新潟、また前々走の福島と、ローカル完全勝利に、今後の飛躍如何で、可能性を秘める逸材?となっている。

リファールはハービンジャーにもハーツクライにも入り、母母母父も該当という念の入れよう。
先週のラジオNIKKEI賞を制したエルトンバローズは、このクロスが流行り出す頃にダービーを制したディープ産駒最初の牡馬クラシックウイナーであるディープブリランテを父に持ち、リファールの4×5を持っていたことで、ベガ一族の芝適性を全開にしたような頑張りで、レーベンスティールの不発を埋め合わせた。
リファールが薄く継続して掛かり続けたのが、グランプリホースという括りでは語られることもなくなったスター・イクイノックスのそれとも共通し、何かのよりどころを求めたい伏兵には、こうした血のアシストから、勝機を見出したいという面も十二分に叶えてくれそうな、確かなものを秘めている。

七夕賞予想2023 - レース展開と最終予想

都合の良い解釈をしたのなら、前々走の福島で同じ芝2000M、そこそこ出世レースにもなっている福島民報杯を制したカレンルシェルブルは、その本質をまるのままに示した、豪快な差し切り勝ちであったとできる。
典型的な差し遅れタイプの欧州系の種牡馬の産駒らしい振る舞いは、陣営をやきもきさせるもの。
近年、凱旋門賞だキングジョージだと、ただ名前だけの雰囲気重視の種牡馬購入が、それこそ、ラムタラの招聘で大失敗であったから、マリエンバードだとかノヴェリストもいないわけではないが、さすがに社台スタリオンステーションで一流欧州調教馬を連れてきてはへまを犯すことはもうなくなった。

そうした中で、過激なまでにキングジョージで強かったハービンジャーを、ワークフォースと同期に活躍していたものの、いい加減デインヒルも代を重ねれば、日本向きの馬も出すだろうと踏んで、凄まじい2:26.78でワークフォースもケープブランコも<これらすべて、日本で種牡馬入り>置き去りという結果で、違いの分かる男として導入を決めている。
しかし、当たりはずれは、北米血統以上に、ベースにあるスピード能力の違いから、短距離に逃れるというような回避する手段を持ち合わせないため、大概はスピード能力を欠く、見た目にはポンコツも同然の駄馬も少なくはない。

ハービンジャーはそんな中で、重厚な配合からでも、日本でクラシックレースを勝ったキングカメハメハ、スペシャルウィークなど、強いダービー馬を母父に持つ血統馬から、しっかりと額面通りに、イメージ通りの適距離で走るG1馬を一気に2世代から3頭出している。
いずれも3歳春には重賞戦線に乗る、欧州のトレンドに合わせたような早熟性を備え、さすがに高速馬場は好まなかったが、ディアドラはずっと欧州圏に拠点を置いたものの、ついに壊れることなく、競走生活を全うしている。

ハービンジャーに長い距離も合わず、また、ノームコアタイプの北米血統とのミスマッチも覚悟のノーザンダンサー五目並べ配合から誕生した中距離ベースの快速型も、肝心の勝ち切るレースは洋芝だとか稍重だとか、そういう条件に絞り込まれるとなると、種牡馬としても優秀な部類であるハービンジャーは、ついに、デインヒル系の後継でありながら、自分とは別物の真のエースを出せずに終わる可能性が出てきている。

ナミュールも牝馬、同期のプレサージュリフトも同様で、ゴールドアリュール一族のペルシアンナイトがマイルチャンピオンシップを勝ったのに、期待されずに、乗馬になっているわけで、ダービーで勝ち負けなら違う道もあっただろうブラストワンピース同様、後継者に恵まれる状況にはなりえないままだ。

今更ながら、このカレンルシェルブルがスワーヴリチャードと同配合の母の血統を武器に、古馬中長距離戦線で大暴れとはいかないだろうが、これだけ活躍馬を出すキングジョージウイナーなど、これが最後かもしれないというのに、こんな有様では気の毒である。

デインヒルの血が蔓延る欧州圏において、本当は、ハービンジャーの居場所はなかったのだろう。
晩成のレッテルを張られる、3歳時まで一介のステークスウイナーに過ぎなかったハービンジャーが、一度大物斬りをしたくらいで、簡単に評価を得られるわけではない。
とりわけ、速いタイムを鵜吞みにしないという、当地の評価基準も影響してくる。

ただ、このハービンジャー産駒は、その活躍馬がそうであったのとは全く異なり、4歳春手前のダイヤモンドSの時点で重賞2戦目。
オープン入りは秋であったから、明けの金杯がようやくの重賞競走3度目の挑戦であった。
57での重賞出走は、前走の泥まみれ惨敗の新潟大賞典に続く2戦目。
ただ、斤量設定の変更で、58の馬も昨年独走のエヒトを含めて、トップハンデ58.5はいささかかわいそうなヒンドゥタイムズ・ハービンジャー産駒 も加えると、実に4頭もいる。

55の若手の方が有利だが、前述の傾向も踏まえ、理不尽ではあっても実力勝負傾向は味方につけられる。
一方で、先週のエルトンバローズはリファールの4×5を持つディープブリランテの産駒、先々週のイクイノックスは同クロスが5・5×4。
ヒンドゥタイムズも父も母父ディープもリファールがあるし、母父ハーツクライのこのカレンルシェルブルも同じクロスが作られている。

狙いあってのこととしても、鈍重さに磨きをかけるようなキレ増強効果をもたらさないこのハービンジャー産駒に絡むリファールクロスは、G1を狙えないと判然とした根拠ある死角であろうとも、ワールドクラスの波乱を生む福島特有のリズムで、能力全開の可能性を秘める。
前々走がそうであったように。
また骨の折れる仕事となりそうな斎藤新騎手であるが、ドゥーラで今、大切な何かを掴もうとしている状況で、何となくリズムが合う、右回りの中距離戦で、かつて自厩舎のレッドガランを重賞初制覇に導いたような豪快な差しの手で、しっかりとした直線に向けた準備を積み重ね、この安定の混戦を断って切ってほしい。




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