ラジオNIKKEI賞2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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ラジオNIKKEI賞2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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ラジオNIKKEI賞の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第72回 ラジオNIKKEI賞
グレードG3
日程2023年7月2日(日)
発走時間15時45分
開催場所福島競馬場
距離芝1,800m
コース右回り
賞金4,000万円
レコードタイム1:45.3

ラジオNIKKEI賞予想2023 - 過去10年のデータ傾向

1番人気苦戦傾向へと戻りつつある

4年続けて、1番人気馬は4着以下。
2019年の不良馬場はヒシイグアス、2020年の稍重では牝馬のパラスアテナ。
以降は馬場状態に関係なく、ボーデンやボーンディスウェイなど、今となってはかなり怪しい皐月賞トライアルの注目馬であり、押し出された人気に応えきれるほどの器となるのは、むしろ、ダービーのトライアルや関連の競馬、ダービーのすぐ後に京都で行われる白百合S好走馬など、意外と、人気に応える条件というのは狭い。

というよりも、根拠が判然としないまま、雰囲気で推されることが多い人気馬を買う理由は、本来はあまりない。
消えると嬉しいというよりも、荒れない年の方が不思議とした方が合点はいく。
1番人気が近10年では4度絡んでいるが、メイショウテッコンとフィエールマンで決まった力の決着である2018年でさえ、3着は人気薄のキボウノダイチ。
穴に振るという基本スタンスを崩す意味はあまりない。

ショウナンマグマさんに肖りたい馬は、毎年沢山現れるレース

ショウナンマグマや事故死を遂げたヴァイスメテオール<イクイノックスの兄>らが、春の競馬から直行の2勝馬・フィエールマンに次ぐ中山実績組で、ダービートライアルというよりも、ほとんどラジオNIKKEI賞展望の馬向けのレースになっているプリンシパルS<勝たないと優先出走権を得られなくなったから、ますますこのレースのステップにしやすくなった/今のトレンドから、中7週はそこで好走していた組にはちょうどいい>組は、今のトレンドにぴったりという感じで、連対馬を連続して供給中。

残念ダービーには違いないが、身の丈に合ったレースを選ぶ本格的なパートⅠ国らしい競馬になってきたのだろう。
荒れるレースになるのは、福島でかつ雨馬場が多いから仕方ないが、勝った馬は近年ほど弱くはないし、アンビシャスやゼーヴィントは成功した組。
何より、2着馬の中にフィエールマンとあのパンサラッサもいる。
先行型に完敗であったが、それぞれが成長を遂げることで、いい経験としたのは各陣営が描く青写真とも言える。

ショウナンマグマはフィエールマンとは違い、ダービートライアルを使っているが、近年ではバビットと同じくらいインパクトを残す勝ち方をしたヴァイスメテオールとよく似て、前々走は中山で快勝の共通点がある。
勝っている馬もいるし、連対率は取っつきにくい馬ばかりの中で、中穴では狙い目の確勝級に近い候補。
オークストライアルウイナーの対抗に、セオやアグラシアドを推すのはそのため。

桜花賞やオークスの組が勝てるほど甘くはないが、外してきた組なら例外もいて不思議ない

ダイワドレッサーという中山でビービーバーレルに完敗だった牝馬だけが、近年の目ぼしい好走馬。
そもそも、宝塚記念と似たような雰囲気のレースでありながら、エース級の出走はないのであるからして、牝馬が有利な夏競馬の鉄則はあまり通用しない。

ただ、ダービーで命を懸ける競馬を強いられる牡馬同様、桜花賞もオークスも大変重要な牝馬クラシック戦なのであり、そこでどうにかならないかと勝負をかけた組に、出番があるわけがない。
ダイワドレッサーはクイーンCも使った上で、オークスに直行ローテで、色々かみ合わない中でも8着。

ほとんどレースの意味があったか不明レベルのリバティアイランドが元気に走った二冠戦で、消耗していないというか、忌避したというレベルの裏路線進行から逆転の構図は、ここで結果を出してからという算段。
物足りないのはリバティアイランドが相手であったからなので、トライアル勝ちのウヴァロヴァイトタイプは、例年なら一定の支持を集める。
それが回避であるなら、例年以上に期待感が持てる。
小回りで2勝のスイートピーS3着・アグラシアドもナメられたものではないだろう。
本線がダメでも、こちらには肩入れしておきたい。

ラジオNIKKEI賞予想2023 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

我々の知る限り、非主流のノーザンダンサー直系に救われたという日本競馬は、近30年でも今だけだろう

ウヴァロヴァイトの血統

第90代東京優駿・日本ダービー優勝馬であるタスティエーラと同じ、関東馬のサトノクラウン産駒。
しかし、彩りを増す母系が秘める豊かな可能性について、ここは触れるべきか。

3代母のウイルプリンセスは、ミトラの3代母でもある。
当然のことながら、母エイグレットで共通で、彼はウヴァロヴァイトの年の離れた兄。
ダービーでタニノギムレットに敗れたシンボリクリスエスの産駒で、福島記念と暮れ開催の金鯱賞を勝っている。

ただ、この系統はそもそも、日本競馬に栄光をもたらしたフロリースカップ直系であり、ウオッカもスペシャルウィークもいるが、近親は2006年の皐月賞、ダービー二冠馬であるメイショウサムソンがいるという重みが加わるので、福島重賞では軽い扱いなど当然できない。
何しろ、ミトラは福島記念快勝馬でもある。

直系5代母のガーネットは、まだ芝2600時代の有馬記念ウイナーであり、3200で行われるものとされた東京の天皇賞も直前に制している、異色の晩成型名牝。
父は三冠・セントライトの弟で二冠のトサミドリ。
初期の傑作として、何となくハーツクライがリスグラシューを出したのと似た経緯を辿った。

晩成の可能性も秘めるが、そのガーネットにフォルティノ、サンプリンスを配したから、少し現代的なスピード競馬のベースを取り込んでいるので、母がいきなりサンデー×ノーザン<テースト>であっても、変わり者を出す可能性があったところで、勇ましいメイショウサムソンのような野武士が出ることもあり得た。
知られるように、今年のタスティエーラはメイショウサムソン以来となる、ノーザンダンサー直系のダービー馬。

こんなに世界の大主流で、この直系からダービー馬が出てこない国も珍しいが、偏りが少しでも是正されるならば、皆歓迎である。
生産者にとって重要な非サンデー系の優勝は、キタサンブラックが悪いわけではないことを、イクイノックス以外も証明してくれるはずだ。
ウヴァロヴァイトは、今の瞬間を大事にしておきたい。

ラジオNIKKEI賞予想2023 - レース展開と最終予想

新馬戦はハイレベルな一戦と振り返られることになる札幌開幕週の芝1800戦。
インを抜けてきたドゥアイズに、クイーンCではもっとハードにゲートボール式の間接アタックで玉突き衝突の憂き目に遭うが、この時も、正攻法抜け出しでキレ味を見せたが、若干止まったという感じで競り負けてしまったウヴァロヴァイト。
横山武史騎手が自信満々に戻る手前、まだエフフォーリアと共に沈黙にも等しい時期を迎えていた秋の東京で、しかし、この馬ならもっと大きなところを獲れるという未勝利戦の芝1600の内容から、ワンターン向きの決め手比べが主戦場という雰囲気こそ漂わせたが、クラシック戦線には乗れず。

ゴール前でキレが鈍るというイメージ先行で、大事に東京で乗った結果、3戦目でやや詰めて使った牝馬の出世レース・赤松賞では、脚を測った当時主戦の判断は裏目に出て、いくらか桜花賞戦線で後退の、差し遅れの上で脚を明らかに余した距離不足の3着であった。

件のクイーンCでは、かなりバランスを崩してしまい、これまでの努力が水の泡になってしまったではないかという鞍上の気持ちが伝わるような、ゴール前はドロップアウトの結果。
若い牝馬の将来を慮れば、才能を秘めるからこそ、引かざるを得なかった武史騎手の好判断が、今回の実力発揮に繋がるか、今度はウヴァロヴァイトの実力が試されることとなる。

新馬戦も煽るような手応えの中、素晴らしい決め手で抜け出しかかったが、ドゥーラが猛然と追い込み、トップナイフが戦略変更を決めた初戦とし、また、ダートに転じて今や無視できない2勝クラスになったばかりのアクションプランもいた9頭立ては、少頭数ながら、かなり濃密な一戦。
ここはリバティアイランドというスーパースター候補と戦っていない、無垢さが魅力の中型牝馬に、十分な上がり目と同時に、経験値の点でも、他よりもアドヴァンテージがあるとみたい。

そういう背景があるところで、今や、G1は3割くらいは乗ってくる若手にのし上がってきた菅原明良騎手で、理想のツータイミングくらい仕掛けを待った外差しで突き抜けたスイートピーSがあるという流れ。
こうした才能の発揮は、まさに、東京デビューから中山でいきなり完勝のサトノクラウンそのものの成長のリズムであり、タスティエーラも進化が少し早い分、ダービーで完成形の一端を示したことで、よりウヴァロヴァイトの振る舞いは自在になっていく。

中山でも東京でも快勝の記録があるレーベンスティールは、そのタスティエーラと好敵手になった皐月賞馬のソールオリエンスに、中身の上ではやはり完敗であった新馬戦が、ほぼ同時入線。
心憎く、ゴール前だけクビの差がついたのは、スターとその他との違いでもある。
人気にはなるだろうが、その前々走は不良の中山とはいえ、セオと接戦。
セオが前回はその対戦経験から、人気先行になった京都のレースもあるが、実は、小回りだと大差のない力関係であって不思議はない。

まあ、レーベンスティールはリアルスティール産駒、タスティエーラとウヴァロヴァイトは同じサトノクラウンが父で、イクイノックスとソールオリエンスはキタサンブラックで、東京マイルで過激な時計を繰り出し快勝も出走は難しそうなラファドゥラは、リバティアイランドと共通する父ドゥラメンテ。
2012年のゴールドシップ、リアルスティール、ジェンティルドンナ世代がクラシックで活躍する年に生を受け、3年後に大舞台で覇を競い、シュヴァルグランやミッキークイーンなども加わり、長く日本競馬を支えた黄金世代が、早くも代を経て、クラシックを賑わせている。
考えてみれば、古株のハーツクライやラストクロップの代となったディープらの産駒を除くと、2015クラシック世代の産駒がターフを賑わせた。

ミッキークイーンとライバルであったクイーンズリングは、前者がミッキーゴージャスをオークスに、シャザーンを春二冠の重要戦に送り込んだ後者と、数的不利は当然の牝馬連中も、大いに暴れている。
そうした中で結果を残し、皐月賞は1番人気であったサトノクラウンは、いくら日本で活躍馬をポツポツ出す有能なトライマイベストの直系とはいえ、よく考えたら、桜花賞の裏トライアル的存在のアネモネSだって、トーセンローリエが勝っているのだから、すでに第一ミッションはコンプリート状態。

ノーザンダンサー系はダービー一つ取っただけでも、平成初期にエルバジェ直系の孫である2頭が勝って始まったところから、昭和最後のダービーはマルゼンスキー産駒のサクラチヨノオー、2着以降はアスワン、ノーアテンション、ヤマニンスキー、ノーザンディクテイターと上位独占だったのをすっかり忘れてしまったかのように、以降はわずかに、1996年のフサイチコンコルド・カーリアン、2006年は二冠のメイショウサムソン・オペラハウスと、ほんの少しの勝利の記録しかない。
1995年からその直系をターフに送り込むサンデーサイレンス一派は、直系だけで18頭、母父サンデーサイレンス系が今年のタスティエーラと、自身と同じくらいの天才を送り込むドゥラメンテら2頭が、ダービーを勝ってきた。

あとはキングマンボかロベルト。
サンデーと伍してキレるとされたトニービンは、母父でも来なくなったが、母母父のラインでは今が旬。
しかし、どの時代のトレンドにも、世界の競馬シーンで重要な場面ほど勝ち切っているノーザンダンサー系が、ここまで活躍しない国は他にはない。
サンデー孫世代の母を持つタスティエーラと、一代以上サイクルが遅い母父サンデーのウヴァロヴァイトは、タスティエーラとドゥラメンテの関係にも似て、前述のナスルーラの偏り方からも、晩成型のファミリーでも、ちょっとした調整具合で、3歳から重賞で間に合う馬に育てるノウハウが確立されている昨今、このウヴァロヴァイトが秋華賞に向けて進化をアピールするには、ここがベストのステージになってくるはずだ。

大箱のコースでキレが鈍る馬は、決まって、実力型ほど日本の右回り、タイトな中距離戦を好む傾向はよく知られる。
沙田と阪神内回りで大物討ちのサトノクラウンが、ダービーで目立つ結果は想定を超えているが、順当な流れに乗り、今度はドゥラメンテが残した宝物に手をかける刺客となれそうな雰囲気を秘める、この第三の女にも、やはり注目であろう。




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