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宝塚記念 -予想-

読了までの目安時間:約 5分

 

様々考えることはあった。
最大で11頭立てということ。
それにより、春の天皇賞よりはレースの質は明らかに低下するだろうということ。
そして、有力馬が苦手とする高速馬場になってしまったという不可抗力もどう働くのだろうか、などと…。

水曜日に国内の大部分が大雨に襲われた。
以後、馬場を湿らせる要素となり得る雨の量にはならないと予報が出ているが、週末また雨が降りそうで、日曜日はほぼ雨の中でのレースになりそうとのこと。
恐らく、連続開催では週中辺りに週末の予報に合わせた馬場作りをするのだろうが、その時にかなり降られたから、完全に日曜の雨が外れても、先週までの高速化は有り得ないはずだ。
馬場叩きをするにしても、散水量を減らすにしても、中間の天候が方策や指針を決める要素となるから、金曜日でもパンパンにはならないだろうし、いじろうとし過ぎるとまた雨が降ったらボロボロになってしまうから、馬場の変質はほぼ間違いないと思う。

とはいえ、それでも時計がある程度出るだろうから、極端な道悪、桜花賞の週くらいの馬場になれば、中距離戦の時計勝負はあまり歓迎ではない有力馬には、イーブンのコンディションでの争いになるはずだ。

そして、最も気になるキタサンブラックの動きに不安がないと明らかになった今、それまで見てきた彼の大一番でのレース内容の安定感とどこかそれでも死角はないかと色々見返してみたのだが、普通にはレースをできるメンバー構成と頭数なので、出遅れない限りは…。

思えば、大阪杯はスタートがあまり良くなかった。
これまで吉兆となっていた1枠1番でもなかったし、先行馬も多かった。
武豊騎手は、そのようなささやかな不安が現実のものになっても、急がず騒がず、じっくり揉まれない位置を取るために最善の内に入らないような策をとり、結果は皆さんご存知の通り。

3000M戦では、速いという要素が変質するから、いつもの競馬に鞍上の勝負勘を加えて、自身最高の競馬をまた塗り替えて見せた。
そこで出遅れて、全く勝負にならなかったかつてのグランプリホースがいる。
ゴールドアクターだ。

◎ゴールドアクター
○キタサンブラック
▲シュヴァルグラン
△ミッキークイーン

中距離戦となれば、キタサンブラックも得意な条件に替わるが、それはまたどの馬にもチャンスが出るという意味ともとれる。
菊花賞3着で注目され、充電期間を経て、昨年の日経賞まで怒涛の5連勝。
2500M重賞を3勝し、その中でも有馬記念は素晴らしい競馬をしていたが、父も祖父もそうだったが、本質は中距離のパワー型だと思う。

その証拠に、前回の競馬は後方から伸びるはずの流れではあったが、皆が自分の位置から同じくらい頑張り合ったレースなので、直線で画面に映るシーンはまるでなし。
速い展開が苦手なのではなく、実は意外と、器用に展開に自分を合わせるようなテクニックがないのであろう。
器用に立ち回れているのは、先行するタイプであり、また簡単にはバテない馬だから。

サウンズオブアースが何度春天に挑んでもダメで、秋のチャンピオンレースで2年続けて好走したように、決して、万能型の王者ではないのだ。
すると、今度はツボが気になるという話になってくる。
少々スケール感は4歳時よりも劣っているのかもしれないが、リフレッシュされた後のオールカマーの内容は、パワフルさが復活していた。
その後変にレース間隔が開いたことで秋GⅠは不発だったが、今年は苦手の長距離戦がハイレベル決着でノーカウントにでき、今回は11頭立て。

更に、絶対的なキタサンブラックの強みを消せる可能性を持つ、彼より内枠に入るという幸運も巡ってきた。
お互い自分の力を出し切れる条件で、片方は前回タフに戦い抜き、こちらは力を出し切れずに終わっている。
最近あまり聞かなくなった栗東留学とも言われる滞在調整で、かつて北海道で3戦3勝している実績も推し材料。
横山騎手というのは、苦も無く自分の型を崩してそのまま自分の競馬に持ち込む達人らしさを遺憾なく発揮できる今回、何なら先手を奪ってでも相手を潰すことを考えていないでもないはず。
いずれにしても、有力馬同士の競馬になるのだから、自分らしさを出し切ったものが勝つ。

武豊の合理的な競馬を何度か雰囲気そのものを変えて、自分たちの流れに作り替えたことがあったが、ライアンよりは乗りやすいこの馬で、マックイーンくらい強い相手を負かす手は、馬の力を信じられる状況では限られるだろう。
負けを恐れなくなった瞬間、勝ちに焦った本命馬を負かす絶好機を得るなど、勝負の世界ではよく見る光景である。

 

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大沼S -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 

7歳以上の3頭が、
ジェベルムーサ 58
ショウナンアポロン 59
ナリタハリケーン 1年ぶり一叩きも、オープン勝ちなし
となると、もう5、6歳の11頭の中からの選択になるのは、ほぼファンの共通認識となるはずだ。

昨年から準オープン以上で2勝している馬が、都合よくというか、5歳馬に3頭いるから、その中で斤量利はないものの、一応オープン勝ちのあるタガノエスプレッソから狙おうと思う。

ここ2戦は北村友一騎手が怖気づいたのか、後ろを回ってくるだけの競馬に終始してしまっているが、芝での3勝はいずれも先行してかつ上がりも速い時に走っているような馬だから、最初こそうまくいったものの、人気になった途端京都で不発、以後距離延長で後方一気を狙うも見事に玉砕という有様。
惨敗の3戦で唯一見せ場を作った上がりトップだったアンタレスSも、平均やや遅めの流れから殿強襲の記録では当てにならないが、ここで小回り1700の選択というのは、強ち的外れではないだろう。

奇しくも、翌日の主役と同じブラックタイド産駒で、キタサンブラックより先に走った馬だが、そちらがGⅠ路線に乗った時期には、もう一介のオープン馬になってしまったタガノエスプレッソは、あのトネールを兄に持ち、母の兄弟も地方で走ったというダート向き配合。
使える脚が短いからといって、不適という見立ては早計だ。

意外と好メンバーだったファイナルSがハイペースを利した差し切り勝ち。
先行したいタイプも多い組み合わせの今回、ちょっと位置取りを気を付ければ、決め手争いで見劣ることはない。

◎タガノエスプレッソ
○ダノングッド
▲テイエムジンソク
注メイショウスミトモ
△ディアドムス、ジェベルムーサ、スズカリバー、トップディーヴォ

オープンに入ってまるで歯が立たなくなったダノングッドは、元はといえば、中距離で先行していた馬。
彼のデビュー当初に乗っていた小崎騎手なら、強引に下げることだけはしないように思う。

 

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1強の死角

読了までの目安時間:約 3分

 

1番人気馬が2.5倍を切る単勝オッズで、かつ、2番人気以降が5.0倍以上の宝塚記念というのは、ここ10年程を振り返っても、意外と多い。
そして、とんでもないことが起きるのもまた、このレースらしいところでもある。

16 ②1人ドゥラメンテ ①8人マリアライト
15 ⑮1人ゴールドシップ ①6人ラブリーデイ
10 ②1人ブエナビスタ ①8人ナカヤマフェスタ
09 ③1人ディープスカイ ①2人ドリームジャーニー
08 ②1人メイショウサムソン ①5人エイシンデピュティ
06 ①1人ディープインパクト -

要するに、結構荒れているわけだ。
良馬場ではない宝塚記念は10年で4回、1番人気【0301】というのはそっくり08、10、16年に当てはまるから、良馬場で【2121】という不安定さよりも、実は気にした方がいい部分でもある。
勝ち切ったのがステイゴールドの2大巨頭である点からも、信用ならない馬が準備万端とまではいかなくても、走れる状況にあることが重要で、その人気が実績に見合っていれば、基本的には崩れないのだろう。

問題は、ここ1年全てのレースを卒なく走り続けてきたキタサンブラックの調子の方だろう。
過去10年で人気に応えられなかった8頭の敗者の内、当該年にGⅠを勝っていなかったのは、
08メイショウサムソン
09ディープスカイ
11ブエナビスタ
13ジェンティルドンナ
16ドゥラメンテ
という、明らかに実績を買われた馬なのだが、あとの3例は、
07ウオッカ
10ブエナビスタ
15ゴールドシップ
と、消耗し過ぎてしまったわけでもない馬が、その時に最悪の条件に巻き込まれて、力を出せなかったケースもある。

裏路線から順調に使われている馬は、フレッシュさだけで実績では遠く及ばない本命馬を何度となく食ってきた歴史がある以上、目ぼしい対抗馬が見
当たらない今年は、2番手以下の人気の根拠が重要になりそうだ。
少頭数になることが決まっている以上、上手に走れる馬の死角は少ないだろうから、小回り適性に問題がない限り、中距離型の馬を軽視する手はない。

 

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