血統予想・コラム

JUST競馬予想ブログ

マイルチャンピオンシップ -予想-

読了までの目安時間:約 5分

 


◎アルアイン

○ステルヴィオ

▲ジャンダルム

注ロジクライ

△モズアスコット、アエロリット、エアスピネル、ペルシアンナイト

昨年の皐月賞馬であり、ダービー馬なら目指す秋の天皇賞では、前哨戦の時点からがっつりとやりあい、連敗しながらもしっかりとした内容の結果を残したアルアインが、ちょっと妙味ありの状況にある。

今更ながら、北村友一騎手から川田騎手にスイッチする形でベストの選択とは言えないところで、実は、京都でどれだけやれるか、という勝負がこれまで多かったようであまり目一杯戦えるレースもなかった気がする。

新馬が内回りのマイル戦。ムーアで快勝した。

その次は不利のあったシンザン記念。重馬場も堪えた。

そのまた次があの菊花賞。掛かるとかどうとかそれ以前の消耗戦。

なのに、また明け緒戦の京都記念も極めてタフな重馬場。

【1102】

外回り全敗という実績は、クラシックホースとはいえ、あまりにざっくりとした評価である。

むしろ、これまで蓄えてきた中山、阪神での実績が、本当は得意なはずの京都で爆発するのではないか。

ふとそう感じたのが、好位からややモタモタして外に出したダービーなど、オールカマーや天皇賞といった、レイデオロが輝いた場面でのアルアインを振り返った時だ。

血統的には、ディープインパクトとその姉のレディブロンドという繋がりが互いにあり、棲み分けをしたら仲間になることはある。

ただし、皐月賞で先着した後は、自身が勝つということはなかった。

が、京都記念はちょっと違う。

秋のレイデオロではなかったにしても、最後はレイデオロを呑み込んで、道悪巧者のクリンチャーにかなり迫ったのだ。

ディープインパクトのこの中でも、母系がアメリカンなダート血統の組み合わせで、自身は芝馬としては大型の500kg超。

明らかに中距離までの馬で、2000以上で詰めが甘くなるのは、適性がより顕在化する4歳秋であれば、成長力で上回るレイデオロに長いところで挑むこと自体厳しいのだ。

充実期のマイラーなら、スペシャルではない中長距離馬くらい負かしてしまうものだが、苦しい経験をして一皮むけたダービー馬は、さすがの底力を見せている。

だから、京都記念の結果は、今のアルアインにはとてもプラスであり、彼も香港で厳しい戦いを経て、今まで以上に積極的な競馬で底力勝負歓迎のクラシックホースになろうとしている。

そういう自身の現状に対し、レーヌミノルやアエロリット、それらをつつけば自分の展開を作れるロジクライが出てきた。

主戦級の騎手が乗れば、引き出しの中からベストの選択をするはずだが、これらが皆乗り替わり。

自分がマークされるのは中団なら望むところでも、追われる立場という先行のスタイルは確実に差してくる馬に適任のムーア騎手には、特別の素晴らしいパートナーとはならないのではないだろうか。

引いたらそれは不利であり、行ったらモレイラの作った最高のリズムを崩すことになる。

案外、動くタイプとそうではないタイプで、アエロリットは豊かなスピードの引き出し方に難儀な面があり、また、勝った後の詰めたローテは初めてという死角も重なる。

じっくり仕掛けることはなくても、彼らの存在によって上がり勝負ではなくなることは、少しは走りやすくなるCコースでは、スピードの引き出し方に自在性のあるアルアインのような総合力型のマイラーにぴったりであろう。

京都の加速装置たるあの坂は、ロードクエストにはプラスだった。

似たようなステルヴィオは、追い負けないことを身上とする欧州トップ騎手にはぴったりの差し馬。

こちらも実はマイラーのジャンダルム等、目先を変えてきた本質マイラーを軸に、ハイレベルな決着を富士Sに続いて期待する。

妙味は惜敗の多い馬。昨年以上に混戦になる気もする。ゆったりローテのエアスピネルが、マイルの持ち時計を今年更新した点は、本来力差のないモズアスコット辺りと、オッズ面でのおいしさが間違いなく生まれるはずだ。

 

レース予想

東京スポーツ杯2歳S -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 


まさにクラシックの登竜門。それも16頭立てとは珍しい。

15頭以上になるのは5年振りだ。久々に東京に有力馬が集中したのは、

・秋デビューのディープの良血馬が多かった

・夏以降のマイル以上の重賞に、牡馬のクラシック級がほぼ皆無

・夏が暑すぎた

などの理由が考えられる。

一応、

◎ホウオウサーベル
○ナイママ
▲ヴェロックス
注ルヴォルグ
△カテドラル、ヴァンドギャルド、ニシノデイジー

と印を打ったものの、武、モレイラ両騎手が乗るディープ産駒も当然有力。

気になる存在として、先週久々にトップレベルの舞台で躍動したハーツクライの産駒・ホウオウサーベルの新潟での弾け方、その代表産駒たるジャスタウェイの仔・ヴェロックスもまた小倉で素晴らしいデビューを果たしたことからも、スワーヴリチャードが走る前からこの流れは出来上がっていたとも見ることができ、トニービン大爆発の注意報が出ているのではと、ちょっと勘繰っている。

ホウオウ、ヴェロックスには共通項が多く、父の名を挙げなくても、ドイツ血統のズルムー、モンズーンなどがあてはまるバーラムの直系が入っているのに加え、薄いノーザンダンサー系のクロスまで同じ。

それと似ていない北の刺客・ナイママが、ハイペースを既に経験している強みを活かし、カテドラル辺りに自由な競馬を許さなければ、彼もまた主役級。

父ダノンバラードは自身はともかく、シュヴァルグランや姉のヴィルシーナがそうであるように、ダノンシャンティなども東京で輝いたバラード系。

ジャングルポケットを祖父に持ち、完成期に入るまでは1800Mを得意にしていたのは、同じトニービンの血を持っている前記2有力馬とも背景は似ている。

タフな流れの経験があるので、混戦になっても、自分が先に抜け出す形になっても、出来が落ちなければかなり走るはずだ。

 

レース予想

朝日杯FS展望

読了までの目安時間:約 3分

 


さて、ルメールさんの香港遠征との兼ね合いで…。

そんなことは前にもあったようななかったような。

今年はミスエルテの参戦時よりも、もしかするともっと牡馬陣が手薄になる可能性がある。

グランアレグリアが出てくれば、人気になること間違いなし。

中距離型は充実の模様も、京王杯勝ちのファンタジストには距離不安があり、デイリー杯快勝のアドマイヤマーズも、ここまでは相手にあまり歯ごたえがなかったという雰囲気があり、絶対的なライバルとは言い難い。

そのためか、例年はもっと盛り上がるはずの秘密兵器的な存在がこれまでは、なかなか見つけづらい状況となっている。

ニシノデイジーが血統背景から、まずは東スポ杯を使って、二者択一が可能な現状から、相手次第ではこちらを使ってくる可能性もある。

札幌で激闘を演じたナイママも西山牧場由来という点で共通。

これらが人気にならない公算が大きいから、使ってくればなかなかよく働いてくれそうな雰囲気はある。

しかし、最近の札幌の後半の開催は、雨が降ったりした影響のつけがまわって、かなり洋芝らしい馬場状態になる。

昔の阪神ならば、むしろ、素晴らしい予行演習になるところなのだが、1分33秒台も当たり前のチャンピオン競走である。

東京、京都で遅ればせながら登場してきた才能のピックアップも怠ってはならない。

オープン戦がほとんど牝馬の勝利となっている中、萩S快勝のサートゥルナーリアが、何とか角居調教師の復帰が見えてきた状況で、積極的回避の目が出てきた。

となると、急に強くなった馬が最近の勝者のトレンドであることから、2戦目一変の馬を見つけ出したいところだが、4回東京、京都は未勝利クラスにその手の馬が少なかった。

しっかり次も使ってくることを条件で、

ラストヌードル<オルフェーヴル>

ルヴォルグ<ディープインパクト>

ただ、中距離志向が強いので、相手関係も気にしてという参戦となるだろう。

ケイデンスコールは大して強くないだろうと思っていると痛い目に遭いそうだし、穴狙いをしたところで、少頭数ともなれば、俄然グランアレグリア有利の展開だろう。

5回東京、京都のあと2週が重要となってくる。

 

レース予想