血統予想・コラム

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菊花賞展望

読了までの目安時間:約 3分

 

神戸新聞杯組が2頭以上絡んだのは、2400Mになってからだと、

’08、’10、’11、’12、’13、’14、’15、’16

といった具合。更にワンツーに絞ると、

’08 ③→①⑫→②

’10 ③→①①→②

’11 そのまま

’13 ①→①③→②

’14 ③→①②→②

 

’12、’15、’16は、前走勝ち馬が人気になって、①、③、①で、④→③、②→②、⑤→③だった。

ちなみに、別路線組の残り1頭も、12年はダービーでゴールドシップに先着したフェノーメノの2着スカイディグニティで、あとは春天勝ちのキタサンブラックとレインボーラインだから、普通は堅いという見方ができる。

ダービー組が神戸新聞杯の上位に来るのは当然だが、今年のように、最初からこちらに向かうつもりのない馬も、今は多い。
 

神戸新聞杯に出る以上は、2400戦になったのだから、結果は必然的に求められる。

しかし、それが求められたとして、別の方向に行ってしまう馬がトライアルで上位を争う場合は、出来る限りそれについていけた馬に、必然的なチャンスが生じる。

 
エポカドーロにどう挑んでいくかも含め、セントライト記念から見えてきたものが、ジェネラーレウーノが秘める遅さの強み。

何度走っても、この高速決着時代に対応するだけのスキルを未だ、今一つ見せられていない重賞馬が、またしても、さして速くもないタイムでGⅡを制した。

菊花賞はどんなにタイムが速くなったところで、極端なスピードもキレ味も、中距離戦で求められるものとは違うものが求められるので、それまでの持ち時計は重要ではない。

 
メイショウテッコンやサンリヴァルは、本質的な適性で前記2頭と被り、これまでと作戦を変えることはないだろう。

となると、神戸新聞杯でキレの進境が見られたエポカドーロと出会えたのなら、それは高確率での二冠達成の予行演習だったと言える。

自分より前にいる馬を自ら潰す力では、結局、エポカドーロが一番なのだから、違う武器が備わったかどうかが重要になるわけだ。

陣営の思っている以上に、エポカドーロは自在性のある中距離型のように思う。

 

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神戸新聞杯勝者の歴史

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外回りの2400M戦になってから、2200M以下のGⅠで連対した勝ち馬は、

ドリームジャーニー

オルフェーヴル

ゴールドシップ

奇しくも、春秋グランプリで鬼のように強かったステイゴールド産駒のスリートップなので、これはあまり参考にならないか。

 
ここを勝って菊花賞連対というのは、

ローズキングダム

オルフェーヴル=三冠馬

ゴールドシップ=二冠馬

エピファネイア

サトノダイヤモンド

ほぼほぼ、ダービー2着馬の3戦連続好走の構図が見えていた状況で、いずれも菊花賞は断然の支持を集めていた。

 
ただ、春の天皇賞と有馬記念両方で連対しているのは、ゴールドシップのみ。

好走こそすれど、真のステイヤーが減ったという証左が、こういう傾向として現れているとも言える。

ここは菊花賞トライアルであって、長距離GⅠの能力指標を見極めるレースとしては、あまり機能していないのだ。

 
ちなみに、有馬記念も天皇賞に関しては、最近ではJC好走馬の活躍は見られるが、連対馬の多くは、秋の天皇賞2着馬やセントライト記念優勝馬だったりする。

本質的なレースレベルは、2400Mより短い距離の方が高いのである。

 
だから、長い距離に逃げようとすると、進むも地獄戻るも地獄、となってゆく。

菊花賞優勝後に活躍する馬が少ないのは、距離適性で制したわけではないから。

神戸新聞杯連対-菊花賞1番人気の馬は、数多存在するのに関わらず、上位以外の馬で活躍したのは両方勝てずに、翌春にマイラーズCを制するリーチザクラウンくらいなもの。

トライアルがトライアルとしてしか機能しなくなったことで、その後の身の振り方が難しくなってしまっているのは、火を見るよりも明らかだ。

 
今年、3歳王道路線を進んだ2頭が登場。

共同通信杯も今や、トライアル回避・直行ローテの王道と考えた場合、クラシック皆勤賞にして、菊花賞好走<大半が2戦で連対>という枠にピタリとはまるから、菊へ向かうだろうエポカドーロが神戸新聞杯を勝ってしまえば、後の活躍場所は違っても、長距離戦である菊花賞での連対はほぼ約束されている。

それができなかった場合…。本当の挑戦はここから始まる。

 

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牝馬のための試練

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ローズSでベストパフォーマンスの型が決まる

差すなら差す。逃げるならちゃんと先行する。

アドマイヤグルーヴが中団から差し切る形を実践し、休み明けでも逃げてそのまま押し切ったダイワスカーレットの例もそう。

本番のコース形態を考え、策を変えたような馬は、その後に成功することはほとんどない。

スイープトウショウは早仕掛けを反省し、ブラックエンブレムは元の先行策をペースに合わせて若干のアレンジをした、というような成功パターンがあっても、限りなく、ここの時点での戦法は、その馬の脚質とイコールとなる。

今は、牝馬にはタフな阪神外回り。自分のスタイルがなければ、GⅠなど臨めない。

今年の場合、先行して勝ったカンタービレと差して完敗のサトノワルキューレが、展開次第で面白い以外、大いに見どころのある競馬にならなかった。

 
オールカマーはキャラ確定の舞台

ヒシアマゾンやメジロドーベルが好き勝手にやっていた時代を経て、近年再び、牝馬が活躍する舞台になった。

1年前の秋華賞の順番通り決まったショウナンパンドラ-ヌーヴォレコルトの決着を挙げるまでもなく、休み明けラキシスの調整過程での2着や、東京巧者の印象ばかりが先行していたルージュバックのイン強襲の勝利など、普段の力を発揮するのには若干合わない舞台だからこそ、本質的なものが見えてくることは多い。

後に中山で活躍していない点でも、興味深い傾向と言える。

 
スプリンターズSに牡牝の壁はあるのか

短距離GⅠということもあり、GⅠ昇格後の平成期で8勝が牝馬というのは、他にはない傾向。

うち、GⅠ連対実績のない馬が勝利したのは、夏の重賞を連勝してきたスリープレスナイトとカレンチャンだけ。

一流馬の出現率を考えたら、香港馬も多く出走する舞台でもあり、実力のある牝馬には有利。

むしろ、変に人気になった牡馬は気を付けて押さえないと、きっと痛い目に遭いますよ、という見立てもできなくはない。

GⅠ実績を補うだけの上昇度を見せていない牝馬は、無理に追いかけない方がよい。

 

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