血統予想・コラム

JUST競馬予想ブログ

函館スプリントS -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 

さて、大分不安な天気予報が出ているが、無事に開催されるだろうか。

どの道、ここ最近見られた高速馬場にはならない。

◎ダノンスマッシュ
○アスターペガサス
▲リナーテ
注ライトオンキュー
△シュウジ、タワーオブロンドン

怖い馬は隠れ洋芝巧者というより、ローテ無視で得意の北海道で<札幌メイン>一変の可能性を秘めるペイシャフェリシタやタマモブリリアンとなるわけだが、中央場所でも結果を残している北海道デビュー組が今年は多い。

おまけに、その点に死角のあったダノンスマッシュが昨夏、函館で準オープン勝ちをして、札幌のキーンランドCで稍重の2着。

以降は、高松宮記念で本命になるほどの活躍ぶりだから、GⅠで2度すでに経験済みの57も不安なく、問題は天候ということになってくる。

一応、17年秋華賞直前のもみじS圧勝と前出の実績も合わせ、むしろ、馬場悪化で買いの本命馬であるが、最近の降り方は、馬場適性を超えたようなところで決着するファクターともなり得るので、あまり強調材料とはならないかもしれない。

あえて、そういう面を強調したいなら、血統面の解析の方が重要か。

若いうちは道悪を嫌ったロードカナロアは、香港スプリントで歴史的連覇を決めた超名馬。

スプリンターズSと2秒ほど遅いタイムでも、香港の方がよっぽど強かった。

ただ、母にロベルトの4×3が入り、父以上にマイル以上への適性を秘めたダノンスマッシュの中には、アメリカ産ナスルーラの傑作・ナシュアの血がたくさん入っている。

スワップとのマッチレースを圧勝したこの天才は、ボールドルーラーや芝向き欧州型のように直系を発展させられなかった一方で、ミスタープロスペクターとロベルトの母父として、未だにその存在感を発揮している。

ダノンスマッシュの代では、6×(7×6×6)ながら、祖母と母にそのクロスをかけ続けたからこその、直系ミスプロに入ったナシュアの継続クロスなのだ。

この配合。

祖父キングカメハメハなどから独走する力を受け継いだのなら、今回は圧勝する舞台になる。

 

レース予想

牡馬クラシック春総括

読了までの目安時間:約 3分

 

皐月賞は前評判通りの適性上位の2頭に、クラシック路線とは切っても切り離せない共同通信杯トップツーによる、4頭の競馬に発展。

ただ、内ラチ沿いが荒れた状態で、タフさで雄大な馬格と持続力を活かした競馬に持ち込めたら有利だったサートゥルナーリアとヴェロックスの死闘に。

結果は外から自在の競馬で伸びた2歳王者に凱歌は上がったが、このレースの接触が、以降の競馬を変質させていったことは間違いない。

そういえば、ここにレーン騎手はいないのである。

マイルCの焦点は、消耗度合いと順調度合いのバランス。

グランアレグリアに有利なようで、アドマイヤマーズには彼女に土をつけただけではなく、勝てないまでも善戦のアドヴァンテージがあった。

結果的に、グランアレグリアと別路線組のダノンチェイサーのごちゃごちゃが正式な2歳王者に有利に働いたわけだが、もっと言えば、サートゥルナーリアに乗れなくなったミルコの怨念、生き霊のようなものがルメールに取り憑いたのだと、これで納得できると思うわけで…。

情念渦巻くのはグランプリ競走に限ったことではない。

因縁は巡り、ミルコが春の仕事を終えたようなオークス勝利を経て、ダービーで意地を見せる意味合いが薄れた。

それでも、サートゥルナーリアはもう現状キープが至上命題となったことが、伏兵の台頭を許した面はある。

戸崎で新馬を制し、川田では皐月賞に行けなかった浜中のロジャーバローズ…。

レコードの価値がもはや、全く形骸化している中で、2:22.6の価値は、そんな状況でも幸運を勝ち取った浜中騎手と、ちゃっかり春二冠の角居調教師の情熱に、何かを見出すしかない。

タニノハローモアやクライムカイザーのような存在が登場したかと思えば、3強で決まったロングエースの72年とアドマイヤベガの99年はレコード&武という、芯を捉えたようであやふやなコネクションが、どれもやんわり繋がりを持つ。

令和の競馬は、昭和の時代の再復習の舞台となっていくのだろうか。

ハローモアとクライムは、ダービー以降も堅実に走ったが、レコード勝ちの2頭は…。

 

コラム

外国人騎手について

読了までの目安時間:約 4分

 

ここ1年の日本人以外の国内GⅠ優勝騎手とその他の主なトップジョッキーを列挙しておく。

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国内所属

・ルメール

皐月賞/天皇賞(春)

ドバイターフ/かしわ記念

・デムーロ<ミルコ>

NHKマイルC/優駿牝馬

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英愛

ムーア

・ビュイック

<18マイルCS>

マーフィー

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その他欧州

・デムーロ<クリスチャン>

<18阪神JF>

シュタルケ

ボウマン

・レーン

ヴィクトリアM

オリビエ・ペリエが長期的にかつ、継続的な欧州オフシーズンにおける参戦を続けてから、もう20年以上が経ち、全体的なオーストラリア競馬のレベルアップも同時進行し、そちらのオフシーズンが日本の春のビッグタイトル戦とリンクするから、必然的に、レーン騎手がクローズアップされることになった。

秋になると、オリビエは自身の技術の研鑽も兼ねて、毎年やってきた。

契約の関係で彼が来なくなると、ルメールが目立つようになり、そのうちにスミヨンもムーアも当然のように顔を出すようになった。

全ては、ミスターペリエの功績。

フェブラリーSまで乗って、芝シーズン開始に備えて帰る。みんな同じである。

ただ、一番目立ってきたのはデットーリ。

JCに3度勝つ騎手は、日本にもいない。

適性を見極めてきた馬ばかりだが、全て、背景の違う陣営の馬だった。

早々にこの域に達することは不可能だろう。

そんな彼と比較になるのは、今はムーアではなくマーフィーだろう。

開催が中山から東京に替わった瞬間、本来の自分のリズムを取り戻したかのように、ゆったりと構えることができていた。

5月から出稼ぎにいらしたレーン君も、流石に、若手のイケイケドンドンは、多頭数の日本のチャンピオンレースではそうは通用しなかった。

ペリエ騎手もデットーリ騎手も、若い時から実績を重ねていたが、日本でGⅠを勝った前後に、本当の実力を身につけた経緯がある。

本格化はその後。

初めての国外でのGⅠの経験。

ましてや、ダービー断然人気の馬に乗ったという経験値は、何にも代えがたい。

その点、ミルコもクリストフも実績は断然でも、そういう異次元の実績を残すほどの無双感はない。

ビジネスライクの移籍。

地元勢の意識次第でいくらでも、自分の立場を変えられる。

 

コラム