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マイルの血縁【ディープインパクトの牝馬】1月のマイル3重賞すべて制す

読了までの目安時間:約 3分

 

1月のマイル3重賞には、何とも奇遇という感じの共通点が多い結果が並んだ。

もう少し違う性質が現れてもおかしくない、キャラクターがまるで異なる3戦は全て、ディープインパクトの牝馬が制し、1番人気馬が見事に飛んだ。

 

京都

京都金杯 18頭・良

①ディープインパクト×アグネスデジタル<牝5>

②ロードカナロア×サンデーサイレンス<牡5>

③ダイワメジャー×サクラローレル<牡6>

*1人⑰ハーツクライ×ロックオブジブラルタル<牡4>

 

シンザン記念 10頭・良

①ディープインパクト×カナディアンフロンティア<牝>

②ストロングリターン×マンハッタンカフェ<牡>

③シンボリクリスエス×ジャングルポケット<牡>

*1人⑦ジャスタウェイ×グリーンチューン<牝>

 

中山

フェアリーS 16頭・牝・良

①ディープインパクト×ディストーティドヒューマー

②ハーツクライ×ストリートクライ

③ハーツクライ×オルペン

*1人⑥キングカメハメハ×ラーイ

 

勝ち馬はいずれも、ディープ×ミスプロ系で母系には必ずボールドルーラーとノーザンダンサーが入っていた。

アグネスデジタルとディストーティドヒューマーは母父がダンチヒかその直系で共通。

いずれもハイペースではなく、ミドルラップからスローで展開し、総合力の勝負になったことも同じ。

 

きっと、問題は人気になったメンバーの特性だろうか。

ディープは基本線としては芝のトップホースを出す系統だが、近年は、牧場の方針もあって南北アメリカで育ったパワー型をよく配される。

勝ち馬はその中から生まれた良血馬。

 

一方、人気になったのは芝向きの欧州向きの配合が目立つ組み合わせで、ルーツはヨーロッパでなくても、ダートはこなせない馬が多い。

無論、個体差はあるものの、勝ち馬は北米血統を南米で再生するような過程のワンピースに組み込まれた方式に倣った成功パターンであり、元より、日本ではハズレも多く出す欧州向きの血統の馬とは、本質的なスピードの差があったように思う。

時計が遅い場面で芝向き血統がマイルの重賞を勝てないということは、本質的な適性の方に問題があった可能性を疑うべきだろう。

 

コラム

ワグネリアン復活の可能性も? ~「ボーダーライン上の名馬たち」

読了までの目安時間:約 3分

 

色々あって、勝てた馬と勝てなかった馬、もう引退してしまった馬が登場した日本のトップホースたちにあれこれを、勝手に思いやる今日この頃。

あれは良かったのか悪かったのか。プラスの面が凶と出ているその後の彼らについて、ちょっとだけ考察してみた。

いい加減何とかしないといけない5歳トップホース

ルヴァンスレーヴ

ワグネリアン

共に、2歳時は無敗で、春緒戦の中山でライバルにねじ伏せられた。

そして、東京で再び輝きを取り戻し、古馬になるとまるで順調に使えなくなる…。

2019シーズンは、

【0000】

【0022】

ワグネリアンだって、秋天以外は大して負けていないわけだから、船橋で復帰予定のルヴァンスレーヴだって、元に戻る可能性は大いにある。

しかし、それは高望みなのだろうか、と心のどこかに否定するイメージもまたある。

ツキを味方にして燃え尽きた6歳の才能

スワーヴリチャード

トリオンフ

速すぎるところがあるのか、決め手があまりない印象なのに、勝てないところでも一生懸命に頑張る姿が、奇跡の復活に繋がったわけなのだが…。

あの一戦でもし頑張らなければ…。

互いに、東京か小倉にツボがあった馬。残念な末路だが、それはそれで幸せな競走生活だったのかもしれない。

3歳有馬組

サートゥルナーリア

ヴェロックス

ワールドプレミア

爆発的な瞬発力を秘めるサートゥルナーリアとずっと未完成のワールドプレミアは、共に、勝負のポイントを直線に凝縮させることで、豪華メンバーの有馬好走に繋げた。

が、大敗のヴェロックスと合わせて、本当に古馬の一線級と互角にやれたかと言われれば、サートゥルナーリアの秋天の惨敗、ダノンキングリーの秋2戦のコントラストくっきりの戦績も含め、大いに怪しい面はある。

牝馬の方がやっぱり強い世代なのだろう。

オークスの上位3頭に、GⅠで奮わなかったのに中山マイルではやたらと強いあの娘とか。

残念ながら、自力で何とかなりそうなこの世代の牡馬は限られそうだ。

 

コラム

春の10F重賞見どころ~ディープインパクト記念、大阪杯、皐月賞、フローラSほか

読了までの目安時間:約 3分

 

2月にはないが、10F重賞の重要度は、日本調教馬の国外GⅠにおけるパフォーマンスを見ても、極めて高いレベルにある。

ざっくり、見どころを記す。

 

3月

 

ディープインパクト記念

セントライト記念よりもきっと盛り上がる、新生弥生賞。

常識的には、2000Mのオープン経験馬と重賞実績馬の対決になるが、ワーケアとオーソリティは誰が出てきても好勝負であろう。

 

金鯱賞

今後とも、古馬最高クラスのGⅡのスタンスは不変になる。

最近の好走馬では、スワーヴリチャードとリスグラシューが、後に大活躍した。超大物が潜んでいる。

 

4月

 

大阪杯

・全ての始まりであり、現状の力がほとんど見えてしまう、秋天以上に実力が判然とするGⅠ

・GⅡ時代でさえ、余力の程度が後の活躍を左右した

→4歳秋になって青天井の成長力を見せたキタサンブラックを除き、ここがラストチャンスになる馬の方が若干有利か。

 

皐月賞

・コントレイルに誰が敵うのか、しっかりと逆算して挑戦してきた馬の選別は肝要

・コントレイルが自由に走れる状況を、誰が阻み、誰が漁夫の利を得るのか

・コントレイルはちゃんと出てくるのか

→古馬GⅠでも通用の馬が多い年は、共同通信杯以降に使っている馬が圧倒的に有利で、コントレイルが例外になり得るかが焦点。

 

フローラS

肝心なオークストライアルの役目より、秋以降の充実に展望を求める未来のスター探しの特性がある一戦。

スピード型がまるで通用しない一方、時計勝負になりやすくなって、フレッシュなグループのみ、本番での残り目がある。

 

5月

 

新潟大賞典

時折、メールドグラースみたいな馬も出てくるが、宝塚記念レコード勝ちのアーネストリーは力を出し切れずに4着。

元より平坦巧者と隠れ左回り平坦巧者のぶつかり合いとなるが、ローカル向きには直線が長すぎるため、ならば、中山や特に阪神で勝ってきた馬というと、メールドグラースはそのパターンなので、これは妙味ありだろう。

 

6月

鳴尾記念

完全にローカル重賞のカテゴリーに入り、同時期のマーメイドSやエプソムCは出世レースの側面も併せ持つのに、そういった気配が全くない。

本番期待馬は厚めに買わない方がいい。

 

コラム

オーロアドーネの「ヘイルトゥリーズン過多?」血統解説

読了までの目安時間:約 3分

 

2020/02/02 日曜 東京 芝1600新馬

 

今週から東京競馬が始まり、渋残りのことで余計にバイアス傾向を加味した組み立てが必要ないことが、単純な前残り競馬の連続で証明された初日を経て、日曜は朝からダートも良に回復。

 

万全の東京という状況が整った中、新馬6鞍の番組で最後の発走となった東京芝のマイル戦は、またしても早め抜け出しのエピファネイア産駒が人気に応えた。

 

さすがに、スカイグルーヴほどの大物感まではないが、勝ったオーロアドーネは大きすぎない男馬で、競馬も上手そう、という好印象が先行する内容で、今年もやってきた最終週のマーフィー祭りを大いに盛り上げた。

 

ただ、母の名がサラファン。

 

JC2着のアメリカの騸馬も同じ名前ではないかと突っ込みつつ、母似の競馬で惜しい2着のイルミナルにも目をやりながら、彼の血統を見ていると何だか余計な血の多さに、ダメ押しの突っ込みがしたくなった。

 

そもそも、ヘイルトゥリーズン系同士の配合である上に、サンデーサイレンスとの距離を巧みに測ったサンデー直仔種牡馬が母父に組み込まれた時点で、ヘイルトゥリーズン過多なわけだが、加えて、父母シーザリオと母母ティリオブストラッフォードにノーザンダンサーとその母ナタルマが複数ある上に、牝系はナタルマの直系。

 

ヘイローの叔母はナタルマだから、祖母アルマームードだらけの血統図である。

 

これがいいか悪いかは別にして、彼を生み出したのが春天馬クシロキングを送り込んだ上山牧場であり、クシロキングはフェアウェイの血を3本持ち、その全兄ファロスとの巧みな継続的な全兄弟クロスを施し、成功させた例がある点は留意すべきだろう。

 

線が細いディープとキングマンボ系の組み合わせの牝馬がほとんど同着の2、3着に入ったが、微差でも、スケール感はロードカナロア×クルミナルのイルミナルの方が上か。

 

体ができていないのでダッシュ力もないのは、同時期デビューからオークスまで5戦で引退の母と似ている。

馬格は全く違うが、夢の続きを追いかけてもよさそうだ。

 

レース回顧

JC褒賞金制度改正 ~ 漏れなく10万ドル?格下の重賞馬は呼べるようになるだけの話

読了までの目安時間:約 2分

 

昨年のジャパンCにおける史上初となる外国馬の不出走問題を解消すべく、ちょこちょこ大して意味もなさそうなニンジン作戦を企図していたJRAが、またしてもちょっとした施策を講じるようだ。

 

①外国調教馬の褒賞金額<ボーナス>の見直し

指定外国競走の優勝馬<主に凱旋門賞等の芝GⅠの勝ち馬>に対する交付額について、

JC優勝 200万ドル→300万ドル<現レートで1億円強増額>

同レース② 40万ドル→120万ドル

〃 ③ 25万ドル→75万ドル

〃 ④以下 10万ドル→20万ドル

と、大幅に増額する。

 

②褒賞金交付対象外の外国調教馬には、漏れなく10万ドルの交付

 

③指定外国競走の追加

タンクレッドS<豪・ローズヒル/芝2400M>

マンハッタンS<米・ベルモントパーク/芝10F>

 

④指定外国競走の削除

ドバイワールドC<UAE・メイダン/ダ2000M>

ブリーダーズCクラシック<米・持ち回り制/ダ10F>

 

オイルマネーを提供する側である日本において、ニンジンの品種改良をするくらいなら、寝藁と馬房の質を上げた方がまだ金をかける価値がある上に、日本の芝そのものが嫌われているから、恐らく、格下の重賞馬は呼べるようになるだけの話。

それでもお越しのお馬さんにおもてなしすることは、長期的には意味があるのかもしれないが、その展望が主催者にあるとも思えない。

何なら、秋の関東ローカル開催を少々調整して、福島か新潟の競馬場を開放するくらいの度量があれば、検疫の問題も多少は軽減するように思うのだが。

ムダ金とならないよう祈るのも野暮だろう。

 

ニュース

シルクロードS 2020【回顧】大外強襲もOKなトラックバイアスが生んだ豪快決着

読了までの目安時間:約 3分

 

想像されていたような差し競馬になり、残り200を切ってからは、完全に外を見た方が待ち望んだ答えがよく見える展開となった。

前走で驚きの決め手を発揮した上り馬の4歳馬エイティーンガールとナランフレグは、申し合わせたような直線一気で、きっちりと力を示した。

 

決して大外強襲も無理ではないトラックバイアスの状態だから、豪快さではかつてのティーハーフとも双璧に思えるナランフレグと丸田騎手は、いい競馬だったろう。

 

それより枠も内で、真ん中に進路をとったエイティーンガールも、オープンクラスでほとんど初めてという競馬であるから、四位騎手の決め打ちも見事にハマったという感じ。

 

この2頭の今後は、道悪とか荒れ馬場とかそういう場面だけの好走機会とはならないはずだ。

 

荒れ馬場で期待のベテランは、ことごとく惨敗である。

若い馬だけに、未来は明るい。

 

しかし、同期のアウィルアウェイはかつてのクラシック候補。

役者が違った上に、展開もピタリ。

若い時にデムーロ騎手が仕込んだ決め手を、ようやく発揮できるようになった。

 

ヨハネスブルグにゴールドアリュールというのがライバルとなった面々の父。

でも、こちらはかつてワールドクラスのワンダーホースになったジャスタウェイが父という血統背景が武器。

母系も高齢まで渋といリアルインパクトの一族だ。

 

川田騎手がなかなかGⅠで勝てずに、暮れになってから軌道に再度乗ってきたようで、今週で騎乗は一旦休止となるマーフィー騎手に代わって、来週にはリーディングになる状況。

 

4歳牝馬で55をこなしたから、実績では少し逆転されたディアンドルより、有意義な秋を経ることで、この結果に繋げられたという幸運も、しっかりと活かしていきたい。

 

モズスーパーフレアは見た目はタレているが、外が伸びる馬場だから、良の1分9秒台の決着で惨敗ではなかったのは素晴らしい。

藤沢勢の当面のライバルは、やはり彼女であろう。

 

レース回顧

根岸S 2020【回顧 】左回りで短距離であればと満を持していたか?モズアスコットが制す

読了までの目安時間:約 5分

 

無理にドリームキラリが先手を奪ったわけではない。

 

35.0-47.7で、1:22.7での決着。

 

コパノキッキングが直線での勝負に余力がなかったわけではない。

 

むしろ、余裕があるくらいだから、少し行きたがったのだろう。

 

それを考えると、時計の速い1400M戦で、コパノキッキングが得意とする良馬場のダート競馬における根幹重賞。

 

GⅠ馬でもあり、斤量の利点も全くないモズアスコットが豪快に差し切ったわけだ。

 

この距離における、そして、東京での力比べでは、総じて直線の残りの決め手のことなど考えなくてもいいダートの短距離型には死角の多い条件だった点も踏まえたところで、昨年のコパノキッキングよりも脚勢は上だったモズアスコットは、称賛されるべきだろう。

 

途轍もない才能の持ち主である。

 

知っている範囲の事と予測される才能発揮の可能性を合わせて判断していった結果、短距離であれば、しっかりとダートをこなせる素地があったモズアスコットは、苦しみ抜いた安田記念制覇後の過程を考えたら、実に胸がすくような内容の結果であった。

 

右回りでは未だにストライドをマックスに伸ばそうとする際にロスがあるから、マイルCSなど2年続けて用なしの結果。

 

それが左回りで、元来スピード自慢でならした条件戦時代のモズアスコットまで振り返ると、冴えわたる名伯楽の頭脳であれば、いとも簡単にこの結果まで見抜いたような、満を持しての根岸S参戦であったのだろう。

 

父は言わずと知れた欧州血統の完成形たる超個体・フランケル。

 

すでに父としても、日本で実績を残している。

 

フランケルには全くダート向きの可能性はないが、モズアスコット自身、大いに欧州型の可能性を秘める序盤の加速にムラがある中で、直線は渋とく加速できる重厚な走り方をするタイプなのだが、距離延長でも問題なかった父のような傑出した能力までは備わっていなかった。

 

そこで母系に目をやると、筆者も途中まで考え抜いて連下にしたのだが、高速アケダクトのマイルで1分33秒台の乗り切りGⅠを制したことのあるトゥオナーアンドサーヴというバーナルディーニ産駒の従兄弟がいるという強力なバックボーンがあるのだ。

 

彼も10Fまでギリギリこなしたプリークネス快勝馬である父とは違い、9Fに限界のラインがあったタイプ。

 

強引に左回り適性で1600のGⅠまで届いたモズアスコットは、安田記念を快時計で乗り切ったのだから、苦手に思われる右回りのスワンSで2年連続2着、それも特殊な差し切られ方で負けていると考えたら、この結果は予測できたことになる。

 

マーベラスクラウンを送り込んだミスワキと、左回りの砂巧者としてならしたサンライズバッカスを代表産駒とするヘネシーが母系に入ったモズアスコットは、どういう進路を選ぼうとも、この条件に可能性を求める流れにあったのかもしれない。

 

そういう馬ほど、距離延長がデリケートだったりするわけだが、良馬場で1分22秒台のタイム。

 

タフなモズアスコットと速いコパノキッキングが、フェブラリーSの有力馬になったことは事実である。

 

ミッキーワイルドだけ凡走だったが、格負けというより、冬には3歳時の芝の勝ち鞍しかない馬で、パッと見ても体調が素晴らしいとは映らなかったから、仕方ないか。

 

レース回顧

シルクロードS(2020)予想~エイティーンガール、名血たる証明は、名手との思い出と共に。

読了までの目安時間:約 3分

 

ダービー連覇達成1人目の武豊で準オープン快勝後、2人目の四位洋文で重賞初制覇に挑む。

 

ダンスパートナーやトゥザヴィクトリー、あのウオッカもそう。

 

彼らが乗った時に輝いていたイメージのある名牝の枚挙には暇がない。

 

彼女もそうなれるか。いや、それも最後になってしまうわけだが。

 

祖母のセンターライジングは、伊藤雄二厩舎の良血牝馬。

 

3歳春に、主戦騎手の四位騎手と共にオークストライアルの4歳牝特を圧勝した。

 

1200→1800のローテで2戦2勝の2歳夏から、桜花賞完敗後の東京初参戦での2000M戦快勝。

 

まるでその特性は奇異であるが、サワーオレンジ系の主流たるシャダイアイバーからエアジハードのラインでも、その末端で突如として勝ちだした安田記念親仔制覇のショウワモダンのような例もある。

 

オークス馬シャダイアイバーの初戦も1200戦。

 

時代が時代であり、そんなの当たり前だったわけだが、その全妹であるダイナオレンジの曾孫が全4勝1200Mの馬を出したことに、何の不思議もない。

 

スピードがあるからこそ、ストームキャット系×サンデー系の組み合わせでそれをより高めた中で、近年振るわない一族の中から突如として登場のエイティーンガールは、何の救世主なのか。

 

かつて、引退間際の松永幹夫騎手を最後の重賞勝利に誘ったようなところのあるブルーショットガンは、すっかり勢いを失っていた華麗なるミスマルミチ系の馬だった。最終Rはアマゾンウォリアー系のフィールドルージュで大団円。

 

名血たる証明は、名手との思い出と共に。

 

なんて、ちょっとだけでも感傷に浸る夢物語の目撃者になるチャンスを、四位騎手も我々も得た。

 

同じくストームキャットやミスプロの入ったライバルは強力だが、時計のかかる馬場が最後の後押しをしてくれそうな気がする。

こういう差し馬にこそ、四位洋文だ。

 

◎エイティーンガール

○レッドアンシェル

▲ディアンドル

注モズスーパーフレア

△アウィルアウェイ、カラクレナイ、ラブカンプー

 

レース予想

根岸S 2020 予想~コパノは生粋のパワー型、距離延長でこそハイレベルな時計勝負に適応可能

読了までの目安時間:約 7分

 

コパノキッキングには昨年と同じマーフィー騎手、主戦の北村友一騎手が乗れないミッキーワイルドは一度東京で乗って勝っているデムーロ騎手。

 

実績も持ち時計も、左回りに対する適性なども含めて、それらに乗じて左回り1400最強の可能性があるモズアスコットの満を持してのダート挑戦が成功したところで、2頭とも消えるゴールシーンというのは想像しがたい。

 

もしも、モズアスコットが若い頃のように先行していたなら、上手に走れるようになったコパノキッキングの気が向かず、久しく連勝していないという変なジンクスの通りにちょい負けすることもある。

 

ただ、1200Mが得意な馬というのは、距離延長でこそ、ハイレベルな時計での勝負に適応できるもの。

 

そういう馬は1200がベストではないという説もあるが、1400M未満の競馬で【8110】、1400M以上【1202】取り消しもあり、などという実績の持ち主であるコパノキッキングが、自分の競馬をする時は決まって、1200Mの良馬場という条件が付く以上は、トラックバイアス的な条件はほとんどないダート戦でも、雨の降り方、湿り度合いによって適性が大きく分かれるセオリーなども踏まえても、生粋のパワー型であることは明白。

 

力のある馬がその能力をフルに発揮した場面こそ、コパノキッキングには有利なのである。

 

何と重馬場での2戦は、直線で差されている。それが何故か1400M。

 

良馬場の1400Mとなること間違いなしの週末は、昨年ほどのタフな馬場の質ではないはずだが、今度は1200Mの持ち時計をジリジリ更新し、前年のカペラS走破時よりも、時計にして1つ近く、いくら主戦とはいえ、まだ減量特典のあった頃の藤田菜七子騎手で完勝であった。

 

菜七子が恋しい…、などと騸馬に思われてしまうとあまりに切なく感じるが、スワーヴリチャードの悪夢から解き放たれるには今回の勝利は必要絶対条件。

 

マーフィー騎手にとっても負けられない一戦。

 

大分ご機嫌な時期が長続きするようになった5歳馬のコパノキッキングが、今度は鞍上をリードし、その成長を菜七子騎手共々、若いけれども頼りになるマーフィー騎手に褒めてもらうためのレースにしなければならない。

 

3歳デビューの父スプリングアットラストは、明けて、初めての海外遠征となったメイダン・ゴドルフィンマイルを制した。

 

その前に西海岸への転厩も経ているが、デビューから1年経たずして、それが初の重賞制覇。

 

異色の戦歴を辿ったサンデー産駒として芝の快速馬を出したゴールドヘイローが母父というのも異例中の異例だが、デビュー戦から去勢されている状態で走って活躍したというのも、日本では極めて珍しい。

 

コパノキッキングが活躍することは、世界の様々な競馬人や種牡馬らの歴史を再確認するチャンスとなる。

 

誰にも似ないと端から決めていたようなところのあるコパノキッキングが、藤田菜七子騎手との切磋琢磨を経て、お互いを高め合った今、これほどまでにマーフィー騎手に相応しいパートナーはいない。

 

軽いレースにはしたくないだろう伏兵陣だろうが、前走大逃げのヨシオが賑やかしになったところで、そこに一縷の望みを託す面々にはいい迷惑。

 

でなければ、コパノキッキングが先行する。

 

残念ながら、軽いレースを自ら破壊する力を秘めた実力者が58などなんのその実績を持っている以上、彼か実力で互角、時計勝負歓迎のミッキーワイルドどちらかを推すレースになる。

 

果たして。筆者は強気に動かなくてもいいという武器を手に入れたキッキングの実力を買うが、面白い一戦にはなるはずだ。

 

◎コパノキッキング

○ミッキーワイルド

▲ダノンフェイス

注ワイドファラオ

△モズアスコット、テーオージーニアス、ワンダーリーデル

 

根岸Sの裏スジ

本番であるフェブラリーSと繋がるタイプと繋がらないタイプ。

次走フェブラリーSの根岸S組という見地で、

 

根岸Sで狙いたい
19①コパノキッキング→⑤
カペラS①→
ガーネットSも含めると、
11①セイクリムズン→⑭
①→
06①リミットレスビット→⑪
①→
17①カフジテイク→③
チャンピオン④→
このタイプは、
15②ワイドバッハ→⑥
⑥→
08①ワイルドワンダー→③
⑤→
14①ゴールスキー→⑩
<東1400①>→武蔵野④→
*カフジテイクと似たタイプ
13②ガンジス→⑩
東1400①→→→
また、3か月半以上の間隔で根岸Sを制した馬は本番で全て3着以下。
グロリアスノア、フェラーリピサ
今年こちらの傾向に当てはまるのは、
コパノキッキング、ミッキーワイルド、ワイドファラオ

 

本番でこそ
19②ユラノト→③
OP②<1:21.5・稍>→
18①ノンコノユメ→①<1:21.5・重>
チャンピオン⑨→
17②ベストウォーリア→②
JBCS②→
16①モーニン→①<1:22.0・重>
武蔵野S③→
12①シルクフォーチュン→②
南部杯③→→→
12③テスタマッタ→①
東京大賞典③→
07①ビッググラス→③
京都金杯⑭→
05①メイショウボーラー→①<ダート無敗、本番道悪>
ガーネットS①→
02②ノボトゥルー→③<前年覇者>
東京大賞典⑨→
01①ノボトゥルー→①
1600万①<1:09.9・良>→
今年の場合、
モズアスコット、ワンダーリーデル、ダノンフェイス、抽選組のジャスパープリンス
若くないのは死角だが。

 

短距離路線で活躍の勝ち馬
コパノキッキング<以降重賞2勝>
セイクリムズン<黒船賞3連覇等>
ミッキーワイルドのキャラが確定する一戦か。

 

レース予想

フェブラリーS(2020)予想 ~ 逃げなかった東海Sを経て、ある種の煙幕張りに成功したインティ

読了までの目安時間:約 3分

 

1か月前予想(2020/1/29)

4歳から強い馬が出てきそうにない状況で、今年のフェブラリーSは限られたメンバーによる混戦といった趣になってきた。

 

①クリソベリルの出否

常識に考えて、陣営の早合点で早々に行きますと高らかに表明したのが間違いだったというだけで、ドバイミーティングでの選考の傾向などを踏まえると、よほどの政治的な理由が絡まない限りは、フェブラリーSには登場しないだろう。

そもそも、東京で使ったことがない。

東京は東京でも、中央道の脇ではなく首都高の脇にある大井競馬場だけ。

現状、いないとして話を進めていくのが常道。

 

②インティ問題

逃げなかった東海Sを経て、ある種の煙幕張りに成功したところがあるから、ちょっと人気が集まりすぎても、若い時期のコパノリッキーくらい信用できる可能性がある。

時計の幅が東京では制約があったリッキーとは違うので、楽逃げで左回りの怪しい面を相殺させることはできるだろう。

中京の謎の高速馬場で復活して見せた。消耗しないで、前哨戦も使われたから、最大目標だろうフェブラリーS連覇の確率は急上昇している。

丸太ボディが戻ってきそうな京都での気配だったから、上がり目が十分に期待できる。

 

③速い馬に有利か否か

コパノキッキングが今後の展望を考え、今年もフェブラリーSに挑みそうな流れ。

根岸Sで余程の凡走がない限り、故障以外での欠員はない。

一方で、より層の厚いはずの中距離路線が現在少し手薄。

王道路線で連チャンがあるグループは、サウジC創設により、川崎記念との完全な棲み分けが可能になり、今までの傾向が活かされない可能性が出てきた。

だから、スプリント型が台頭できるか、と言われると怖さもあるわけだが。

 

道悪では圧倒的に東海S組が有利

少なくともここまでで3つ考えられる要素を総合すると、

ダート克服のモズアスコット

好タイム勝ちの5歳人気馬

という根岸S組の登場以外、中京、京都で戦ってきた馬の再戦ムードとなりそうだ。

あとは、今年やたらと多い道悪競馬になるのかどうかということ。

道悪だから負けるということは少ないが、道悪だから台頭した馬は、過去何頭も登場し、いずれも若い馬は躍動した。

道悪では、圧倒的に東海S組が有利だろう。

 

レース予想